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ロイの孫
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私が子供の頃祖父がよく海底での生活を話してくれた。祖父のロイによると毎日気の狂いそうなほどの快楽の中で生きていたが、ある日気が付いたらこの町の海岸に辿り着いていた。そして、祖父は300年以上も生きており、今は亡国となった国の王子だったという。
家族は祖父のことを気が狂っているから本気にするなというけど、私は祖父の目がどうしても狂人の目には見えなかった。祖父にせがんで当時の生活や今はない町の名前を聞き出し図書館で調べると、本当に祖父が言った町が存在していたことが分かった。
その時の興奮は今でも忘れられない。12歳になっていた私は祖父に頼んで体を観察させてもらった。祖父は流石にしぶしぶだったが、初めて自分の話を信じてくれた私に協力的だった。
「男の尻は小さな窄みでも開発すると人の腕でも平気に入るようになる」
そう言って尻を私に向けると、祖父のアナルは女のように縦に割れ周りの肉がめくれあがっていた。そして尿道には棒のようなものを刺している。尿道も開発され何かを刺していないと漏れてしまうからだという。12cmほどの棒を抜くとそこには小指が入りそうなほどの穴が開いていた。
「ここも無理やり開発させられた。乳首がお前より大きいだろう。リングは当の昔に外しているが、穴が今でも残っている・・・見てみろ」
祖父がキッチンテーブルの上に置いてあった爪楊枝を1本持つと乳首の穴に通したのだ。
「本当だ・・・」
「ローラン、男は寂しいかな愛がなくとも前立腺をいじられると射精に至る。そして、開発によっては乳首だけで往けるようにもなる。そうなると快楽の虜になって、もっと快楽を求めてしまうのだ。私もそうやってあの蛸から逃れられず、何度も子供を産まされた。その子供たちが尿道を侵し膀胱で暴れると体が爆発しそうな快楽が脳を侵すのだ。あれは駄目だ・・・あんなことされたら忘れられなくなる」
「・・・・・?」
私の性癖が歪んだのは間違いなく祖父のせいだろう。
祖父が寝室から戻ると一枚の絵を手に持っていた。助かった直後記憶を残そうと必死に絵を描き続けたという。海の神であるシャチとその妻のレキュスを描いたものだ。
「わしの記憶を忠実に描いたものだ。かなり似ていると思う」
「これがシャチなのか・・・」
祖父はその年肺炎で帰らぬ人となったが、両親に頼んで祖父の家を相続した。祖父の家は海を見渡せる小さな丘の上に建っていたが、2DKの小さな家で資産価値も低いことから許されたのだ。
それからは学校が休みになると祖父の家で日記を読み漁り、あの絵を見るのが習慣となった。絵の中のシャチは妻を愛おしそうに見つめ、妻を守るように肩を抱いている。また、レキュスも嬉しそうに夫を見つめ返している構図だった。
シャチは艶のある黒髪を軽く結び、オリンポスの神々のように片肩から流れるような布をまとっている。布から出ている裸は神々しいほどに素晴らしい筋肉だった。顔はすべてのパーツが正しい位置にあるかのように整っている。
ひとりでシャチを見つめていると段々この男も祖父のように調教されれば、神であったとしても快楽で屈するのだろうかと考えるようになっていた。
そんなある日、私が学校の帰り道雑貨店によるとひと学年上のジェイドが仲間と一緒に万引きをしているのを見つけた。その時は成功し店を出て行ったが、私の中で何かがうごめいたのが分かった。
私は次の日も雑貨屋に立ち寄りスマートフォンを手にジェイドが来るのを待った。そしてジェイドの万引きの決定的瞬間を撮ることに成功したのだ。それからの私の行動は早かった。休みの日にジェイドを祖父の家に呼び出したのだ。
