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ダークサイド 第5話 「メイド エリィ」
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エリィはその重い扉の前に居た。
大きく一度、深呼吸をする。
彼女はこの『ヘルゼン帝国ロゼッタ領、騎士団団長兼宰相』という肩書きの男を殺すつもりなのだ。
彼女の知る、妹よりも強い絆で結ばれた妹クレアがおかしくなったのは、あの悪魔の仕業だからだ。
例え命をかけてでも、ジュダを、あの悪魔をのさばらせてはいけない。
「……」
しかし正面から挑めば剣の達人であり、魔力も未知数の男には到底敵わない。
だから、エリィはその方法を取らざるを得ない。
胸にかけている銀の十字架を握る。
エリィは意を決して、重い扉をノックした。
ノックの音がして、ジュダが入るように促すと、エリィが入ってきた。
ほんの少し癖のある黒髪は邪魔にならないように、後ろで結い上げられている。
白に青いコントラストのメイド風の服装は彼女に似合っていた。
その顔には本人が気にしているという、そばかすが僅かに残っていた。
クレアと同じ父を持つエリィにも、やはり気品が漂う。
それなりの服装をすれば、一国の王女としても通るだろう。
「夜分遅くに失礼致します。お時間よろしいでしょうか?」
言葉は慇懃(いんぎん)であるが、わずかな警戒と殺意がこもった言葉だった。
その常人では気づかないささやかな警戒と殺意を楽しみながら、ジュダは微笑む。
「丁度良い。私もエリィ殿には用事があったのだ」
「はっ、なんなりと」
ペンを置き、ジュダはエリィへと向き直る。
「この近くには、『魔王の遺跡』があるそうだな。その場所を聞きたい」
その言葉に、エリィは一瞬だけ身体を震わせた。
「存じません」
(邪な力として封印されている『魔王の遺跡』に何の用事があると?)
エリィは平静を装って答える。
「そうか。クレア様がエリィ殿からそのような話を聞いた事があるとおっしゃっていたものだからな」
(嘘だろうと構わぬ。どうせ命ごと吸収させて貰うのだから)
「……どこかにあるという話は聞いたことがありますが、その詳しい場所まではわかりかねます。申し訳ありません」
(確信したわ。この男は生かしておいてはいけない。きっと大変な事になる)
もし第三者がこの場にいたとして、雰囲気から両者の険悪さを知る事は出来なかっただろう。
それほどまでに、表面上は穏やかな二人だった。
「それで、クレア殿のご用事とはどのような事なのだろうか?
私に叶えられることなら良いが」
「はい。至極当然の事ではありますが、ご主人様に対する役割を果たそうかと思いました」
エリィはそう言うと、深々と頭を下げた。
宰相専用の浴室は広く、贅の限りを尽くして作られていた。
それだけロゼッタ領が安定している事を示している。
だが、今はその輝くような浴室よりも、その部屋にいる一人の男の方がきらびやかだった。
女性のような細い体だが、無駄の無い引き締まった体。
彫刻にすれば、一流の彫刻家が感嘆のため息を吐くほどの整った体付き。
やたらと長い肩書きを持つ男、ジュダがそこにいる。
「……よろしいでしょうか?」
躊躇いがちな声に続き、一人の女性が入ってきた。
「失礼致します。ジュダ様」
エリィは体にバスタオルを巻き、おずおずと入ってくる。
いつもは後ろに上げている髪は、ほどかれ僅かにウェーブを描いている。
「美しいな。気品のある美しさだ」
「恐れ入ります」
(丸腰で、しかも油断した時を狙わせて貰うわ)
内心の考えは表に出さずに、恭しくジュダに近づく。
「それで、何をしてくれるのだ?」
「……はい、まずはお体をお洗いしたいと思います。それで……ジュダ様」
ほんの少しうつむきながら、ゆっくりとジュダの前に回る。
「大変、失礼とは思いますが、石鹸で洗いたいのです。
まずは……私の体に塗っていただけますか?」
「くくくっ……構わん。だが、タオルがあっては塗れないな」
「………はい」
(このくらい、どうってことないでしょう! エリィ!)
