翡翠の魔法師と小鳥の願い

黄金 

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1章 俺のヘタレな皇子様

26 神の意思とは

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 話し合いは遅くまで続き、明日は ティーゼレナウム港町へ戻らなければならない為、カーレサルデ殿下が用意周到に複製してきたレポートをユキト殿下は受け取り、自国に戻ってから魔導通信で話し合う事になった。
 明日は朝からアーリシュリン兄とロクテーヌリオン公爵はリューダミロ王国へ転送魔法で帰国し、カーレサルデ殿下は俺たちに同行してサクトワ共和国ナシレ元首と会談するという。アーリシュリン兄が攻撃した村や町について、リューダミロの代表として話をつけなければならないのだろうと母上が言っていた。アーリシュリン兄を罪人にするわけにはいかないので、色々取られそうだとぼやいていた。

 
 テントを出ると外は少し肌寒い程度で丁度いい。砂漠地域と違ってここら辺は過ごしやすいかもしれない。
 ティーゼレナウムがサクトワの中でも発展したのは植物が育ちやすい気候であるのと港が作りやすい地形のお陰なんだろう。
 ショウマ将軍を従えたユキト殿下と当たり前の様にテントに戻ろうとすると、後ろからカーレサルデ殿下が話しかけてきた。護衛に母上が付いて来ている。
 アーリシュリン兄とロクテーヌリオン公爵はシゼとパルとテレセスタと共に反対側へ戻って行った。シゼとパルは元々ロクテーヌリオン公爵の使用人だし、アーリシュリン兄を救出出来たので、一緒にリューダミロ王国に戻ると言っていた。テレセスタはシゼが面倒を見ると言っていたので、働き口も見つけてやるそうだ。
 
「少しロルビィと話がしたいんだが、良いだろうか?」

 あまりカーレサルデ殿下と個人的に話した事はない。学院でも挨拶程度だし、此方から王族相手に話しかけた事はなかった。

「ユキト殿下は私と話をしましょう。」

 母上がついでの様に言う。
 俺がえー!?と嫌な顔をすると、お前が仲良さそうだから、失礼がないか母として話をしておきたいとか言い出した。
 
「私もロルビィの母上に確認したい事があるから、話して来るよ。」

 ユキト殿下も言い出したので仕方なし頷く。
 じゃあ、少し離れようとカーレサルデ殿下が促すので、殿下の後ろをついていく。ショウマ将軍はユキト殿下の後ろを、当たり前だが護衛としてついた。


 土と草を踏むサクサクという音が二人分響く。風は少なく湿気のある空気が昔を思い出す。昔といってももうだいぶ薄れた記憶の方。
 真白がいた町は田舎で田圃や畑がある子供の少ない地域だった。小さい頃は兄弟で遊んでいたが、高校生になり電車で離れた高校へ行く様になると日向と綾乃とは遊ばなくなった。
 家に帰ると綾乃はよく甘えてきた。
 朝から髪を編むのも服を用意してあげるのも真白の仕事だった。電車の都合で家は早めに出ていたが、ご飯を食べている綾乃とバイバイと手を振っていた。
 
 そんな懐かしい湿気の気配。
 景色なんて全然違うのに……。
 木は生えているが森という程のものはない。水が流れる音もない。虫が鳴らす声も、夜を照らす街灯もない。
 それでもちょっとした事で昔を思い出す。もう帰れない過去を。

 先を進むカーレサルデ殿下が足を止め振り返った。夜も更け暗闇の中、カーレサルデ殿下の上には小さな欠けた月が見えている。
 ……なんだか見た事のある風景だった。
 灯りは離れた場所にあるテントを囲む様に置かれた松明だけ。
 ほんのりと照らされたカーレサルデ殿下の緩やかに肩まで伸びた黄色の髪が浮かび上がり、オリーブ色の瞳は暗がりのせいで黒色に近く見える。
 リューダミロ王族特有のこの瞳の色はなんとも感情が読みにくい。

