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13【五人の冒険者】
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ゴモラ村の村長邸。
ゲドジャッド・ワリーノ・ゴクアクスキー男爵は、自室のデスクに腰かけながらイライラと指を絡めながら気を揉んでいた。
年のころはモブギャラコフと同じぐらいの中年男性。
しかし、その見てくれからくる印象は陰気であった。
ポマードで固められたオールバックヘアー。
たぷたぷの顎には短い髭を蓄えているし、お腹も出ている。
何より顔付きを陰気に見せているのは目の下の隈であった。
まるで病人のような隈だが、肥満体な彼はこれでも健康体である。
運動神経は鈍いが昔っから風すら引いたことがない。
そのような彼がイラついている理由は───。
それは五日前の話である。
隣町の冒険者ギルドに依頼書を発注したのに、まだクエストを受ける冒険者が見つからないのだ。
ゴクアクスキーは鼻息を荒くしながら憤怒を吐き捨てる。
「なんてこった。多額の報酬を盛ったのに、何故に依頼を受けてくれない。クソっ!」
依頼の内容は、ゴモラ村の金鉱争奪戦代表を代行してくれる冒険者を発注したのである。
だが、無反応。
誰も依頼を受けてくれないとは誤算だった。
ただ村の代表を努めて相手村の代表を倒すだけのチョロい仕事のはずなのに……。
たったそれだけの仕事を受けてくれる冒険者が居ないのだ。
しかも、ソドム村から異世界転生者を雇ったと噂が流れてきていた。
それも誤算であった。
まさかモブギャラコフ男爵に、そのような多額の資金があるとは思わなかったからだ。
異世界転生者は冒険者ランクで例えるならばA級の冒険者と同等かそれ以上である。
故に、その報酬も高額になる。
そんな資金をモブギャラコフが用意できるわけがないと思っていたのだが……。
それが誤算中の誤算だったのだ。
ダンっ!
「クソっ!」
ゴクアクスキー男爵は、イラつきを隠さずデスクを叩く。
すると自室の扉がノックされた。
「誰だ?」
「私です、あなた」
それは妻だった。
「何かあったのか?」
「お客様が訪ねて参りましたが」
「お客だと?」
「なんでも冒険者ギルドから派遣されてきた方々だとか」
驚きと共にゴクアクスキーの表情が明るくなる。
「やっと来たか。ここに通してくれ!」
「はい、畏まりました」
やがて妻に連れられて五人の冒険者が自室に通される。
ずらずらと物々しい連中が通された。
武器を下げ、鎧を着ている者も居る。
完全武装の冒険者が五人。
背の高い男は両腰にショートソードを下げている。
後ろの大男は巨大な鉄槌を背負っていた。
痩せ男は肩から腰に斜めに下げたベルトに何本もダガーを刺している。
木の杖をついた老人は、魔法使いだろう。
唯一の女性は弓と矢を背負って露出度の高い服を着ている。
そして、どいつもこいつも外道な表情を浮かべていた。
なんとも怪しい冒険者たちである。
それでも男爵は五人を暖かく迎え入れる。
「おお、このような村まで来てもらえるとは感激ですぞ。私が依頼人のゲドジャッド・ワリーノ・ゴクアクスキー男爵です!」
ゴクアクスキー男爵が挨拶の後に握手を求めたが、冒険者たちには無視された。
誰も男爵とは握手を交わしてくれない。
男爵も無愛想だと思ったが、それを表情には出さなかった。
何せやっと来てくれた冒険者だ。ここで機嫌を損ねて帰られたら堪らない。
ここはぐっと我慢する。
男爵が冷ややかな空気に苦笑いを浮かべていると、真ん中の男が話し掛けてくる。
「それで、俺たちは何をしたらいいんだ?」
男の頬には深い切り傷が刻まれていた。
その古傷が威嚇的て恐ろしい。
「あなた方の誰かに代表になってもらい、ソドム村の代表を倒してもらいたいのです!」
頬に古傷がある男は天井を眺めながら冷めた口調で言う。
