1 / 23
1.今と一年前
しおりを挟む
俺が暮らしていた国が戦争に負けた。敗戦の知らせを聞くずっと前に戦地で捕まり、敵国の捕虜になった俺。そして、俺は……
冷たいっ
腹や胸を何か冷たいものが這っている!!?拷問っ!!
「うわああああああ!?」
「あはははっ! どうだっ!?クラウス。気持ち良く寝ているうちにスライムをパジャマの中に入れられる気分は!」
「おおおぉっ!!?」
俺の体を這いずり回り、やがて顔に乗っかり口と鼻を塞ごうとする小さいスライム。
「ほらほらぁ~?クラウス、早く逃げないと窒息しちゃうぞぉ?自慢の筋肉でなんとかしてみろよ」
寝起きの俺に嫌がらせをして楽しそうに眺めながら高笑いをする俺の主人。
あいつは周りの人から儚げだ、繊細だとか言われるくらい見た目だけは良い。黒い髪に白い肌。俺の身長が180cmくらいだからあいつは160cmもないかもしれない。俺よりずっと小柄で細い。神経質そうな釣り目とか弱そうな外見だから大人しそうに見えるが、性格は寝てる人間にスライムを放つほど大胆で最悪だ。労働奴隷で売られていた俺を買って、もう一年経つのに飽きもせずに毎日絡んでくる。
「ぐぬぬぅ……」
俺の顔にベタッと張り付く小さな青いスライムを手で剥がし床に投げ付けた。
青スライムはベチッと平べったくなり、すぐにぷよよんとスライムの形になった。何事もなかったかのようにプルルルルと震えながら窓の方へ移動していく。
「くくくっ、まだ余裕がありそうだな。じゃあ夜はもっと激しくしてやる!!」
そう言って無邪気に笑う主人。名前はリムル。
俺はこの悪魔みたいな主人の奴隷をして一年目だ。
俺の主人のリムルの通う学校は彼の屋敷からかなり離れた町にあった。だから今は学校のある町でマンションを借りて暮らしている。
俺は世話係兼性奴隷兼おもちゃとして連れてこられ、モンスターと科学と魔法のある不思議なこの町でのんびりリムルの世話をしながら生きている。
+++およそ一年前+++
俺が捕虜のまま国が降伏して戦争が終わったころだった。
見張りや労働場所で敵兵が話していた話を聞いた捕虜仲間で頭の良い奴から、外交とか人道的理由とか偉い人達の都合で捕まってた捕虜を国同士で交換するという噂が広がった。
そんな噂が流れてもしばらく俺は捕虜として過酷な労働をこなしていた。多分、国の話し合いの方では色々あったんだろう。
俺は捕虜の交換メンバーに選ばれたらしく、捕虜仲間達と国に帰れるはずだった。
だが俺達が自国への輸送中に、国へ戻っても居場所がないのか脱走を企ててたグループがいて、それに運悪く巻き込まれてしまったのだ。
運が悪いことに俺の近くでそのグループの一人が護衛兵にナイフを突きつけ脅していた。
「武器を捨てろ!ぶっ殺すぞ!」
その後はもう乱闘だ。護衛兵は国に帰りたい俺達も脱走者も全部一緒の敵国の兵士に見えるものだから片っ端から攻撃をしてくる。
どうやって逃げ切れたのか今も不思議で思い出すと震えるほど恐ろしいが、俺は運良く殺されずに逃げることが出来た。
日々の労働で疲れていて腹も減っている。走って逃げて追い込まれていた俺は気がつくと小さな村に忍び込んで畑の物を盗んでそのまま食べていた。あの後だから捕虜が逃げたという連絡が村にいき警戒するよう言われていたんだろうと思う。俺は村人達に捕まりボッコボコにされた。
そして戦後はどこも金がない。俺は兵隊に引き渡されることなく、食い扶持を減らすために手放されることになった子供と一緒に奴隷商に売り飛ばされた。
奴隷商は見た目や性格で選別し、俺は肉体労働系の奴隷として売り出された。俺が初売りされた場所は金持ちが好きそうな広くて綺麗な建物の一室だった。
奴隷は客に体の傷やら色々チェックされる。店で商品になっている間は手首には枷をはめられ足は歩ける程度に縛られていてほぼ裸だ。
肉体労働をする奴隷は大概いまいちな外見が多い。俺も筋肉以外イマイチだから労働奴隷として売られてたんだがな。そんな奴等の股間でプラプラしてるモノを見たい奴はいないので腰布は巻かれていた。
