上 下
7 / 7

7 落ちた先の、その先は。

しおりを挟む

 燃える王城を見上げながら、僕は小さな家へ急いだ。
 城下町の人々は逃げ惑い、壊れ燃えた民家の中から、まだまともそうな小さな家を探しだし隠れ潜んでいた。
 集めた食料もそう多くない。
 
 もう、限界が近かった。





 地下水路で見つけたオルジュナ様は、顔面は赤黒く腫れ上がり歯は全て抜け、その青銀色の髪がなければ誰だか分からない状態だった。
 四方八方探し回り、地下水路に辿り着き、オルジュナ様の魔力を探りながら漸く見つけた。僕の豊富な魔力がなければ、不可能な話だった。
 本来なら王城に直ぐに連れて行くべきだったが、そうしなかったのは理由があった。





「お前は来るか?それとも残るか?」

 帰国の報告に行くと言って出て行ったカダフィア団長が、二日程して騎士団に帰ってきた。

「えっと……、どこにでしょうか?」

「この国はもう直き落ちる。生きて出たいなら我々と来い。生きる場所くらいは手に入る。」

 よく分からなかった。
 でも僕の居場所は、居たい場所は決まっている。

「僕はオルジュナ様がいないなら行きません。」

 オルジュナ様と同じ琥珀の瞳が太陽の光を受けて、まるで影に潜む獣の目のようにクルリと輝く。
 獰猛だと思った。
 この人は獣だ。
 隙を見せれば喉を噛みちぎられる。
 僕とオルジュナ様の敵だと思った。

「ならいい。残れ。」

 黒服の騎士団員は慌ただしく出兵準備をしていた。

「あの、兄上、ノジュエール兄上の捕縛命令が出ていると聞いたのですが、行くのでしょうか?僕は行かなくていいんですか?」

 立ち去ろうとしていたカダフィア団長に、慌てて尋ねた。
 僕は行かなくていいのだろうか?
 先程の問いかけは何だったのか。

「………………お前は、兄を捕まえれるか?」
 
 団長は立ち止まって背を向けたまま僕に尋ねた。

「勿論です。兄上は罪を犯したのですよ!オルジュナ様に大怪我を負わせたのですよ!?」
 
 僕がいない間に婚約したのはショックだったけど、なんでか婚約者であるオルジュナ様に怪我を負わせたのだ!
 許せなかった。
 僕が憤ってそう叫ぶと、カダフィア団長が振り返った。
 伸びかけた青銀色の髪がぶわりと広がり、琥珀の目が爛々と輝く。
 なのにその瞳の中は静かで、深く、底が見えなかった。
 何を考えているのか分からない。
 怒り?狂気?
 …………恐ろしい……!
 身体が震え、足がガクガクと立っていられなくなる。

「じゃあ、お前も一緒に落ちていけ。」

 地を這う冷たい声を最後に、カダフィア団長は去って行った。
 オルジュナ様と似ているという容姿で密かに好意を持つ人は多かったけど、僕にはちっとも似ている様には思えなかった。
 腰が抜け座り込む僕を、誰も団員は助けてくれなかった。
 人っこ一人いなくなった兵舎の中で、僕はよろよろと立ち上がり、状況を確認すべく王城へ向かった。
 向かう途中違う騎士団の人に出会い現状を聞いて、僕は鳥肌がたった。
 陛下とオルジュナ様がいない?行方不明?
 他にも大勢いなくなっているらしい。
 カダフィア様の騎士団は最初の命令通り兄上を捕まえに行ったらしいので、王宮に残った兵で捜索に当たっているのだという。
 何を呑気な!
 だったらカダフィア団長の騎士団も捜索の方に当たらせるべきではと思ったが、先程の団長の様子を思い出して寒気がした。
 カダフィア団長はもう直ぐこの国は落ちると言った。そして、僕に一緒に来るかと……。
 よくは分からないが、嫌な予感がして僕は一人でオルジュナ様を探す事にしたのだ。