「ロルビィ………、君の幸せは今でも変わらないのか?」

 暗い夜、月を背景に尋ねるカーレサルデ殿下に既視感を覚える。
 前にも殿下に尋ねられた………。

 ピツレイ学院に入学してすぐに、外の演習場に魔植が繁殖していて困っているという話を耳にし、夜中にこっそり寮を抜け出して見に行った。
 そこにはレンレンと同じ、ただ蔦状に根を広げ獲物の小動物を狙って捕食する、たいして害の無い魔植が繁殖していた。
 明日には焼き払われると聞いて、レンレンに取り込むつもりで真っ暗な演習場に忍び込んだのだ。
 レンレンに取り込む様に指示すると、魔植は亜空間へ飲み込まれる様に消えていった。

「変わった魔植を使うな。」

「どぉわっ!」

 誰もいないと思っていたので、心臓が飛び出るくらいびっくりした。
 現れたのはカーレサルデ殿下だったが、その時俺は殿下を知らなかった。

「その力……、神の領域か?」

 神の使い、神そのもの、総じて何かしら神から使命を与えられた者。リューダミロ王国ではそう信じられているが、俺は神の領域ではない。確かに神らしき人と話したが、俺はピィに幸せになる姿を見せると約束して転生したのだ。

「いや、違いますけどね?」

 俺の答えに納得がいかない様で、黄色い髪を掻き上げながら目を細めた。

「その魔力で違うと言われてもな……。ならばお前は何がしたい?何をするつもりだ?」
 
 したい事は決まっている。

「幸せになる事ですかね?家族が幸せであってくれたら、俺も嬉しいかなぁって感じです。」

 幸せ?とやや不思議そうにされてしまった。
 ただ分かったと言って立ち去って行った為、その人が王族と知ったのも後からアーリシュリン兄に紹介されて知ったのだ。でもその後あの夜の事を話すわけでもなかったので、すっかり忘れていた。
 最初に俺に神の領域と聞いてきたのはカーレサルデ殿下だった。

 あの日の続きを今更ながらに聞かれているのだろうか?

「そうですね……。家族と、あと最近はユキト殿下もかなって思ってるんですけど。」

 子供の頃に母親を亡くし、辛い過去がトラウマになっているユキト殿下を見ていると、前世で兄の死を目の当たりにした綾乃がかぶり過剰に世話をしていた。
 途中でユキト殿下の辛い過去は殿下自身のもので綾乃は関係ないと思い直し、この人を助けていこうと思った。
 間違いなく、これは自分の意思なのに、そうなのだろうかと疑問が湧く。
 今までも辛い過去を持つ人や、大変そうな人はいたのに、何故ユキト殿下なのか。へープレンド領に帰れば、貧乏な人なんか沢山いるのだ。それを改善したくて土壌開発や水源探しをしてはいても、個人的に肩入れすることなんてなかった。
 ここまで心に入り込むユキト殿下の存在は、神の意思なのだろうかと、先程疑問が湧いてしまった。
 ユキト殿下は綺麗でカッコよくて情けなくて庇護欲が湧く人。銀のふわふわとした髪が綺麗で、アメジスト色の瞳が自分を見る時にキラキラと輝いていて、それが嬉しくてたまらない気持ちにさせてくる人。
 この感情を神の意思とは思いたくない。
 俺の心は俺のものだ。

「そうか、ユキト殿下か……。私達には君を止める力もないし止めるつもりもない。好きにするといい。リューダミロ王国は神の領域には干渉しない事になっている。神は絶対不可侵の領域だ。我が国で君を止める者はいないだろう。」
 
「そうなんですか?というか未だに俺が神の領域とは思えないんですけど。家族とユキト殿下の幸せしか願ってませんし、それが使命って言うのもおかしくないですか?だいたいユキト殿下に対する好意が神の所為とか思いたくないんですけどっ!」

 俺の言い分に、カーレサルデ殿下は可笑しそうに笑った。
 神の心がただの人に分かるわけないと言って。

「君の行動に何か意味があるのかもしれないね。君なら霊峰に住むと言われる黒龍に会えるかもしれない。その時聞いてみたらどうだい?」

 この世界の神は黒龍だと言われているが、俺が会った神は龍では無かった。時空の神と言っていたし、眷属が管理する世界に送ると言っていた。その眷属とやらが黒龍だろうか?会えば何か分かるだろうか……。それにそこにピィがいるかもしれない。