仕事の責任者っぽい客に紛れ込んでも異質だったのが黒髪の少年だった。客の顔を見たくなくて目を伏せていたら、今より背が低かったあいつが俺の前をうろつき出したのだ。
「おい! こいつの腰布を取れ」
リムルの第一声がこれだった。
「はい、ただいま」
奴隷商がいけすかないチビに恭しく頭を下げて俺の腰布を取る。周りには俺と同じように奴隷として売られている奴等がいる。そいつらまで俺の下半身を見てくるから俺は恥ずかしくて死にたくなった。思い出しても恥ずかしさで暴れて頭を壁で打ちたくなる。
「ふむ。恥じらう顔もいいな。性奴隷はこいつにしよう」
「えぇ!? 」
恥ずかしさで死にかけた俺より奴隷商が驚いた。この売り場は何度振り返っても肉体労働向けの奴隷しかいなかった。他の部屋にいるだろう性奴隷達は顔の良いガチムチから色気むんむんまで上玉を集めている。
「なんだ? 不満なのか?」
神経質そうな目が奴隷商を睨んだ。こんなチビが俺の主人になるなら俺は不満しかないぞ。
「いえいえとんでもない!! ただ、性奴隷にするには御主人様となる方々に逆らわないようにする教育が重要でして……」
性奴隷が高いのは外見はもちろんのこと、逆らわず、エッチのサービスもいいからだと売れ残りの奴から聞いたことがあった。だから奴隷商の心配は分かる。こんなチビが筋肉の塊みたいなオレを力で押さえつけれるように見えないもんな。
「そんなもの必要ないさ。こいつを買うと決めたからもうボクのものだ」
まだ金払ってお買い上げされてねーぞ。と奴隷の俺が思った。現実逃避をしたくて心のなかでツッコミが止まらない。
「かしこまりました。では料金は先払いでしてこれくらいで……」
奴隷商とリムルの間で交わされる会話。
「これでいい。早く契約書を持って来い」
リムルが差し出す小切手を見ながら奴隷商がニヤリと笑った。
「ありがとうございます。よろしければこちらで奴隷紋はおつけしましょうか」
「不要だ。早く連れて帰りたいから手続きを早くしてくれ」
「かしこまりました。手続きをしてまいりますので少々お待ち下さい」
奴隷商が足早に去って行った。
「お前の名前は?」
「……クラウスです」
「クラウスか。よろしくな。僕はリムルだ」
そう言って差し出された手を握り返すことは枷をされた俺にはできない。だからあいつは迷う事なく俺の下半身のプラプラを握ってきた。
俺の第三の手は自由だからそれで握手すれば仲良しだ。ってアホかっ。
心では馬鹿みたいな事を考えれるのだが、捕虜でボロボロになってさらに奴隷として売られると心の一部が麻痺していた。もうすでに諦めの境地にいる俺は抵抗する気持ちが生まれなかった。
プラプラを自分より小さくて細いガキに弄り回されながら奴隷商の手続きが終わるのを待っていた。
それからお買い上げされた俺はリムルの家に連れて来られた。そこは貴族街にある豪邸で奴隷を買うような金持ちが住む場所に相応しかった。
家に入るとリムルはまず俺に綺麗な服をくれた。
「これは?」
「見てわからないか?意外と馬鹿なんだな。服だ」
いやそれはわかる。なんで奴隷の俺に服をくれるんだよ。試着もしていないのにサイズ合うのか。破れた時の弁償はどうすんだろう。俺は訳が分からず混乱していた。
「あの……何故俺に服を」
「お前には今日からボクの世話係兼肉便器兼おもちゃになってもらおうと思ってな。そのための服だ」
性奴隷は裸でいつでもヤレルようにしてるんだと思ってたが、服を着ていいのか。というか性奴隷と玩具の違いはなんなんだ。わざわざ言うってことは違うんだろうが分からなかった。
「ああ、それからボクのこと様付けして敬語使うの禁止な」
「は……え?」
「クラウスは奴隷だ。ボクの命令は絶対だぞ。逆らったら奴隷商に売り飛ばすからな」
俺はこの日から主人のリムルに敬語を使わない奴隷になった。
冷たいっ
腹や胸を何か冷たいものが這っている!!?拷問っ!!
