46 / 161
第一章 冒険者活動始めました
第三十八話 ピザパン最高!!
しおりを挟む
「ふぁ~…朝か……」
夜中に魔物が来ると思って早めに寝たのに魔物が全く来なかったから無駄に長く寝てしまった。まあ、おかげで昨日の疲れが吹き飛んだから結果オーライってことにしておこう。
テントの外に出た俺は目をこすりながらテントを片付けた。
このテントは元Sランク冒険者のウォルフさんが使っていたものなのでかなり便利なものになっている。その為、片付けるのも凄いラクチンで、テントの上にある黒ボタンを押しながらテントを軽く潰すようにすると、「シュバッ」という音を立ててコンパクトに折りたたまれた。あとはこれを袋の中に入れ、〈アイテムボックス〉に入れれば片付けはお終いだ。
〈土壁〉を横向きに使って作った床は今後ここに来る人の為、残しておくことにした。
「じゃああとは新しく覚えた魔法の試し打ちをするとしますか」
まずは〈火壁〉。試しに使ってみると、任意の場所に三メートルほどの炎の壁が出来上がった。炎なので近づきにくいし、実体ではないので剣では魔力を流さないと切ることは出来なかった。ただ、魔法は威力こそ弱まるものの普通に貫通してしまう。
次に〈氷槍〉。前に神の涙の連中が俺に使ってきた魔法で、個人的に使ってみたいと思っていた魔法だ。氷の槍、と言うよりは大きめのツララみたいな感じだが、それを沢山飛ばす光景はかっこいいなと思った。試しに使ってみると、目の前から氷の槍が一本出て来て、森の方へ木に穴をあけながら一直線に飛んでいった。
次に〈風壁〉。試しに使ってみると、任意の場所に風圧で出来た壁が出来上がった。風の壁は中心に向けて強い風圧がかかっており、石を「ほいっ」と投げてみると、〈風壁〉に当たったとたんに中心に吸い込まれ、粉々になった。ただ、これは〈火球〉でも威力は弱まるが貫通し、〈火矢〉なら五発で破壊出来てしまった。
そして〈地面操作〉。試しに使ってみると、半径二メートルの円の範囲が一メートルほど沈んだ。うっかり道に使ってしまったので、次は上がれと思いながら使ってみると、その場所が一メートル上がって元に戻った。使い道がよく分からないが、魔物と戦っている最中に使って魔物を落としたら面白そうだ。
最後に〈解毒〉。これは毒を消す魔法のようだが今は試しようがないので今後使う機会がない方がいいが、もしあったら使うことにしよう。
「じゃ、朝食を食べてから出発するか~」
俺は〈アイテムボックス〉からオークの串焼きを取り出して食べた。
「流石に飽きてくるな…」
ただ、手軽に買える場所で自分が知っているのはこれしかない。
マリノには何かいい店があるのだろうか?行ったら確認してみよう。
朝食を食べ、水を一杯飲んだ俺は今日中にマリノへ行くべく〈身体強化〉を使って走り出した。
「お、見えてきたな」
前方に街の出入り口である門が見えてきた。俺は冒険者カードを提示してマリノに入った。
「思ったより早く着いたな…」
昼食を食べてから一時間弱で到着した。これは多分朝出発するのが早かったことと、道中魔物と戦わなかったことが原因だろう。
「取りあえず肉以外の飯を調達しないとな…」
この世界で食べてきた料理は大体が肉料理だ。肉は好きなのだが、やはり毎日食べ続けていると流石に飽きてしまう。そこで俺は肉以外のお持ち帰り出来る料理を探す為に街の中を散策した。
十五分ほど歩いたところでパン屋さんを見つけた。パン屋には前の世界ほど種類は多くないが、それでも基本的なものはそろっていた。
その中で俺が買ったのはロールパンに塩、バター、肉の脂で味付けされた塩パンと、トーストに溶けたチーズ、ソーセージ、トマトが乗っているピザパンだ。
このパン屋さんにあるパンの中で、ピザパンは異質な感じがしたので店員さんに聞いてみたら、「二代目勇者様が考案したパンですよ」を言われた。それを聞いた時、「何で丸いピザではなく、トーストを使ったピザパンなんだ?」と思った。もしかしてピザ生地の作り方が分からなかったのだろうか?真相は謎のままである。
あと、俺としてはカレーパンも作ってほしいところだ。しかし、俺は料理が苦手だし、そもそもカレーは色々なスパイスを混ぜて作ると聞いたことがあるから多分料理人でもない限り作るのは無理だと思う。まあ、人生長いし料理人が来てくれたら頼んでみるとしよう。