憎らしい仇敵を前に、肌をさらけ出すのは策略だとしても恥ずかしかった。
自らを奮い立たせる。
演技半分、本当の恥ずかしさ半分にゆっくりとバスタオルをはだける。
バスタオルが床に落ち、エリィの身体がジュダの前に晒される。
「……………」
ジュダはしばらく動かなかった。
ただ、エリィの身体を見ている。
まだ完全に成熟しきっていない身体ではあったが、体つきは充分柔らかな女性のものだったし、その顔も整っている。
そばかすがわずかに残っているのも、見る者が見ればチャームポイントになるものだ。
彼女の顔が羞恥により赤く染まる。
エリィはゆっくりとジュダへと近づく。
ジュダが手を伸ばし、泡立てた石鹸を彼女に付ける。
石鹸がローションの代わりをするように、ぬるりと彼女の身体を滑る。
普通に触れられるのとは異なる感覚がエリィを襲い、不覚にも声が漏れる。
「……ふっ……………んくっ………」
彼女の反応を楽しみながら、ジュダは人が悪い口調で彼女に言う。
「おやおや、身体を洗う道具が妙な声を上げるのはおかしいな」
「…はっ……い……申し訳……あり……ません………んっ」
ジュダの手はエリィの身体の反応の良い場所を重点的に責める。
そうかと思えば、ゆっくりとその周囲だけを焦らすように責める。
「っ……んっ………うんっ……うっ…………」
演技ではない、本物の女の喘ぎ声が彼女の口から勝手に漏れる。
(嘘っ、やだっ……こんなことって………)
魔法の類のものを使われれば、抵抗出来る自信はあったのだが、ジュダは魔法は使っていない。
演技のはずが、本気で感じ始めている自分の身体にエリィは屈辱を感じる。
「あんっ…………うっ………くあっ………」
一時の感情に流されたい気持ちを慌てて振り払う。
(魔法を使わずに堕ちてくれるならば、そちらの方が上質な力が得られるのだよ)
ジュダはエリィの反応を楽しみながら、手を動かす。
手がエリィのふとももをゆっくりと滑る。
「ふっ……くっ………………ああっ!」
しばらく彼女の秘所の周囲を撫でていた手が、彼女の心を読んだかのようなタイミングで、秘所に触れる。
くちゅり、という石鹸とは異なる液体の音が聞こえた。
ジュダの手の侵入を防ぐように、クレアの両足が力無く閉じようとする。
だが、それでジュダの動きがゆっくりになると、両足はジュダの手を求めるように開かれた。
その卑猥な動きを楽しみながら、ジュダの手はエリィの茂みをまさぐる。
「くっ……はっ……んっ…………やっ……はっ……」
石鹸でも湯でもない、粘りけのある液体がジュダの手を濡らす。
男の細い指が少女の膣内を、やさしく動く。
「うっ…ふっ……………あっ………あっ?」
ジュダの手が引き抜かれる。
「さて、石鹸はもう充分かな?」
ジュダの甘く囁くような声が聞こえる。
エリィはこくりと頷くと、ジュダにさらに近づく。
「ぁ…………失礼……致します。」
エリィが首に提げた十字架が邪魔にならないように、後ろに回す。
座るジュダの身体にエリィの身体が密着する。
「………ん……」
男の手が女の背中に回り、彼女も同様に手を回す。
まるで恋人同士がそうするかのように。
だが、双方にその感情は無い。
双方ともに相手の命を奪おうとしているのだ。
そこに恋人同士の感情は皆無だった。
だがそれでも身体は反応し、エリィのやや尖った乳首の先端はジュダの胸と擦れている。
ジュダの一物はエリィの腹に当たり擦られる。
そのまま互いに身体を上下させる。
より深く、だが石鹸が潤滑油の働きをして双方に刺激を与える。
「はっ…あっ………ふぅ…………ん……」
僅かに肥大した彼女の突起部分がジュダに擦れる。
ジュダの方は、エリィの温かく柔らかな腹に擦れる。
少女の乳房が男の胸板に擦れ、その形を変える。
液体が触れ合う音と、女の喘ぎ声が響く。
「ふあっ!?……あっ………そっ、そこは……!」
突然エリィが声を上げる。
背中に回っていたジュダの手が、何の前触れも無く、エリィの尻に触れたからだ。
「良い触り心地だ」
「くっ、ん……あっ………いやっ…………んっ……」
ジュダの手から逃れようと、身体を動かす。
だがそれは逆にジュダの身体に身体を押しつける形となる。
互いの身体がさらに密着する。
心音が互いに伝わるくらいに。
「うっ……はっ…………んっ………」
エリィは身体を離そうとするが、またもやジュダの手が這い回る。
今度は尻ではなく、エリィの熱く湿っている場所へと。
「くあっ………んっ……だめっ…………うっ……」
ジュダの身体の上でエリィの身体が跳ね回る。
「くっ……ふっ……あんっ……あっ……うぁ………」
勝手に反応する身体をジュダは逃がさない。
彼女の一番反応が大きい場所とその周囲を男の手が弄る。
エリィの頭の中は、霧がかったかのように、ぼやける。
このまま流されてしまいたい欲望が首をもたげる。
だが、その感覚の中クレアの顔が浮かんだ。
守らなければならない妹の顔が。
「ふっ………くっ……んっ…………んんっ………」
ジュダの肩に手を置き、責め苦に耐える。
(しっかり………しなさい……エリィ!)