「うわああああああ!?」
「あはははっ! どうだっ!?クラウス。気持ち良く寝ているうちにスライムをパジャマの中に入れられる気分は!」
「おおおぉっ!!?」
俺の体を這いずり回り、やがて顔に乗っかり口と鼻を塞ごうとする小さいスライム。
「ほらほらぁ~?クラウス、早く逃げないと窒息しちゃうぞぉ?自慢の筋肉でなんとかしてみろよ」
寝起きの俺に嫌がらせをして楽しそうに眺めながら高笑いをする俺の主人。
あいつは周りの人から儚げだ、繊細だとか言われるくらい見た目だけは良い。黒い髪に白い肌。俺の身長が180cmくらいだからあいつは160cmもないかもしれない。俺よりずっと小柄で細い。神経質そうな釣り目とか弱そうな外見だから大人しそうに見えるが、性格は寝てる人間にスライムを放つほど大胆で最悪だ。労働奴隷で売られていた俺を買って、もう一年経つのに飽きもせずに毎日絡んでくる。
「ぐぬぬぅ……」
俺の顔にベタッと張り付く小さな青いスライムを手で剥がし床に投げ付けた。
青スライムはベチッと平べったくなり、すぐにぷよよんとスライムの形になった。何事もなかったかのようにプルルルルと震えながら窓の方へ移動していく。
「くくくっ、まだ余裕がありそうだな。じゃあ夜はもっと激しくしてやる!!」
そう言って無邪気に笑う主人。名前はリムル。
俺はこの悪魔みたいな主人の奴隷をして一年目だ。
俺の主人のリムルの通う学校は彼の屋敷からかなり離れた町にあった。だから今は学校のある町でマンションを借りて暮らしている。
俺は世話係兼性奴隷兼おもちゃとして連れてこられ、モンスターと科学と魔法のある不思議なこの町でのんびりリムルの世話をしながら生きている。
+++およそ一年前+++
俺が捕虜のまま国が降伏して戦争が終わったころだった。
見張りや労働場所で敵兵が話していた話を聞いた捕虜仲間で頭の良い奴から、外交とか人道的理由とか偉い人達の都合で捕まってた捕虜を国同士で交換するという噂が広がった。
そんな噂が流れてもしばらく俺は捕虜として過酷な労働をこなしていた。多分、国の話し合いの方では色々あったんだろう。
俺は捕虜の交換メンバーに選ばれたらしく、捕虜仲間達と国に帰れるはずだった。
だが俺達が自国への輸送中に、国へ戻っても居場所がないのか脱走を企ててたグループがいて、それに運悪く巻き込まれてしまったのだ。
運が悪いことに俺の近くでそのグループの一人が護衛兵にナイフを突きつけ脅していた。
「武器を捨てろ!ぶっ殺すぞ!」
その後はもう乱闘だ。護衛兵は国に帰りたい俺達も脱走者も全部一緒の敵国の兵士に見えるものだから片っ端から攻撃をしてくる。
どうやって逃げ切れたのか今も不思議で思い出すと震えるほど恐ろしいが、俺は運良く殺されずに逃げることが出来た。
日々の労働で疲れていて腹も減っている。走って逃げて追い込まれていた俺は気がつくと小さな村に忍び込んで畑の物を盗んでそのまま食べていた。あの後だから捕虜が逃げたという連絡が村にいき警戒するよう言われていたんだろうと思う。俺は村人達に捕まりボッコボコにされた。
そして戦後はどこも金がない。俺は兵隊に引き渡されることなく、食い扶持を減らすために手放されることになった子供と一緒に奴隷商に売り飛ばされた。
奴隷商は見た目や性格で選別し、俺は肉体労働系の奴隷として売り出された。俺が初売りされた場所は金持ちが好きそうな広くて綺麗な建物の一室だった。
奴隷は客に体の傷やら色々チェックされる。店で商品になっている間は手首には枷をはめられ足は歩ける程度に縛られていてほぼ裸だ。
肉体労働をする奴隷は大概いまいちな外見が多い。俺も筋肉以外イマイチだから労働奴隷として売られてたんだがな。そんな奴等の股間でプラプラしてるモノを見たい奴はいないので腰布は巻かれていた。