「会えますかね?」

「君が神の領域ならば。」

 よし、一度行ってみよう。
 どうして今まで思いつかなかったのか。
 霊峰はリューダミロ王国の東側にあるとされている。北から南に渡り連なる山脈の内の何処かの山……のはず。

「因みに王家は黒龍の居場所知ってたりは………?」

 カーレサルデ殿下はさあ?と笑っている。リューダミロ王族のオリーブ色の瞳は感情が読みにくい。楽しいのか悲しいのかさえ分からない色をしている。
 ユキト殿下のアメジスト色の瞳は、感情で紫紺色になったり淡藤色になったり、光の当たり具合でも様々な変化があって綺麗なのに、カーレサルデ殿下の瞳はまったりとした色合いなのだ。前世の感覚では王族イコールキラキラ属性だと思っていたのに、美形だけど色合いが普通なんだなと改めて思う。
 
「リューダミロの王族は黒龍が作った始まりの国と言われているが、王族といえども会った事はない。会えるものなら私もついて行きたいものだよ。それから、カーンドルテ国の魔女についてだが………。」

 どうやって霊峰を見つけようかと思案していると、カーレサルデ殿下が魔女について話し出した。
 聖女が魔女だという情報はカーレサルデ殿下からきたものだという。
 リューダミロ王家はカーンドルテ国の聖女が魔女である事を昔から知っていたらしい。何故かといえは、闇魔法師の存在が少ない為、ロクテーヌリオン公爵家に取り込む為にも、他国に魔力の多い闇魔法師が現れないか定期的に探すのだが、その捜索途中で魔女の存在が上がるのだとか。
 だがカーンドルテ国の魔女は狂っている。魔力で有ればどんな属性だろうが相手が死ぬまで吸い取ってしまう。
 代々の聖女が全て魔女サグミラを名乗る闇魔法師である事から、同一人物が姿を変えて聖女として教会に君臨しているのではと推測している。リューダミロ第一王子であるロワイデルデも同じ聖と闇を抱えて成長が止まっている事からあり得ない話では無いと思うが、聖女は成長しているし、ある程度の年齢で死亡もしている。容姿も毎度違う姿らしい。
 そんな怪しげな人間をリューダミロに入れる訳にもいかないので、今までカーンドルテから聖女が訪問したいという親書が来ても丁重に断っていたらしい。

「あの国は王族と聖女は繋がっているぞ。」

「なんでそう思うんですか?」

 カーレサルデ殿下は首をすくめた。

「他国に聖女が訪問する時は戦争を起こさない。聖女が帰った途端、今回の様に平気な顔して他国に攻め込むんだ。厚顔無恥もいいところだ。」

 確かに。
 
「なんで俺に教えるんですか?」

 さっきテントで話しても良かったのに。

「カーンドルテの魔女は魅了魔法を使えると教えただろう?ロワイデルデ兄上も同じ能力を使えると思わないか?なんでなんでと他人に聞くばかりではなく、頭を使うんだな。」

 言うだけ言ってカーレサルデ殿下は立ち去ってしまった。
 兄上と同じ歳のくせに二歳差以上の高みから話されている気がする。
 会話の始まりから終わりまでカーレサルデ殿下の独壇場だ。
 すぐ後ろをついて帰るのも癪なので、少し間を置いてからロルビィはユキト殿下の元へ帰った。







 火の灯りがギリギリ届く所で二人が話し出したのを見て、ロルビィの母セリエリア・へープレンドとショウマ将軍を合わせた三人で焚き火を囲った。
 二人が何を話しているのか気になるが、セリエリア・へープレンドには是非とも確認したい事があった。
 その前に何故彼女は私と話したいのだろう?ただカーレサルデ殿下とロルビィを二人きりにする為の方便だろうか。

「くふふ、あの二人が気になりますか?」

 考えを見透かした様にセリエリアは笑った。その笑顔は若々しく、とても線華と異名がつくほどの軍人には見えない。
 ロルビィはともかく、リューダミロの第二王子に対して嫉妬している等とは感じられたく無い。
 感情を悟られぬ様笑顔で返したはずだが、セリエリアはまた面白そうに笑った。
 
