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22 優雨の恋の行方
しおりを挟む昊良は現在駅前に出来た新しいマンションに一人暮らしをしているらしい。
大学に行けば住まなくなるということで賃貸にしたようだ。
そこに行くと何故か翠父さんが待っていた。
「父さん?一人ですか?」
翠父さんが一人で出歩くのは珍しい。
基本家で大人しく橙利父さんの帰りを待つ人だし、それを苦にも思っていない人だ。
「うん、今日は特別。」
にこりと笑う翠父さんは相変わらず若々しい。
垂れ目な所為か童顔に見えるのもあるが、シワがあまりないつるりとした顔をしている。
橙利父さんはこの世の誰よりも翠父さんを大事にしている。子供でも翠父さんに関わらせるのを嫌がるくらいだ。
中に全員でお邪魔すると、途中で買い物に離れた仁がいつの間にか戻って来ており、ペットボトルを出して来た。
母校の体育祭は暑かったので冷たい水が気持ちいい。
「優雨兄さんの飲みかけ……。」
「…………。」
飲みかけのペットボトルを渡すと昊良は残りを飲んでしまった。
自分のを飲まないのだろうか。
「…………相変わらず昊良君は優雨が好きなんだねぇ。」
翠父さんは朗らかに笑っている。
もう少し水を飲みたかったので昊良の分のペットボトルを奪い、蓋を開ける。昊良に残りをあげるんじゃなかった。
「高校に向かったって連絡来たからここに来たんだよ。優雨が来たって事はそういう事で良いのかな?」
「良いんじゃないですか。昊良に運命が現れたって言ったら、来る時不貞寝してましたし。運転中に威圧出すのは困りますけど。」
「………何の話ですか?」
話が見えない。
「うん、優雨と昊良君が結婚するかという話だよ?」
蓋の開いたペットボトルを落とした。
半分ほど残った水がコポポと流れ出る。
「結婚して良いの!?しかも優雨さんもしかして嫉妬してくれた!?」
昊良は顔を輝かせて喜んでいる。
「いや、待て。昊良は少し黙ってて。僕達は男性アルファ同士ですよ。」
翠父さんはキョトンと不思議そうな顔をしている。何でだ。
「男と女のアルファ同士は良いのに、男同士のアルファはダメなの?」
え?いや、どうだったかな?
出来たんだっけ?あれ?
優雨の頭の中は激しく混乱していた。
「優雨は橙利さんにそっくりでしょ?何処か感情抜け落ちてる感じが特に。恋愛面で心配で仁君にいつも聞いて確認してたんだよ。今回昊良君に運命の番っぽいのが出たって聞いて、これは確かめるチャンスなんじゃ無いかと思ったんだ。」
確かめる………。まさか僕が嫉妬して動くかどうかを?昊良は今高校一年生だぞ?
「アレは運命じゃない!確かに最初あった時お互い発情したから可能性はあるけど、俺はあんな臭いオメガは嫌だ!優雨兄さんが一番良い匂いがする!」
運命の番は最良の遺伝子相性ではないかと言われている。相性は良いのに匂いがダメとかあるのか?
「僕はね、誰も見つけられず一人で終わる人生より、多少困難があっても好きな人と幸せになる人生が良いと思うんだ。」
多少?十歳歳下の同姓アルファである事は多少なのか?
疑問だらけだ。
翠父さんは立ち上がり、僕の手を握った。小さく柔らかいオメガの手だ。
「僕は応援するよ。」
「俺達はこのまま帰るから、お前達少し確認して今後を固めとけよ。」
「………………。」
呆然たする僕に、翠父さんはにっこりと笑って去って行った。また帰って来たら橙利さんも交えて話し合おうと言って。
あれ?僕は昊良が好きなことになっている?
好きなんだっけ?
好きって何だっけ?