「……あっ……くっ……ふっ………ん」
ジュダは、彼女の反応が若干堅くなったのを感じた。
(ほぉ、耐えたか。………くくくっ、いい贄になるな)
堕ちるまでが困難であれば困難であるほど、贄は良いものになるのだ。
男は少女から手を離す。
「はぁ……はぁ……」
「存分に楽しめたぞ。エリィ」
ジュダは荒い息をする少女にそう告げる。
「はぁはぁ……まだ……このくらいではありません」
エリィも負けていない。
「ほう?」
震える体を抑えつけながら、エリィはジュダの背後に回る。
自らの胸の膨らみを、ジュダの背中に押し当てながら、その右手は男の股間に伸びる。
「はぁ……はぁ………はぁ……」
荒い息をしながらも、ジュダの一物を優しく握り、上下に擦る。
(この位置なら、ジュダに触られないで出来る)
エリィはジュダの反応を確かめながら、手を上下させる。
どんな男でも、射精の瞬間やその後には僅かな隙が出来るはずだ。
エリィはそれを狙っているのだ。
「………どう……ですか?…………ジュダ様?」
男の耳元に吐息をかけながらの少女の言葉に答える。
「……悪くは無い」
(目的はどうあれ……な)
ジュダはエリィの顔に顔を近づけた。
二人の唇が触れ合い、どちらともなく舌が絡み合う。
くちゅくちゅという粘り気のある液体が混ざる音が響く。
それに呼応するかのように、エリィの指がジュダの男根を刺激する。
「はっ…むぐっ………んっ……んんっ………」
口付けしたまま、エリィの手は止まらない。
その一定のリズムが、ジュダの呼吸に合わせて早くなる。
自身のではない、白く細い女性の手がジュダを擦り上げる。
「はっ……ふっ………ぷあっ……あっ…んっ………」
いつしかその行為に興奮したのか、エリィの息も早くなっていた。
「うっ…………むっ……」
男の腰が僅かに痙攣したかと思うと、どくどくと白濁の液体が飛び出す。
ジュダの身体がわずかに脱力する。
(今だ!)
エリィは右手でジュダに余韻を与えながら、左手で首に提げた十字架を持つ。
十字架の下部分を器用に外す。
鞘部分が外れ、ナイフが飛び出す。
(小さくても、心臓を貫けば!)
渾身の力でジュダに突き立てようとする。
「えっ!?…………いたっ!」
突如、耐えきれないくらいの激痛がする。
あまりの痛みに、ナイフが床に落ちる。
「くくくっ…………必死の奉仕、ご苦労だった」
ジュダがゆっくりとエリィに振り返る。
「な…にを………?」
「くくくっ………その昔、魔族が人間奴隷の体内に仕込むものがあってね」
美麗の男の右手に、液状のうねうねと蠢くものがある。
「ある特定の感情を抱いた時にのみ、体内で暴れる液体生物だ。
強力な殺意を抱いた時に……な」
「くっ………」
エリィも文献で読んだ事があった。
れっきとした魔物だ。
高度な知能は無いが、軟体であり、焼くくらいしか有効な策がない厄介な敵だ。
最初に身体に触られた時に、仕掛けられていたらしい。
(しかし、そんな御伽話の魔物を召喚するなんて、まるで………)
「どうだ? 身体の中を抉られるような痛みだろう?
私に強力な殺意を抱きさえしなければ、痛みは和らぐぞ?」
むしろ優しげな天使にさえ思えるほどに、ジュダが囁く。
それは当然、エリィの反発を誘発した。
「くっ……誰が! この魔族め! ……きゃうっ!」
激しい痛みがエリィを襲ったようだ。
苦痛に顔をしかめる。
「くくくくっ……それでこそだ。調教のしがいがある」
身動きすら取れないエリィの両手を片手で掴み、壁に押し当てる。
「くうっ……身動き出来ない女をどうこうしようなんて、最低………ぐぅ!」
虚勢を張りながらも、彼女の顔には汗と涙が浮かぶ。
その顔の涙を舐め取りながら、ジュダは耳元で囁く。
「気丈なエリィ殿に敬意を表して、教えて差し上げよう。クレアはもう人間ではない。
魔族の娘として転生したのだ。それは私を殺した所で、人間に戻るものではない。
むしろ、私が死ねば、彼女も死ぬ。そういうものだ」
「!?」
エリィの身体がびくりと跳ねる。
「うっ……嘘よ!」
「嘘ではない。
クレアが魔族となったのも、お前がこうして陵辱されているのも、紛れもない真実だ」
ジュダが顔を下げ、エリィの乳首に軽く歯を立てる。
「あうっ!」
クレアの身体がジュダから逃れようとするが、彼女の背後は堅い壁である。
びくりと反応しただけで、逃れることは出来ない。
ジュダの手はエリィの下腹部から、その茂みへと滑り降りる。
「やっ……やめろ! 触るなっ!」
閉じようとする足に、ジュダの足が割り込み、それを許さない。