「構いませんよ。ロルビィが望むならスワイデルに連れて行っても。あくまで息子が望むならですがね?」

 何故確認したい内容まで見透かされているのだろう。
 私が彼女に確認したかった事とは、正しくロルビィをスワイデルに誘っても大丈夫かという内容だった。
 ハルトが言う様に婚約者にと言うわけでは無いが、皇宮で側仕えとして誘ってみようかと思っていた。
 笑顔でたらりと汗が流れる。

「あの子自身は自分は神の領域では無いと言っていますが、ロルビィは紛れもなく神から使わされた子。」

 本当は三人目は作るつもりはなかった。
 いつもの様に領地に出た魔獣討伐を終え、屋敷に帰り夫であるトーリレステと魔力譲渡で回復していた。勿論二人は夫婦で愛し合っている。お互い睦み合いながら久しぶりの休暇を楽しんでいた。
 
 そんな時、ふと天啓が降りる。

 ジゴォという巨大な金属音と魔力のうねり。圧倒的な支配に身体は動かず、真紅の眼と翡翠の眼が見開いたままお互いを見つめていた。


 ーーー『ロルビィ』ーーー


 音も空気も魔力すら止まり、音楽にすら感じる程の言霊が頭の中に響いた。
 白い光が景色を消し、そこにあるのは自分と夫だけ。
 焼ける様な熱が下腹部に集まった。
 
 それはたった一秒だったのか、それとも数年にわたる時間だったのか、分からなくなる程の錯覚。
 漸く二人は瞬きをし、ドッと汗を流した。汗の滴がトーリレステに落ちるが、暫く動けず固まっていた。
 闇夜の小さなランプの灯りの中で、震えながら二人で抱き合ったのだ。
 どんな戦にも震える事のない私達が、一瞬で支配され畏怖した神の存在。

 ロルビィを産まなくてはならない。
 神の啓示だ。
 たった今宿ったはずの命は必ず産まれてくる。
 私達は子供にロルビィと名付け育てた。
 こんなど田舎の辺境に何故神の子が産まれたのかは分からない。
 おそらく国に関係するならば、リューダミロ王族に天啓が降りる。
 だが、神は私達に託した。
 神の意思が分かるはずもなく、子供が何者にも邪魔される事のないよう、自由に育てた。
 王都から家庭教師を呼べば、必ずこの異質な魔力量の所為で報告が行き、王家の詮索が入ってしまうだろうと、ロルビィが確実に自分で判断できる様になるまで領地で育てたのだ。
 上手くピツレイ学院に入学するまで騙し切れたが、後日カーレサルデ殿下自ら問いただされた。
 神の啓示とあっては咎める事は出来ないと言ってくださり、王家との橋渡し役を担って下さった。
 間に同学年だったアーリシュリンも入り、ロルビィの意思は神の意思に繋がるとして、絶対不可侵の存在となった。
 当の本人は全く自覚していないが。

 そのロルビィがいつになく一人の人間に固執しているのだ。
 カーレサルデ殿下も気になったに違いない。
 私も一人の母として気になる。
 ロルビィだけじゃなく、スワイデル皇国の皇太子殿下まで意識しているのは、見ていて分かる。

「神の領域に私は触れても良いだろうか?」

 セリエリアからみたユキト・スワイデルという人間は噂に違わず綺麗な人間の様だ。

「良いんですよ、ロルビィがそれを許すのだから。貴方はきっと特別でしょう。」

 きっとそんな綺麗な心もロルビィは気に入っているはずだから。
 それが神の意思なのか、ロルビィの意思なのか分からない。
 きっとあの子が自分で判断し、動くだろう。小柄な身体ながら強く逞しい精神力を持っている。
 あの子は私達家族の幸せを願うと言ってくれているが、自分自身の幸せの為に生きていって欲しい。
 神の意思など関係なく、生きて欲しい。
 私が産んだ子なのだから。
 そう幸せを願うよ。







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