【激エロ】BL神の策略

haaaaaaaaa

文字の大きさ
上 下
10 / 15

神の森~レキュスの子~

しおりを挟む
レキュスの息子タルは、深い森を歩いていた。森の景色はどこを見ても同じに見えるが、昨日からどうも同じ場所を歩いている気がする。

ここは神の森だ。普通の人間は入ることも許されない。タルは成人すると父親から山の神であるサンに会えと告げられた。サンを探すが未だに見つけられないでいる。

「ここ・・・さっきも通ったよな」

タルの気が一瞬緩んだ時木のツルがタルに巻き付いた。

「うわっ!」

ツルがタルを宙に引き上げると器用にタルの服を脱がしていく。剣を抜こうとしているが、手足を拘束されそれも難しい。

「何をする!このやろう!放せ」

必死に抵抗してツルを掴むが、1・2本のツルを掴んだところでまだ沢山いるのだ。タルがいつの間にか全裸になったところで、タルの両足を引っ張り股を大きく広げさせた。誰もいないとはいえ急所が丸見えなのは心もとない。

タルは羞恥心で真っ赤になりながらも、ツルを引っ張って千切ろうとしていた。


「暴れると怪我をしますよ」

そこに立っていたのは人間とは思えない美しい男だった。

「お前は誰だ?」

「サンです。山の神のサン」

「貴方が・・・父に会えと言われここまで来たが、ツルに襲われこのような格好に・・・」

恥ずかしそうに顔を赤らめると、サンは助けることもなくタルに口づけた。

「んあ?」

「ああ、この日をどれだけ待ちわびた事か」

「おい、何を言っている。早く助けてくれ」

「どこもかしこも可愛い・・・ああ、私の花嫁」

肌を撫で回し、うっとりとする男に背筋がゾクッとした。

「頭がおかしいのか?」

「夫に対してその言葉遣いはいただけませんね」

「誰が夫だ。見ればわかるだろ俺は男だ」

「ええ、知っていますよ。だからいっぱい気持ち良くなって女の子になりましょうね」


***

先ほどから体中に口づけられ、気持ち悪いが手足を拘束されたタルには抵抗ができない。

「ああ、ここもちょこんと主張していて可愛いですね」

男が次に触れたのは、タルでも触ったことのない乳首だ。

「触るな、変態!」

「ああ、いいですね。その目」

伸びたツルから滴る液体をサンがタルの乳首に塗り込んでいく。そうすると、乳首が熱を持ち始めた。

「・・・・・乳首が変だ・・・・どうなっている」

「ふっふ。乳首の感度を上がるお薬です。タルがここでも楽しめるようにね」

乳首を軽く吸われ「ふぁあ・・・」と変な声が出た。

「本当に可愛らしい・・・ふっふっふ」

タルは暴れるがツルや枝はしなやかにうねるだけだ。
薬のせいで身体に力が入らなくなると、サンはタルを大切に抱え木の洞に造られた住まいに移動した。

木の香りがする洞は温かく、こぼれ日が家の中に降り注いでいる。不思議なのは木の中にキッチンやダイニング、人間の屋敷にあるようなベッドまである。壁は小さなへこみが沢山あり、なぜこのような形状なのか不思議な顔をしているタルをベッドに寝かせると、サンはタルをあっと言う間に往かせ真珠を目の前で作り上げた。

そして、壁に埋め込むとまたタルの元に戻ってきた。

「これを見たことはないですか?」

真珠に覆われた壁は両親の住まいである宮殿で見たことがある。大きな部屋の壁は全て真珠が飾られ、キラキラと虹色に輝き、子供心に美しいと感じていた。

(嘘だ!その部屋の真珠が精子で出来ていると言うのか)

父が『タル、この部屋の真珠は美しいと思わないか』と聞くたびに母は顔を真っ赤にしていた。

(まさか・・・)

「さあ、喉が渇いたでしょう」

そういって口移しにされたのは、蜜の味のする甘い飲み物だった。

「これは痺れ薬です。身体は動かせないけど、感度を数倍上げてくれます。意識はしっかりあるので安心してください。貴方の父は海の生き物に調教させましたけど、私は時間をかけて貴方に喜びを与えたいのです。私が作った道具を使ってね」

目の前に持って来たのは木で作ったエネマグラだった。先ほどから時間をかけアナルを指で慣らされ、2本目が入る頃この道具を入れられた。

最初は異物感に気持ち悪かったが、エネマグラが当たる場所が疼くような感覚に戸惑い。息が上がったように「はあ、はあ・・・」という声が漏れるようになった。

「・・・・そろそろですかね」

急にサンに乳首を舐められ、思わず力が入った。そうすると腸がうねり、エネマグラが前立腺を押し上げた。脳に直接電気が流されたような強烈な快感。タルは自分が射精をしたのが分かった。でも、それで終わりではない。射精をしている間もエネマグラが絶えず前立腺を刺激する。

初めて味わうメスイキに、タルは生理的な涙を流したが身体は意思を持たない肉のようだ。思うように身体が動かせず、何度も襲ってくる快感に翻弄されるタル。身体は跳ねるように何度もメスイキで痙攣を繰り返している。

「・・・やめろ!ああアアアア」

「ああ、その顔が見たかった・・・今日はそれを入れたまま寝ましょうね。寝ている間も自分で自分を調教するなんてタルは本当に淫乱な子ですね」

「あ゛あ゛あ゛あああああああああアアアアアア!!!・・・しりがぁ」

何度も潮を噴くたび、木の床にコロコロと真珠が転がる。サンがひとつひとつ大切そうに集めると木の壁に埋め込んでいく。その間も真珠は床を転がっていく。

「意外と壁を埋めるのは早いかもしれませんね。では可愛い私の奥さん、いい夢を・・」

神聖な森ではタルの喘ぎ声が響き、また静寂が訪れ、タルの喘ぎ声が響くことを繰り返している。恐らく気を失っては強烈な刺激で目が覚めることを繰り返しているのだろう。

サンはうっとりした顔でその喘ぎを堪能していた。

「やっと手に入れた貴方を逃がしませんよ」
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。

山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。 お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。 サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。

実はαだった俺、逃げることにした。

るるらら
BL
 俺はアルディウス。とある貴族の生まれだが今は冒険者として悠々自適に暮らす26歳!  実は俺には秘密があって、前世の記憶があるんだ。日本という島国で暮らす一般人(サラリーマン)だったよな。事故で死んでしまったけど、今は転生して自由気ままに生きている。  一人で生きるようになって数十年。過去の人間達とはすっかり縁も切れてこのまま独身を貫いて生きていくんだろうなと思っていた矢先、事件が起きたんだ!  前世持ち特級Sランク冒険者(α)とヤンデレストーカー化した幼馴染(α→Ω)の追いかけっ子ラブ?ストーリー。 !注意! 初のオメガバース作品。 ゆるゆる設定です。運命の番はおとぎ話のようなもので主人公が暮らす時代には存在しないとされています。 バースが突然変異した設定ですので、無理だと思われたらスッとページを閉じましょう。 !ごめんなさい! 幼馴染だった王子様の嘆き3 の前に 復活した俺に不穏な影1 を更新してしまいました!申し訳ありません。新たに更新しましたので確認してみてください!

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

イケメン幼馴染に執着されるSub

ひな
BL
normalだと思ってた俺がまさかの… 支配されたくない 俺がSubなんかじゃない 逃げたい 愛されたくない  こんなの俺じゃない。 (作品名が長いのでイケしゅーって略していただいてOKです。)

いつかコントローラーを投げ出して

せんぷう
BL
 オメガバース。世界で男女以外に、アルファ・ベータ・オメガと性別が枝分かれした世界で新たにもう一つの性が発見された。  世界的にはレアなオメガ、アルファ以上の神に選別されたと言われる特異種。  バランサー。  アルファ、ベータ、オメガになるかを自らの意思で選択でき、バランサーの状態ならどのようなフェロモンですら影響を受けない、むしろ自身のフェロモンにより周囲を調伏できる最強の性別。  これは、バランサーであることを隠した少年の少し不運で不思議な出会いの物語。  裏社会のトップにして最強のアルファ攻め  ×  最強種バランサーであることをそれとなく隠して生活する兄弟想いな受け ※オメガバース特殊設定、追加性別有り .

風紀“副”委員長はギリギリモブです

柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。 俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。 そう、“副”だ。あくまでも“副”。 だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに! BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。

つまりは相思相愛

nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。 限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。 とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。 最初からR表現です、ご注意ください。

その捕虜は牢屋から離れたくない

さいはて旅行社
BL
敵国の牢獄看守や軍人たちが大好きなのは、鍛え上げられた筋肉だった。 というわけで、剣や体術の訓練なんか大嫌いな魔導士で細身の主人公は、同僚の脳筋騎士たちとは違い、敵国の捕虜となっても平穏無事な牢屋生活を満喫するのであった。

処理中です...