91 / 611
【第四章】ショートシナリオ集パート①
4-9【アイアンシップ】
しおりを挟む
俺はソドムタウンの武器屋を回って矢を買い漁っていた。
流石は冒険者の町である。
武器屋の数は大小合わせて十五軒もあった。
俺が見つけていないだけで、もしかしたら他にももっと存在するのかも知れない。
潜りの店とかもありそうだ。
まあ、何で俺が矢を買い漁っているかっていえば、そりゃあ異次元宝物庫があるからだ。
無限にアイテムを持てるのだ。
ならば無限に備えておいて損はないだろう。
十五軒の武器屋を回った結果、矢を1000本ちょっと買えた。
これだけあれば、もう年単位で買わなくて済むだろうさ。
やったね!
まあ、そんなこんなで夕暮れごろに俺はスカル姉さんの下宿に帰った。
俺は自分の部屋に入ると持ち物チェックを始める。
食料、水筒、ランタンの油、火口箱、おやつ500円分。
バナナはおやつじゃあないので水筒に入れた。
どれもこれも一ヶ月分は用意した。
すべて異次元宝物庫に納める。
これで旅の準備は万全だ。
明日の朝から次の仕事に出発しようと思う。
今回は近場なのだが、何日か泊まりになるかもしれない。
今回のオーク討伐はゲリラ作戦で行こうかと考えているからだ。
オークは一体一体が強い。
オーク一匹は、人間の戦士一人分の戦力と同等だと聞く。
だから、侮れない。
間違いなく、一度に複数を相手に出来ないだろう。
ならば個別撃破を心がけなくてはならない。
冒険者ギルドの調査だと、オークたちの群れは、平原にあるアイアンシップと呼ばれる遺跡に巣くって居るらしい。
そこを拠点にして旅商人を襲っているのだ。
しかもオークの数が10匹も居るから、そこそこの大きさのキャラバンですら襲われるとからしい。
だから商人ギルドは即座に討伐を願っている。
そんな仕事に俺が一人で挑まなくてはならないのだ。
そこで今回は弓矢でゲリラ的な攻撃を繰り返そうと策したわけである。
最初は数匹に軽傷を負わせる程度にゲリラ攻撃を仕掛ける。
そのゲリラ攻撃でオークの数を減らせなくても構わない。
とにかく、相手に怪我を追わせて、僅かでも戦力を削りたい。
何故に怪我なのかといえば、相手に足手纏いを増やしておきたいのだ。
お荷物が出来れば相手の行動力も落ちる。
怪我人が居たら仕事も満足に出れなくなるだろう。
見張りや警護も無傷の兵力で行わなくてはならなくなる。
それは負担だ。
徐々に疲労が溜まっていくだろう。
そして今度は、無傷だが疲れている兵士から集中的に襲って殺して行く。
そうやって少しずつ相手の戦力を削って行こうと思うのだ。
そのための矢である。
だから弓矢でゲリラ戦に専念するつもりだ。
うむ、我ながら悪よのぉ~。
ただ、俺が企んだ通りのモラルがオークに備わっているかは知らない。
備わってるといいよね~って感じだ。
そして今回オークたちが住み着いているアイアンシップと呼ばれる遺跡は、岩場が多い平原にあるらしいので、隠れる場所は問題ないらしい。
その辺は現地に到着したら、もっとちゃんと地理を観察して作戦を立てるつもりだ。
俺は晩飯の際にスカル姉さんに訊く。
「スカル姉さん、アイアンシップって遺跡を知ってるかい?」
スカル姉さんはスープの中のジャガイモをフォークで突っつきながら答える。
「ああ、知ってるぞ。ちょくちょくモンスターが巣くう有名なポイントだからな」
「ちょくちょくなんだ」
「ああ、亜種のモンスターには住みやすい遺跡なんだろうさ」
「なんでそんな遺跡を残して置くのさ。さっさと取り壊せばいいのに」
「鉄で出来てる遺跡なんだ。取り壊したくても壊せはしないのさ」
「鉄で?」
「そうだ。だからアイアンシップって呼ばれてるんだよ」
いったい何の遺跡なんだろう?
