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第一章 冒険者活動始めました
第五十話 強くなったなあ…
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冒険者ギルドの外に出た俺は昨日パンを買った店に来ていた。
店員さんは俺の顔を見てめっちゃ喜んでいた。理由は何となく分かっている。
「塩パンニ十個とピザパンニ十個ください」
「分かりました」
店員さんは満面の笑みでそう言うと、店の奥へ向かった。
そして、数分後に塩パン二十五個、ピザパン二十五個を持って戻ってきた。
「この前の礼もかねて五個ずつサービスしときます。また来てくださいね」
「ああ、帰ってくるときは必ず寄らせてもらうとするよ」
そう言うと俺は一万二千セルを払ってパンを〈アイテムボックス〉に入れると、街の門へ向かった。
「この街での収穫は予想以上だったな」
森大猿はランク不足で出せなかったとは言え、Dランク以上の魔物を八十七体討伐したことになっている。あと十三体。この調子なら割とすぐにCランク昇格試験を受けられそうだ。
更に、あれだけ魔物を倒したのでLVもかなり上がっているはずだ。
「あ、一応見とこうかな?」
俺は人目を確認してからステータスを見た。
ー--------------
名前 ユート・アラキ 不老人族 LV.52
体力 11100/11100
魔力 15100/15100
攻撃 9600
防護 8000
俊敏性 12300
スキル
・鑑定LV.MAX
・言語翻訳LV.MAX
・身体強化LV.9
・剣術LV.7
・アイテムボックスLV.MAX
魔法
・火属性
・水属性
・風属性
・土属性
・光属性
ー--------------
「もう凄いしか言えないな……」
シンさんにLVは追いついていないが、ステータスの値ならほぼ上回っている。この世界に来てから一ヶ月もたたないのにもうここまで強くなれるのは神様のおかげだなあとしみじみと思っていた。
ただ、こうして見るとやはり防護の低さが凄い気になる。
「〈回復〉使えるしもう最終手段を使った方がいいのかなあ~」
俺が前に考えた魔物にあえて攻撃されるという方法だ。〈身体強化〉や〈風強化〉を使っておけば一撃で死ぬことはないだろう。
これは『より鍛えた箇所ほどステータスは上がりやすい』という俺がほぼ確信している仮説を利用した方法だ。少し怖いが次に手ごろな魔物と出会ったら攻撃を受けてみよう。ポイズン・スネークのような一分で人を殺せる毒を持っているやつでも〈解毒〉を使えば問題はなさそうだ。まあ、心臓に悪いのでそいつは遠慮したいが…
更に、ステータスが上がったことで新しい魔法が使えるようになっていた。各属性一つずつで、〈炎剣〉、〈氷壁〉、〈風剣〉、〈土槍〉、〈解呪〉の五つだ。これは街を出てから試してみるとしよう。
街の外へ出た俺は〈身体強化〉を使って気持ちジョギング、スピード馬のペースで次の街。トリスへ向けて走り出した。
トリスについてザクさんに少し聞いてみたのだが、何でもこの国では王都とトリスにしかない国営の図書館があるそうだ。そこには歴史、魔物、商売、料理、魔法、武術など、あらゆる分野の本があり、身分を証明できるものさえあれば誰でも入ることが出来るそうだ。
俺はそこで魔法と武術の本を読んでみたいと思っている。やはり基本的な戦略というのは学んでおけばティリアンのダンジョンを攻略する時や神の涙と戦う時に役に立つと思ったからである。
あとはやはり転移の魔法についても知りたいと思っている。ただ、こっちはあまり期待していない。何故なら神様の言う転移の魔法は世界と世界を渡ることが出来る魔法のことだ。そんなとんでもない魔法が書かれた本がある可能性は限りなくゼロに近いと思っている。
