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第三章 エルフの里
第二十二話 ウォルフさんの心労やばい
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まずいことになった。確かにそこにいるシャオニンは強かった。だが、これほどの人間だとは思わなかった。
(この世界の強さの基準を忘れてたな……)
だが、言い逃れはさせてもらえなさそうだ。それに、ウォルフさんには〈真偽〉がある。嘘をつけば、すぐに嘘をついたとバレてしまう。
(異世界から来たことはあまり言いたくないんだよなぁ……)
この状況で嘘をつかずに強さを証明するならこれが良いだろう。
「もし誰かに言ったら本気で潰します。それでもいいなら見せますよ」
俺は威圧感を出しながらそう言った。
「……あああ。俺の命にかけて、誰にも言わないと約束しよう」
ウォルフさんは真面目な顔でそう言った。
「分かりました。ステータス」
俺はウォルフさんに自分のステータスを見せた。
「な……これは……どういうことだ……」
ウォルフさんは俺のステータスを指さすと、驚愕し、震えた。横を見ると、クリスも口を手で覆いながら、目を見開いていた。そう言えば、クリスにステータスを見せたことはなかったな。
「まあ、納得されたかと思います」
「ああ……なるほどな。それにしても不老? お前今何歳なんだ?」
「そうですね……もう分かりませんね」
俺が今言ったことは本当だ。ダンジョンにいたのが何日か分からないし、この世界の日付すらも知らない。だから、自分でもあと何日で誕生日なのか分からないのだ。
「そうか……それならこの出鱈目な強さにも頷ける。というか、お前と同じ種族のやつは他にもいるのか?」
「いえ、いませんね」
「そうか……だが何故だ? そんな強い種族が数を減らすなんてことがあるというのか?」
「いや、そう言うことじゃなくてな。元からこの種族は俺一人だ」
「え!? 親は?」
ウォルフさんは目を見開いて驚くと、そう聞いた。
「親は普通の人間でしたよ。俺は特別な方法でこの種族になったんですよ。そして、俺はこの世界が滅んでしまわないように行動しているんですよ」
「そうか……まるで守護神のような存在だな。だが、それなら何故過去の魔王討伐に参加しなかったんだ? 前回と前々回は相打ちだったんだぞ」
「まあ、あれは手を出せませんでしたからね。それに、世界からしてみれば、魔王を倒せればそれでいいんですよ」
ウォルフさんのスキルに引っかからないように発言するのが意外と難しい。何か疲れてきた……
「そうか……なら何故今回は倒しに行くんだ?」
「恐らく今回は勇者が負けると思います、魔王はだんだん強くなっている。恐らく今回は俺が手を貸さないと勝つのは厳しいでしょう」
「そうか……はぁ……何かとんでもないことを聞いてしまったような感じがするな」
ウォルフさんは一気に老けてしまったような感じがした。うん。何かすみません。
「まあ、そう言うわけです。国王が相手でも絶対に言わないでくださいね」
誰かに報告されたら面倒くさいことになると思った俺は、言わないよう念を押しといた。
「ああ……言ったら国を滅ぼしそうで怖いな……」
「いやぁ、流石に国は滅ぼしませんよ。国を滅ぼすのは、その国が俺たちに宣戦布告をしてきたときだけですよ」
俺はニコニコしながらしれっとえげつないことを言った。俺の言葉に、あのウォルフさんがビクッと震えた。小鹿のような震え方だ。
「こえぇ……しかもマジで成し遂げられるから冗談に聞こえねぇよ……」
「まあ、国を滅ぼしたらその後が面倒くさそうですから、流石にやりませんよ。せいぜい城を消すだけですよ」
「いや、それもやべーから! そんな馬鹿なことをする奴が居たらラルティ経由で国に直訴するからな! だからやめてくれよ」
ウォルフさんは必死の形相でそう言った。
「わ、分かりました。そんな怯えないでくださいよ……」
余りにも必死なウォルフさんに、俺は少し引いていた。
「怯えさせるようなことをいったお前のせいだよ……」
ウォルフさんは頭を掻きながらため息をついた。
「まあ、俺からの話は以上です。あ、シャオニンを俺が討伐したことは秘密にしといてください。何か面倒くさいことになりそうなので」
「ああ、そうしよう。お前にはステータスを知られないようにする必要があるからな。あ、お前に最上級の〈ステータス隠蔽〉の魔道具を渡しといたほうがいいな。ちょっと待っててくれ」
ウォルフさんはそう言うと、ソファから立ち上がった。そして、奥にある机の引き出しから小さな宝石が付いた指輪を取り出した。
「これはLV.8の〈ステータス隠蔽〉の効果を持った魔道具だ。これに、お前のレベルが合わされば、誰もお前のステータスを〈鑑定〉することは出来ないだろう」
ウォルフさんはそう言うと、俺に魔道具を渡した。
「いいんですか? これ結構高いですよね?」
ティリアンの魔道具店で見た値段を思い出した俺は、本当に貰っていいか確認した。
「今回の報酬ってことにしとけ。それに、お前が厄介ごとに巻き込まれて、国を滅ぼされたらたまったもんじゃねぇよ」