「俺に何の用だ?」
「僕を知っているんだ?」
「ああ、ローラン・エッジだろ。エッジ会長の息子だ」
「そうだね。君のお父さんの雇い主になる」
私の実家はこの片田舎の町でパルプ工場や飲食業などを幅広く経営しており、元々脅迫するまでもなく私に逆らえるものはいなかった。
「昨日、ジェイドが万引きした瞬間をスマホで撮ったよ」
「なっ・・・・それで俺を脅迫するのか?」
ジェイドは学校では不良として名が通っているが、男らしい風貌に女子生徒からの人気も高い。その彼が一瞬目を反らした。
私は昔から人の弱点を読むのに長けていた。ジェイドを最初の実験台にすることを決めたのもこの時だ。
***
ジェイドに性奴隷になることを誓わせ、裸になったジェイドを連れて地下に向かった。このみすぼらしい家には似合わない重圧な扉を開けると、そこには調教道具が山のように揃っていた。
「なんだこの部屋・・・もしかして拷問をするのか?」
「違うよ。痛いことは絶対しないと誓うよ」
シェイドは顔を青くしてその光景を見ていたが、腕を引っ張って診察台のような椅子に座るよう促した。
「分かっていると思うけど、逃げ出したらシェイドの恥ずかしい写真をネットで拡散するからね」
「この変態め・・・」
「くっくっく。いいね、その目」
私はジェイドを椅子の上で暴れないように縛ると、大きく足を開いたジェイドがいた。ジェイドに近づき体を観察するところから始めた。
「乳首は綺麗なピンクだね。それに小さくてあまり主張していない」
「乳首が主張って、どういう意味だ?」
「まあいいから。そしてペニスはこの年としては標準なのかな?勃起していないからあまり分からないな・・・ジェイドはそれにしても毛が薄いね」
「っつ!」
自分でも自覚があるのか、顔を赤くしているジェイドが少し可愛いと思った。
「そして、アナルは・・・」
「おい、どこを見ている!」
ジェイドは私がしゃがみこんだので姿が見えなくなり、何をされるか不安になったのだろう。体を起こそうとするが縛られていて動くことができない。
「小さいね。ここに腕が入るとは思わないな」
「な、なにを言ってる。腕なんか入る訳ないだろ」
「大丈夫だよ。腕を入れて欲しいって言うまで入れないから」
「馬鹿なのか?そんなこと俺が言う訳ないだろ」
私は立ち上がり壁にある棚から薬剤と筆を持って戻った。祖父の家にあるものは古めかしい道具ばかりなのだ。衛生面を考えると体に直接塗るものや入れるものはネットで吟味したものを使うことにしている。
と言ってもどれも使うのは初めてなので、ジェイドの反応が知りたかった。ジェイドは怯えた顔をしていたけど、体に悪いものは使わないと説明する。
「やめろ。くすぐったい」
「最初はあまり感じないのかな?でも、何度も薬を塗っていると乳首が固くなってきているよ」
「嘘だろ?」
「じゃあ、次はこれで馴染ませよう」
持ってきたのはローターだ。乳首を挟むようにローターを固定すると電源をオンにした。地下に振動音が響き始めるとジェイドの息が少しずつ荒くなってきたのが分かる。
「ふう・・・・あ・・・・・」
「少しペニスが固くなってきたね」
「そんなはずはない・・・頼む。乳首のローターを止めてくれ」
「どうして?気持ちいいんでしょ」
「気持ち良くなどない」
「素直じゃないな・・・もう少し強くしてみるか」
「ば、馬鹿やめろ!」
「っく・・・・」
「次はこれを使おう」
オナホを見て顔を真っ赤にさせ嫌だと首を振るジェイドを無視して、ローションをたっぷり入れるとゆっくりとペニスを挿入していく。
「あ、あ、やめろ・・・万引きしたことは警察に謝りに行くから」
「もう遅いよ。ジェイドは僕の性奴隷になるって誓ったよね」
「本気だとは思わなかったんだ。性奴隷はなしだ。今すぐ解放しろ」
「だから、遅いといったよね。それにジェイドの醜態をビデオに収めている。アナルまで丸見えの姿をみんなに晒したいの?」
「ビデオなんて聞いていないぞ。撮るなよ」
「往くところをしっかり撮ろうね。ほらオナホを上下に動かして・・・」
じゅぼ
じゅぼ
「ぐあ、あ、あ・・・やめて・・・往くから止めろ!」
手を止めるとジェイドは必至で息を吸っていた。
「はあ、はあ・・・」
「乳首が赤くなってきたからこっちに代えよう」
「なに・・・はあ、はあ・・っくぅ」
乳首のローターを剥がすと、吸引式のローターに張り替える。乳首を祖父のようにふた回りは大きくしてリングを通すのが目標だ。あまり急いては意味がない。乳首で往けるように、快楽を脳にリンクさせることが必要なのだ。
「なんだ・・・まだやるのか?」
「だってジェイドはまだ往っていないでしょ」
「どうなっている。乳首が吸われてる?」
「乳首を吸った状態で、舌で嘗め回されている気分になれる優れモノなんだ。指で掻かれたり、捏ね繰り回されたりAIがジェイドの感度を探知して気持ちよくしてくれるよ。最近この会社の株を買ったから、研究に協力しないとね」
「AI・・・」
じゅぼ
じゅぼ
ジェイドはよく理解できないといった顔をしているけど、使ってみた方が分かるだろうと電源を押しオナホを再開した。
「んひぃ!」
ジェイドは乳首が気持ちいいのか胸を押し出すように背中を反らした。何度も力を抜いたり反らしたりを繰り返す。ペニスも先走りでどろどろになっている。
「んい゛い゛い゛い゛い゛い゛!イックううううう!!」
痙攣するように体を震わすと、ジェイドは射精をしていた。その間も乳首につけた機械は動き続けている。
「往ってるから、往ってから。乳首止めてェ・・・」
ジェイドは涙目で乳首の機械を止めてと懇願したが、AIが学習したせいか乳首も相当感じるのだろう。ジェイドの息が整うとストローで水を飲ませる。
「もう往ったからいいだろ。帰してくれ」
「調教を初めてまだ1時間しか経ってないよ、毎週最低3時間はくれる約束だろ」
「1時間・・・まだ1時間なのか?そんな・・・」
ジェイドはぶつぶつと何かを呟いていたが、私は事前に準備していた浣腸をジェイドの横にあるサイドテーブルに置いていく。
「なっ!何をする気だ?」
ジェイドは目を見開き、この時は一番暴れたけど縛り方もすでに研究済みだ。ジェイドが暴れても縄はびくともしなかった。
***
「3本目が終わったね。よく頑張ったねジェイド」
浣腸が終わるころにはジェイドは泣き叫び、顔は涙と涎で汚れていたが熱いタオルで顔を拭いてやれば元の男らしい顔に戻った。ジェイドの頭をなで落ち着かせることにした。
「お前を殺してやる・・・」
「いいけど、僕が死ねば自動的にネットにジェイドの浣腸した様子もさっき往った姿も流れるけどいいの?」
「・・・・・くっそ」
「さあ、今日のお楽しみはこれだよ」
そう言ってエネマグラを見せるとジェイドは不思議そうな顔をする。今日一日思ったけどジェイドは不良の割には性に対して詳しくはなかった。
「なんだそれ?」
エネマグラにローションをまぶし、アナルにあてると何をされるか察しがついたのだろう。びっくと体を緊張させたが、浣腸でほぐれたアナルは簡単に飲み込んでしまった。
「ぐぁっ・・・・。な、何をする気だ?」
「・・・・・」
オナホから抜いたペニスを筆でなで、緩やかな快感でペニスが固さを持ち始めたころジェイドの反応が微かに変わった。何かを耐えるように眉をしかめている。