 そして見つけた。
 地下水路のかなり奥だった。顔が腫れ上がり目が上手く見えない状態で出口を探して彷徨っていた。
 熱が高く身体中怪我だらけ。
 
 僕はオルジュナ様に肩を貸して、王城ではなく出口付近の宿に入った。
 宿はあまり良い宿ではないが、その方がいいと何となく思った。

 治癒魔法をかけながら、僕はどうやったら正解か分からなかった。
 徐々に怪我が治るオルジュナ様から、正しい答えを得る事が出来るだろうか。

 僕は城にも自分の家にも帰っていなかったので、情報を得るのが遅かった。
 隣国が攻めてきた?
 友好国じゃなかったの?
 なんで?いつの間に?
 オルジュナ様は、どうしたら…。
 でもまだ動ける状態じゃない。
 漸く熱が下がってきて、たまに目が開く程度だ。
 それにオルジュナ様は軍事関係は疎いと思う。国の軍事はほぼカダフィア団長頼りだった。
 兄上を捕まえに行ってまだ戻っていない。
 来たら噂になるし、あの人が率いる騎士団ならあっという間に勝利を勝ち取る。
 いや、いや………、それよりも帰って来ないんじゃないだろうか。
 最初の質問が、来るか、残るかだ。
 残るという聞き方は、もうここには戻って来ないという事だと思った。
 カダフィア団長が戻って来ない王城。
 もう直この国は落ちると語った琥珀の瞳。
 僕はよく分からないながらも、もう王城は安全じゃないと思ったんだ。
 だからオルジュナ様をこの宿屋に運んだ。
 
 どうしよう!?

「逃げ、ないと……。」

 不安と恐怖で涙が滲む。





 敵国がまず荒らすのは何処だろうと考え、裕福な家から手をつけると思った。
 なるべく薄汚い所へ行こうとして、逃げ切れない人々がスラムに沢山残っているのを見て、そこにオルジュナ様を連れて行くことは出来ないと諦めた。
 青銀色の髪は王家の色だ。
 
 小さな家の密集地帯にオルジュナ様を運んだ。何とか歩いてもらって少しずつ移動して、雨宿り出来そうな家を探して。
 城が落ちて、火の手が上がって、王の首が門の上に晒された。白髪混じりの青銀色の髪は間違えようがない。
 王太子が見つかっていない。
 もし見つけたら褒美をやると敵国兵が叫んで回っていた。

 僕は魔法でオルジュナ様の髪を目立たない茶色に変えた。
 そうしておかないと、何処で見つかるか分からない。お金欲しさに自国の王子を売り渡す人間はいると思った。
 
 

 お前も一緒に落ちていけ。


 あの時は意味が分からなかった。
 単純に死ねということかなと思っていた。
 だから僕はオルジュナ様と一緒なら死んでもいいと思っていた。
 オルジュナ様は初めて恋した人なんだ。
 綺麗でかっこよくて優しくて、誰もが羨む王子様だった。
 舞踏会で踊るのも、王宮の庭園でお茶会をするのも、贈られてくる色とりどりの宝飾品や花束も、全部全部夢の様で………!
 これは元々ノジュエール兄上のだったって理解はしてるけど、僕を選んでくれたのはオルジュナ様なんだから、僕は悪くないって思ってたんだ。
 僕の方が魔力が多くて相応しかったんだと、誇らしくさえあったんだ。
 兄上が戦争に行くのは、その魔力が勿体無いから行くしかないよねって思っていた。
 なのに戦争で活躍して、僕の立場を脅かして、本当は早く死ねばいいのにと思ってた。
 一つでも多く国を滅ぼして、死ねばいいと思ってた。


 僕………、戦場って初めて知ったよ。
 こんなに悲惨なんだ。
 兄上はこんな場所をいっぱい作ってきたんだ。
 あの恐ろしいカダフィア団長と一緒に、魔法を使い続けたんだ。
 死の匂いって怖いね。
 小さな音に、凄く敏感になったよ。
 ずっと何処かで火が燃えてるし、人が死んでるよ。
 
 僕は兄上より魔力がある筈なのに、オルジュナ様の髪の色を変えて、少しだけ姿隠しの魔法を使って食べ物を集めるので精一杯なんだ。
 どうしたらいいか、ずっと分からないんだよ。
 次に敵兵が近付いた時、僕はオルジュナ様をちゃんと隠せるか分からないよ。

 もう何回寝床を変えたかなぁ……。
 これ以上はもう動ける気がしない。
 だって執念いんだ。いい加減、諦めて欲しいのに、ずっと探してるんだよ。

 疲れてきたね……。
 いつもビクビクして睡眠不足だ。
 
 僕は綺麗事ばかり言ってたのかな?
 人は汚い生き物だと、言っていた方が良かったのかな?
 そうしたら、汚いことをやっても許されるかな?
 でもオルジュナ様は好きな人なんだ。
 ああ、どうしたらいい?