「まあ……はい。ありがとうございます」
俺はその魔道具を人差し指にはめた。
「では、ありがとうございました」
俺はソファから立ち上がると、部屋を出た。
(この世界の強さの基準を忘れてたな……)
だが、言い逃れはさせてもらえなさそうだ。それに、ウォルフさんには〈真偽〉がある。嘘をつけば、すぐに嘘をついたとバレてしまう。
(異世界から来たことはあまり言いたくないんだよなぁ……)
この状況で嘘をつかずに強さを証明するならこれが良いだろう。
「もし誰かに言ったら本気で潰します。それでもいいなら見せますよ」
俺は威圧感を出しながらそう言った。
「……あああ。俺の命にかけて、誰にも言わないと約束しよう」
ウォルフさんは真面目な顔でそう言った。
「分かりました。ステータス」
俺はウォルフさんに自分のステータスを見せた。
「な……これは……どういうことだ……」
ウォルフさんは俺のステータスを指さすと、驚愕し、震えた。横を見ると、クリスも口を手で覆いながら、目を見開いていた。そう言えば、クリスにステータスを見せたことはなかったな。
「まあ、納得されたかと思います」
「ああ……なるほどな。それにしても不老? お前今何歳なんだ?」
「そうですね……もう分かりませんね」
俺が今言ったことは本当だ。ダンジョンにいたのが何日か分からないし、この世界の日付すらも知らない。だから、自分でもあと何日で誕生日なのか分からないのだ。
「そうか……それならこの出鱈目な強さにも頷ける。というか、お前と同じ種族のやつは他にもいるのか?」
「いえ、いませんね」
「そうか……だが何故だ? そんな強い種族が数を減らすなんてことがあるというのか?」
「いや、そう言うことじゃなくてな。元からこの種族は俺一人だ」
「え!? 親は?」
ウォルフさんは目を見開いて驚くと、そう聞いた。
「親は普通の人間でしたよ。俺は特別な方法でこの種族になったんですよ。そして、俺はこの世界が滅んでしまわないように行動しているんですよ」
「そうか……まるで守護神のような存在だな。だが、それなら何故過去の魔王討伐に参加しなかったんだ? 前回と前々回は相打ちだったんだぞ」
「まあ、あれは手を出せませんでしたからね。それに、世界からしてみれば、魔王を倒せればそれでいいんですよ」
ウォルフさんのスキルに引っかからないように発言するのが意外と難しい。何か疲れてきた……
「そうか……なら何故今回は倒しに行くんだ?」
「恐らく今回は勇者が負けると思います、魔王はだんだん強くなっている。恐らく今回は俺が手を貸さないと勝つのは厳しいでしょう」
「そうか……はぁ……何かとんでもないことを聞いてしまったような感じがするな」
ウォルフさんは一気に老けてしまったような感じがした。うん。何かすみません。
「まあ、そう言うわけです。国王が相手でも絶対に言わないでくださいね」
誰かに報告されたら面倒くさいことになると思った俺は、言わないよう念を押しといた。
「ああ……言ったら国を滅ぼしそうで怖いな……」
「いやぁ、流石に国は滅ぼしませんよ。国を滅ぼすのは、その国が俺たちに宣戦布告をしてきたときだけですよ」
俺はニコニコしながらしれっとえげつないことを言った。俺の言葉に、あのウォルフさんがビクッと震えた。小鹿のような震え方だ。
「こえぇ……しかもマジで成し遂げられるから冗談に聞こえねぇよ……」
「まあ、国を滅ぼしたらその後が面倒くさそうですから、流石にやりませんよ。せいぜい城を消すだけですよ」
「いや、それもやべーから! そんな馬鹿なことをする奴が居たらラルティ経由で国に直訴するからな! だからやめてくれよ」
ウォルフさんは必死の形相でそう言った。
「わ、分かりました。そんな怯えないでくださいよ……」
余りにも必死なウォルフさんに、俺は少し引いていた。
「怯えさせるようなことをいったお前のせいだよ……」
ウォルフさんは頭を掻きながらため息をついた。
「まあ、俺からの話は以上です。あ、シャオニンを俺が討伐したことは秘密にしといてください。何か面倒くさいことになりそうなので」
「ああ、そうしよう。お前にはステータスを知られないようにする必要があるからな。あ、お前に最上級の〈ステータス隠蔽〉の魔道具を渡しといたほうがいいな。ちょっと待っててくれ」
ウォルフさんはそう言うと、ソファから立ち上がった。そして、奥にある机の引き出しから小さな宝石が付いた指輪を取り出した。
「これはLV.8の〈ステータス隠蔽〉の効果を持った魔道具だ。これに、お前のレベルが合わされば、誰もお前のステータスを〈鑑定〉することは出来ないだろう」
ウォルフさんはそう言うと、俺に魔道具を渡した。
「いいんですか? これ結構高いですよね?」
ティリアンの魔道具店で見た値段を思い出した俺は、本当に貰っていいか確認した。
「今回の報酬ってことにしとけ。それに、お前が厄介ごとに巻き込まれて、国を滅ぼされたらたまったもんじゃねぇよ」
「まあ……はい。ありがとうございます」
俺はその魔道具を人差し指にはめた。
「では、ありがとうございました」
俺はソファから立ち上がると、部屋を出た。
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