「ふぅ……ここらで昼食にするか…」
二時間で百キロメートル以上は走った気がする。ただ、ここまで早く走ると当然問題も出てくるわけで、空気抵抗のせいで目を開き続けることが出来なくなった。その為、俺は必要最低限の強度の〈結界〉を目元を守るようにして張り続けることでその問題を解決した。魔力も、自動回復が消費量を余裕で上回っていたので問題はない。
俺は〈アイテムボックス〉からオークの串焼きを二本と塩パン一個を取り出して口に入れた。
そして、それを十五分ほどで食べ終わると新しく覚えた魔法を試しに使ってみることにした。
「さてと…あっちに撃てばいいかな」
マリノからトリスへの道は土道の両側に草原が広がっており、木が大体十五メートルほどの間隔で生えている。ここなら魔法の練習もしやすそうだ。
まずは〈炎剣〉。これは試しに一本の木に向けて使ってみると、炎が剣のような形になって木を上下に真っ二つにした。そして、断面は所々が炭化していた。
次に〈氷壁〉。これは試しに使ってみると任意の場所に氷の壁が作られた。これは生成速度は〈結界〉に匹敵し、強度なら〈土壁〉を大きく上回る。それだけ聞くと壁系の魔法の中では最強に見えるのだが、一応欠点もあり、これは固体なので、〈結界〉、〈火壁〉、〈風壁〉のように空中で使うことが出来ない。いや、使えるには使えるのだが、直ぐに落下してしまう。
次に〈風剣〉。これは〈風刀〉の上位互換のような魔法だ。〈風刀〉とは違い、飛ばすのではなく切る魔法なのだが、〈風剣〉よりも高い威力で使うことが出来る。
次に〈土槍〉。これは〈氷槍〉とほぼ同じだ。違うのは〈土槍〉の方が一本一本が重い為威力がある。ただ、そのせいで速度が少し遅いといった感じだ。あと、こっちの方が魔力を少し多く使う。
最後に〈解呪〉。これは呪いを直す魔法のようだが今は使えないので使う時が来たら使うことにしよう。というか使う機会がない方がいいと思うが…
「じゃ、行きますか」
魔法の確認が終わった俺は再び走り出した。
店員さんは俺の顔を見てめっちゃ喜んでいた。理由は何となく分かっている。
「塩パンニ十個とピザパンニ十個ください」
「分かりました」
店員さんは満面の笑みでそう言うと、店の奥へ向かった。
そして、数分後に塩パン二十五個、ピザパン二十五個を持って戻ってきた。
「この前の礼もかねて五個ずつサービスしときます。また来てくださいね」
「ああ、帰ってくるときは必ず寄らせてもらうとするよ」
そう言うと俺は一万二千セルを払ってパンを〈アイテムボックス〉に入れると、街の門へ向かった。
「この街での収穫は予想以上だったな」
森大猿はランク不足で出せなかったとは言え、Dランク以上の魔物を八十七体討伐したことになっている。あと十三体。この調子なら割とすぐにCランク昇格試験を受けられそうだ。
更に、あれだけ魔物を倒したのでLVもかなり上がっているはずだ。
「あ、一応見とこうかな?」
俺は人目を確認してからステータスを見た。
ー--------------
名前 ユート・アラキ 不老人族 LV.52
体力 11100/11100
魔力 15100/15100
攻撃 9600
防護 8000
俊敏性 12300
スキル
・鑑定LV.MAX
・言語翻訳LV.MAX
・身体強化LV.9
・剣術LV.7
・アイテムボックスLV.MAX
魔法
・火属性
・水属性
・風属性
・土属性
・光属性
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「もう凄いしか言えないな……」
シンさんにLVは追いついていないが、ステータスの値ならほぼ上回っている。この世界に来てから一ヶ月もたたないのにもうここまで強くなれるのは神様のおかげだなあとしみじみと思っていた。
ただ、こうして見るとやはり防護の低さが凄い気になる。