「優雨さん、俺嬉しい!漸く優雨さんと一緒になれる。」
昊良が汗臭い身体で抱き付いてくるが、ふわりと昊良の匂いが薫る。
アルファ同士でも匂いはする。
が、アルファとアルファが匂いを感知するのは敵対する時が多い。……はず。
何故アルファの昊良の匂いを良い匂いと思うのだろうと、今更ながらに気付いた。
ガシリと腕を掴まれ引っ張られる。
「どこに行くんだ?」
「風呂場。ここのマンション選んだ理由は風呂場が少し広いからなんだ。」
「体育祭終わったばかりだぞ?」
「だからでしょ?」
昊良の匂いが濃くなり、高まる下半身が目に入る。ギラつく眼差しが何をやろうとしてるのか示してくる。
舌なめずりする肉食動物を前に、自分が小動物になった様な気がした。
ドクドクと一つの生き物の様に脈打つ熱と、腹の中に熱く広がる感触に、ビクビクと痙攣をする。
いつもはちゃんとゴムを着けているのに、今日は着けずに中に出されていた。
「優雨兄さん、好き、大好き!……はぁ、はぁ、気持ちいい………。これからはずっと中に出そうね。」
出しては抜かずにまた動き出す。
「………ゔ…、ぁあ………。」
お腹にタプタプと溜まるものが、後から大変な事になると分かってても、今は繰り返される律動に抗う事が出来ない。
目がチカチカと白く明滅し、何処が痙攣しているのか自分でも分からなくなっていた。
ゴリュゴリュと奥深くまで入り込む昊良の陰茎は太く長く、奥深くにある入り口を何度も擦り虐めてくる。
「………んん…、きも、ちいぃ……ひっ、っ………、も、やぁ……っ!」
相手が十歳も下だとか、高校生だとか、常識的な事は全て飛んでしまっている。
「はは、俺も気持ちいい………。」
神の様に美しい優雨兄さん……。
物心つく頃にはこの人しか見ていなかった。
長い睫毛に覆われた薄茶色の瞳は優しく美しい。手はヒンヤリと冷たく滑らかで、ずっと捕まえていないといなくなりそうで、事あるごとについて回った。
この人の心が平坦で揺らがない代わりに、一度入り込むと抜けない楔の様に絡み付けると気付いて、少しずつ入り込んでいった。少しずつ、深く、誰も入り込む隙も与えずに、優雨兄さんに絡みついた。
少し心に入ると身体を繋げる、その繰り返し。
繰り返して繰り返して手に入れた。
おそらく橙利さんも翠さんも早くから気付いていた。
でも今まで止められた事はなかった。
しかもお許しまで貰ったのだから、もう遠慮はしなくていい。
歳下だとか学生だとか気にしていては、逃してしまう。
この人の心は自由で強い。
入り込める時に入っていかなければ、楔が抜ける。
一際強く打ち付けると、喉を仰け反らせて震える。瞳はボヤけ、虚に快感を拾い、イキすぎて飛んでしまっている。
ここまで堕とすのに時間が掛かった。
分かり過ぎる程に執着を見せつけて、貴方が欲しいと言い続けた。
優雨兄さんの頭を抱え込み、囁く。
「優雨兄さん……、ビッチングって知ってる?」
優雨兄さんが話しかけられた事で少しだけ反応する。
視点の定まらない瞳で必死に何かを考えようとしているが、上手くいかないようだ。
「今はまだ無理だけど、そのうち俺のオメガに、……なってね?」
ねっとりと首を舐めながら、項まで唇を這わせ軽く噛み付く。
今はまだ無理だ。
だけど必ず成功する。
噛まれてピクリと震える美しい人に、また新たに精を放つ。
乳首を摘んでカリカリと弄ると、気持ちよさそうに眉根を寄せて涙が溢れていた。
頬を撫でて優しく語りかける。
「十歳歳下に組み敷かれて気持ち良くなれるんだもん。……絶対だよ。」
ゆるゆると頷く優雨の髪を、昊良は優しく撫でた。
久しぶりに帰省した流雨は古賀家の玄関を潜った。
純和風の屋敷は広く、平屋建ての敷地を資産に換算すると金額をつけれるか分からない。
大学四年になり、卒業すれば親の会社で働くつもりだ。もう既に幾つかの仕事も任されている。
補佐に斎がいるので仕事は順調だ。
斎の性格は頼りないが、任せた事は必ず完遂する。そういう意味では有能だった。
「流雨、今日はこっちに来たんだ?」
珍しく優雨兄さんがいた。
「…………。」
「流雨?」
流雨は首を傾げた。
顔を隠すと何かと周りが侮ってくれるので、前髪は伸ばしたままにしていた。
前髪を手で退かし、じーと優雨兄さんを見る。
「………流雨?どうしたの?」
久しぶりに見た優雨兄さんに違和感を感じる。
何というか、雰囲気が優しい?柔らかい?
