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【第八章】ショートシナリオ集パート②
8-5【伝説の連携技】
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俺は杉の木に隠れながら様子を窺っていた。
隣の杉の木にはマジックトーチで輝くショートソードが突き刺さっている。
俺はその光から身を隠すように潜んでいた。
まだコカトリスの姿は確認できてないが、近くに居るはずだ。
ショートソードの光に釣られてこちらにやって来るだろう。
俺は異次元宝物庫からシルバーシールドを出して左腕に装着した。
今一度自分の装備を確認する。
手にしている武器はロングソード+2だ。
【ロングソード+2】
攻撃力が小向上する。攻撃速度が向上する。
左手にはシルバーシールド+2である。
【シルバーウルフシールド+2】
シルバーウルフ三体を一日一回召喚できる。防御率が向上する。
とにかくである。
相手は嘴で突っついただけで石化させてしまう恐怖の鶏野郎だ。
なので今回は防御を固めていきたい。
だから盾を使うのだ。
盾があれば一発ぐらいは石化が防げるだろう。
ちなみに着込んでいる防具はこちらですわん。
【レザーアーマー+2】
強度が向上する。耐冷気が向上する。
【プレートメイルの左腕+3】
耐火が向上する。魔法耐久が向上する。体術が向上する。
【ウィザードローブ+3】
耐火が向上する。耐冷気が向上する。魔法耐久が向上する。
【ディフェンスガントレット+2】
防御率が向上する。防御率が向上する。
【プレートブーツ+2】
走る速さが向上する。防御率が向上する。
【メイジネックレス+2】
魔法耐久が向上する。魔法抵抗率が向上する。
【パワーブレスレット+1】
腕力が向上する。
【ディフェンスリング+1】
防御率が向上する。
【レジストリング+1】
魔法抵抗率が向上する。
【ファイヤーボールリング+2】
ファイヤーボールが二回使える。
今回は黄金剣は封印かな。
戦力を全開で戦えば仕事は楽に終わるだろうけど俺個人の修行にならない。
ヤバそうなら使うけれどね。
あと、出来れば石化防御が備わった装備品が欲しがったが、無いものはしゃあないよね。
とにかくコカトリスの嘴には全力で気を付けないとならんだろう。
さて、コカトリスの野郎はどこから来ますかな。
俺が木の陰から除き見ると、数メートル先に大きな影が揺れていた。
「いたいた」
敵は一匹だけかな?
あの大きさならコカトリスだろう。
こちらに少しずつ迫ってやがる。
ショートソードの明かりに釣られているな。
そして俺が木の陰で待ち構えているとコカトリスが近寄って来た。
隣の木に刺さったショートソードをマジマジと見回している。
相当気になるらしい。
俺はコカトリスの背後の木に隠れて居る。
よし、もう間合いだ。
相手は完全に隙だらけである。
こちらに気が付いていない。
これなら間違いなく不意打ちは成功するだろう。
俺は自信を込めて斬りかかった。
バックスタブスキルLv4の見せ所である。
「そおぅらっ!!」
コカトリスに対して斜め後ろからの袈裟斬りがヒットする。
「不意打ち成功!」
『コケェッ!!!』
会心の一撃であった。
コカトリスの首がボトリと地面に落ちると体がバタリと倒れた。
「まずは一匹だ!」
しかし、右を見たら離れた場所に、三匹のコカトリスが立っていた。
むこうさんもこちらに気付いている。
「あちゃ~、見つかったか~……」
『『『コケェーーー!!!』』』
三匹が一斉に走り出した。
俺に向かって突進して来る。
どうやら仲間を殺されて怒っちゃったかな?
俺は盾を前に翳して守りの構えを築く。
「さあ、こいや!!」
すると三匹のコカトリスが一列に並んで、そのまま走って来るのだ。
後ろの二匹が前のコカトリスに隠れて見えない。
こ、これって……。
「伝説のジェットスクリームアタックですか!?」
『コケェーーー!!!』
「マジかよ!!」
俺が先頭のコカトリスに斬りかかると、一匹目が瞬時に右に躱す。
すると、その陰から二匹目のコカトリスが嘴で突いて来た。
俺がシールドで嘴を防ぐとカンっと金属音が林に響く。
だが、コカトリスたちの連携攻撃は止まらなかった。
更に三匹目のコカトリスが二匹目の頭を飛び越えて空中から降って来る。
「ヤバ!!」
俺は左に飛んで躱すと藪の中をバリバリと音を鳴らして転がった。
「いちち……」
草木の小枝が体のあちらこちらを引っ掻いた。
俺がそんな痛みを耐えながら立ち上がると、三匹のコカトリスは背を向けて走って行った。
そしてまた一列に並ぶとUターンして戻って来る。
「糞、舐めやがって!!」
『『『コケェーーー!!!』』』
二度も同じ手が通じるかよ!!