仕事の責任者っぽい客に紛れ込んでも異質だったのが黒髪の少年だった。客の顔を見たくなくて目を伏せていたら、今より背が低かったあいつが俺の前をうろつき出したのだ。
「おい! こいつの腰布を取れ」
リムルの第一声がこれだった。
「はい、ただいま」
奴隷商がいけすかないチビに恭しく頭を下げて俺の腰布を取る。周りには俺と同じように奴隷として売られている奴等がいる。そいつらまで俺の下半身を見てくるから俺は恥ずかしくて死にたくなった。思い出しても恥ずかしさで暴れて頭を壁で打ちたくなる。
「ふむ。恥じらう顔もいいな。性奴隷はこいつにしよう」
「えぇ!? 」
恥ずかしさで死にかけた俺より奴隷商が驚いた。この売り場は何度振り返っても肉体労働向けの奴隷しかいなかった。他の部屋にいるだろう性奴隷達は顔の良いガチムチから色気むんむんまで上玉を集めている。
「なんだ? 不満なのか?」
神経質そうな目が奴隷商を睨んだ。こんなチビが俺の主人になるなら俺は不満しかないぞ。
「いえいえとんでもない!! ただ、性奴隷にするには御主人様となる方々に逆らわないようにする教育が重要でして……」
性奴隷が高いのは外見はもちろんのこと、逆らわず、エッチのサービスもいいからだと売れ残りの奴から聞いたことがあった。だから奴隷商の心配は分かる。こんなチビが筋肉の塊みたいなオレを力で押さえつけれるように見えないもんな。
「そんなもの必要ないさ。こいつを買うと決めたからもうボクのものだ」
まだ金払ってお買い上げされてねーぞ。と奴隷の俺が思った。現実逃避をしたくて心のなかでツッコミが止まらない。
「かしこまりました。では料金は先払いでしてこれくらいで……」
奴隷商とリムルの間で交わされる会話。
「これでいい。早く契約書を持って来い」
リムルが差し出す小切手を見ながら奴隷商がニヤリと笑った。
「ありがとうございます。よろしければこちらで奴隷紋はおつけしましょうか」
「不要だ。早く連れて帰りたいから手続きを早くしてくれ」
「かしこまりました。手続きをしてまいりますので少々お待ち下さい」
奴隷商が足早に去って行った。
「お前の名前は?」
「……クラウスです」
「クラウスか。よろしくな。僕はリムルだ」
そう言って差し出された手を握り返すことは枷をされた俺にはできない。だからあいつは迷う事なく俺の下半身のプラプラを握ってきた。
俺の第三の手は自由だからそれで握手すれば仲良しだ。ってアホかっ。
心では馬鹿みたいな事を考えれるのだが、捕虜でボロボロになってさらに奴隷として売られると心の一部が麻痺していた。もうすでに諦めの境地にいる俺は抵抗する気持ちが生まれなかった。
プラプラを自分より小さくて細いガキに弄り回されながら奴隷商の手続きが終わるのを待っていた。
それからお買い上げされた俺はリムルの家に連れて来られた。そこは貴族街にある豪邸で奴隷を買うような金持ちが住む場所に相応しかった。
家に入るとリムルはまず俺に綺麗な服をくれた。
「これは?」
「見てわからないか?意外と馬鹿なんだな。服だ」
いやそれはわかる。なんで奴隷の俺に服をくれるんだよ。試着もしていないのにサイズ合うのか。破れた時の弁償はどうすんだろう。俺は訳が分からず混乱していた。
「あの……何故俺に服を」
「お前には今日からボクの世話係兼肉便器兼おもちゃになってもらおうと思ってな。そのための服だ」
性奴隷は裸でいつでもヤレルようにしてるんだと思ってたが、服を着ていいのか。というか性奴隷と玩具の違いはなんなんだ。わざわざ言うってことは違うんだろうが分からなかった。
「ああ、それからボクのこと様付けして敬語使うの禁止な」
「は……え?」
「クラウスは奴隷だ。ボクの命令は絶対だぞ。逆らったら奴隷商に売り飛ばすからな」
俺はこの日から主人のリムルに敬語を使わない奴隷になった。
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる