【激エロ】BL神の策略

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神の森~レキュスの子Ⅱ~

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この男は、毎晩甘い言葉を囁き、脳がとろけるような強烈な快感を与えてくる。

普段は優しい男なのに、俺を抱くときは容赦がない。もう女を抱けない身体になっていても執拗に快楽を与えてくるのだ。そうなると、目が覚めても身体が動かないことが多い。そして、サンは嬉しそうにタルの世話を始める。

今日もタルを抱え、タルが最近お気に入りの温泉に向かかった。サンに抱きかかえたまま湯船につかると、岩で囲まれた温泉からは硫黄の微かな匂いが漂い。手触りのいい白く濁ったお湯は今日もちょうどいい湯加減だ。昨晩の腰の痛みが和らぎタルは心地よさにうとうと舟をこきだした。

「タルは温泉が好きですね」

タルは存在を思い出したように振り返った。目の前には恐ろしく整ったサンの顔がある。

(っくーーー。なんで神ってやつはどいつも顔がいいんだ)

タルも人から見れば十分美しく、サンに抱かれるようになって色香が加わった。

「可愛いですね、タルは」

「男に可愛いっていうな」

サンは何を言っても怒らない。ひたすらタルを甘やかす。

タルも最近は絆されそうで自分の気持ちに気づくことを恐れていた。

サンがタルの首筋にまた口づけを落とせば、ぷんぷん怒っていたがサンからしてみれば可愛いだけだ。温泉の後は森を見渡せる岩が迫り出した場所に移動する。この森の景色を楽しみながら食事をするのがいつもの日課だ。

森で採れる食材は季節によって様変わりする。どの季節でも種類が豊富で、味付けにも拘っている。まだ若いタルは残すことなく完食すると、大きな欠伸をしてサンの腕の中で眠ってしまった。

「おやおや、寝てしまったようですね」

遠くに見える海が少し荒れてきたようだ。

「シャチが貴方のお母様を怒らしたのでしょうか。風が出てきたので帰りましょうね」

あちらも上手くいっているようだ。

***

タルは何度も逃亡しようとするがすぐに捕まり、お仕置されるのがお約束になりつつある。昨晩はサンの寝首を狙った。

『サン様は最近楽しそうですね』そう聞いたのは、森の賢者であるシロフクロウだ。

「ああ、次は何をやらかしてくれるか楽しみでしょうがない」

「あ゛あ゛あ゛あああああアアアアアア!!!イクううーー!!ぁぁ ぁあああああ゛あ゛あ゛あ゛!!」

M字開脚に身体を固定し、何本ものツルで作った巨根でタルのアナルを犯している。ツルで固定されると身体をよじって快感を逃すこともできない。それに、巨根が抜ける時に腸が引っ張られるようでとてもいい声で鳴く。タルはこれに犯されると、すぐにメスイキで降りれなくなる。

涙と涎で汚れた顔を愛おしそうに見つめるサン。

乳首にも細いツルが出入りを繰り返しているので、胸でも同時に往っているのだろう。

「さあ、その姿をお父様のシャチにお見せしましょうね」

「イヤ・・・もう、あ“!!!!!!!!イク、イクの、止まらない、アアアアアンン!!!!!!!!」

「凄い声だな・・・湖から聞こえていたぞ」

部屋に入ってきたのは父親であるシャチだった。床を見ると真珠が転がっている。その数を見ると何度も往っていることが分かる。壁を見ると半分は埋まっているようだ。

「父上・・・助けて・・・・」

シャチは顔色もかえずにツルを掴むと一気に引き抜いた。

「をおおおおお!!!!」

ガクガクと震えたタルが、白目を向いて意識を手放した。

「ところで今日の話があるとか」

「ああ、レキュスがタルに会いたがっている」

「そうですか・・・残念です。抵抗するタルが面白かったのですが」

「ああ。記憶の書き換えを頼む」

「しょうがないですね」

***

それから1カ月後。サンとタルの結婚式に呼ばれたレキュスが、美しいドレスで現れた。逞しかった身体は女性のようにくびれ、長い金色の髪が太陽の日差しで輝いていた。

同じくウェディングドレスのタルも美しく化粧を施され、美しい森の中でサンとタルは結婚の誓いを交わした。

「タル、素晴らしい方を見つけましたね」

「はい。僕もお母様のように幸せになります」

「ええ、サン様。タルをよろしくお願いします」

「はい。義母様、任せてください」

レキュスはサンの息子だが本人には記憶はない。

そしてタルの記憶では、冒険者をしているときに大怪我を負って森の神サンに助けられ、献身的な世話になったという記憶に書き換えられていた。都合がいいことにサンに恋をしたタルが、『結婚したい』と求婚したことになっている。

4人と一緒に食事を終えると、両親は海の宮殿へ帰って行った。

今日はタルの記憶では初夜である。まさか自分の身体が調教済みとは思ってはいない。乳首に付いているリングも尿道に刺さっているプラグも正常だと脳は認識している。でも現実のウェディングドレスは、胸と股が大きく開き乳首のリングと尿道プラグが繋がっていた。それを見ているレキュスもそれが普通だと認識している。

シャチだけが呆れた顔でサンを見ていた。

「タルの処女を頂けますか」

「うん・・・」

恥ずかしそうに顔を赤らめるタルに優しく口づけをすると、サンは一気にタルのアナルに凶悪な男根を突っ込んだ。

「うっ?おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

「タルは処女なのに、ちんぽを突っ込んだだけで往ったのですか?」

「・・・???」

「こんなに簡単に入ったのですから、動いてもいいですよね」

「あ゛あ゛あ゛ああああアアアア!!!・・・なんでええ゛処女なのに・・イッテル!あああイッテル」

「タルは淫乱ですね・・・私のちんぽはそんなに美味しいですか?記憶を戻して本当のタルにも聞いてみましょうね」

「・・・・・・?なんだこのピアス」

「結婚のお祝いに頂いたのを忘れたのですか。結婚式も無事に終わり今夜は初夜です。ほら、私のちんぽを咥えているでしょ」

「ッツーーーーー!抜きやがれ。お前なんかと結婚なんてするか」

「また、そんなことを言って・・・お仕置にS字結腸をぶち抜いてあげましょう」

「ヤメロ!それだけは・・・・」

「どうして、タルはS字結腸をぶち抜かれるのが好きでしょう?」

ぐぼっつ

「ッッッーーッッああッッああアアアアア!!!!」

「はっはっは。可愛いいタル。・・・いつものように抵抗してください。なんなら私を殺してくれてもいいですよ。それでも、私は貴方を永遠に手放さない。愛してますよ」

「あ゛あ゛あ゛ああああアアアア!イクううううう!!」

***

逃げても逃げてもサンは必ずタルを迎えに来る。

「タル、迎えに来ましたよ]

「っち、見つかったか」

サンがタルを抱きしめると景色が歪み、気づけば見慣れた我が家だった。ベッドに押し倒され、サンは強引に衣服を破ると乳首に吸い付いた。

(何でいつも他の男に誘われたタイミングで見つかるんだ。別にサン以外の男と寝るつもりはないからいいけど)

サンの熱のこもった瞳を見ると、今日は朝までコースだろう。タルは尻の奥がきゅんと疼く気がする。

何度もサンの手技で往かされ、いい加減早く寄越せと言わんばかりにサンの男根にタルもしゃぶりついた。

「ああ、タルが私のものを・・・・」

少し驚いて目を見開いたサンも気持ちよさそうに息が乱れている。

(年百年も前からお前が好きだと気づきやがれ)

***


どれだけ熱い時間を過ごしても、タルはまた森を抜け出す。

タルは、サンに迎えに来て欲しいから逃げ出しているなんて死んでも言わない。

サンは楽しそうに市場を歩くタルを眺めていた。この町は一度戦で廃都になりかかったが、流石に230年も経つと街の雰囲気もがらりと変わり賑わいを見せている。

タルは珍しいものを見つけると熱心に商品を見つめたり、店主に話を聞いている。香ばしい肉の香りがしたかと思うと、案の定タルは涎を垂らしそうな顔をして串焼きを買っていた。

タルは上手に逃げ切ったと思っているが、サンは森の気配で気づいている。逃げ出してから、ものの数時間でタルを見つけているとは本人も気づいていない。

前回は1週間で迎えに行くと50年も経たないうちに逃げられた。気を使って1年迎えに行かなければ『もう、俺を愛していないんだ』と大きに拗ねられた。

「今回は間を取って、半年か?」

森の自宅にはタルの精子で飾られた壁が、とうの昔に完成済みだ。これでタルと一緒に、悠久の時間を過ごすことができる。

サンは露店で買った串焼きを頬張るタルを愛おしそうに見つめるのだった。




END


***

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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