「……うっ、ううぅ……。」

 オルジュナ様の瞼が開いた。
 最近は起きる時間も増えてきた。
 態とこの家のこの部屋に寝かせている。
 この部屋の窓から見えるんだよ。
 未だ燃える王城が。

「フィー………………。回復を……。」

「うん………。」

 治癒魔法をかけて徐々に傷は癒えていっている。流石に身体が傷つき過ぎていっぺんに治せなかったんだ。
 顔も綺麗に治ったよ。
 歯も生えた。

 僕は最近ずっと同じ質問をしている。

「オルジュナ様、どーしますか?」

 彼は王太子だ。
 一旦逃げて自国の貴族や兵を集めて立ち上がるか、このまま逃げて生きるか、死ぬか。
 答えはずっと返って来ない。
 

 お前も落ちろか…………。
 ふふ、もう落ちてしまった方が楽な気がしてきた。
 だって僕には荷が重すぎる。
 どんなに魔力が高くても、どうしたらいいか分からな過ぎて、使えない。

 落ちろ、落ちろ。

 魔法の呪文よりも、最近はこの言葉ばっかり心の中で唱えているよ。
 兄上も戦場でこんな気持ちになったの?
 恐怖と不安を突き抜けて、その先にある狂気を欲しがった?
 
 兄上って本当はずっと強くて凄い人だったんですね。
 貴方はこんな戦場を幾つも通り過ぎてきたのに、狂ってなんかいなかった。
 僕の目を見て静かに話を聞いていましたね。
 あんな眼差し、僕には到底無理そうです。
 美しく澄んだ瞳が羨ましい。
 
「オルジュナ様。もう此処もそう保ちません。決めて下さい。」

「…………分かっているよ。君には感謝している。だが王都から安全に出る道があるか確認をしないとならないだろう?」

 僕はニコッと笑った。
 それを誰がするの?
 此処で待ってたって助けなんて来ない。
 僕の両親は兄上が貴方に怪我を負わせた時点で責任を問われて投獄されてたし、他の貴族どもは我先にと逃げましたよ?
 自分で立ち上がるしかないのに、いつになったらベットから出てくれるの?
 多少はまだ痛みはあるかもしれないけど、死ぬ気になれば走れるよ?
 優しい人だと思ってたけど、単なる優柔不断の意気地なしだったんですね。
 
「もう、決めて下さい。逃げるか、死ぬか。」

「フィー……。」

「………すみません。貴方には決めれないですね。」

 だったら僕が決めてあげます。
 僕は笑えてますか?
 これから貴方を騙します。







 僕は髪色と瞳の色を平凡な茶色に変えて、城門の上を見上げた。
 城の門の上には青銀色の頭が一つ増えた。
 長くてご自慢の綺麗な髪はバッサリと切られて、不揃いな先っぽが風に吹かれていた。
 顔は僕が治したから綺麗なままだ。

「………落ちろか。」

 お前もって、誰と一緒に落ちろってことだったのかな?
 僕は人として底辺になりました。
 愛してた人を売りました。
 手には金貨の入った小袋が一つ。

 ふ、ふふふ、ふふふふ。
 
 僕は僕の事しか考えれない、小さな人間でした。
 誰かと落ちるなんてとんでもないです。
 たった一人で落ちました。


 パサリと頭に布が被せられた。
 ボンヤリと横を見ると、なんとなく見知った顔。でも誰か知らない。
 何処かの伯爵家の子息だったと思うけど、当主と嫡男しか覚えれなかった。
 でも夜会によくいた気がする。
 いつも綺麗な令嬢を侍らせていた。