エリィの抗議に関わらず、ジュダの手が執拗に彼女を嬲る。
「くくっ、そんなにムキになるのは、感じているのを悟られたくないからか?」
「だっ、誰が!……うああっ!」
彼女の言葉とは裏腹に、ぴちゃぴちゃと湿った音がする。
「……準備はいいようだな?」
「やっ……馬鹿っ………やめっ……」
少女の秘所にあてがわれた剛直が、ゆるりと彼女の中へと入っていく。
ぞわりという感触と共に、ジュダがエリィの中へと挿入する。
「きゃあ! やっ……やめろっ!………やめろぉ!」
構わず、ジュダは侵入する。
「くっ…うっ………あっ……」
ジュダが腰を突き入れる度に、エリィから悲鳴が上がる。
「エリィ……悪いのは誰だと思う?」
「はっ…ぐっ………ううっ……?」
身体に異物を挿入され、それを受け入れる以外にない彼女に囁く。
「悪いのは私だけではない。それ以外にも居る。それはエリィ、君もだ」
「そんっ……なっ…はぁ……ちがっ……うっ……んっ…」
目を閉じ、涙を流しながらも、ジュダの言葉は頭に響く。
「これは君の油断が招いた事だ。最初に私とクレアを二人きりにしてしまった」
「!?……あっ……うっ…は……あっ………ああん!」
挿入されながら、ジュダの手はエリィの一番敏感な突起へと伸びていた。
彼女の意志とは無関係に身体が反応してしまう。
「さらには、君はこうなることを望んでいた。そうだろう?」
「はぁ………ちっ……ちがっ………んんっ……」
「違う? くくっ…本当にそうか?」
ジュダの責めは止まらない。
「くっ……だっ…だめ!……ああっ………ちっ……が………んんっ………」
正常なエリィであれば一笑に付していたであろう言葉も、今のエリィには「違う」としか答えられない。
クレアが人間に戻らない、という言葉がエリィの心を砕いたのだ。
間髪入れずに、ジュダがその心を攻める。
「違くはない。ならば、なぜエリィは感じているのだ? 憎い仇敵に犯されて」
「うっ………はぁ……ああっ………うっ……んっ…ああああっ……」
下腹部の痛み、無理矢理の快楽、望みを絶たれた絶望感に、ジュダの囁き。
エリィの脳内は白く染められていく。
「はっ……あく…んっ………ああっ…………あっ……うっ………」
喘ぐ彼女に、ジュダが囁く。
「エリィ………君は悪い女だ」
「はっ……あんっ……ああっ……くっ………ああっ……」
(ワタシハ……悪い…………オンナ…………?)
快楽の波が彼女に襲いかかってきた。
「あんっ……あっ…………ああっ……いっ…やぁん………」
彼女にそれに抗う術はない。
リズミカルに鳴る、肉と肉がぶつかり合う音に女の声が混じる。
「自分に素直になることだ。そうすれば煩わしい事を考える事もない。
最高の快楽を得られる!」
快楽を無理矢理に引き出されたような、麻薬のような感覚が彼女を襲う。
「くっ…………あっ……ごめっ……なさいっ……ああっ…クレ……あっ」
「さあ、いくぞ」
一際強く、ジュダが腰を突き入れる。
同時に突起を強く摘まれ、エリィは大きな声を上げる。
「ああっ……ふぅっ………………あああああああああっ!」
二人は同時に達した。
そして、彼女の体は溶けるように消えていった。
男が一人、眼下に広がる街を見ている。
「くっ………くくくくっ。いい気分だ」
ワイングラスに透かして見える街並みは、赤く染まっている。
「今はまだこの景色だけだが、いずれ全てを染めてやろう……ワインのように赤い血で。
……また以前のように私を止めてみせるか? 勇者よ」
ジュダは夜の街並みに一人、呟く。
彼の宿敵に宣戦を布告するかのように。
「だが今度は、私が勝つ番だ………必ずな」
男の手が傾き、ワインはきらきらと街並みに流れ落ちていった。
To Be Continued・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
はっきり言って、必要ない&作者の愚痴・言い訳ではないかと思うあとがきですが、いちお今までの流れで。
なんか、今回疲れましたわ。
最初は、ジュダの部屋にエリィが来て、クレアもいて、いいなりになるエリィという話を考えていて、実際三千文字くらいは書いてたんですけど・・・
シスコン(エリィ)「よっ、よくもクレア!」
斬りかかる彼女。
「ふわははははっ!!」
力ずくで止めるエロ魔王(ジュダ)
で、強姦モード。クレアも混ぜて・・・
とここまで書いて、前回のシーラたちとすごく被っている事に気が付く。
・・・いかん、マンネリ!?