俺はロングソードを地面に刺すと右手を前に突き出し魔法を放つ。
「ライトニングボルト!!」
『ゴゲッ!!!!』
一匹目のコカトリスが俺の魔法で動きを緩めた。
モロに感電してやがるが死んではいない。
そして、貫通したライトニングボルトが二匹目三匹目と連続で貫いた。
だが、貫通したライトニングボルトは威力が落ちるらしい。
二匹目と三匹目は痛みを耐え忍んで駆けてくる。
「次は!!」
おそらく二匹目が一匹目の背を飛び越えて来るだろう。
地面からロングソードを抜いた俺は先を読んで飛んでいた。
一匹目を踏み台にジャンプする。
「そらっ!」
『コケコケコゲェ!!(俺を踏み台にしやがった!!)』
ビンゴだ。
やはり二匹目が一匹目の頭を越えて来た。
俺と二匹目のコカトリスが空中戦を競い合う。
だが、俺のほうが僅かに速い。
激突!!
「遅いぞ!!」
俺はコカトリスの首元にロングソードをズブリと突き刺した。
『ゴッゲっ!!』
俺と二匹目は、そのまま三匹目の頭を越えて地面に着地する。
俺は二匹目の上にのし掛かりながらロングソードに体重を乗せた。
ズブズブと刀身が突き刺さるとコカトリスの首を貫通して地面に届く。
俺が絶命したコカトリスに股がりながら振り返ると、残った二匹のコカトリスが並んでUターンして来るところだった。
俺は走って来るコカトリスたちに魔法の指輪を使って火球を撃ち込む。
「ファイアーボール! ファイアーボール!!」
火球の二連発だ。
爆炎がドンドンと激音を鳴らして爆破する。
しかし、これでは死んでないだろう。
「やっぱりな~」
焦げたコカトリスたちが煙りの中から姿を表した。
まだ突進してくる。
「いでよ、シルバーウルフ!!」
俺が叫ぶと盾の表面から三匹の狼たちが次々と飛び出して来る。
そして三匹の狼が焦げた臭いを放つコカトリスに飛び掛かった。
前方のコカトリスに集中攻撃をする三匹の狼たちが唸って噛み付く。
「ガルルルルルル!!!」
『コケッーーー!!』
狼たちがコカトリスの羽に噛み付き動きを封じる中で、俺がロングソードを振りかざして斬り掛かった。
「斬っ!!」
ロングソードが逆水平に煌めくと、コカトリスの首が宙を舞う。
切断されたコカトリスの首が転がり藪を揺らすと、三匹目のコカトリスは背を向けて逃げだしていた。
「逃がさん!」
俺は異次元宝物庫からシルバークラウン+2を取り出して頭に被った。
「初登場の試し撃ちだぜ!」
魔法の王冠がキラリと輝く。
「食らえ、マジックイレイザー!!」
魔法を唱えた俺の口から光の砲撃が放たれた。
すると光の波動砲光線が逃げるコカトリスの全身を包んで焦がす。
林の奥まで光が走り辺りを照らし出していた。
光線が止むと、林には木々が燃えて一本道が出来ていた。
予想はしていたが超絶な破壊力だった。
「どうだ、決まったかな?」
丸焦げのコカトリスは動かない。
【おめでとうございます。レベル23になりました!】
よし、勝利だ!!
レベルアップもしたぞ。
最後のコカトリスは丸焼けのチキン見たいになっていた。
すべての羽が燃えて無くなっているのだ。
林の中に、なんだか旨そうな匂いが漂っている。
「よし、今回は楽勝だったぜ」
俺はシルバークラウンとシルバーシールドを異次元宝物庫に仕舞うと、代わりに塩の入った壺を取り出した。
「今晩の夕飯は、この丸焼けのコカトリスにしようかな。味付けは塩だけで十分だろう」
俺は丸焼けになったコカトリスを剣でバラした。
しかし中はまだ生だったので、火を入れ直して狼たちと食べる。
「うん、味は鶏と変わらないな。ウマウマだぜ」
「ガウガウ~」
俺と三匹の狼たちでは、四匹分のコカトリスを食べきれなかったので、全部細かくバラして異次元宝物庫に保存した。
スカル姉さんたちに、お土産として持って帰ろうかな。
うん、今回は大量の収穫だったぜ。
石化した冒険者から頂いた装備品もあるし、大量の鶏肉もゲットできた。
そうだ、石化した冒険者の服をオアイドスにあげようかな。
あいつ、ずっと全裸のままだったしな。
よし、今日はここで寝るか。
林の中だけど、狼たちも居るから寂しくないもんね。
「がるる~」
「あったか~い」
ああ、よしよし、可愛いヤツらだな~、撫で撫で~。
明日に成ったら狼たちに臭いを辿らせて山を出よう。
これで遭難しないで済むぞ。
隣の杉の木にはマジックトーチで輝くショートソードが突き刺さっている。
俺はその光から身を隠すように潜んでいた。
まだコカトリスの姿は確認できてないが、近くに居るはずだ。
ショートソードの光に釣られてこちらにやって来るだろう。
俺は異次元宝物庫からシルバーシールドを出して左腕に装着した。
今一度自分の装備を確認する。
手にしている武器はロングソード+2だ。
【ロングソード+2】
攻撃力が小向上する。攻撃速度が向上する。
左手にはシルバーシールド+2である。
【シルバーウルフシールド+2】
シルバーウルフ三体を一日一回召喚できる。防御率が向上する。
とにかくである。
相手は嘴で突っついただけで石化させてしまう恐怖の鶏野郎だ。
なので今回は防御を固めていきたい。
だから盾を使うのだ。
盾があれば一発ぐらいは石化が防げるだろう。
ちなみに着込んでいる防具はこちらですわん。
【レザーアーマー+2】
強度が向上する。耐冷気が向上する。
【プレートメイルの左腕+3】
耐火が向上する。魔法耐久が向上する。体術が向上する。
【ウィザードローブ+3】
耐火が向上する。耐冷気が向上する。魔法耐久が向上する。
【ディフェンスガントレット+2】
防御率が向上する。防御率が向上する。
【プレートブーツ+2】
走る速さが向上する。防御率が向上する。
【メイジネックレス+2】
魔法耐久が向上する。魔法抵抗率が向上する。
【パワーブレスレット+1】
腕力が向上する。
【ディフェンスリング+1】
防御率が向上する。
【レジストリング+1】
魔法抵抗率が向上する。
【ファイヤーボールリング+2】
ファイヤーボールが二回使える。
今回は黄金剣は封印かな。
戦力を全開で戦えば仕事は楽に終わるだろうけど俺個人の修行にならない。
ヤバそうなら使うけれどね。
あと、出来れば石化防御が備わった装備品が欲しがったが、無いものはしゃあないよね。
とにかくコカトリスの嘴には全力で気を付けないとならんだろう。
さて、コカトリスの野郎はどこから来ますかな。
俺が木の陰から除き見ると、数メートル先に大きな影が揺れていた。
「いたいた」
敵は一匹だけかな?
あの大きさならコカトリスだろう。
こちらに少しずつ迫ってやがる。
ショートソードの明かりに釣られているな。
そして俺が木の陰で待ち構えているとコカトリスが近寄って来た。
隣の木に刺さったショートソードをマジマジと見回している。
相当気になるらしい。
俺はコカトリスの背後の木に隠れて居る。
よし、もう間合いだ。
相手は完全に隙だらけである。
こちらに気が付いていない。
これなら間違いなく不意打ちは成功するだろう。
俺は自信を込めて斬りかかった。
バックスタブスキルLv4の見せ所である。
「そおぅらっ!!」
コカトリスに対して斜め後ろからの袈裟斬りがヒットする。
「不意打ち成功!」
『コケェッ!!!』
会心の一撃であった。
コカトリスの首がボトリと地面に落ちると体がバタリと倒れた。
「まずは一匹だ!」
しかし、右を見たら離れた場所に、三匹のコカトリスが立っていた。
むこうさんもこちらに気付いている。
「あちゃ~、見つかったか~……」
『『『コケェーーー!!!』』』
三匹が一斉に走り出した。
俺に向かって突進して来る。
どうやら仲間を殺されて怒っちゃったかな?
俺は盾を前に翳して守りの構えを築く。
「さあ、こいや!!」
すると三匹のコカトリスが一列に並んで、そのまま走って来るのだ。
後ろの二匹が前のコカトリスに隠れて見えない。
こ、これって……。
「伝説のジェットスクリームアタックですか!?」
『コケェーーー!!!』
「マジかよ!!」
俺が先頭のコカトリスに斬りかかると、一匹目が瞬時に右に躱す。
すると、その陰から二匹目のコカトリスが嘴で突いて来た。
俺がシールドで嘴を防ぐとカンっと金属音が林に響く。
だが、コカトリスたちの連携攻撃は止まらなかった。
更に三匹目のコカトリスが二匹目の頭を飛び越えて空中から降って来る。
「ヤバ!!」
俺は左に飛んで躱すと藪の中をバリバリと音を鳴らして転がった。
「いちち……」
草木の小枝が体のあちらこちらを引っ掻いた。
俺がそんな痛みを耐えながら立ち上がると、三匹のコカトリスは背を向けて走って行った。
そしてまた一列に並ぶとUターンして戻って来る。
「糞、舐めやがって!!」
『『『コケェーーー!!!』』』
二度も同じ手が通じるかよ!!