「〈回復〉使えるしもう最終手段を使った方がいいのかなあ~」
俺が前に考えた魔物にあえて攻撃されるという方法だ。〈身体強化〉や〈風強化〉を使っておけば一撃で死ぬことはないだろう。
これは『より鍛えた箇所ほどステータスは上がりやすい』という俺がほぼ確信している仮説を利用した方法だ。少し怖いが次に手ごろな魔物と出会ったら攻撃を受けてみよう。ポイズン・スネークのような一分で人を殺せる毒を持っているやつでも〈解毒〉を使えば問題はなさそうだ。まあ、心臓に悪いのでそいつは遠慮したいが…
更に、ステータスが上がったことで新しい魔法が使えるようになっていた。各属性一つずつで、〈炎剣〉、〈氷壁〉、〈風剣〉、〈土槍〉、〈解呪〉の五つだ。これは街を出てから試してみるとしよう。
街の外へ出た俺は〈身体強化〉を使って気持ちジョギング、スピード馬のペースで次の街。トリスへ向けて走り出した。
トリスについてザクさんに少し聞いてみたのだが、何でもこの国では王都とトリスにしかない国営の図書館があるそうだ。そこには歴史、魔物、商売、料理、魔法、武術など、あらゆる分野の本があり、身分を証明できるものさえあれば誰でも入ることが出来るそうだ。
俺はそこで魔法と武術の本を読んでみたいと思っている。やはり基本的な戦略というのは学んでおけばティリアンのダンジョンを攻略する時や神の涙と戦う時に役に立つと思ったからである。
あとはやはり転移の魔法についても知りたいと思っている。ただ、こっちはあまり期待していない。何故なら神様の言う転移の魔法は世界と世界を渡ることが出来る魔法のことだ。そんなとんでもない魔法が書かれた本がある可能性は限りなくゼロに近いと思っている。
「ふぅ……ここらで昼食にするか…」
二時間で百キロメートル以上は走った気がする。ただ、ここまで早く走ると当然問題も出てくるわけで、空気抵抗のせいで目を開き続けることが出来なくなった。その為、俺は必要最低限の強度の〈結界〉を目元を守るようにして張り続けることでその問題を解決した。魔力も、自動回復が消費量を余裕で上回っていたので問題はない。
俺は〈アイテムボックス〉からオークの串焼きを二本と塩パン一個を取り出して口に入れた。
そして、それを十五分ほどで食べ終わると新しく覚えた魔法を試しに使ってみることにした。
「さてと…あっちに撃てばいいかな」
マリノからトリスへの道は土道の両側に草原が広がっており、木が大体十五メートルほどの間隔で生えている。ここなら魔法の練習もしやすそうだ。
まずは〈炎剣〉。これは試しに一本の木に向けて使ってみると、炎が剣のような形になって木を上下に真っ二つにした。そして、断面は所々が炭化していた。
次に〈氷壁〉。これは試しに使ってみると任意の場所に氷の壁が作られた。これは生成速度は〈結界〉に匹敵し、強度なら〈土壁〉を大きく上回る。それだけ聞くと壁系の魔法の中では最強に見えるのだが、一応欠点もあり、これは固体なので、〈結界〉、〈火壁〉、〈風壁〉のように空中で使うことが出来ない。いや、使えるには使えるのだが、直ぐに落下してしまう。
次に〈風剣〉。これは〈風刀〉の上位互換のような魔法だ。〈風刀〉とは違い、飛ばすのではなく切る魔法なのだが、〈風剣〉よりも高い威力で使うことが出来る。
次に〈土槍〉。これは〈氷槍〉とほぼ同じだ。違うのは〈土槍〉の方が一本一本が重い為威力がある。ただ、そのせいで速度が少し遅いといった感じだ。あと、こっちの方が魔力を少し多く使う。
最後に〈解呪〉。これは呪いを直す魔法のようだが今は使えないので使う時が来たら使うことにしよう。というか使う機会がない方がいいと思うが…
「じゃ、行きますか」
魔法の確認が終わった俺は再び走り出した。
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