橙利父さんに似て相変わらず綺麗な人だが、以前感じていた他者を圧倒する空気が和らいでいる気がする。
「うーん、うーん、ううーーーん。」
「?????」
以前翠父さんが言っていた一言を思い出す。優雨は古賀家のままでいいよね?だったかな。優雨兄さんが古賀家を出る可能性……、他家へ入る。結婚。好きな人、恋人……いなかった。昊良が執着してるんだから、まず簡単ではない。いや、昊良……、昊良か!
まさか佐々成家に?それはない。橙利父さんは学生の頃の経験から高良さんにはシビアだ。
あ、だから古賀家のままでいいよね、かな?
昊良?昊良は男アルファだけど、交際を認めていると仮定。いや、むしろ言い方的に結婚か?
男アルファの昊良と結婚………。
柔らかい雰囲気の優雨兄さん。
惜しい、斎と番になった所為でフェロモンが嗅げない!
匂いを嗅いだら一発でわかるのに!
「優雨兄さんが結婚式上げるまで待っててあげるよ。」
やっぱり兄には先に結婚式を挙げてほしい。
優雨兄さんは可笑しそうに吹き出した。
「ふふ、会った瞬間にそれか?凄いな、何処から導き出したんだ?斎が怒りそうだから、結婚式は先に挙げてくれていいよ。」
否定しなかった。
自分の予想が的中しているのだと確信する。
ま、いいか。
昊良はまだまだ伸び代が有る。
そんな事より………。
「優雨兄さん、一緒に昼寝しようよ。」
優雨兄さんが首を傾げた。髪を伸ばしているのか、薄茶色の髪は後ろで一つに結ばれているが、取り損ねている横髪が肩から下にするりと落ちる。
いい、とても良い。
この柔らかそうな雰囲気は安眠できそうだ。
斎と寝るのも安心するんだけど、いつも悪戯してくるから起こされる。
「………昼寝か。良いね。あっちの部屋使おうか。」
やったーー!
昔から優雨兄さんは優しい人だけど、一緒に寝て貰うって感じでは無かった。
でも今はなんか安心する。
得体の知れない強者感がないって言えば良いのかな。
「ふん、ふふーーん。」
ご機嫌な俺はこの日たっぷりと昼寝を堪能した。
相変わらず流雨の感には感心させられる。
僕の雰囲気からでも導き出したのか?
隣ですよすよと眠る流雨を見ながら、窓の外に目をやる。
青空に雲が流れ、上空は風が強いのだと思いながら眺めた。
ついうっかり約束してしまった。
オメガになるとか夢物語の様だが、最近自分自身でも身体が変わって来ている気がする。
流雨の様な可愛らしいオメガにはなれないが、昊良は綺麗な僕が好きらしいので良しとする。
流雨はオメガながら誰よりも優秀で可憐な容姿を持っている。自慢の弟だ。
昊良に言い寄って来た運命とやらとは大違いだ。
あのオメガは目障りなので、あいつが好きだと言っているアルファを与えてやった。
最近漸く項を噛んだらしい。まだ十八歳前だが、そんな事は些末な事だ。
好きなのなら大事にするだろう。
運命などクソ喰らえだ。
おっと、昊良はこんな汚い言葉を使う僕は好みではないかな?
流雨の隣は気持ちが良い。
暖かく、静かな寝息が心地良く、優雨の瞼もウトウトと閉じられた。
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