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海中の神殿~ウミヘビの間~
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やっと次の扉に着くと、扉には蛇のような生き物が彫られていた。
(海にも蛇がいるのか?)
先ほどまでまとわりついていた稚魚たちは何か怯えたように、一斉に離れていく。レキュスはしばらく男根が落ち着くのを待って重たい扉を開いた。
扉を開けると松明の明かりで細長い影が見える。よく見ると何匹ものウミヘビが身体をくねらせ泳いでいるようだ。初めて見るウミヘビは鋭い歯を持ち、顔も凶悪だった。
(蛇は毒をもっている。この蛇も噛むのだろうか・・・)
警戒しつつも驚かさないように、レキュスはゆっくりと扉に入る。扉が閉まると念のためもう一度扉を開けようとしたが、扉は開かなかった。次の部屋に進むと元の部屋には戻れないようだ。
「進むしかないようだな」
レキュスが進み始めると、ウミヘビが近づいてきた。剣を抜こうか迷ったが、ウミヘビはそのままレキュスの身体をそって通り過ぎた。ウミヘビが身体に触れた時ヌメリを感じたが、身体の表面は滑らかで痛くはない。
また、1匹のウミヘビが身体をかすめ泳いでいく、また一匹・・・また一匹。
「っつ!!」
その時1匹のウミヘビが乳首をかすめた。稚魚に散々吸われたせいか乳首が腫れぼったく感じる。今まで意識もしたこともなかった乳首が、ウミヘビに触れられると妙に意識してしまう。
それにウミヘビが肌をかすめると、まるで誰かに撫でられているようだ。
「うわ!」
後ろから来たウミヘビが海水で膨らんだ下ばきに入ってきた。生地の中でウミヘビが逃げようと暴れるので、腰ひもを慌てて掴んだ。
片手には剣を掴んでいるせいで両手がふさがると、また別のウミヘビが緩んだ下ばきの足側から入り込んできた。ウミヘビが逃げようと身体をくねらせると、半勃になった男根の裏筋を撫でられているようだ。
「やめろ!」
両手が塞がったレキュスが進めずにいると、ウミヘビがレキュスの身体の周りを取り囲んできた。何匹ものウミヘビが乳首をかすめ、背中や股を手で愛撫するように撫でていく。
「・・・っくーーー!」
先ほどから下ばきに入ったウミヘビも身体をくねらせると男根や睾丸までもが撫でているようだ。レキュスは大勢の人間に体中を撫でられているような錯覚を覚えた。
(こんなことで感じるなんて・・・俺はどうなっている?)
下ばきに入ったウミヘビの位置が変わると、次はアナルの周りを撫で始めた。レキュスも気づかない間に性感帯に高められたアナルの刺激に驚いたレキュスが下ばきから手を離したのが悪かった。
今のレキュスにとって唯一の防具であった下ばきが脱げてしまったのだ。
慌てて取り戻そうとしたが、ウミヘビは何もなかったように泳ぎ去って行く。レキュスはすぐに手を伸ばし一度は掴んだが、ヌメリのあるウミヘビだ。手からするりと逃げ他のウミヘビに邪魔をされ姿が見えなくなってしまった。
どうしたものか茫然と眺めるレキュスの股の間を悠然とウミヘビが通り過ぎていく、レキュスの敏感になった睾丸を撫で、男根を撫でる。やわやわと揉まれているようで、どうも気分が落ち着かない。
(早く次の扉に・・・・)
今の状況から逃げるようにレキュスは必死に腕をかいて歩るくように進む。
レキュスは平常心を保とうとするが、次の扉に着くころにはレキュスの男根は痛いぐらいに勃起していた。
(一体何が起こっているのだ)
レキュスは息を整えながらも扉を見上げる。
次の扉には何本も足がある妙な生き物が彫られていた。
(海にも蛇がいるのか?)
先ほどまでまとわりついていた稚魚たちは何か怯えたように、一斉に離れていく。レキュスはしばらく男根が落ち着くのを待って重たい扉を開いた。
扉を開けると松明の明かりで細長い影が見える。よく見ると何匹ものウミヘビが身体をくねらせ泳いでいるようだ。初めて見るウミヘビは鋭い歯を持ち、顔も凶悪だった。
(蛇は毒をもっている。この蛇も噛むのだろうか・・・)
警戒しつつも驚かさないように、レキュスはゆっくりと扉に入る。扉が閉まると念のためもう一度扉を開けようとしたが、扉は開かなかった。次の部屋に進むと元の部屋には戻れないようだ。
「進むしかないようだな」
レキュスが進み始めると、ウミヘビが近づいてきた。剣を抜こうか迷ったが、ウミヘビはそのままレキュスの身体をそって通り過ぎた。ウミヘビが身体に触れた時ヌメリを感じたが、身体の表面は滑らかで痛くはない。
また、1匹のウミヘビが身体をかすめ泳いでいく、また一匹・・・また一匹。
「っつ!!」
その時1匹のウミヘビが乳首をかすめた。稚魚に散々吸われたせいか乳首が腫れぼったく感じる。今まで意識もしたこともなかった乳首が、ウミヘビに触れられると妙に意識してしまう。
それにウミヘビが肌をかすめると、まるで誰かに撫でられているようだ。
「うわ!」
後ろから来たウミヘビが海水で膨らんだ下ばきに入ってきた。生地の中でウミヘビが逃げようと暴れるので、腰ひもを慌てて掴んだ。
片手には剣を掴んでいるせいで両手がふさがると、また別のウミヘビが緩んだ下ばきの足側から入り込んできた。ウミヘビが逃げようと身体をくねらせると、半勃になった男根の裏筋を撫でられているようだ。
「やめろ!」
両手が塞がったレキュスが進めずにいると、ウミヘビがレキュスの身体の周りを取り囲んできた。何匹ものウミヘビが乳首をかすめ、背中や股を手で愛撫するように撫でていく。
「・・・っくーーー!」
先ほどから下ばきに入ったウミヘビも身体をくねらせると男根や睾丸までもが撫でているようだ。レキュスは大勢の人間に体中を撫でられているような錯覚を覚えた。
(こんなことで感じるなんて・・・俺はどうなっている?)
下ばきに入ったウミヘビの位置が変わると、次はアナルの周りを撫で始めた。レキュスも気づかない間に性感帯に高められたアナルの刺激に驚いたレキュスが下ばきから手を離したのが悪かった。
今のレキュスにとって唯一の防具であった下ばきが脱げてしまったのだ。
慌てて取り戻そうとしたが、ウミヘビは何もなかったように泳ぎ去って行く。レキュスはすぐに手を伸ばし一度は掴んだが、ヌメリのあるウミヘビだ。手からするりと逃げ他のウミヘビに邪魔をされ姿が見えなくなってしまった。
どうしたものか茫然と眺めるレキュスの股の間を悠然とウミヘビが通り過ぎていく、レキュスの敏感になった睾丸を撫で、男根を撫でる。やわやわと揉まれているようで、どうも気分が落ち着かない。
(早く次の扉に・・・・)
今の状況から逃げるようにレキュスは必死に腕をかいて歩るくように進む。
レキュスは平常心を保とうとするが、次の扉に着くころにはレキュスの男根は痛いぐらいに勃起していた。
(一体何が起こっているのだ)
レキュスは息を整えながらも扉を見上げる。
次の扉には何本も足がある妙な生き物が彫られていた。
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