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第一章 冒険者活動始めました
第五十三話 優しく…ないね
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「ふぅ……まあ、大収穫だったな」
剣術と格闘の本は学ぶべきところが多かった。ちゃんと図と共に説明されていたのでかなり分かりやすいと感じた。そして、その本を読み進めるほどいかに俺がステータスとスキル任せの攻撃をしていたのだと思い知らされた。
ただ、これらは頭に入れるだけでは意味がない。むしろ、「習うより慣れよ」と言うように、これからは実践の方が得るものが多いだろう。
「じゃ、早速森でお試しといきますか」
俺は森猪の討伐依頼のついでに今学んだことを実践してみようと思った。
図書館から出た俺は小走りで街を出て、三百メートルほど先にあるトリスの森へ向かった。
「さてと……やるとするか」
俺は〈アイテムボックス〉から白輝の剣を取り出すとスキルを一切使わずに魔物を探し始めた。
何故スキルを使わないのかというと、今回の討伐対象である森猪の討伐依頼を受けられる冒険者のランク的にスキルや魔法を使ってしまったら瞬殺できてしまう。
それでは学んだことをいかした戦い方が出来ないと思ったからだ。
「さてと…どこにいるかな?」
スキルを使ってないことで、感知出来る範囲がいつもより小さくなっている。その為、魔物を探すのにも少し時間がかかる。
俺は気配を探りながら辺りを見回していた。
すると、森の奥から冒険者らしき男二人女二人が歩いてきた。
男女二人がそれぞれ剣と槍を持っており、残りの男女二人が杖を持っていた。
(何気に森の中で人と会うのはミリ以来だな)
いつもは〈身体強化〉で音を探って、冒険者がいるようならそこは避けるようにして行動している。
何故冒険者を避けて行動しているのかというと、他の人が追いかけている魔物をうっかり倒してもめてしまうことを防ぐ為だ。これはグランにある幸福亭でミリと雑談した時に教えてもらったことの一つだ。
しかし、今日は〈身体強化〉を使っていなかった為、距離が近くなるまで気づかなかったのだ。ただ、相手に見つかってから逃げるのは失礼だと思い、そのまますれ違うことにした。すると、
「お。見た感じソロの新人か?一人でこの森は危ないと思うぞ」
剣を持ち、防具をつけ、筋肉質なリーダーらしき男が気さくに声をかけてきた。まあ、Dランクの魔物が現れる森でG、E、Fの冒険者が一人で歩いていたらそう言いたくなるのも無理はないだろう。
しかし、俺はDランク冒険者なのでその心配はない。
「あ、俺一応Dランクなので大丈夫ですよ」
俺はにこやかな顔で言い、そのまま通り過ぎようとしたのだが…
「まあまあ強がるなよ。俺はAランク。他の三人もBランクの冒険者なんだ。君みたいな強がりが森に入って死ぬ光景はもう見たくないからな。これも何かの縁だし一緒に行ってあげるよ」
(あ~これは断りにくい…)
純粋な善意を切り捨てることは出来ないと思わされた。
「じゃ、じゃあお願いしまーす」
そう言うと男はニカッと笑い、
「おう!俺たちが守ってやるからな。お前は安心してレッドゴブリンを倒すといい」
(俺が狙っているのは森猪なんだけどなあ……)
ただ、俺は彼らの善意は受けたいので「そうですね」と言った。
しかし、この時俺はこいつらの目的について考えていた。
(こいつら……何を企んでいるんだ?)
俺が剣士の男の提案を了承した時、後ろの三人は不敵な笑みを浮かべていた。
そして、剣士の男の視線は俺ではなく別の所に向いていた。
俺はこいつらのステータスを見て、倒せることを確認すると、こいつらの目的を探るべく、逃げるのではなくこのまま一緒に行くことにした。
因みにこいつらはAランクと言ってた剣士の男がLV.58、他の三人はLV40半ばくらいだった。LVではきつそうに見えるが、ステータスではあらゆる面において勝っている。更に、そこにスキルも入れば不意打ちでもくらわない限り大丈夫だろう。まあ、その不意打ちもこいつらに怪しまれない程度に警戒しておけば問題はなさそうだ。
「それにしても新人にしてはいい剣だね……それ、ミスリルだろ?俺には分かるんだ」
「そうですね。これは親から受け継いだ大切なものなんですよね」
「ははは、そうか。じゃあ親の期待を裏切らない為にも絶対に無茶して死ぬんじゃないぞ」
剣士の男と他愛もない話をしていると、
「あ!君前見て!」
槍術士の言葉に俺はこいつらを今まで以上に警戒しながら前を見た。その瞬間、
「キン」
という音が俺の背後から鳴り響いた。
振り返ると、そこには剣を俺に振り下ろす男がいた。しかし、その剣は俺の〈結界〉によって防がれていた。
「ちっおい!囲め!」
剣士の男がそう叫ぶと、こいつらは一斉に動き出し、俺を囲むようにして立った。
正面に剣士、左右に魔法師、後ろに槍術士がいる。
「へっ新人のくせにいい反応じゃねえか。まあ、光なら攻撃魔法は使えないし意味はなさそうだがな。チビガキがよ!」
この瞬間、こいつに対する処分が決定した。もともと殺そうとしてきた時点でこっちも殺そうと思っていたのだが、チビガキという俺の嫌いなワードランキング一位の二位をくっつけて言ってきたのだ。これは地獄を見せてやらないといけない。
ずいぶんと鬼畜な性格になったものだなと思いつつも、俺はこいつらのことを見た。
(じゃ、作戦開始だな)
ここで俺はあえて怯えてみた。こいつらを調子に乗らせてからどん底に叩き落す為に……
