最強な育て屋に買われた俺、レベル1のまま新婚ルート突入したので相手を溺愛したい

からどり

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結婚してもイチャイチャ編

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狩猟祭りの準備で一週間も前からティオは向こうに泊まりっぱなし。たまに帰ってきて着替えを取りに来たりしたけどもすぐに向こうへとんぼ返りだ。
スマホとかがこの世界にあればいいんだけど電気より魔法のこの世界では映画の中に出てくるようなデカい電話機が高級品だった。ティオなら電話機は買えるけどそれを使えるようにする工事とかすごくお金がかかるし持っている人は一部の貴族だけだからオブジェにしかならない。
でもこんな時に電話があれば……

「ギスケ、寂しくないですか?」
「うん、大丈夫。こうして毎日電話で声がきけるし」
「本当ですか?終わったらすぐに帰りますから待っていてくださいね」
「こっちは心配ないって。ティオの方が俺は心配だ。俺のこと考えすぎて怪我しないでくれよ」
「ええ、分かってます。怪我をして治療で帰りが伸びるなんて耐えられませんよ。ああ、早く帰って貴方を抱きしめたい」

そんな脳内妄想を広げてみても都合よく電話が現れることはない。まぁ、もしあったとしても一部の貴族の家にしか繋がらないから俺が使うことはないけども。

それから狩猟祭りの日になって夜に帰ってくるかなって思っていたんだけどティオは帰ってこなかった。
片付けとかあるんだろうなって思って自分を納得させてたんだけどやっぱり寂しい。

夜になっても眠れなくてベッドの中でずっとティオのことを考えてたらいつの間にか寝ていて、目が覚めたら外が明るくなっていた。

「あれ、今何時……」

時計を見れば昼前。どうせ今日もティオは帰ってこないだろうと二度寝しようと思ったら寝室のドアを叩く音が聞こえてきた。

「ただいま帰りました。ギスケ、いますか?」

鍵なんてかけていないし昼前だから堂々と声をかけたらいいのに控えめな声が聞こえた。

「ティオ!?」

慌てて走ってドアを開けるとそこには待ち焦がれていたティオの姿があった。

「おかえりなさい、ティオ」

「はい、ただいま帰って参りました。ギスケ、会いたかったですよ。あなたの元気な顔が見れて良かった」

まるで何年も会っていないかのように俺を抱きしめてキスしてくれる。いつも以上に花のようないい匂いがしてるのに風呂に入っていないのか土埃の匂いやちょっと酸っぱい匂いが混じっている。浄化魔法を使って清潔にしてるティオからそういう体臭がするのが意外で、あまりに珍しくて俺は首元に鼻をうずめてフガフガと匂いを嗅いでしまった。

「あっ!駄目!猟では魔法を使ってはいけないから!臭うからっ、におわないで。これからお風呂に入って綺麗にするから」

取り乱して俺を押し離そうとする腕に負けないように俺も力をこめて抱きしめた。足も踏ん張りティオを抱っこしてベッドに引きずり込もうとしたら観念したのか自分から俺を抱き上げてベッドに入ってくれた。

「もうっ、本当にギスケは甘えん坊さん。帰ってきたばかりなのにもう私を求めてくれるんですね。嬉しいです」

「だって、ティオがいなくて寂しかったんだ」

「私もギスケに会いたくて死にそうでした。ずっとずっと会いたかった。寂しくて心が裂けてしまった私をあなたの愛で癒してください。今から浄化の魔法を使って綺麗にするので少し」

「待って!駄目だ!浄化魔法はかけないで。俺、ティオの匂いをもっと感じたいんだ。そのままのティオで俺を愛して欲しい」

「ギスケ……」

ティオは困った顔をしながらも俺の願いを聞いてくれるみたいだ。俺に抱きついて唇を合わせてくる。薄く口を開くと舌を入れて唾液を流し込んできていつもより念入りに口の中まで舐めてくる。

「んんっ♡んちゅっんむぅっ♡ぷはっ、キスしてるだけでもティオの匂いがむんむんしてくる。興奮する」

綺麗好きなティオの眉間に薄くシワができてしまう。

「そんなこと言わないで……恥ずかしくなってきちゃいます」

そう言いながらもティオは俺の体を弄りながら服を脱がせて裸にしていく。ティオの指先が触れるたびに体が反応して跳ねてしまう。やばい、ティオとできなかったからムラムラしてるし昨日の夜はティオがいつ帰ってもいいように一人でせずに待ってたから溜まってる。

「ふふっ、ギスケの下も元気で良かった。私のおっぱいを吸ってくれますか?」

ティオがシャツの前を開いて胸を出すとツンと立った突起が二個。

「じゃあ俺が上になる。そっちのほうがしやすいから」

俺とティオは上と下を入れ替わり、俺はティオの体に覆いかぶさって吸い付くとティオは嬉しそうな声を上げる。

「あぁっ♡気持ちいいです。いっぱい飲んでくださいね」

「うん、ティオのおっぱい美味しい」

「私のかわいい人、沢山味わって……」

ティオの乳首をしゃぶればしゃぶるほど甘い声を出してくれた。それが楽しくて片方だけじゃなく両方を交互に口に含んでは吸ったり噛んでみたりした。その度にティオは可愛らしい声で鳴いて、俺はどんどん夢中になっていく。
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