この時代設定が低い異世界で、鉄製の建造物とかって普通じゃあないよな。
「その遺跡って、なんの遺跡なんだい?」
「さあな、なんの遺跡かは私も知らない。ただ分かっているのはアイアンシップって呼ばれているだけあって、船の形に見えるんだ」
「船?」
この辺には海もない。
船を浮かせるほどの広い川や池も少ないはずだ。
ましてや10匹のオークが住みかにするほどの遺跡ならば、それなりのサイズの船になる。
それほどの大きさの船が運行出来るほどの水辺はないはずだ。
なのに船が平原にあるのか?
ちょっと不思議な話だな。
スカル姉さんがジャガイモを刺したフォークを折れに向けながら言う。
「まあ、いい経験だろうから、自分の目で確認してくるんだな。おそらくソドムタウンで長く冒険者を続けるのなら、一度や二度は、アイアンシップに掃除しに入ることがあるだろうからさ」
「もう、定番の討伐ポイントになっているのね。冒険者の観光名所かよ」
「そうだ」
「でも、取り壊しが出来ない遺跡ならばさ、逆に砦とかにして、利用できないのか?」
「あの辺は交通が不便だし、別に守る物も少ない。せいぜいキャラバンがたまに通る街道があるぐらいだ。それにランドワームもうじゃうじゃ生息しているからな。アイアンシップにモンスターを住み着かせないためだけに、砦化して人員も割いてられんだろ」
「なるほどね」
周辺にはランドワームも生息しているのか。
それは気を付けないとな。
死人の森に行く道中でランドワームに襲われたけれど、あれは狂暴なモンスターだったもんな。
3メートルほどの体長に、ぶっといサイズの大ミミズだ。
しかも口には獣のような鋭い牙を持っていやがって、食欲旺盛なのかグイグイと攻めてきやがる。
あの時は一匹だけだったから良かったが、あれが群れだったらヤバイよな。
あのハングリーさはオークよりもヤバイかもしれん。
俺が考え込んでいるとスカル姉さんがアドバイスをくれた。
「ランドワームは、どちらかって言ったら夜行性だ。それに火に弱いから松明を持っていけ。それだけで近寄って来なくなるぞ」
「へぇ~、そうなんだ」
「寝る時は焚き火の側で寝てれば、ランドワームに襲われることはない」
「流石は先輩冒険者だな。アドバイス、サンキュー」
しかしそれだとゲリラ作戦が出来ないな。
松明を持ったままでは灯りが目立ってオークたちに居場所がバレてしまう。
これはこれで難しい選択だな。
まあ、現地でランドワームが頻繁に現れるようなら考えようか。
それまでは、ゲリラ作戦で攻めてやる。
俺は次の日にスカル姉さんの下宿を出てアイアンシップを目指すことにした。
そんな俺を朝早くからスカル姉さんが見送ってくれる。
「アスラン、気を付けて行ってくるんだぞ」
「任しときな」
俺はクールに気取った。
「アスラン、もうビキニアーマーは着てないよな?」
「ふっ、見てみるかい?」
「別にいいよ」
「そう言わず、見な!!」
俺はローブの前を両手で開いた。
チラッ!
「ぶっ!!!」
よし、スカル姉さんが吹いたぞ。
そりゃあそうさ。
だって俺は、ビキニアーマーを着ているもの!!
流石は冒険者の町である。
武器屋の数は大小合わせて十五軒もあった。
俺が見つけていないだけで、もしかしたら他にももっと存在するのかも知れない。
潜りの店とかもありそうだ。
まあ、何で俺が矢を買い漁っているかっていえば、そりゃあ異次元宝物庫があるからだ。
無限にアイテムを持てるのだ。
ならば無限に備えておいて損はないだろう。
十五軒の武器屋を回った結果、矢を1000本ちょっと買えた。
これだけあれば、もう年単位で買わなくて済むだろうさ。
やったね!