「何ですか?」

「ははは、すっごくどーでもよさそうー。一応君は顔を隠しなよ。アレの婚約者にはなってないから顔はあまり知られて無いけど、知ってる人は知ってるんだから。」

 顔を寄せて耳元で囁かれた。
 知ってる人から見られたからと言って、何だというのか。

「…………それで、何ですか?」

 こっちに来てと言われて手を引かれる。
 晒された首を見にきている人は多かった。
 人だかりの中を縫う様に連れて行かれる。

「これからどーするの?」

 知らない。そんなの。考えてない。
 歩いていてふと気付く。
 この人、騎士団にもいた。
 カダフィア団長とたまに話していた。

「貴方はカダフィア団長の騎士団にいました?」

「あー、おれ?団員ではあったけど、ほぼ諜報メイン。団長には年増ババアに売られるところを助けられた恩があるからさ。この国の結末を見届けてから最後の報告をする事になってるんだよね。」

「団長を追いかけないの?」

「ん~、おれの母親は違う国の出なんだよね。ついて行くわけにはいかなくてさ。これが最後の任務。」

「じゃ、そっちの国に行くんだ?」

「そゆこと。」

「……………いいな。」

 つい羨ましくて声が出てしまった。
 帰る所があるなんて羨ましい。
 僕なんて底辺まで落ちて帰る場所もない。
 どうやって生きていけばいいのかすら分からない。
 
「来る?」

「………え?」

「お前の判断に任せるって言われてたんだけど、手を差し伸べるのも、放置するのも好きにしていいって言われてたんだよね。ま、落ちてちゃんと前を向いてたらの話だけど。」

 落ちる…………。

「落ちるってどういう事ですか?」

「ん?ああ、そーいや最後に団長怒らせて凄まれてたね。あの騎士団って捨てられた奴ばっかりだったんだよ。家に捨てられたり、仲間に捨てられたり、帰る場所を無くした奴らばっかりの騎士団だったんだよね。君は捨てられて来たのに全然分かってなかったし、世間知らず過ぎてキレられちゃたよね?、あれは自分の現状を理解する為に落ちろって事ね。そしたら分かるだろうって。殿下も入ってたかも知しんないけど、ま、死んだし自業自得だし気にする必要ないよ。」

 捨てられる場所………?
 じゃあ僕は捨てられたの?
 とっくの昔に、オルジュナ様に捨てられてたの?
 ふふ、ふ……………。
 なぁんだ…………、じゃあ僕が見捨てても問題なかったんだ。
 半笑いのフィーリオルを見て、和かに笑顔で伯爵子息は問い掛ける。

「んで、来る?」






 カダフィアに手紙が届いた。
 家の事情でついて来れなかった者も少しはいる。
 その内の一人だ。
 王家は潰えた。
 一枚目は俺達が船で出航した後の状況報告。
 二枚目はフィーリオルがオルジュナを見捨てた話し。団長が脅し過ぎて一時期怯えて可哀想でしたよと文句まで書いてある。
 三枚目は『結婚しまーす。』と軽い報告。

 あいつは女が好きなのかと思っていたが、本来は違ったのだろうか。
 この報告書を見る限り、フィーリオルがオルジュナを捨てるまで待っていた節がある。
 好きにしろとは言って置いて来たが、本当に好きにやってるな。だからこそ、置いて来てもいいと思った男だったが。

 ちゃんと同意を得たんだろうな?
 新しい住所までちゃっかり書いてある。
 ………仕方ない。祝いの品でも贈ってやるか。
 口元に笑みを浮かべて、俺は手紙を折り畳んだ。
 










しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(18件)

なぁ恋
2024.04.29 なぁ恋

テンポよく読めました
浮き沈みの心の機微がとてつもなく心に刺さった。
クズはクズなのが分かってない人達でその最期まで自業自得なのが本当にストンと納得出来たし、逃げた彼らの活き活きと生きる姿がとおっても嬉しかったな
国が滅ぶまでのきっかけの二人の関係性がゾクゾクするほど好きだった。逃げた先で幸せそうな二人と……すごく良かった💕

最後の弟くんのその後がヤンデレっぽくてまた良かった
ずーーーーーっと見てたその後の……執念深さも好きだな
好きだったのだよね。ちーーーーとストーカーぽかったのかな?