というわけで、難航しました。
文章もなんかネタ切れ気味ですし・・・しょんぼり。
唯一の救い(?)は、風呂場で・・・というシチュエーションでしょうか。
思いついたときは、ヤター!と思ったのですが、今見ると大したこと無かった。
またもや、しょんぼり。
人の心の隙間を狙う、というシチュエーションは、『アト●ク=ナクア』(パソゲー)に影響されてます。(あくまで影響されただけで再現は俺には無理でした)
あぁ、同じ作者さんで何か作ってくれないかなぁ・・・
なんか今は、ボーイズゲーム(ギャルゲーの逆)を作ってるそうですが、さすがにやる気にはなりません。
俺、男っすから(笑)
アリスソフトもニトロプラスも……
もう、据え置きPCにインストールして…なんて時代じゃなくなってしまったんですよね。
大きく一度、深呼吸をする。
彼女はこの『ヘルゼン帝国ロゼッタ領、騎士団団長兼宰相』という肩書きの男を殺すつもりなのだ。
彼女の知る、妹よりも強い絆で結ばれた妹クレアがおかしくなったのは、あの悪魔の仕業だからだ。
例え命をかけてでも、ジュダを、あの悪魔をのさばらせてはいけない。
「……」
しかし正面から挑めば剣の達人であり、魔力も未知数の男には到底敵わない。
だから、エリィはその方法を取らざるを得ない。
胸にかけている銀の十字架を握る。
エリィは意を決して、重い扉をノックした。
ノックの音がして、ジュダが入るように促すと、エリィが入ってきた。
ほんの少し癖のある黒髪は邪魔にならないように、後ろで結い上げられている。
白に青いコントラストのメイド風の服装は彼女に似合っていた。
その顔には本人が気にしているという、そばかすが僅かに残っていた。
クレアと同じ父を持つエリィにも、やはり気品が漂う。
それなりの服装をすれば、一国の王女としても通るだろう。
「夜分遅くに失礼致します。お時間よろしいでしょうか?」
言葉は慇懃(いんぎん)であるが、わずかな警戒と殺意がこもった言葉だった。
その常人では気づかないささやかな警戒と殺意を楽しみながら、ジュダは微笑む。
「丁度良い。私もエリィ殿には用事があったのだ」
「はっ、なんなりと」
ペンを置き、ジュダはエリィへと向き直る。
「この近くには、『魔王の遺跡』があるそうだな。その場所を聞きたい」
その言葉に、エリィは一瞬だけ身体を震わせた。
「存じません」
(邪な力として封印されている『魔王の遺跡』に何の用事があると?)
エリィは平静を装って答える。
「そうか。クレア様がエリィ殿からそのような話を聞いた事があるとおっしゃっていたものだからな」
(嘘だろうと構わぬ。どうせ命ごと吸収させて貰うのだから)
「……どこかにあるという話は聞いたことがありますが、その詳しい場所まではわかりかねます。申し訳ありません」
(確信したわ。この男は生かしておいてはいけない。きっと大変な事になる)
もし第三者がこの場にいたとして、雰囲気から両者の険悪さを知る事は出来なかっただろう。
それほどまでに、表面上は穏やかな二人だった。
「それで、クレア殿のご用事とはどのような事なのだろうか?
私に叶えられることなら良いが」
「はい。至極当然の事ではありますが、ご主人様に対する役割を果たそうかと思いました」
エリィはそう言うと、深々と頭を下げた。
宰相専用の浴室は広く、贅の限りを尽くして作られていた。
それだけロゼッタ領が安定している事を示している。
だが、今はその輝くような浴室よりも、その部屋にいる一人の男の方がきらびやかだった。
女性のような細い体だが、無駄の無い引き締まった体。
彫刻にすれば、一流の彫刻家が感嘆のため息を吐くほどの整った体付き。
やたらと長い肩書きを持つ男、ジュダがそこにいる。
「……よろしいでしょうか?」
躊躇いがちな声に続き、一人の女性が入ってきた。
「失礼致します。ジュダ様」
エリィは体にバスタオルを巻き、おずおずと入ってくる。
いつもは後ろに上げている髪は、ほどかれ僅かにウェーブを描いている。
「美しいな。気品のある美しさだ」
「恐れ入ります」
(丸腰で、しかも油断した時を狙わせて貰うわ)
内心の考えは表に出さずに、恭しくジュダに近づく。
「それで、何をしてくれるのだ?」
「……はい、まずはお体をお洗いしたいと思います。それで……ジュダ様」
ほんの少しうつむきながら、ゆっくりとジュダの前に回る。
「大変、失礼とは思いますが、石鹸で洗いたいのです。
まずは……私の体に塗っていただけますか?」
「くくくっ……構わん。だが、タオルがあっては塗れないな」
「………はい」
(このくらい、どうってことないでしょう! エリィ!)
憎らしい仇敵を前に、肌をさらけ出すのは策略だとしても恥ずかしかった。
自らを奮い立たせる。
演技半分、本当の恥ずかしさ半分にゆっくりとバスタオルをはだける。
バスタオルが床に落ち、エリィの身体がジュダの前に晒される。
「……………」
ジュダはしばらく動かなかった。
ただ、エリィの身体を見ている。
まだ完全に成熟しきっていない身体ではあったが、体つきは充分柔らかな女性のものだったし、その顔も整っている。
そばかすがわずかに残っているのも、見る者が見ればチャームポイントになるものだ。
彼女の顔が羞恥により赤く染まる。
エリィはゆっくりとジュダへと近づく。
ジュダが手を伸ばし、泡立てた石鹸を彼女に付ける。
石鹸がローションの代わりをするように、ぬるりと彼女の身体を滑る。
普通に触れられるのとは異なる感覚がエリィを襲い、不覚にも声が漏れる。
「……ふっ……………んくっ………」
彼女の反応を楽しみながら、ジュダは人が悪い口調で彼女に言う。
「おやおや、身体を洗う道具が妙な声を上げるのはおかしいな」
「…はっ……い……申し訳……あり……ません………んっ」
ジュダの手はエリィの身体の反応の良い場所を重点的に責める。
そうかと思えば、ゆっくりとその周囲だけを焦らすように責める。
「っ……んっ………うんっ……うっ…………」
演技ではない、本物の女の喘ぎ声が彼女の口から勝手に漏れる。
(嘘っ、やだっ……こんなことって………)
魔法の類のものを使われれば、抵抗出来る自信はあったのだが、ジュダは魔法は使っていない。
演技のはずが、本気で感じ始めている自分の身体にエリィは屈辱を感じる。
「あんっ…………うっ………くあっ………」
一時の感情に流されたい気持ちを慌てて振り払う。
(魔法を使わずに堕ちてくれるならば、そちらの方が上質な力が得られるのだよ)
ジュダはエリィの反応を楽しみながら、手を動かす。
手がエリィのふとももをゆっくりと滑る。
「ふっ……くっ………………ああっ!」
しばらく彼女の秘所の周囲を撫でていた手が、彼女の心を読んだかのようなタイミングで、秘所に触れる。
くちゅり、という石鹸とは異なる液体の音が聞こえた。
ジュダの手の侵入を防ぐように、クレアの両足が力無く閉じようとする。
だが、それでジュダの動きがゆっくりになると、両足はジュダの手を求めるように開かれた。
その卑猥な動きを楽しみながら、ジュダの手はエリィの茂みをまさぐる。
「くっ……はっ……んっ…………やっ……はっ……」
石鹸でも湯でもない、粘りけのある液体がジュダの手を濡らす。
男の細い指が少女の膣内を、やさしく動く。
「うっ…ふっ……………あっ………あっ?」
ジュダの手が引き抜かれる。
「さて、石鹸はもう充分かな?」
ジュダの甘く囁くような声が聞こえる。
エリィはこくりと頷くと、ジュダにさらに近づく。
「ぁ…………失礼……致します。」
エリィが首に提げた十字架が邪魔にならないように、後ろに回す。
座るジュダの身体にエリィの身体が密着する。
「………ん……」
男の手が女の背中に回り、彼女も同様に手を回す。
まるで恋人同士がそうするかのように。
だが、双方にその感情は無い。
双方ともに相手の命を奪おうとしているのだ。
そこに恋人同士の感情は皆無だった。
だがそれでも身体は反応し、エリィのやや尖った乳首の先端はジュダの胸と擦れている。
ジュダの一物はエリィの腹に当たり擦られる。
そのまま互いに身体を上下させる。
より深く、だが石鹸が潤滑油の働きをして双方に刺激を与える。
「はっ…あっ………ふぅ…………ん……」
僅かに肥大した彼女の突起部分がジュダに擦れる。
ジュダの方は、エリィの温かく柔らかな腹に擦れる。
少女の乳房が男の胸板に擦れ、その形を変える。
液体が触れ合う音と、女の喘ぎ声が響く。
「ふあっ!?……あっ………そっ、そこは……!」
突然エリィが声を上げる。
背中に回っていたジュダの手が、何の前触れも無く、エリィの尻に触れたからだ。
「良い触り心地だ」
「くっ、ん……あっ………いやっ…………んっ……」
ジュダの手から逃れようと、身体を動かす。
だがそれは逆にジュダの身体に身体を押しつける形となる。
互いの身体がさらに密着する。
心音が互いに伝わるくらいに。
「うっ……はっ…………んっ………」
エリィは身体を離そうとするが、またもやジュダの手が這い回る。
今度は尻ではなく、エリィの熱く湿っている場所へと。
「くあっ………んっ……だめっ…………うっ……」
ジュダの身体の上でエリィの身体が跳ね回る。
「くっ……ふっ……あんっ……あっ……うぁ………」
勝手に反応する身体をジュダは逃がさない。
彼女の一番反応が大きい場所とその周囲を男の手が弄る。
エリィの頭の中は、霧がかったかのように、ぼやける。
このまま流されてしまいたい欲望が首をもたげる。
だが、その感覚の中クレアの顔が浮かんだ。
守らなければならない妹の顔が。
「ふっ………くっ……んっ…………んんっ………」
ジュダの肩に手を置き、責め苦に耐える。
(しっかり………しなさい……エリィ!)