まあ、そんなこんなで夕暮れごろに俺はスカル姉さんの下宿に帰った。
俺は自分の部屋に入ると持ち物チェックを始める。
食料、水筒、ランタンの油、火口箱、おやつ500円分。
バナナはおやつじゃあないので水筒に入れた。
どれもこれも一ヶ月分は用意した。
すべて異次元宝物庫に納める。
これで旅の準備は万全だ。
明日の朝から次の仕事に出発しようと思う。
今回は近場なのだが、何日か泊まりになるかもしれない。
今回のオーク討伐はゲリラ作戦で行こうかと考えているからだ。
オークは一体一体が強い。
オーク一匹は、人間の戦士一人分の戦力と同等だと聞く。
だから、侮れない。
間違いなく、一度に複数を相手に出来ないだろう。
ならば個別撃破を心がけなくてはならない。
冒険者ギルドの調査だと、オークたちの群れは、平原にあるアイアンシップと呼ばれる遺跡に巣くって居るらしい。
そこを拠点にして旅商人を襲っているのだ。
しかもオークの数が10匹も居るから、そこそこの大きさのキャラバンですら襲われるとからしい。
だから商人ギルドは即座に討伐を願っている。
そんな仕事に俺が一人で挑まなくてはならないのだ。
そこで今回は弓矢でゲリラ的な攻撃を繰り返そうと策したわけである。
最初は数匹に軽傷を負わせる程度にゲリラ攻撃を仕掛ける。
そのゲリラ攻撃でオークの数を減らせなくても構わない。
とにかく、相手に怪我を追わせて、僅かでも戦力を削りたい。
何故に怪我なのかといえば、相手に足手纏いを増やしておきたいのだ。
お荷物が出来れば相手の行動力も落ちる。
怪我人が居たら仕事も満足に出れなくなるだろう。
見張りや警護も無傷の兵力で行わなくてはならなくなる。
それは負担だ。
徐々に疲労が溜まっていくだろう。
そして今度は、無傷だが疲れている兵士から集中的に襲って殺して行く。
そうやって少しずつ相手の戦力を削って行こうと思うのだ。
そのための矢である。
だから弓矢でゲリラ戦に専念するつもりだ。
うむ、我ながら悪よのぉ~。
ただ、俺が企んだ通りのモラルがオークに備わっているかは知らない。
備わってるといいよね~って感じだ。
そして今回オークたちが住み着いているアイアンシップと呼ばれる遺跡は、岩場が多い平原にあるらしいので、隠れる場所は問題ないらしい。
その辺は現地に到着したら、もっとちゃんと地理を観察して作戦を立てるつもりだ。
俺は晩飯の際にスカル姉さんに訊く。
「スカル姉さん、アイアンシップって遺跡を知ってるかい?」
スカル姉さんはスープの中のジャガイモをフォークで突っつきながら答える。
「ああ、知ってるぞ。ちょくちょくモンスターが巣くう有名なポイントだからな」
「ちょくちょくなんだ」
「ああ、亜種のモンスターには住みやすい遺跡なんだろうさ」
「なんでそんな遺跡を残して置くのさ。さっさと取り壊せばいいのに」
「鉄で出来てる遺跡なんだ。取り壊したくても壊せはしないのさ」
「鉄で?」
「そうだ。だからアイアンシップって呼ばれてるんだよ」
いったい何の遺跡なんだろう?
この時代設定が低い異世界で、鉄製の建造物とかって普通じゃあないよな。
「その遺跡って、なんの遺跡なんだい?」
「さあな、なんの遺跡かは私も知らない。ただ分かっているのはアイアンシップって呼ばれているだけあって、船の形に見えるんだ」
「船?」
この辺には海もない。
船を浮かせるほどの広い川や池も少ないはずだ。
ましてや10匹のオークが住みかにするほどの遺跡ならば、それなりのサイズの船になる。
それほどの大きさの船が運行出来るほどの水辺はないはずだ。
なのに船が平原にあるのか?