ご馳走様でした💕

黄金 
2024.04.30 黄金 

感想有難う御座います。

とても褒めちぎられたようで嬉しいです。
短くまとめた話でしたが、楽しく読んでもらえて良かったです。

弟の話は追加要望で書きましたが、ストーカーがいい仕事をしましたね。
こういうキャラって書いてても楽しいです。名前つけてませんが。

有難うございました。

解除
りひと
2024.02.19 りひと

おもしろかったです。

とてもよくまとまった短編だなと思いました。
ただ出来事がおきていくだけのものでなく、ちゃんとノジュやカダフィアの心情も語られていて、入り込めました。

途中もっとカダフィアがノジュに関わっていくのかと思ったら
数年後だったのが意外でしたが、短編なのでそういう感じの時間の過ぎ方もありだなと思いました。
カダフィア側の視点、フィーリオルの視点もあって、知りたかった部分はほぼ語られていました。

王の最後は今までいいようにカダフィア達を使ってた報いが来たんだなーと思いましたが
頂点から一気に落とされてすぐに死亡という、かなり劇的な変化に諸行無常を感じました。

王太子はもうちょっと心情が知りたかったような気もしますが、
ノジュが感じた、フィーリオルを愛してたわけじゃなく自分に利のある方を取りたかっただけという説明だけで、十分だとも思えます。

そしてノジュとカダフィアが二人とも疎外された存在で、お互いに気持が芽生えて、という関係も好きだし、二人ともチートな感じに強いのも好きだし、最後は幸せに暮らしててよかったです。

黄金 
2024.02.19 黄金 

感想有難う御座います。

このお話は短編として思いつき、余計な部分を入れずに書きました。
テンポよく展開よく、最後をまとめました。
文章について詳しく語っていただき、嬉しいです。
納得してもらえている様で安心しました。

主人公チートは私も好きです。
今後もこの感想を参考に頑張ります。

解除
nyathu30
2024.01.27 nyathu30

にゃんだろな٩( ᐛ )وやっぱりわたくし奴の妄想は見事に外れました♪フィーリオル君はちょっとおバカな世間知らずでした……。外すの意外と楽しい!おー、そうなんだぁ〜と、新発見する感覚が好きかも😝ズバリ的を射る🎯のも、もちろん小躍りのダンスものだけどね💕

フィー君、初めて苦境?戦地の様な混沌とした場に立って…初めて自分の今置かれている状況を見極める事が出来て良かったデス!状況を見ようとしない、己の危うい立場も分からない、残念極まるオルジュナを捨てる?見切る事が出来て良かった✨時々、それでも理解出来ないヤツいるもんね⁈恋は盲目?うーん…王太子がソレに近いけど💦まぁ、彼は誰にも恋はしていないが、自分自身の保身しか考えきれないヤツかな?勇気が無いので切羽詰まった時でさえ優柔不断…。あの時、逃げるを選択していたら別の道に行けたかも知れないが……フィーはオルジュナといる限り幸せにはなれないから、ソレで良かったです。

伯爵子息くん…図太いね!最初から最後までフィーを観察してたと思う✨そして、フィーがノジュの様に180°?否、回転度数が足りないな💧360°?変わる迄待ってた感が否めないなぁ〜😅腹黒?うーん、策士ではあるよね!フィーも本当に愛し愛されのお相手が出来て嬉しい♡♡♡いつか、兄上ノジュと再開出来ることを願って妄想しまする✨ロイセムの運命の相手がフィーの子供だったりとかして、とか🤔うふふ^ ^

フィーのお話、ありがとうございます♪あと、なんかスゴイ✨とてもとても嬉しいです♪♪♪いっぱい読まれてる✨小躍りダンスしまする(๑˃̵ᴗ˂̵)Shall we dance?