浣腸の間止めていた乳首の機械を作動すると、ジェイドから喘ぎ声が漏れ始めた。
「んんっ・・・・・あ、あ・・・ふっ、ん、あっ・・・、尻の中のやつ取ってくれ、ローラン!頼む」
ジェイドが腰を揺らしている間も筆で亀頭の先をなでると、尿道口から漏れる先走りでローションの必要ないほど濡れていた。
ペニスへの緩やかな攻めは射精までには至らず、腰を揺らして射精を望むが往けない苦しさで必死に私を睨みつける。
そして、とうとうその時が来た。
「ッお"お"お"お"お"お""お"お"お"お"お"お"!!!」
ジェイドが雌イキで降りられないことを分かりながら、オナホをかぶせてペニスでも雄イキをさせたのだ。
「あ?あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ""あ"あ"あ"!!!」
そして、射精をしたせいでまた腸を締め付け、雌イキを繰り返すジェイドは壊れたおもちゃのように体を痙攣させていた。
「また、イック・・・イックウウウウ、お"お"お"お"お"!」
「偉いね。初めてなのに雌イキを覚えたんだね」
「あがっ!また、シリが・・・シリがああああ・・もう、や・・・あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」
ジェイドが意識を飛ばしている間に縄をほどき道具を片付け、彼の体を拭いて地下の部屋を出た。
サイドテーブルには今日のお礼として現金と『来週も13時にここに来るように』と書いたメモを残して。
2階の窓から外を眺めていると逃げ帰るように自転車乗って帰っていくジェイドが見えた。
祖父に家から海に沈む夕日を眺める。
「この海のどこかにシャチがいるのか」
この周辺には家はひとつもない。祖父の家だけが寂しそうに建っている。
(祖父もそんなことを考えて、この海を見つめていたのかもしれない)
家族は祖父のことを気が狂っているから本気にするなというけど、私は祖父の目がどうしても狂人の目には見えなかった。祖父にせがんで当時の生活や今はない町の名前を聞き出し図書館で調べると、本当に祖父が言った町が存在していたことが分かった。
その時の興奮は今でも忘れられない。12歳になっていた私は祖父に頼んで体を観察させてもらった。祖父は流石にしぶしぶだったが、初めて自分の話を信じてくれた私に協力的だった。
「男の尻は小さな窄みでも開発すると人の腕でも平気に入るようになる」
そう言って尻を私に向けると、祖父のアナルは女のように縦に割れ周りの肉がめくれあがっていた。そして尿道には棒のようなものを刺している。尿道も開発され何かを刺していないと漏れてしまうからだという。12cmほどの棒を抜くとそこには小指が入りそうなほどの穴が開いていた。
「ここも無理やり開発させられた。乳首がお前より大きいだろう。リングは当の昔に外しているが、穴が今でも残っている・・・見てみろ」
祖父がキッチンテーブルの上に置いてあった爪楊枝を1本持つと乳首の穴に通したのだ。
「本当だ・・・」
「ローラン、男は寂しいかな愛がなくとも前立腺をいじられると射精に至る。そして、開発によっては乳首だけで往けるようにもなる。そうなると快楽の虜になって、もっと快楽を求めてしまうのだ。私もそうやってあの蛸から逃れられず、何度も子供を産まされた。その子供たちが尿道を侵し膀胱で暴れると体が爆発しそうな快楽が脳を侵すのだ。あれは駄目だ・・・あんなことされたら忘れられなくなる」
「・・・・・?」
私の性癖が歪んだのは間違いなく祖父のせいだろう。
祖父が寝室から戻ると一枚の絵を手に持っていた。助かった直後記憶を残そうと必死に絵を描き続けたという。海の神であるシャチとその妻のレキュスを描いたものだ。
