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5,温泉

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Cランクに昇格し今日は依頼を受けない事を告げギルドを後にした。

受付嬢の話ではCランクになると指名依頼も発生すると言っていた。
もちろん受ける受けないは自由だが、貴族からの依頼を断ると最悪街で生きていけなくなることもあるらしく、できれば受けてほしいってことだった。

思ったよりギルドで時間を潰された俺たちは装飾店に向かう、スピカの婚約指輪の購入だ。

ギルド内では不機嫌だったスピカも今は機嫌がいい。もし今俺たちに絡んでくるバカがいたらスピカに炭にされるだろうな…
そんなわけで装飾品店に到着、中に入ると数多くの装飾品が並んでいた。

スピカが身に着けるものだからスピカが選ぶんだと思ったが、「ユキャールが選んで…」と言うので俺も必死にスピカに似合いそうな指輪を探す。
正直言って俺に装飾品のセンスはない、目利きもできないし、値札がなければこれが高級品か安物かの判断ができない…

そう言えば高級品の周囲探索はできないだろうか?俺は物は試しにと周囲探索を使った。
そのなかで値段は安いのに周囲探索の光が1番大きい物を見つけた。

派手でもなく地味でもない、スピカが好みそうなデザインだった。

俺はスピカを呼び、その指輪を勧める。スピカはデザインは気に入ってたが値段を見てがっかりしていた。
俺が勧めた理由を話すとそれがいいと決めてくれて、その指輪を購入した。

値段は金貨5枚、しかし金貨5枚以上の価値があることは知っている。いつか王都に行った時鑑定してもらいたいと思う。

それから俺たちは武器屋に向かった、前回購入した装備はまともに使ってないが、今日の買い物で見た目も大事だと知り、性能+見た目の大事な装備を購入した。
俺とスピカの装備代で金貨20枚、少し高い買い物になったが、今後を考えれば重要な出費だろう。


それから数日はCランクでも報酬の安い(それでも1件金貨5枚程度)の依頼を受け、初日に採取した薬草を買い取ってもらった。
夜の生活も抜かりなく、俺たちは順調にLVを上げていった。


「ユキャール様に指名依頼がきております。」

とうとう来たか指名依頼、初日にあれだけ目立ち、ここ数日は山のような薬草を買い取りしてもらってれば嫌でも名前は売れるか…
スピカはわたちたちは有名人だと自慢げにしているが、俺は気分が乗らない、あれだけの事をしておいて何だが、有名になるつもりなどなかったのだ。

せっかくの御指名なので聞くだけ聞こうと思い、詳細を訪ねてみると、依頼主はこの街の町長で、トク薬の採取の依頼だった。
話によると、町長のお子さんが病にかかり、通常の薬草では回復せず、トク薬から作る薬で治せるのではと言う医者からの診断らしい。
報酬は金貨30枚、ただトク薬は群生地などはなく、生息も特殊でどこに生えているかはっきりしないらしい、この前俺たちが採取した群生地に生える事もあるのだが、10年に一度程度の割合らしい。

俺は町長の子供を助けると言うより、遠出して自分の能力がどこまで通用するのか試してみたくこの依頼を受ける事にした。
スピカには『この依頼を達成すれば俺たちはこの街で有名になれるぞ』と言い聞かせ、スピカは目を光らせていた。

うん、チョロい…


どこを目指す。と言う目的もないので、以前宿の風呂で一緒になったご老人が言ってた『温泉』と言うものがどんなのか知りたく、温泉探しに行こうと考えた。
ご老人曰く、噴火を起こす山で異臭を感じる所があれば、そこに流れる川は温泉かもしれないと言う事だった。

スピカも温泉に興味があるらしく。目的地は火山跡に決まった。


長期の旅になるかもしれない事を宿に告げ、食料も一ヶ月分ほど買い込みアイテムボックスに入れ、ついでにテントと布団も新しくした。

火山がある所はこの街に北にあるらしく、山には竜種がいるとの情報を得て、俺たちは北に向かって出発した。


道中は特に珍しいものもなく、たまに魔物が現れる程度だ。
魔物の言ってもゴブリンなので、今の俺たちなら問題ない。

2日程進むと前方に村が見えた。野営で使うテントも布団も快適なので特に寄らなくても問題はないが、スピカは行ってみたいらしく。俺たちは村へ向かった。


この村は『イモノ村』芋が特産品で街で売ってる芋もこの村から届けている。
せっかくなので特産品を購入すると、店の親父が、最近北からギューポークを言う獣が畑を荒らして困っているらしい。

農産物に大打撃と言うほどではないが、北へ行くなら見かけたら退治してもらいたいようだ。
報酬と言える報酬は出せないと言う事なので、見かけたら退治しておく事を告げ俺たちは村を後にした。

ギューポークと言えば肉がおいしく、孤児院にいたときは御馳走の1つだった。

孤児院がある南側ではギューポークは畜産をして扱われていたが、ここでは畑を荒らす害獣として扱われている。
そう思うと街での食事でギューポークの肉を食べた覚えはなかった。

「ユキャール!ギューポーク食べたい♪」スピカの一言でギューポーク退治が決まった。

周囲探索してもギューポークの反応はなかった。
群れからはぐれた数頭がたまに村に行く程度なのか?

スピカは気を落としながら、火山のある北へ向かった。


今日の移動を終え、野営の準備をする。スピカに今日の食事はどうするかと聞くと、
「ユキャールを食べたい♪」と訳の分からぬ事を言い出した。俺はお前の家畜じゃないぞ…

スピカは俺を押し倒し、俺のズボンを勢いよく脱がせる。外気に晒された俺のマイサンを見て「いただきま~す♪」といいしゃぶり始めた。

スピカの口でしてもらうのは称号を得た時以来だが、あの時より気持ちいい…
動きに強弱を付け、舌も絡ませ俺を絶頂に向かわせようとする…

やられるだけじゃ俺も不満だが、下手に手を出しアレを噛まれても困るので、俺もスピカにしてやりたい事を告げ69の形する。

俺はスピカの秘所を舌で愛撫しつつスピカの口の快楽を楽しむ…
スピカの秘所からは蜜が止まる事なく溢れ、まるで泉のようだった。

「ンッ フッ…」と俺のを咥えつつ快楽に堕ちていくようだった。

お互い限界を感じ始め、動きが早くなる、そしてお互い絶頂を迎えた…
久しぶりのHでいつもより精液の量が多いらしく、スピカは全部飲むことができず咳き込んでいた。

やがて落ち着きを取り戻すと、「あなた… きて…」と俺を誘う…
旅はまだ長いと思い優しく抱いて夜は更けていく…



名前:ユキャール(男) LV:55
年齢:15
武技:剣技(強)、体術(中)
魔法:身体強化(強)、火魔法(弱)new
スキル:異性精交(極)
称号:災難に巻き込まれし者。生還者。女神を堕とした者。女神の揺り籠+。女神の新酒+ new。女神の勇者。

   
この能力確認はHした次の日の日課になっていた。
新たに火魔法を覚え、称号に+がついた。

女神の新酒+:女神に新酒を多く与えた者。(アイテムボックス中)

アイテムボックス(中)は城の大きさと同じらしいが、城を見たことのない俺はどれ位の大きさか理解できないでいた。
いつか王都に行けばわかるだろう…


俺はスピカを起こし朝食の支度をしてる間に能力の確認をするよう伝える。


名前:スピカ(女) LV:53
年齢:15
武技:弓術(中)
魔法:火魔法(強)、水魔法(中)、風魔法(強)、土魔法(中)new、光魔法(強)、闇魔法(中)new
スキル:魔力調整、魔力蓄積
称号:勇者に尽くす者。勇者から愛されている者


どうやらスピカは(弱)の魔法が(中)になったようだ。

お互いLVが50を超えてしまった。
この世ではLVの最高は99と言われている。

今でも子供に人気のお伽話に登場する『ユーシャ』のLVが99だからだ。
ユーシャは遠い昔に実在した人物であり、悪の『マオー』を倒して平和な世を取り戻したと言われている。
そこから現在までLVが99に到達した者はいない。

今もこの世のどこかにいるSSランク冒険者でさえLVは90位だと言われている。

因みに王都にいる近衛兵の平均LVは50、騎士団長は70と言われている。

俺たちは孤児院を出て1ヶ月位位で50を超えてしまった、このままだと確実に99まで到達するし、99に到達した後はどうなるのだろうか。
それと、まともに訓練をした事のないLV50はどれ位強いのか。

色々考えさせられる事はあるが、今は依頼達成に向けて北へと進んだ。


街を出て1週間ほど経過しただろうか。ようやく火山の麓まで到着した。

火山の頂上を見ると煙が立ち上り、鳥には見えない何かが飛んでいる。

俺は依頼のトク草採取の為、周囲探索を使う。この1週間何も反応なかったがようやく反応してくれた。
どうやら、頂上付近にあるようだ。

「温泉♪ 温泉♪」とスピカはずっとこの調子だ。お調子者に見える(実際お調子者だが)が戦闘となれば気持ちの切り替えが早く、時には俺が戦闘態勢に入る前に敵を炭にすることもある。
「スピカ、温泉が楽しみなのはわかるが、今日はここで1夜を明かす。明日は朝から登山で依頼品と温泉を探すぞ」
「じゃぁ今日は温泉の代わりにHしよう♪」

それ位で済むならいいかと思い、スピカの提案に乗り、1夜を明かした…


眠い目を擦り目を覚ます。昨日は激しかった… まるで温泉に入れない恨みを晴らす勢いだった…
おかげで眠りにつけたのは夜明け前だった…


名前:ユキャール(男) LV:62
年齢:15
武技:剣技(強)、体術(強)new、すべて(弱)new
魔法:身体強化(強)、火魔法(弱)
スキル:異性精交(極)
称号:災難に巻き込まれし者。生還者。女神を堕とした者。女神の揺り籠+。女神の新酒+。女神の勇者。
   女神の扉を開けし者 new

あれ?昨日は10回以上やってたと思ったがLVの上がりが悪い。
LVが高くなると上がりにくくなるんだろうか。
その代わりか能力の上がり方がすごいな。

武技 すべて:すべての武技を扱う
女神の扉を開けし者:3種の穴を制覇した者 飛翔
飛翔:空を飛ぶ事ができる。飛んでる間は魔力を消費し、魔力が切れたら落ちる。

……。まず、すべて はわかった。それより次の3種の穴ってなんだ… 口とアソコと後1つ… もしかして尻の穴か?
そう言われると昨日バックでしようとしたときにスピカは「ここ違う…」とか言ってた気がする。気にせず続けたがそれが原因かもしれん…
まぁやってしまったものは仕方ない。スピカからはケダモノ扱いされるかもしれないが、甘んじて受けよう。

ケダモノになってしまった謝罪もあり、今日は優しいキスで起こしてあげよう。
スピカに優しくキスすると目を覚ました。そして「ユキャールのケダモノ、スケベ、変態!!」朝から散々に罵倒されてしまった…
「スピカがあまりにも可愛かったから、スピカのすべてをほしいと思ったんだよ」と思ってもいない言葉でスピカのご機嫌を取る。

効果は抜群だった… 大丈夫か?この娘…

スピカはご機嫌で能力をすべて開示してくれた。


名前:スピカ(女) LV:60
年齢:15
スリーサイズ:B82(A) W65 H83
武技:弓術(中)
魔法:基本属性魔法(強)new
スキル:魔力調整、魔力蓄積
称号:勇者に尽くす者+ new。勇者から愛されている者、勇者の橋に乗りし者 new

基本属性魔法:火、水、風、土、光、闇の基本属性魔法をすべて扱う者
勇者に尽くす者+:3種の神器で勇者を射精させた者 飛翔
勇者の橋に乗りし者:勇者の橋にまたがり快楽を得た者 特殊体位での感度UP


ご機嫌すぎてスリーサイズを隠すのを忘れているようだ。
スピカがその事に気付くと俺の目を潰そうとしてきた。当然俺はかわす。
代わりにいつもの通り頭をポカポカ叩かれた。

その後は、飛翔 についての話になる。
スピカから、どうやって飛ぶの?と聞かれるが、飛び方まで表示されなかったので俺にもわからん。
とりあえず、鳥が飛ぶような感じでいいのでは?」と答えるとスピカは空高く舞い上がった。

キャーキャー すごいすごい、とご機嫌なスピカだが、スピカの装備はスカートなので当然下着は丸見えだ。
俺はその事を叫ぶとスピカはスカートを抑えながら顔を赤くして着地する。
わかってるなら先に言えと叫びながら俺の腹を殴る… 言う前に飛んだくせに俺の責任にされる… 解せぬ

飛翔は魔力を消費して魔力が切れたら落ちる事。空を飛ぶ人は聞いたことないので、これも人前で使わぬよう注意するように伝える。
「わかったわよ!!」と不機嫌なスピカ、それでは温泉を探しに行こうと言うと「温泉♪温泉♪」とご機嫌になるのだから、扱いやすい娘である。

山には人気を感じなかったので、飛翔で行こうと提案するが、さきほど下着を見られたスピカは乗り気じゃなかった。
それなら俺の後に続けばいいと言えば「その手があったか!」と簡単な対策さえわからなかったようだ。

飛翔を使うにしても俺の魔力の方が少ないので俺のペースで飛んだり降りたりして登山する。

頂上に差し掛かろうとすると平坦な所があり、そこはワイバーンの巣になっていた。トク草はどうやら巣の隣にあるようだ。
ワイバーンは俺たちを見るとギャーギャーと威嚇する。これ以上先に進めば攻撃すると言わんばかりだ。

俺はスピカに巣を燃やさない事と倒したワイバーンが巣に落ちてトク草を潰さないように伝える。

さて、戦闘開始だ!

俺は身体強化を使い高速移動で次々にワイバーンの首を刎ねる。20匹近くいたワイバーンは何もできず絶命していた。

俺はトク草を採取しワイバーンの亡骸をアイテムボックスに入れスピカの元へ戻る。
スピカはポカーンをしてたが、俺が戻ると早くて見えなかったらしい。わかったのはワイバーンの首が飛んで行ったことだけらしい。

「それより温泉!!」と言うので周囲探索で温泉を探す。丁度ワイバーンの巣の裏側にあるようだ。

俺たちは裏側にまわると、そこには川が流れていた。川の水が湯気がたっており、川自体が温泉なのだと気付く。
「なーんだ川かぁ」とスピカは言うが、聞けばスピカの頭の中の温泉は浴槽があって建物が建ってるのだとおもっていたらしい。
…こんな山奥にしかもワイバーンの巣の近くに建物など建てるわけないだろう。この残念ハーフエルフと思いつつ、俺は湯の川に入ってみようと服を脱ぐ。
スピカは「ユキャール!こんな所で服を脱いでどうするの?ここでHするの?」と言うので温泉に入るだけ、と説明する。

湯の温度はぬるくも熱くもない、俺が湯を堪能しているとスピカが入ってきた。
「あまり見ないでね…」と恥じらう姿がまた可愛い…

俺はスピカに近寄りキスをする。お返しをスピカも俺にキスをする。
お互いスイッチが入ったかのようにお互い愛撫し始める…
そして湯の中で繋がり、湯をバシャバシャしながら動いていくのであった…


とうぜん我を忘れるようにHすればどうなるか。2人共のぼせた…

2人共全裸で河原に寝転んでるのであった…
「ユキャールのケダモノ…」
今日はよくケダモノと言われるので気になって能力を確認した。


名前:ユキャール(男) LV:63
年齢:15
武技:剣技(強)、体術(強)、すべて(弱)
魔法:身体強化(強)、火魔法(弱)
スキル:異性精交(極)
称号:災難に巻き込まれし者。生還者。女神を堕とした者。女神の揺り籠+。女神の新酒+。女神の勇者。
   女神の扉を開けし者。ケダモノnew。

ケダモノ:その名の通り。このケダモノ!女の敵!! 


スピカに新しい称号を教えたら笑い転げてた。
スピカだって俺の言葉1つでコロコロ変わってチョロイくせに…
俺はそれを言うとボコボコになれると思い我慢した。

そしてスピカはケダモノにやられたんだからわたしにはご褒美あるかも と能力を確認した。


名前:スピカ(女) LV:61
年齢:15
武技:弓術(中)
魔法:基本属性魔法(強)
スキル:魔力調整、魔力蓄積
称号:勇者に尽くす者+。勇者から愛されている者、勇者の橋に乗りし者 チョロイ者 new

チョロイ者:言葉1つで態度が変わり扱いやすい者、ご褒美なんてあると思った?ねぇ今どんな気持ち?

スピカは自分の能力を確認すると石化した。
しばらくして石化が解除したと思えば今度は暴れだした。

どうやら俺と一緒でとんでもない称号を得たようだ…

そうして俺たちが着替えを済ませ、飛翔で一気に下山した。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



???:ふふふ… あの2人は面白いね。見てて飽きないわ。

暗闇で聞こえる男なのか女なのかわからない声、声を主は「今度はどうしようか…」 と言い残し気配を消した。

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