ちょっと不思議な話だな。
スカル姉さんがジャガイモを刺したフォークを折れに向けながら言う。
「まあ、いい経験だろうから、自分の目で確認してくるんだな。おそらくソドムタウンで長く冒険者を続けるのなら、一度や二度は、アイアンシップに掃除しに入ることがあるだろうからさ」
「もう、定番の討伐ポイントになっているのね。冒険者の観光名所かよ」
「そうだ」
「でも、取り壊しが出来ない遺跡ならばさ、逆に砦とかにして、利用できないのか?」
「あの辺は交通が不便だし、別に守る物も少ない。せいぜいキャラバンがたまに通る街道があるぐらいだ。それにランドワームもうじゃうじゃ生息しているからな。アイアンシップにモンスターを住み着かせないためだけに、砦化して人員も割いてられんだろ」
「なるほどね」
周辺にはランドワームも生息しているのか。
それは気を付けないとな。
死人の森に行く道中でランドワームに襲われたけれど、あれは狂暴なモンスターだったもんな。
3メートルほどの体長に、ぶっといサイズの大ミミズだ。
しかも口には獣のような鋭い牙を持っていやがって、食欲旺盛なのかグイグイと攻めてきやがる。
あの時は一匹だけだったから良かったが、あれが群れだったらヤバイよな。
あのハングリーさはオークよりもヤバイかもしれん。
俺が考え込んでいるとスカル姉さんがアドバイスをくれた。
「ランドワームは、どちらかって言ったら夜行性だ。それに火に弱いから松明を持っていけ。それだけで近寄って来なくなるぞ」
「へぇ~、そうなんだ」
「寝る時は焚き火の側で寝てれば、ランドワームに襲われることはない」
「流石は先輩冒険者だな。アドバイス、サンキュー」
しかしそれだとゲリラ作戦が出来ないな。
松明を持ったままでは灯りが目立ってオークたちに居場所がバレてしまう。
これはこれで難しい選択だな。
まあ、現地でランドワームが頻繁に現れるようなら考えようか。
それまでは、ゲリラ作戦で攻めてやる。
俺は次の日にスカル姉さんの下宿を出てアイアンシップを目指すことにした。
そんな俺を朝早くからスカル姉さんが見送ってくれる。
「アスラン、気を付けて行ってくるんだぞ」
「任しときな」
俺はクールに気取った。
「アスラン、もうビキニアーマーは着てないよな?」
「ふっ、見てみるかい?」
「別にいいよ」
「そう言わず、見な!!」
俺はローブの前を両手で開いた。
チラッ!
「ぶっ!!!」
よし、スカル姉さんが吹いたぞ。
そりゃあそうさ。
だって俺は、ビキニアーマーを着ているもの!!
10
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
伯爵家の次男に転生しましたが、10歳で当主になってしまいました
竹桜
ファンタジー
自動運転の試験車両に轢かれて、死んでしまった主人公は異世界のランガン伯爵家の次男に転生した。
転生後の生活は順調そのものだった。
だが、プライドだけ高い兄が愚かな行為をしてしまった。
その結果、主人公の両親は当主の座を追われ、主人公が10歳で当主になってしまった。
これは10歳で当主になってしまった者の物語だ。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
欠損奴隷を治して高値で売りつけよう!破滅フラグしかない悪役奴隷商人は、死にたくないので回復魔法を修行します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
主人公が転生したのは、ゲームに出てくる噛ませ犬の悪役奴隷商人だった!このままだと破滅フラグしかないから、奴隷に反乱されて八つ裂きにされてしまう!
そうだ!子供の今から回復魔法を練習して極めておけば、自分がやられたとき自分で治せるのでは?しかも奴隷にも媚びを売れるから一石二鳥だね!
なんか自分が助かるために奴隷治してるだけで感謝されるんだけどなんで!?
欠損奴隷を安く買って高値で売りつけてたらむしろ感謝されるんだけどどういうことなんだろうか!?
え!?主人公は光の勇者!?あ、俺が先に治癒魔法で回復しておきました!いや、スマン。
※この作品は現実の奴隷制を肯定する意図はありません
なろう日間週間月間1位
カクヨムブクマ14000
カクヨム週間3位
他サイトにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる