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2-7 ミート・ミート・ミート
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「やっぱりお前、素直だな~」
「……いきなり、何の話ですか」
そこへ、一時限目の授業開始のチャイムが鳴る。
クズキリ先生が教室に入ってくる。
「全員そろってるな。今日の一時限目は『悪夢選別』の授業だ」
ふわあ、とあくびをするバベルが「悪夢選別う?」とささやいた。
「なんだ、それ?」
するとククルは人差し指を立てながら、ひそひそ声で得意げに解説しはじめた。
「悪夢には、ホラー系にトラウマ系とさまざまな種類がありますから。悪夢を食べるあなたたちバクにも好き嫌いがあるでしょう? 自分のバクがどの悪夢が好物なのかを学ぶ……それが悪夢選別の授業ですよ。というか、そんな態度だから、授業も小耳に挟むていどしか記憶できないんですよ、バベル」
「へいへい」
気だるそうに答えるバベルに、ククルはお得意のため息をつく。
クズキリ先生がカカカッと黒板に『悪夢選別』と書いていく。
「これからきみたちには、悪夢のサンプルを体験してもらう」
「……え? そんなものがあるんですか」
ククルが言うと、クズキリ先生は教卓に置いていた小さな袋を手に取った。
「このなかに、さまざまな悪夢のサンプルが入っている。今から全員に配っていくぞ」
「……いきなり、何の話ですか」
そこへ、一時限目の授業開始のチャイムが鳴る。
クズキリ先生が教室に入ってくる。
「全員そろってるな。今日の一時限目は『悪夢選別』の授業だ」
ふわあ、とあくびをするバベルが「悪夢選別う?」とささやいた。
「なんだ、それ?」
するとククルは人差し指を立てながら、ひそひそ声で得意げに解説しはじめた。
「悪夢には、ホラー系にトラウマ系とさまざまな種類がありますから。悪夢を食べるあなたたちバクにも好き嫌いがあるでしょう? 自分のバクがどの悪夢が好物なのかを学ぶ……それが悪夢選別の授業ですよ。というか、そんな態度だから、授業も小耳に挟むていどしか記憶できないんですよ、バベル」
「へいへい」
気だるそうに答えるバベルに、ククルはお得意のため息をつく。
クズキリ先生がカカカッと黒板に『悪夢選別』と書いていく。
「これからきみたちには、悪夢のサンプルを体験してもらう」
「……え? そんなものがあるんですか」
ククルが言うと、クズキリ先生は教卓に置いていた小さな袋を手に取った。
「このなかに、さまざまな悪夢のサンプルが入っている。今から全員に配っていくぞ」
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