「わしの記憶を忠実に描いたものだ。かなり似ていると思う」
「これがシャチなのか・・・」
祖父はその年肺炎で帰らぬ人となったが、両親に頼んで祖父の家を相続した。祖父の家は海を見渡せる小さな丘の上に建っていたが、2DKの小さな家で資産価値も低いことから許されたのだ。
それからは学校が休みになると祖父の家で日記を読み漁り、あの絵を見るのが習慣となった。絵の中のシャチは妻を愛おしそうに見つめ、妻を守るように肩を抱いている。また、レキュスも嬉しそうに夫を見つめ返している構図だった。
シャチは艶のある黒髪を軽く結び、オリンポスの神々のように片肩から流れるような布をまとっている。布から出ている裸は神々しいほどに素晴らしい筋肉だった。顔はすべてのパーツが正しい位置にあるかのように整っている。
ひとりでシャチを見つめていると段々この男も祖父のように調教されれば、神であったとしても快楽で屈するのだろうかと考えるようになっていた。
そんなある日、私が学校の帰り道雑貨店によるとひと学年上のジェイドが仲間と一緒に万引きをしているのを見つけた。その時は成功し店を出て行ったが、私の中で何かがうごめいたのが分かった。
私は次の日も雑貨屋に立ち寄りスマートフォンを手にジェイドが来るのを待った。そしてジェイドの万引きの決定的瞬間を撮ることに成功したのだ。それからの私の行動は早かった。休みの日にジェイドを祖父の家に呼び出したのだ。
「俺に何の用だ?」
「僕を知っているんだ?」
「ああ、ローラン・エッジだろ。エッジ会長の息子だ」
「そうだね。君のお父さんの雇い主になる」
私の実家はこの片田舎の町でパルプ工場や飲食業などを幅広く経営しており、元々脅迫するまでもなく私に逆らえるものはいなかった。
「昨日、ジェイドが万引きした瞬間をスマホで撮ったよ」
「なっ・・・・それで俺を脅迫するのか?」
ジェイドは学校では不良として名が通っているが、男らしい風貌に女子生徒からの人気も高い。その彼が一瞬目を反らした。
私は昔から人の弱点を読むのに長けていた。ジェイドを最初の実験台にすることを決めたのもこの時だ。
***
ジェイドに性奴隷になることを誓わせ、裸になったジェイドを連れて地下に向かった。このみすぼらしい家には似合わない重圧な扉を開けると、そこには調教道具が山のように揃っていた。
「なんだこの部屋・・・もしかして拷問をするのか?」
「違うよ。痛いことは絶対しないと誓うよ」
シェイドは顔を青くしてその光景を見ていたが、腕を引っ張って診察台のような椅子に座るよう促した。
「分かっていると思うけど、逃げ出したらシェイドの恥ずかしい写真をネットで拡散するからね」
「この変態め・・・」
「くっくっく。いいね、その目」
私はジェイドを椅子の上で暴れないように縛ると、大きく足を開いたジェイドがいた。ジェイドに近づき体を観察するところから始めた。
「乳首は綺麗なピンクだね。それに小さくてあまり主張していない」
「乳首が主張って、どういう意味だ?」
「まあいいから。そしてペニスはこの年としては標準なのかな?勃起していないからあまり分からないな・・・ジェイドはそれにしても毛が薄いね」
「っつ!」
自分でも自覚があるのか、顔を赤くしているジェイドが少し可愛いと思った。
「そして、アナルは・・・」
「おい、どこを見ている!」
ジェイドは私がしゃがみこんだので姿が見えなくなり、何をされるか不安になったのだろう。体を起こそうとするが縛られていて動くことができない。
「小さいね。ここに腕が入るとは思わないな」
「な、なにを言ってる。腕なんか入る訳ないだろ」
「大丈夫だよ。腕を入れて欲しいって言うまで入れないから」
「馬鹿なのか?そんなこと俺が言う訳ないだろ」