「な、な……何が目的なんだ!」
「へっ怯えてやがるぜ。まあ、冥土の土産に教えてやるか。俺たちの目的はその剣だよ」
剣術と格闘の本は学ぶべきところが多かった。ちゃんと図と共に説明されていたのでかなり分かりやすいと感じた。そして、その本を読み進めるほどいかに俺がステータスとスキル任せの攻撃をしていたのだと思い知らされた。
ただ、これらは頭に入れるだけでは意味がない。むしろ、「習うより慣れよ」と言うように、これからは実践の方が得るものが多いだろう。
「じゃ、早速森でお試しといきますか」
俺は森猪の討伐依頼のついでに今学んだことを実践してみようと思った。
図書館から出た俺は小走りで街を出て、三百メートルほど先にあるトリスの森へ向かった。
「さてと……やるとするか」
俺は〈アイテムボックス〉から白輝の剣を取り出すとスキルを一切使わずに魔物を探し始めた。
何故スキルを使わないのかというと、今回の討伐対象である森猪の討伐依頼を受けられる冒険者のランク的にスキルや魔法を使ってしまったら瞬殺できてしまう。
それでは学んだことをいかした戦い方が出来ないと思ったからだ。
「さてと…どこにいるかな?」
スキルを使ってないことで、感知出来る範囲がいつもより小さくなっている。その為、魔物を探すのにも少し時間がかかる。
俺は気配を探りながら辺りを見回していた。
すると、森の奥から冒険者らしき男二人女二人が歩いてきた。
男女二人がそれぞれ剣と槍を持っており、残りの男女二人が杖を持っていた。
(何気に森の中で人と会うのはミリ以来だな)
いつもは〈身体強化〉で音を探って、冒険者がいるようならそこは避けるようにして行動している。
何故冒険者を避けて行動しているのかというと、他の人が追いかけている魔物をうっかり倒してもめてしまうことを防ぐ為だ。これはグランにある幸福亭でミリと雑談した時に教えてもらったことの一つだ。
しかし、今日は〈身体強化〉を使っていなかった為、距離が近くなるまで気づかなかったのだ。ただ、相手に見つかってから逃げるのは失礼だと思い、そのまますれ違うことにした。すると、
「お。見た感じソロの新人か?一人でこの森は危ないと思うぞ」
剣を持ち、防具をつけ、筋肉質なリーダーらしき男が気さくに声をかけてきた。まあ、Dランクの魔物が現れる森でG、E、Fの冒険者が一人で歩いていたらそう言いたくなるのも無理はないだろう。
しかし、俺はDランク冒険者なのでその心配はない。
「あ、俺一応Dランクなので大丈夫ですよ」
俺はにこやかな顔で言い、そのまま通り過ぎようとしたのだが…
「まあまあ強がるなよ。俺はAランク。他の三人もBランクの冒険者なんだ。君みたいな強がりが森に入って死ぬ光景はもう見たくないからな。これも何かの縁だし一緒に行ってあげるよ」
(あ~これは断りにくい…)
純粋な善意を切り捨てることは出来ないと思わされた。
「じゃ、じゃあお願いしまーす」
そう言うと男はニカッと笑い、
「おう!俺たちが守ってやるからな。お前は安心してレッドゴブリンを倒すといい」
(俺が狙っているのは森猪なんだけどなあ……)
ただ、俺は彼らの善意は受けたいので「そうですね」と言った。
しかし、この時俺はこいつらの目的について考えていた。
(こいつら……何を企んでいるんだ?)
俺が剣士の男の提案を了承した時、後ろの三人は不敵な笑みを浮かべていた。
そして、剣士の男の視線は俺ではなく別の所に向いていた。
俺はこいつらのステータスを見て、倒せることを確認すると、こいつらの目的を探るべく、逃げるのではなくこのまま一緒に行くことにした。
因みにこいつらはAランクと言ってた剣士の男がLV.58、他の三人はLV40半ばくらいだった。LVではきつそうに見えるが、ステータスではあらゆる面において勝っている。更に、そこにスキルも入れば不意打ちでもくらわない限り大丈夫だろう。まあ、その不意打ちもこいつらに怪しまれない程度に警戒しておけば問題はなさそうだ。
「それにしても新人にしてはいい剣だね……それ、ミスリルだろ?俺には分かるんだ」
「そうですね。これは親から受け継いだ大切なものなんですよね」
「ははは、そうか。じゃあ親の期待を裏切らない為にも絶対に無茶して死ぬんじゃないぞ」
剣士の男と他愛もない話をしていると、
「あ!君前見て!」
槍術士の言葉に俺はこいつらを今まで以上に警戒しながら前を見た。その瞬間、
「キン」
という音が俺の背後から鳴り響いた。
振り返ると、そこには剣を俺に振り下ろす男がいた。しかし、その剣は俺の〈結界〉によって防がれていた。
「ちっおい!囲め!」
剣士の男がそう叫ぶと、こいつらは一斉に動き出し、俺を囲むようにして立った。
正面に剣士、左右に魔法師、後ろに槍術士がいる。
「へっ新人のくせにいい反応じゃねえか。まあ、光なら攻撃魔法は使えないし意味はなさそうだがな。チビガキがよ!」
この瞬間、こいつに対する処分が決定した。もともと殺そうとしてきた時点でこっちも殺そうと思っていたのだが、チビガキという俺の嫌いなワードランキング一位の二位をくっつけて言ってきたのだ。これは地獄を見せてやらないといけない。
ずいぶんと鬼畜な性格になったものだなと思いつつも、俺はこいつらのことを見た。
(じゃ、作戦開始だな)
ここで俺はあえて怯えてみた。こいつらを調子に乗らせてからどん底に叩き落す為に……
「な、な……何が目的なんだ!」
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