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今日も頑張りましょうか
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翌朝、アラームの音で目を覚ます。ハンガーにかけていたスーツを手にとってチェックする。スーツがシワになりにくいものだったから良かった。昨日と同じだけどこれで出社できるわ。身支度を整えて鏡でチェックする。
朝食は豪華にホテルレストランって言いたいけど宿泊代を払わないといけないし節約するためにコンビニでパンを買おう。部屋を出る前にミサキに朝の挨拶をライーンで送っておく。
チェックアウトのためホテルのカウンターに鍵を返すのと支払いをすることをつたえると
「吉永様の宿泊代はすでに頂いております。長山様の伝言で『タクシーで送れなくて申し訳ありません』とのことでした。それから『ホテルの料金は支払いしますのでそのまま帰って大丈夫ですよ』とも」
「ありがとうございます」
どうやら、長山先生が私のために支払ってくれたらしい。どうしよう。ミサキにお金を預けて先生に渡してもらう?でも私が先生にホテル代を出してもらったなんて言ったらどうしても大人の関係を疑われちゃうわよね。
私は少し悩んだ後、ロビーに並べられた椅子に座ってミサキにメッセージを送ることにした。
『今日の学校は何時に終わる?お姉ちゃん、用事でいつもより遅くなるかも』
数分してミサキからメッセージが届いた。
『リョ!私はいつもどおり学校が終わるの4時くらいだよ」
かわいいスタンプ満載の返事。学校が終わるのは4時ね。あの子は部活してるから鉢合わせないよう先生にお金を返しに行くなら部活中の4時半くらいよね。
その時間帯に仕事を抜けれるように段取りしなきゃ。
『了解。じゃあ、早めに用事して帰るようにするね』
『分かった。じゃあね』
『うん。じゃあ』
さて、私も出勤しましょうか。
******
会社に着くと後輩さんがソワソワしながら話しかけてきた。
「おはようございます。吉永さん。昨日は楽しかったですか?」
「はい。おかげさまでとても楽しい時間を過ごせました」
「……それは良かったです。けど……」
なにか言おうとしてやっぱり何も言わなかった後輩さん。何を言いたかったのか問うのは良い方向でも悪い方向でも面倒になりそうなので当たり障りなく仕事をするため気が付かないふりをしよう。
「なになに?女の子二人ででかけてたの?若いっていいわね~」
年配の女の先輩が話かけてくる
「えーっと、飲み会に誘ってもらったんでちょっと参加させてもらったんですよ。私は妹がいるからあんまり長居はできなかったですけど」
「そうなんですよ~。昨日は先輩が来てくれて皆も喜んでましたよ~。また来てくださいね」
ん~、次は、ないかな。家でミサキとご飯の方がずっと楽しいし。ああ~、シスコンが加速しちゃう。
「あらぁ。そうだったんだ。ねぇ、吉永さん。今度はうちらも一緒に飲みに行きましょ」
「いいですね~。でも、私そんなにお酒が強くないのでお付き合い程度しか飲めませんよ?」
「ふっふっふ。心配ないわよ~。私もお酒に弱いけど美味しい店はたくさん知ってるから」
そう言って胸より大きな腹太鼓をぽんと叩く先輩。先輩となら一緒に行くのはアリかな。先輩と行って教えてもらったお店にミサキと行くのも楽しそうだし。
「はーい、朝礼始めるわよー。皆、集まって~」
社長の奥さんの号令で私達は話を切り上げて朝礼会に集まる。
朝礼では特に何もなく、社長の奥さんが朝礼の司会をして、その後社長が一言喋って終わり。
今日は急ぎの仕事がないみたいだし、頃合いをみて奥さんに言ってちょっとだけ抜けさせてもらおう。
翌朝、アラームの音で目を覚ます。ハンガーにかけていたスーツを手にとってチェックする。スーツがシワになりにくいものだったから良かった。昨日と同じだけどこれで出社できるわ。身支度を整えて鏡でチェックする。
朝食は豪華にホテルレストランって言いたいけど宿泊代を払わないといけないし節約するためにコンビニでパンを買おう。部屋を出る前にミサキに朝の挨拶をライーンで送っておく。
チェックアウトのためホテルのカウンターに鍵を返すのと支払いをすることをつたえると
「吉永様の宿泊代はすでに頂いております。長山様の伝言で『タクシーで送れなくて申し訳ありません』とのことでした。それから『ホテルの料金は支払いしますのでそのまま帰って大丈夫ですよ』とも」
「ありがとうございます」
どうやら、長山先生が私のために支払ってくれたらしい。どうしよう。ミサキにお金を預けて先生に渡してもらう?でも私が先生にホテル代を出してもらったなんて言ったらどうしても大人の関係を疑われちゃうわよね。
私は少し悩んだ後、ロビーに並べられた椅子に座ってミサキにメッセージを送ることにした。
『今日の学校は何時に終わる?お姉ちゃん、用事でいつもより遅くなるかも』
数分してミサキからメッセージが届いた。
『リョ!私はいつもどおり学校が終わるの4時くらいだよ」
かわいいスタンプ満載の返事。学校が終わるのは4時ね。あの子は部活してるから鉢合わせないよう先生にお金を返しに行くなら部活中の4時半くらいよね。
その時間帯に仕事を抜けれるように段取りしなきゃ。
『了解。じゃあ、早めに用事して帰るようにするね』
『分かった。じゃあね』
『うん。じゃあ』
さて、私も出勤しましょうか。
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会社に着くと後輩さんがソワソワしながら話しかけてきた。
「おはようございます。吉永さん。昨日は楽しかったですか?」
「はい。おかげさまでとても楽しい時間を過ごせました」
「……それは良かったです。けど……」
なにか言おうとしてやっぱり何も言わなかった後輩さん。何を言いたかったのか問うのは良い方向でも悪い方向でも面倒になりそうなので当たり障りなく仕事をするため気が付かないふりをしよう。
「なになに?女の子二人ででかけてたの?若いっていいわね~」
年配の女の先輩が話かけてくる
「えーっと、飲み会に誘ってもらったんでちょっと参加させてもらったんですよ。私は妹がいるからあんまり長居はできなかったですけど」
「そうなんですよ~。昨日は先輩が来てくれて皆も喜んでましたよ~。また来てくださいね」
ん~、次は、ないかな。家でミサキとご飯の方がずっと楽しいし。ああ~、シスコンが加速しちゃう。
「あらぁ。そうだったんだ。ねぇ、吉永さん。今度はうちらも一緒に飲みに行きましょ」
「いいですね~。でも、私そんなにお酒が強くないのでお付き合い程度しか飲めませんよ?」
「ふっふっふ。心配ないわよ~。私もお酒に弱いけど美味しい店はたくさん知ってるから」
そう言って胸より大きな腹太鼓をぽんと叩く先輩。先輩となら一緒に行くのはアリかな。先輩と行って教えてもらったお店にミサキと行くのも楽しそうだし。
「はーい、朝礼始めるわよー。皆、集まって~」
社長の奥さんの号令で私達は話を切り上げて朝礼会に集まる。
朝礼では特に何もなく、社長の奥さんが朝礼の司会をして、その後社長が一言喋って終わり。
今日は急ぎの仕事がないみたいだし、頃合いをみて奥さんに言ってちょっとだけ抜けさせてもらおう。
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