「……あっ……くっ……ふっ………ん」
ジュダは、彼女の反応が若干堅くなったのを感じた。
(ほぉ、耐えたか。………くくくっ、いい贄になるな)
堕ちるまでが困難であれば困難であるほど、贄は良いものになるのだ。
男は少女から手を離す。
「はぁ……はぁ……」
「存分に楽しめたぞ。エリィ」
ジュダは荒い息をする少女にそう告げる。
「はぁはぁ……まだ……このくらいではありません」
エリィも負けていない。
「ほう?」
震える体を抑えつけながら、エリィはジュダの背後に回る。
自らの胸の膨らみを、ジュダの背中に押し当てながら、その右手は男の股間に伸びる。
「はぁ……はぁ………はぁ……」
荒い息をしながらも、ジュダの一物を優しく握り、上下に擦る。
(この位置なら、ジュダに触られないで出来る)
エリィはジュダの反応を確かめながら、手を上下させる。
どんな男でも、射精の瞬間やその後には僅かな隙が出来るはずだ。
エリィはそれを狙っているのだ。
「………どう……ですか?…………ジュダ様?」
男の耳元に吐息をかけながらの少女の言葉に答える。
「……悪くは無い」
(目的はどうあれ……な)
ジュダはエリィの顔に顔を近づけた。
二人の唇が触れ合い、どちらともなく舌が絡み合う。
くちゅくちゅという粘り気のある液体が混ざる音が響く。
それに呼応するかのように、エリィの指がジュダの男根を刺激する。
「はっ…むぐっ………んっ……んんっ………」
口付けしたまま、エリィの手は止まらない。
その一定のリズムが、ジュダの呼吸に合わせて早くなる。
自身のではない、白く細い女性の手がジュダを擦り上げる。
「はっ……ふっ………ぷあっ……あっ…んっ………」
いつしかその行為に興奮したのか、エリィの息も早くなっていた。
「うっ…………むっ……」
男の腰が僅かに痙攣したかと思うと、どくどくと白濁の液体が飛び出す。
ジュダの身体がわずかに脱力する。
(今だ!)
エリィは右手でジュダに余韻を与えながら、左手で首に提げた十字架を持つ。
十字架の下部分を器用に外す。
鞘部分が外れ、ナイフが飛び出す。
(小さくても、心臓を貫けば!)
渾身の力でジュダに突き立てようとする。
「えっ!?…………いたっ!」
突如、耐えきれないくらいの激痛がする。
あまりの痛みに、ナイフが床に落ちる。
「くくくっ…………必死の奉仕、ご苦労だった」
ジュダがゆっくりとエリィに振り返る。
「な…にを………?」
「くくくっ………その昔、魔族が人間奴隷の体内に仕込むものがあってね」
美麗の男の右手に、液状のうねうねと蠢くものがある。
「ある特定の感情を抱いた時にのみ、体内で暴れる液体生物だ。
強力な殺意を抱いた時に……な」
「くっ………」
エリィも文献で読んだ事があった。
れっきとした魔物だ。
高度な知能は無いが、軟体であり、焼くくらいしか有効な策がない厄介な敵だ。
最初に身体に触られた時に、仕掛けられていたらしい。
(しかし、そんな御伽話の魔物を召喚するなんて、まるで………)
「どうだ? 身体の中を抉られるような痛みだろう?
私に強力な殺意を抱きさえしなければ、痛みは和らぐぞ?」
むしろ優しげな天使にさえ思えるほどに、ジュダが囁く。
それは当然、エリィの反発を誘発した。
「くっ……誰が! この魔族め! ……きゃうっ!」
激しい痛みがエリィを襲ったようだ。
苦痛に顔をしかめる。
「くくくくっ……それでこそだ。調教のしがいがある」
身動きすら取れないエリィの両手を片手で掴み、壁に押し当てる。
「くうっ……身動き出来ない女をどうこうしようなんて、最低………ぐぅ!」
虚勢を張りながらも、彼女の顔には汗と涙が浮かぶ。
その顔の涙を舐め取りながら、ジュダは耳元で囁く。
「気丈なエリィ殿に敬意を表して、教えて差し上げよう。クレアはもう人間ではない。
魔族の娘として転生したのだ。それは私を殺した所で、人間に戻るものではない。
むしろ、私が死ねば、彼女も死ぬ。そういうものだ」
「!?」
エリィの身体がびくりと跳ねる。
「うっ……嘘よ!」
「嘘ではない。
クレアが魔族となったのも、お前がこうして陵辱されているのも、紛れもない真実だ」
ジュダが顔を下げ、エリィの乳首に軽く歯を立てる。
「あうっ!」
クレアの身体がジュダから逃れようとするが、彼女の背後は堅い壁である。
びくりと反応しただけで、逃れることは出来ない。
ジュダの手はエリィの下腹部から、その茂みへと滑り降りる。
「やっ……やめろ! 触るなっ!」
閉じようとする足に、ジュダの足が割り込み、それを許さない。
エリィの抗議に関わらず、ジュダの手が執拗に彼女を嬲る。
「くくっ、そんなにムキになるのは、感じているのを悟られたくないからか?」
「だっ、誰が!……うああっ!」
彼女の言葉とは裏腹に、ぴちゃぴちゃと湿った音がする。
「……準備はいいようだな?」
「やっ……馬鹿っ………やめっ……」
少女の秘所にあてがわれた剛直が、ゆるりと彼女の中へと入っていく。
