わがまま坊っちゃんな主人と奴隷の俺

からどり

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21.悪い子はルールを守らないんだよ

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弄ばれ、いつまでもリムルが優勢なのはおもしろくない。
不良(というか勉強できない悪い生徒)らしくテーブルに乗せた勉強道具をなぎ払い、驚いて俺のオレから口を離したリムルを強引に抱き上げてテーブルに乗せた。

「あ、バカ。机に乗ったり座ったりしちゃ駄目なんだぞっ」

「今から、えー、あれだ。実技の応用編だ」
「何言ってるんだ。こういうのはちゃんとベッドで、んっ、んう……」

ずっとピンと膨れ上がった胸の突起の先を撫でるとリムルは口を押さえた。

「いいだろ?リムル先生がおっぱいを好きにして良いって言ったんだからさ」

「でも……あ、ちょ、どこ触ってるんだ。さわるなっ」

「ん?リムル先生の愛の尻」

リムルのツルツルお肌を撫で、俺のもう片方の手はリムルのお腹を通り過ぎて後ろの穴へとたどり着いた。リムルの口が拒否しているが、俺はちゃんと分かってる。期待で待ちきれず、ローションの魔法でそこはぬるんとしている。

「リムル先生、ここに指入れていい?」

表面をツンツンと突くときゅうって閉まった。

「ダメだ!テーブルの上でなんて……」



「先生のことだから洗浄魔法でとっくに綺麗にしてるだろ?それに俺はここを汚いなんて思ったこと一度も無い」

「ん、はぁん、そういう問題じゃなくて、あ、ああ」

リムルのスティックが正直だってことを。後ろの穴がきゅっと閉まっているから俺が半勃ちのスティックの方をよしよしすると完全起立した。同時に窄みも緩みだす。すかさずその穴に指を挿れたらなんの障害もなく指の根本まで入った。

「ほら、やっぱり綺麗だ。リムル先生、準備万端だな。期待してたんだろ?」

「ちがっ、これは、実技授業のためで」

「へぇー。ならますますサボれないな。俺とリムル先生の愛の授業、続けてくれよ」

「ん、んうぅ、んんっ」

リムルの唇を俺の口で塞ぎながら俺のスティックをリムルの穴に擦り付ける。何度もそうやって滑らせていると俺の亀頭の先がリムルの窪みに入り込んだ。

「ふぐ、ううん、ん、む」

リムルがキスで感じて身体から力が抜けた瞬間を見計らい、一気に押し進める。

「んんんーっ!!」

リムルの中は今日も熱くて狭くて最高だった。

「ん、ふっ、んん、ん」

「あう、んんーっ、んっ、んんっ」

リムルが俺の首に腕を巻き付けてきたんで、俺もリムルの背中に腕を回し、テーブルの端にリムルのケツが来るように調節した。俺が立ち、テーブルに座っているリムルを打つ格好になる。そしてリムルの腰を掴んで腰を前後に揺すった。

「ん、んんっ、う、ううっ、んっ、んっ」

俺の動きに合わせて声を漏らしていたリムルだったが、だんだん我慢できなくなったのか自分から動き始めた。

「ああん、あっ、ああっ」

「やべ、気持ち良すぎる」

いつもの騎乗位とは違う当たり方をしてこれも気持ちがいい。

「あっ、あっ、クラウス、僕もうイっちゃうよぉ」

「俺ももうすぐだ。一緒にイこう」

「ああっ、あっあっあっ、やあっ、はげしいよぉ」

リムルの喘ぎ声で俺のテンションはマックスになり、激しくなる。

「あっ、あっ、あっ、ああっ、あっ、ああん、やっ、あああぁっ!」

「うあ、締まる、出るっ、うあ、あ、あ、あっ、くうっ!!」

頭の中が白くなる。リムルの中に精液を注ぎ込んでいく。

「あああぁ、熱いよ、はあ、ああ、くらうすぅ……」

リムルもまた俺の腹に精液を飛ばしていた。

「良かったぁ……なぁ、クラウス。回復魔法かけるからもう一回、ベッドでするぞ♡」

「はぁ!?まだやるつもりなのか?」

「今度は俺が上に乗ってするからな。さっきとは違うぞ?」

「ちょ、ちょっと待て。俺、今出したばっかで、ひゃう」

「心配無用だ。回復魔法をかけてやる。お前は僕の将来の婿で今は性奴隷だからな♡」

するりとテーブルから降りると俺の股間のプラプラを握って回復魔法をかけてきやがった。

「あぁ、またこんなに大きく……」

俺のプラプラがリムルの手の中で硬くなって膨らむとリムルはうっとりした表情をする。
惚れた弱みで勝てない俺はすべてを諦めて大人しくリムルとベッドに入り、されるがまま精を搾り取られるのだった。

***
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