「噂だと、ソドム村の代表は異世界転生者だとか──」
「はい、噂では……」
「そいつは強いのかい?」
「分かりません。ですが噂が本当で、相手が異世界人ならば、最低限の強さは備えている可能性が高いでしょう」
的確な分析だった。
古傷の男は天井を眺めたまま呟くように言う。
「無理だな」
「む、無理ですか……」
「無理だな。俺たちは全員C級冒険者だ。だから誰が出ても異世界転生者に勝てる訳がない」
男爵もやはりと思った。
だが、古傷の男は天井を眺めたまま更に言う。
「まあ、一人だったら100パーセント勝てないわな。しかし──」
「っと、言いますと……?」
すると顔を上に向けたまま男の視線だけが下を見て男爵をギロリと凝視した。
その視線に奇怪な殺意を感じる。
「一人なら無理だが、五人ならば──」
唖然とした言葉を返す男爵。
「五人で挑むと?」
「誰も五人で挑むとなんて言ってねえだろ」
「は、はあ?」
後ろの四人がクスクスと笑っている。
古傷の男も口角を僅かに上げて話す。
「挑むんじゃあない。襲うんだ」
「襲う!?」
「闇討ちだよ」
それは反則だろう。
ジャッジ伯爵の出した提案は一騎討ちだ。
それを曲げて集団で襲うなんて反則中の反則だ。
善も悪もありゃしない卑劣な行為である。
だが、ここでこの提案を拒否するのは、金鉱の権利を捨てることになる。
それだけは絶対に避けたい損益。承諾出来ない。
ゴクアクスキーも腹を括る。
「それだと内密に依頼出来ますか……?」
古傷の男が満面な笑みで答えた。
「冒険者ギルドの依頼とは別件で、闇営業として受けてやろう」
「報酬の金額は?」
「鉱山の権利を得たあとでいいぜ。ただし報酬は3倍だ」
「ほ、本当か?」
「五人で異世界人を殺ったら、別件で村の代表も受けてやろう。だが、相手の村側に、もうライバルは居ないだろうがな。くっくっくっ」
その言葉を聞いた後に男爵は再び握手を求める。
闇討ちを男爵も合意したのだ。
そして、今度は握手に応じる冒険者。
男爵と固い握手を交わす古傷の男が薄ら笑いで述べた。
「あんた、悪い顔をしているぜ。そう言うのは俺も嫌いじゃあない」
「そちらこそ、相当悪よのぉ~」
六人は怪しく微笑みながらその場で別れた。
悪党どもが静かに動き出す。
ゲドジャッド・ワリーノ・ゴクアクスキー男爵は、自室のデスクに腰かけながらイライラと指を絡めながら気を揉んでいた。
年のころはモブギャラコフと同じぐらいの中年男性。
しかし、その見てくれからくる印象は陰気であった。
ポマードで固められたオールバックヘアー。
たぷたぷの顎には短い髭を蓄えているし、お腹も出ている。
何より顔付きを陰気に見せているのは目の下の隈であった。
まるで病人のような隈だが、肥満体な彼はこれでも健康体である。
運動神経は鈍いが昔っから風すら引いたことがない。
そのような彼がイラついている理由は───。
それは五日前の話である。
隣町の冒険者ギルドに依頼書を発注したのに、まだクエストを受ける冒険者が見つからないのだ。
ゴクアクスキーは鼻息を荒くしながら憤怒を吐き捨てる。
「なんてこった。多額の報酬を盛ったのに、何故に依頼を受けてくれない。クソっ!」
依頼の内容は、ゴモラ村の金鉱争奪戦代表を代行してくれる冒険者を発注したのである。
だが、無反応。
誰も依頼を受けてくれないとは誤算だった。
ただ村の代表を努めて相手村の代表を倒すだけのチョロい仕事のはずなのに……。
たったそれだけの仕事を受けてくれる冒険者が居ないのだ。
しかも、ソドム村から異世界転生者を雇ったと噂が流れてきていた。
それも誤算であった。
まさかモブギャラコフ男爵に、そのような多額の資金があるとは思わなかったからだ。
異世界転生者は冒険者ランクで例えるならばA級の冒険者と同等かそれ以上である。
故に、その報酬も高額になる。
そんな資金をモブギャラコフが用意できるわけがないと思っていたのだが……。
それが誤算中の誤算だったのだ。
ダンっ!
「クソっ!」
ゴクアクスキー男爵は、イラつきを隠さずデスクを叩く。
すると自室の扉がノックされた。
「誰だ?」
「私です、あなた」
それは妻だった。
「何かあったのか?」
「お客様が訪ねて参りましたが」
「お客だと?」
「なんでも冒険者ギルドから派遣されてきた方々だとか」
驚きと共にゴクアクスキーの表情が明るくなる。
「やっと来たか。ここに通してくれ!」
「はい、畏まりました」
やがて妻に連れられて五人の冒険者が自室に通される。
ずらずらと物々しい連中が通された。
武器を下げ、鎧を着ている者も居る。
完全武装の冒険者が五人。
背の高い男は両腰にショートソードを下げている。
後ろの大男は巨大な鉄槌を背負っていた。
痩せ男は肩から腰に斜めに下げたベルトに何本もダガーを刺している。
木の杖をついた老人は、魔法使いだろう。
唯一の女性は弓と矢を背負って露出度の高い服を着ている。
そして、どいつもこいつも外道な表情を浮かべていた。
なんとも怪しい冒険者たちである。
それでも男爵は五人を暖かく迎え入れる。
「おお、このような村まで来てもらえるとは感激ですぞ。私が依頼人のゲドジャッド・ワリーノ・ゴクアクスキー男爵です!」
ゴクアクスキー男爵が挨拶の後に握手を求めたが、冒険者たちには無視された。
誰も男爵とは握手を交わしてくれない。
男爵も無愛想だと思ったが、それを表情には出さなかった。
何せやっと来てくれた冒険者だ。ここで機嫌を損ねて帰られたら堪らない。
ここはぐっと我慢する。
男爵が冷ややかな空気に苦笑いを浮かべていると、真ん中の男が話し掛けてくる。
「それで、俺たちは何をしたらいいんだ?」
男の頬には深い切り傷が刻まれていた。
その古傷が威嚇的て恐ろしい。
「あなた方の誰かに代表になってもらい、ソドム村の代表を倒してもらいたいのです!」
頬に古傷がある男は天井を眺めながら冷めた口調で言う。
「噂だと、ソドム村の代表は異世界転生者だとか──」
「はい、噂では……」
「そいつは強いのかい?」
「分かりません。ですが噂が本当で、相手が異世界人ならば、最低限の強さは備えている可能性が高いでしょう」
的確な分析だった。
古傷の男は天井を眺めたまま呟くように言う。
「無理だな」
「む、無理ですか……」
「無理だな。俺たちは全員C級冒険者だ。だから誰が出ても異世界転生者に勝てる訳がない」
男爵もやはりと思った。
だが、古傷の男は天井を眺めたまま更に言う。
「まあ、一人だったら100パーセント勝てないわな。しかし──」
「っと、言いますと……?」
すると顔を上に向けたまま男の視線だけが下を見て男爵をギロリと凝視した。
その視線に奇怪な殺意を感じる。
「一人なら無理だが、五人ならば──」
唖然とした言葉を返す男爵。
「五人で挑むと?」
「誰も五人で挑むとなんて言ってねえだろ」
「は、はあ?」
後ろの四人がクスクスと笑っている。
古傷の男も口角を僅かに上げて話す。
「挑むんじゃあない。襲うんだ」
「襲う!?」
「闇討ちだよ」
それは反則だろう。
ジャッジ伯爵の出した提案は一騎討ちだ。
それを曲げて集団で襲うなんて反則中の反則だ。
善も悪もありゃしない卑劣な行為である。
だが、ここでこの提案を拒否するのは、金鉱の権利を捨てることになる。
それだけは絶対に避けたい損益。承諾出来ない。
ゴクアクスキーも腹を括る。
「それだと内密に依頼出来ますか……?」
古傷の男が満面な笑みで答えた。
「冒険者ギルドの依頼とは別件で、闇営業として受けてやろう」
「報酬の金額は?」
「鉱山の権利を得たあとでいいぜ。ただし報酬は3倍だ」
「ほ、本当か?」
「五人で異世界人を殺ったら、別件で村の代表も受けてやろう。だが、相手の村側に、もうライバルは居ないだろうがな。くっくっくっ」
その言葉を聞いた後に男爵は再び握手を求める。
闇討ちを男爵も合意したのだ。
そして、今度は握手に応じる冒険者。
男爵と固い握手を交わす古傷の男が薄ら笑いで述べた。
「あんた、悪い顔をしているぜ。そう言うのは俺も嫌いじゃあない」
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