ぞわりという感触と共に、ジュダがエリィの中へと挿入する。
「きゃあ! やっ……やめろっ!………やめろぉ!」
構わず、ジュダは侵入する。
「くっ…うっ………あっ……」
ジュダが腰を突き入れる度に、エリィから悲鳴が上がる。
「エリィ……悪いのは誰だと思う?」
「はっ…ぐっ………ううっ……?」
身体に異物を挿入され、それを受け入れる以外にない彼女に囁く。
「悪いのは私だけではない。それ以外にも居る。それはエリィ、君もだ」
「そんっ……なっ…はぁ……ちがっ……うっ……んっ…」
目を閉じ、涙を流しながらも、ジュダの言葉は頭に響く。
「これは君の油断が招いた事だ。最初に私とクレアを二人きりにしてしまった」
「!?……あっ……うっ…は……あっ………ああん!」
挿入されながら、ジュダの手はエリィの一番敏感な突起へと伸びていた。
彼女の意志とは無関係に身体が反応してしまう。
「さらには、君はこうなることを望んでいた。そうだろう?」
「はぁ………ちっ……ちがっ………んんっ……」
「違う? くくっ…本当にそうか?」
ジュダの責めは止まらない。
「くっ……だっ…だめ!……ああっ………ちっ……が………んんっ………」
正常なエリィであれば一笑に付していたであろう言葉も、今のエリィには「違う」としか答えられない。
クレアが人間に戻らない、という言葉がエリィの心を砕いたのだ。
間髪入れずに、ジュダがその心を攻める。
「違くはない。ならば、なぜエリィは感じているのだ? 憎い仇敵に犯されて」
「うっ………はぁ……ああっ………うっ……んっ…ああああっ……」
下腹部の痛み、無理矢理の快楽、望みを絶たれた絶望感に、ジュダの囁き。
エリィの脳内は白く染められていく。
「はっ……あく…んっ………ああっ…………あっ……うっ………」
喘ぐ彼女に、ジュダが囁く。
「エリィ………君は悪い女だ」
「はっ……あんっ……ああっ……くっ………ああっ……」
(ワタシハ……悪い…………オンナ…………?)
快楽の波が彼女に襲いかかってきた。
「あんっ……あっ…………ああっ……いっ…やぁん………」
彼女にそれに抗う術はない。
リズミカルに鳴る、肉と肉がぶつかり合う音に女の声が混じる。
「自分に素直になることだ。そうすれば煩わしい事を考える事もない。
最高の快楽を得られる!」
快楽を無理矢理に引き出されたような、麻薬のような感覚が彼女を襲う。
「くっ…………あっ……ごめっ……なさいっ……ああっ…クレ……あっ」
「さあ、いくぞ」
一際強く、ジュダが腰を突き入れる。
同時に突起を強く摘まれ、エリィは大きな声を上げる。
「ああっ……ふぅっ………………あああああああああっ!」
二人は同時に達した。
そして、彼女の体は溶けるように消えていった。
男が一人、眼下に広がる街を見ている。
「くっ………くくくくっ。いい気分だ」
ワイングラスに透かして見える街並みは、赤く染まっている。
「今はまだこの景色だけだが、いずれ全てを染めてやろう……ワインのように赤い血で。
……また以前のように私を止めてみせるか? 勇者よ」
ジュダは夜の街並みに一人、呟く。
彼の宿敵に宣戦を布告するかのように。
「だが今度は、私が勝つ番だ………必ずな」
男の手が傾き、ワインはきらきらと街並みに流れ落ちていった。
To Be Continued・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
はっきり言って、必要ない&作者の愚痴・言い訳ではないかと思うあとがきですが、いちお今までの流れで。
なんか、今回疲れましたわ。
最初は、ジュダの部屋にエリィが来て、クレアもいて、いいなりになるエリィという話を考えていて、実際三千文字くらいは書いてたんですけど・・・
シスコン(エリィ)「よっ、よくもクレア!」
斬りかかる彼女。
「ふわははははっ!!」
力ずくで止めるエロ魔王(ジュダ)
で、強姦モード。クレアも混ぜて・・・
とここまで書いて、前回のシーラたちとすごく被っている事に気が付く。
・・・いかん、マンネリ!?
というわけで、難航しました。
文章もなんかネタ切れ気味ですし・・・しょんぼり。
唯一の救い(?)は、風呂場で・・・というシチュエーションでしょうか。
思いついたときは、ヤター!と思ったのですが、今見ると大したこと無かった。
またもや、しょんぼり。
人の心の隙間を狙う、というシチュエーションは、『アト●ク=ナクア』(パソゲー)に影響されてます。(あくまで影響されただけで再現は俺には無理でした)
あぁ、同じ作者さんで何か作ってくれないかなぁ・・・
なんか今は、ボーイズゲーム(ギャルゲーの逆)を作ってるそうですが、さすがにやる気にはなりません。
俺、男っすから(笑)
アリスソフトもニトロプラスも……
もう、据え置きPCにインストールして…なんて時代じゃなくなってしまったんですよね。
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