私は立ち上がり壁にある棚から薬剤と筆を持って戻った。祖父の家にあるものは古めかしい道具ばかりなのだ。衛生面を考えると体に直接塗るものや入れるものはネットで吟味したものを使うことにしている。
と言ってもどれも使うのは初めてなので、ジェイドの反応が知りたかった。ジェイドは怯えた顔をしていたけど、体に悪いものは使わないと説明する。
「やめろ。くすぐったい」
「最初はあまり感じないのかな?でも、何度も薬を塗っていると乳首が固くなってきているよ」
「嘘だろ?」
「じゃあ、次はこれで馴染ませよう」
持ってきたのはローターだ。乳首を挟むようにローターを固定すると電源をオンにした。地下に振動音が響き始めるとジェイドの息が少しずつ荒くなってきたのが分かる。
「ふう・・・・あ・・・・・」
「少しペニスが固くなってきたね」
「そんなはずはない・・・頼む。乳首のローターを止めてくれ」
「どうして?気持ちいいんでしょ」
「気持ち良くなどない」
「素直じゃないな・・・もう少し強くしてみるか」
「ば、馬鹿やめろ!」
「っく・・・・」
「次はこれを使おう」
オナホを見て顔を真っ赤にさせ嫌だと首を振るジェイドを無視して、ローションをたっぷり入れるとゆっくりとペニスを挿入していく。
「あ、あ、やめろ・・・万引きしたことは警察に謝りに行くから」
「もう遅いよ。ジェイドは僕の性奴隷になるって誓ったよね」
「本気だとは思わなかったんだ。性奴隷はなしだ。今すぐ解放しろ」
「だから、遅いといったよね。それにジェイドの醜態をビデオに収めている。アナルまで丸見えの姿をみんなに晒したいの?」
「ビデオなんて聞いていないぞ。撮るなよ」
「往くところをしっかり撮ろうね。ほらオナホを上下に動かして・・・」
じゅぼ
じゅぼ
「ぐあ、あ、あ・・・やめて・・・往くから止めろ!」
手を止めるとジェイドは必至で息を吸っていた。
「はあ、はあ・・・」
「乳首が赤くなってきたからこっちに代えよう」
「なに・・・はあ、はあ・・っくぅ」
乳首のローターを剥がすと、吸引式のローターに張り替える。乳首を祖父のようにふた回りは大きくしてリングを通すのが目標だ。あまり急いては意味がない。乳首で往けるように、快楽を脳にリンクさせることが必要なのだ。
「なんだ・・・まだやるのか?」
「だってジェイドはまだ往っていないでしょ」
「どうなっている。乳首が吸われてる?」
「乳首を吸った状態で、舌で嘗め回されている気分になれる優れモノなんだ。指で掻かれたり、捏ね繰り回されたりAIがジェイドの感度を探知して気持ちよくしてくれるよ。最近この会社の株を買ったから、研究に協力しないとね」
「AI・・・」
じゅぼ
じゅぼ
ジェイドはよく理解できないといった顔をしているけど、使ってみた方が分かるだろうと電源を押しオナホを再開した。
「んひぃ!」
ジェイドは乳首が気持ちいいのか胸を押し出すように背中を反らした。何度も力を抜いたり反らしたりを繰り返す。ペニスも先走りでどろどろになっている。
「んい゛い゛い゛い゛い゛い゛!イックううううう!!」
痙攣するように体を震わすと、ジェイドは射精をしていた。その間も乳首につけた機械は動き続けている。
「往ってるから、往ってから。乳首止めてェ・・・」
ジェイドは涙目で乳首の機械を止めてと懇願したが、AIが学習したせいか乳首も相当感じるのだろう。ジェイドの息が整うとストローで水を飲ませる。
「もう往ったからいいだろ。帰してくれ」
「調教を初めてまだ1時間しか経ってないよ、毎週最低3時間はくれる約束だろ」
「1時間・・・まだ1時間なのか?そんな・・・」
ジェイドはぶつぶつと何かを呟いていたが、私は事前に準備していた浣腸をジェイドの横にあるサイドテーブルに置いていく。