黄金 
2024.01.27 黄金 

感想有難う御座います。

予想外れましたか〜。
フィーリオルとノジュエールの子供がくっつくっという流れは、話し的に有り得そうと思いますね。

フィーリオルはオルジュナ王太子がヘタレダメダメナルシスト王子と漸く気付いて見限りました。確かに王太子がちゃんと考えて行動してたら先の未来は違いますね。

 伯爵子息の諜報員くんは名前も年齢も容姿も一切出してませんけど、性格は伝わってくれましたかね〜。フィーリオルが王太子を捨てるの待ってました。

いっぱい読んでもらえて嬉しいですね。ここまで読んでもらえるとは思ってなかったです。
次回作は実はこの話より先に書いているのですが、何とも上手くいかずウンウン唸りながら書いてます。そのうち出すと思います。よろしくお願いします〜。

解除

あなたにおすすめの小説

転生したら同性の婚約者に毛嫌いされていた俺の話

鳴海
BL
前世を思い出した俺には、驚くことに同性の婚約者がいた。 この世界では同性同士での恋愛や結婚は普通に認められていて、なんと出産だってできるという。 俺は婚約者に毛嫌いされているけれど、それは前世を思い出す前の俺の性格が最悪だったからだ。 我儘で傲慢な俺は、学園でも嫌われ者。 そんな主人公が前世を思い出したことで自分の行動を反省し、行動を改め、友達を作り、婚約者とも仲直りして愛されて幸せになるまでの話。

【完結済み】準ヒロインに転生したビッチだけど出番終わったから好きにします。

mamaマリナ
BL
【完結済み、番外編投稿予定】  別れ話の途中で転生したこと思い出した。でも、シナリオの最後のシーンだからこれから好きにしていいよね。ビッチの本領発揮します。

【本編完結】断罪される度に強くなる男は、いい加減転生を仕舞いたい

雷尾
BL
目の前には金髪碧眼の美形王太子と、隣には桃色の髪に水色の目を持つ美少年が生まれたてのバンビのように震えている。 延々と繰り返される婚約破棄。主人公は何回ループさせられたら気が済むのだろうか。一応完結ですが気が向いたら番外編追加予定です。

俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします

椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう! こうして俺は逃亡することに決めた。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた

やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。 俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。 独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。 好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け ムーンライトノベルズにも掲載しています。

弟のために悪役になる!~ヒロインに会うまで可愛がった結果~

荷居人(にいと)
BL
BL大賞20位。読者様ありがとうございました。 弟が生まれた日、足を滑らせ、階段から落ち、頭を打った俺は、前世の記憶を思い出す。 そして知る。今の自分は乙女ゲーム『王座の証』で平凡な顔、平凡な頭、平凡な運動能力、全てに置いて普通、全てに置いて完璧で優秀な弟はどんなに後に生まれようと次期王の継承権がいく、王にふさわしい赤の瞳と黒髪を持ち、親の愛さえ奪った弟に恨みを覚える悪役の兄であると。 でも今の俺はそんな弟の苦労を知っているし、生まれたばかりの弟は可愛い。 そんな可愛い弟が幸せになるためにはヒロインと結婚して王になることだろう。悪役になれば死ぬ。わかってはいるが、前世の後悔を繰り返さないため、将来処刑されるとわかっていたとしても、弟の幸せを願います! ・・・でもヒロインに会うまでは可愛がってもいいよね? 本編は完結。番外編が本編越えたのでタイトルも変えた。ある意味間違ってはいない。可愛がらなければ番外編もないのだから。 そしてまさかのモブの恋愛まで始まったようだ。 お気に入り1000突破は私の作品の中で初作品でございます!ありがとうございます! 2018/10/10より章の整理を致しました。ご迷惑おかけします。 2018/10/7.23時25分確認。BLランキング1位だと・・・? 2018/10/24.話がワンパターン化してきた気がするのでまた意欲が湧き、書きたいネタができるまでとりあえず完結といたします。 2018/11/3.久々の更新。BL小説大賞応募したので思い付きを更新してみました。

英雄の恋人(♂)を庇って死ぬモブキャラですが死にたくないので庇いませんでした

月歌(ツキウタ)
BL
自分が適当に書いたBL小説に転生してしまった男の話。男しか存在しないBL本の異世界に転生したモブキャラの俺。英雄の恋人(♂)である弟を庇って死ぬ運命だったけど、死にたくないから庇いませんでした。 (*´∀`)♪『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』の孕み子設定使ってますが、世界線は繋がりなしです。魔法あり、男性妊娠ありの世界です(*´∀`)♪

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。