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第三章 エルフの里
第三話 クリスの父やべぇな…
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「父上!」
クリスは一つのドアの前に着くや否や、勢いよくドアを開けて中に入ると、そう叫んだ。
俺は部屋の外から部屋の中を覗いてみたが、結論から言うと、ヤバイの一言しか出ない状況だった。
部屋の中央にあるベッドの上で、やせ細った金髪の男性――クリスの父親が、座禅を組んで、ぶつぶつぶつぶつ何か言っているようだった。そして、手のひらには薄緑色の半透明の宝石のようなものがあり、それに数秒に一回口づけをするというものだった。
これを飲まず食わずでずっとやっていたと考えると……うん。恐ろしすぎる。
しかも、クリスが入ってきたのにも関わらず、気づかないほどの熱中っぷりだ。
「うわぁ……気づかないものなんだ……」
クリスの兄は、その様子にかなり引いていた。
「はぁ……貴方って人は……クリス! その親ばかは叩いて治しなさい!」
クリスは母親からそう言われると、力強く頷いた。そして、大きく右手を振りかぶると、父親の頬をぶっ叩いた。
――パチーン
風船が割れたのではないかと疑うほどの音が、この部屋全体に響き渡った。
「うわあ! て、クリス!? あれ? 俺、もしかしなくても死んじゃったの――パチーン」
今度はクリスの母親が、クリスの負けず劣らずの力で、反対側の頬を叩いた。
「は!? エルザ!? てことは、もしかしてこれは夢――ぐがあっ」
今度はクリスの兄が、父親に拳骨をした。まあ、この感じからして恐らく――
「はへ!? レイン!? てことはここは地獄――ぶほっ」
今度はクリスの姉が、父親に顔面パンチをした。
「ぐへっ マリア!? てことはここは天国――」
この瞬間、四人は一斉に俺の方を見た。なるほど、これはやれということなのだろう。
「では、〈再生〉はあっ」
俺は天下の宝刀腹パン(再生バージョン)をした。
俺の最終奥義である腹パン(再生バージョン)は、背中に貫通するほどの力で殴りながら、〈再生〉を使う技だ。
これを使えば、相手に傷を一切与えずに、かなりの痛みを与えることが出来るお仕置き専用の、素晴らしい技だ。因みに、これはノアに危害を加えようとした人には、軽く百回ほどやる予定である。
また、これの派生形として、心臓を潰すやつもある。
「ぐああ!! ……く……て、お、お前……誰だ?」
「はい。俺の名前はユートです。一先ず、横にいる人に、挨拶しなくていいんですか?」
腹パンによって、ようやく正気を取り戻したクリスの父親は、ゆっくりと横を見た。そして、横にいたクリスを見た瞬間、勢いよく抱き着いた。
「クリス~無事でよかった~」
「うん……ただいま」
暫くの間、クリスの父親は泣き続けた。そして、そんな父親を、クリスは少しため息をつきながらも、抱きしめていた。
「ふぅ……なるほど、ここにいるユートが助けてくれたのか……ありがとう。私にできることなら何でもするよ」
クリスの父親は、礼儀正しくそう言うと、頭を下げた。
「と、取りあえず、体調は大丈夫じゃないですよね? では、〈再生〉!}
長期間、飲まず食わずだと、体に異常がある可能性が高いと思った俺は、死者をも蘇生させる魔法で、クリスの父親の体調を回復させた。
「おお! 久々に食欲がわいてきた。ああ、そう言えば自己紹介がまだだったな。私の名は、ドーランド・ワーレンだ。ドーラと呼んでくれ」
ドーラさんの自己紹介を見て、みんな「やべ、忘れてた」て感じの表情になると、他の三人も、母、兄、姉の順番で自己紹介をした。
「私の名前はエルザ・ワーレンです。エルザと呼んでください」
「俺の名前はレイン・ワーレンだ。レインと呼んでくれ」
「私の名前はマリアベル・ワーレンです。マリアと呼んでください」
「ああ。では、俺の名前はユートです」
俺も、みんなに合わせて、自己紹介をした。
「ああ、では、ユートさん。これから歓迎会をする――と言いたいところだが、その前に父上と母上の元にも行かないとな」
ドーラさんがそう言うと、みんな部屋を出て、隣の部屋に向かった。俺も、みんなの後に続いて、隣の部屋に向かった。
「おじい様、おばあ様、ただいま」
クリスはそう言いながら部屋の中に入った。部屋の中には、エメラルドグリーンの髪を持つ、若い男女二人がいた。見た目は二十代前半だが、クリスの祖父母であることから、何万年と生きているのだろう。
「お、帰ってきたか。かなり心配したんだぞ」
「ええ、捜索隊を出したら、その人たちが捕まってしまう可能性が高いせいで、捜索は人族の王に頼りっきりでしたからね。自分の弱さを嘆いたものですよ」
二人は落ち着いた様子で、クリスを抱きしめた。
「それで……この人族の子が助けてくれたのか。どれ……!?」
クリスの祖父は、俺を見るなり、氷漬けにされたかのように、固まった。よく見ると、クリスの祖父の目の前に俺のステータスが浮いている。しかも全部見えている。
「うおっと」
俺は、慌ててそれが他の人に見えないように自分の体で隠した。そして、我に返ったクリスの祖父が、ステータスを消した。周囲を見回してみたが、どうやらみんなは見ていなかったようだ。
すると、ここでクリスの祖父が恐る恐る口を開いた。