俺はロングソードを地面に刺すと右手を前に突き出し魔法を放つ。
「ライトニングボルト!!」
『ゴゲッ!!!!』
一匹目のコカトリスが俺の魔法で動きを緩めた。
モロに感電してやがるが死んではいない。
そして、貫通したライトニングボルトが二匹目三匹目と連続で貫いた。
だが、貫通したライトニングボルトは威力が落ちるらしい。
二匹目と三匹目は痛みを耐え忍んで駆けてくる。
「次は!!」
おそらく二匹目が一匹目の背を飛び越えて来るだろう。
地面からロングソードを抜いた俺は先を読んで飛んでいた。
一匹目を踏み台にジャンプする。
「そらっ!」
『コケコケコゲェ!!(俺を踏み台にしやがった!!)』
ビンゴだ。
やはり二匹目が一匹目の頭を越えて来た。
俺と二匹目のコカトリスが空中戦を競い合う。
だが、俺のほうが僅かに速い。
激突!!
「遅いぞ!!」
俺はコカトリスの首元にロングソードをズブリと突き刺した。
『ゴッゲっ!!』
俺と二匹目は、そのまま三匹目の頭を越えて地面に着地する。
俺は二匹目の上にのし掛かりながらロングソードに体重を乗せた。
ズブズブと刀身が突き刺さるとコカトリスの首を貫通して地面に届く。
俺が絶命したコカトリスに股がりながら振り返ると、残った二匹のコカトリスが並んでUターンして来るところだった。
俺は走って来るコカトリスたちに魔法の指輪を使って火球を撃ち込む。
「ファイアーボール! ファイアーボール!!」
火球の二連発だ。
爆炎がドンドンと激音を鳴らして爆破する。
しかし、これでは死んでないだろう。
「やっぱりな~」
焦げたコカトリスたちが煙りの中から姿を表した。
まだ突進してくる。
「いでよ、シルバーウルフ!!」
俺が叫ぶと盾の表面から三匹の狼たちが次々と飛び出して来る。
そして三匹の狼が焦げた臭いを放つコカトリスに飛び掛かった。
前方のコカトリスに集中攻撃をする三匹の狼たちが唸って噛み付く。
「ガルルルルルル!!!」
『コケッーーー!!』
狼たちがコカトリスの羽に噛み付き動きを封じる中で、俺がロングソードを振りかざして斬り掛かった。
「斬っ!!」
ロングソードが逆水平に煌めくと、コカトリスの首が宙を舞う。
切断されたコカトリスの首が転がり藪を揺らすと、三匹目のコカトリスは背を向けて逃げだしていた。
「逃がさん!」
俺は異次元宝物庫からシルバークラウン+2を取り出して頭に被った。
「初登場の試し撃ちだぜ!」
魔法の王冠がキラリと輝く。
「食らえ、マジックイレイザー!!」
魔法を唱えた俺の口から光の砲撃が放たれた。
すると光の波動砲光線が逃げるコカトリスの全身を包んで焦がす。
林の奥まで光が走り辺りを照らし出していた。
光線が止むと、林には木々が燃えて一本道が出来ていた。
予想はしていたが超絶な破壊力だった。
「どうだ、決まったかな?」
丸焦げのコカトリスは動かない。
【おめでとうございます。レベル23になりました!】
よし、勝利だ!!
レベルアップもしたぞ。
最後のコカトリスは丸焼けのチキン見たいになっていた。
すべての羽が燃えて無くなっているのだ。
林の中に、なんだか旨そうな匂いが漂っている。
「よし、今回は楽勝だったぜ」
俺はシルバークラウンとシルバーシールドを異次元宝物庫に仕舞うと、代わりに塩の入った壺を取り出した。
「今晩の夕飯は、この丸焼けのコカトリスにしようかな。味付けは塩だけで十分だろう」
俺は丸焼けになったコカトリスを剣でバラした。
しかし中はまだ生だったので、火を入れ直して狼たちと食べる。
「うん、味は鶏と変わらないな。ウマウマだぜ」
「ガウガウ~」
俺と三匹の狼たちでは、四匹分のコカトリスを食べきれなかったので、全部細かくバラして異次元宝物庫に保存した。
スカル姉さんたちに、お土産として持って帰ろうかな。
うん、今回は大量の収穫だったぜ。
石化した冒険者から頂いた装備品もあるし、大量の鶏肉もゲットできた。
そうだ、石化した冒険者の服をオアイドスにあげようかな。
あいつ、ずっと全裸のままだったしな。
よし、今日はここで寝るか。
林の中だけど、狼たちも居るから寂しくないもんね。
「がるる~」
「あったか~い」
ああ、よしよし、可愛いヤツらだな~、撫で撫で~。
明日に成ったら狼たちに臭いを辿らせて山を出よう。
これで遭難しないで済むぞ。
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