「なっ!何をする気だ?」
ジェイドは目を見開き、この時は一番暴れたけど縛り方もすでに研究済みだ。ジェイドが暴れても縄はびくともしなかった。
***
「3本目が終わったね。よく頑張ったねジェイド」
浣腸が終わるころにはジェイドは泣き叫び、顔は涙と涎で汚れていたが熱いタオルで顔を拭いてやれば元の男らしい顔に戻った。ジェイドの頭をなで落ち着かせることにした。
「お前を殺してやる・・・」
「いいけど、僕が死ねば自動的にネットにジェイドの浣腸した様子もさっき往った姿も流れるけどいいの?」
「・・・・・くっそ」
「さあ、今日のお楽しみはこれだよ」
そう言ってエネマグラを見せるとジェイドは不思議そうな顔をする。今日一日思ったけどジェイドは不良の割には性に対して詳しくはなかった。
「なんだそれ?」
エネマグラにローションをまぶし、アナルにあてると何をされるか察しがついたのだろう。びっくと体を緊張させたが、浣腸でほぐれたアナルは簡単に飲み込んでしまった。
「ぐぁっ・・・・。な、何をする気だ?」
「・・・・・」
オナホから抜いたペニスを筆でなで、緩やかな快感でペニスが固さを持ち始めたころジェイドの反応が微かに変わった。何かを耐えるように眉をしかめている。
浣腸の間止めていた乳首の機械を作動すると、ジェイドから喘ぎ声が漏れ始めた。
「んんっ・・・・・あ、あ・・・ふっ、ん、あっ・・・、尻の中のやつ取ってくれ、ローラン!頼む」
ジェイドが腰を揺らしている間も筆で亀頭の先をなでると、尿道口から漏れる先走りでローションの必要ないほど濡れていた。
ペニスへの緩やかな攻めは射精までには至らず、腰を揺らして射精を望むが往けない苦しさで必死に私を睨みつける。
そして、とうとうその時が来た。
「ッお"お"お"お"お"お""お"お"お"お"お"お"!!!」
ジェイドが雌イキで降りられないことを分かりながら、オナホをかぶせてペニスでも雄イキをさせたのだ。
「あ?あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ""あ"あ"あ"!!!」
そして、射精をしたせいでまた腸を締め付け、雌イキを繰り返すジェイドは壊れたおもちゃのように体を痙攣させていた。
「また、イック・・・イックウウウウ、お"お"お"お"お"!」
「偉いね。初めてなのに雌イキを覚えたんだね」
「あがっ!また、シリが・・・シリがああああ・・もう、や・・・あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」
ジェイドが意識を飛ばしている間に縄をほどき道具を片付け、彼の体を拭いて地下の部屋を出た。
サイドテーブルには今日のお礼として現金と『来週も13時にここに来るように』と書いたメモを残して。
2階の窓から外を眺めていると逃げ帰るように自転車乗って帰っていくジェイドが見えた。
祖父に家から海に沈む夕日を眺める。
「この海のどこかにシャチがいるのか」
この周辺には家はひとつもない。祖父の家だけが寂しそうに建っている。
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あの王子様の孫で現代か近未来!??わぁぁえろーい*。・+(人*´∀`)+・。*御馳走様でーす♡♡エネマグラ&オナホだなんて最高でした♪
番外編2で、一瞬捕まってるのがシャチになってる箇所がありました( 〃▽〃)拐われちゃうレキュスと怒るシャチとロイ、良かったです♪御馳走様でした♪
今日も面白かったです(*´∀`)もうドはまりですよぉ♪
誤字は何回読み返しても気付けない時は気付けないですから仕方無いですww(*ノ▽ノ*)