「君は……何の使命を持って、この世界に生まれてきたんだ?」
クリスは一つのドアの前に着くや否や、勢いよくドアを開けて中に入ると、そう叫んだ。
俺は部屋の外から部屋の中を覗いてみたが、結論から言うと、ヤバイの一言しか出ない状況だった。
部屋の中央にあるベッドの上で、やせ細った金髪の男性――クリスの父親が、座禅を組んで、ぶつぶつぶつぶつ何か言っているようだった。そして、手のひらには薄緑色の半透明の宝石のようなものがあり、それに数秒に一回口づけをするというものだった。
これを飲まず食わずでずっとやっていたと考えると……うん。恐ろしすぎる。
しかも、クリスが入ってきたのにも関わらず、気づかないほどの熱中っぷりだ。
「うわぁ……気づかないものなんだ……」
クリスの兄は、その様子にかなり引いていた。
「はぁ……貴方って人は……クリス! その親ばかは叩いて治しなさい!」
クリスは母親からそう言われると、力強く頷いた。そして、大きく右手を振りかぶると、父親の頬をぶっ叩いた。
――パチーン
風船が割れたのではないかと疑うほどの音が、この部屋全体に響き渡った。
「うわあ! て、クリス!? あれ? 俺、もしかしなくても死んじゃったの――パチーン」
今度はクリスの母親が、クリスの負けず劣らずの力で、反対側の頬を叩いた。
「は!? エルザ!? てことは、もしかしてこれは夢――ぐがあっ」
今度はクリスの兄が、父親に拳骨をした。まあ、この感じからして恐らく――
「はへ!? レイン!? てことはここは地獄――ぶほっ」
今度はクリスの姉が、父親に顔面パンチをした。
「ぐへっ マリア!? てことはここは天国――」
この瞬間、四人は一斉に俺の方を見た。なるほど、これはやれということなのだろう。
「では、〈再生〉はあっ」
俺は天下の宝刀腹パン(再生バージョン)をした。
俺の最終奥義である腹パン(再生バージョン)は、背中に貫通するほどの力で殴りながら、〈再生〉を使う技だ。
これを使えば、相手に傷を一切与えずに、かなりの痛みを与えることが出来るお仕置き専用の、素晴らしい技だ。因みに、これはノアに危害を加えようとした人には、軽く百回ほどやる予定である。
また、これの派生形として、心臓を潰すやつもある。
「ぐああ!! ……く……て、お、お前……誰だ?」
「はい。俺の名前はユートです。一先ず、横にいる人に、挨拶しなくていいんですか?」
腹パンによって、ようやく正気を取り戻したクリスの父親は、ゆっくりと横を見た。そして、横にいたクリスを見た瞬間、勢いよく抱き着いた。
「クリス~無事でよかった~」
「うん……ただいま」
暫くの間、クリスの父親は泣き続けた。そして、そんな父親を、クリスは少しため息をつきながらも、抱きしめていた。
「ふぅ……なるほど、ここにいるユートが助けてくれたのか……ありがとう。私にできることなら何でもするよ」
クリスの父親は、礼儀正しくそう言うと、頭を下げた。
「と、取りあえず、体調は大丈夫じゃないですよね? では、〈再生〉!}
長期間、飲まず食わずだと、体に異常がある可能性が高いと思った俺は、死者をも蘇生させる魔法で、クリスの父親の体調を回復させた。
「おお! 久々に食欲がわいてきた。ああ、そう言えば自己紹介がまだだったな。私の名は、ドーランド・ワーレンだ。ドーラと呼んでくれ」
ドーラさんの自己紹介を見て、みんな「やべ、忘れてた」て感じの表情になると、他の三人も、母、兄、姉の順番で自己紹介をした。
「私の名前はエルザ・ワーレンです。エルザと呼んでください」
「俺の名前はレイン・ワーレンだ。レインと呼んでくれ」
「私の名前はマリアベル・ワーレンです。マリアと呼んでください」
「ああ。では、俺の名前はユートです」
俺も、みんなに合わせて、自己紹介をした。
「ああ、では、ユートさん。これから歓迎会をする――と言いたいところだが、その前に父上と母上の元にも行かないとな」
ドーラさんがそう言うと、みんな部屋を出て、隣の部屋に向かった。俺も、みんなの後に続いて、隣の部屋に向かった。
「おじい様、おばあ様、ただいま」
クリスはそう言いながら部屋の中に入った。部屋の中には、エメラルドグリーンの髪を持つ、若い男女二人がいた。見た目は二十代前半だが、クリスの祖父母であることから、何万年と生きているのだろう。
「お、帰ってきたか。かなり心配したんだぞ」
「ええ、捜索隊を出したら、その人たちが捕まってしまう可能性が高いせいで、捜索は人族の王に頼りっきりでしたからね。自分の弱さを嘆いたものですよ」
二人は落ち着いた様子で、クリスを抱きしめた。
「それで……この人族の子が助けてくれたのか。どれ……!?」
クリスの祖父は、俺を見るなり、氷漬けにされたかのように、固まった。よく見ると、クリスの祖父の目の前に俺のステータスが浮いている。しかも全部見えている。
「うおっと」
俺は、慌ててそれが他の人に見えないように自分の体で隠した。そして、我に返ったクリスの祖父が、ステータスを消した。周囲を見回してみたが、どうやらみんなは見ていなかったようだ。
すると、ここでクリスの祖父が恐る恐る口を開いた。
「君は……何の使命を持って、この世界に生まれてきたんだ?」
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