因みに値段は塩パンが一個百セルで、ピザパンが一個五百セルだ。俺はそれぞれ二十個ずつ買って、〈アイテムボックス〉に入れた。買った後の店員さんが満面の笑みだったのが言うまでもない。
俺は早速ピザパンを食べてみた。
「凄ぇ…まじでピザパンじゃん」
カリカリに焼かれたパンに溶けたチーズ。しかもチーズは焼き立ての為、ちゃんと伸びる。その上に乗るトマトとソーセージもめちゃ美味い。
俺はそれを五分ほどで食べ終わると、取りあえず冒険者ギルドに行ってみることにした。冒険者ギルドはここに来る途中で通ったので場所は分かっている。その為道に迷うことはなかった。
「依頼は…まあ、予想通りだな」
昼過ぎということもあり、よさそうな依頼は既に取られた後だった。
常設の方で、俺の知らない魔物の討伐依頼があった。
「え~と…森猿の討伐、一匹四千五百セル、討伐証明部位しっぽ、Dランク冒険者以上、マリノの森全域…これをやってみるか」
やる依頼を決めた俺は早速冒険者ギルドを出て、マリノの外へ向かった。
マリノは西側が草原、東側は街から百メートルほど離れた場所から森が広がっている。その為、グランのように街と森が隣接しているというわけではない。
森はそこしかないが、念の為、「マリノの森はこの街の東側に広がっている森ですか?」と街の門の門番をしている衛兵に聞いてみたら、「ん?そうだよ~」と気怠げだが答えてくれた。
まあ、門の前でずっといるって見た目に似合わずかなり大変そうなことなので衛兵の気持ちはよく分かる。俺もずっとその場に立ってろと言われても多分一時間くらいしか持たないだろう。
そんなことを思いながら俺はマリノの森へ向かった。
夜中に魔物が来ると思って早めに寝たのに魔物が全く来なかったから無駄に長く寝てしまった。まあ、おかげで昨日の疲れが吹き飛んだから結果オーライってことにしておこう。
テントの外に出た俺は目をこすりながらテントを片付けた。
このテントは元Sランク冒険者のウォルフさんが使っていたものなのでかなり便利なものになっている。その為、片付けるのも凄いラクチンで、テントの上にある黒ボタンを押しながらテントを軽く潰すようにすると、「シュバッ」という音を立ててコンパクトに折りたたまれた。あとはこれを袋の中に入れ、〈アイテムボックス〉に入れれば片付けはお終いだ。
〈土壁〉を横向きに使って作った床は今後ここに来る人の為、残しておくことにした。
「じゃああとは新しく覚えた魔法の試し打ちをするとしますか」
まずは〈火壁〉。試しに使ってみると、任意の場所に三メートルほどの炎の壁が出来上がった。炎なので近づきにくいし、実体ではないので剣では魔力を流さないと切ることは出来なかった。ただ、魔法は威力こそ弱まるものの普通に貫通してしまう。
次に〈氷槍〉。前に神の涙の連中が俺に使ってきた魔法で、個人的に使ってみたいと思っていた魔法だ。氷の槍、と言うよりは大きめのツララみたいな感じだが、それを沢山飛ばす光景はかっこいいなと思った。試しに使ってみると、目の前から氷の槍が一本出て来て、森の方へ木に穴をあけながら一直線に飛んでいった。
次に〈風壁〉。試しに使ってみると、任意の場所に風圧で出来た壁が出来上がった。風の壁は中心に向けて強い風圧がかかっており、石を「ほいっ」と投げてみると、〈風壁〉に当たったとたんに中心に吸い込まれ、粉々になった。ただ、これは〈火球〉でも威力は弱まるが貫通し、〈火矢〉なら五発で破壊出来てしまった。
そして〈地面操作〉。試しに使ってみると、半径二メートルの円の範囲が一メートルほど沈んだ。うっかり道に使ってしまったので、次は上がれと思いながら使ってみると、その場所が一メートル上がって元に戻った。使い道がよく分からないが、魔物と戦っている最中に使って魔物を落としたら面白そうだ。
最後に〈解毒〉。これは毒を消す魔法のようだが今は試しようがないので今後使う機会がない方がいいが、もしあったら使うことにしよう。
「じゃ、朝食を食べてから出発するか~」
俺は〈アイテムボックス〉からオークの串焼きを取り出して食べた。
「流石に飽きてくるな…」
ただ、手軽に買える場所で自分が知っているのはこれしかない。
マリノには何かいい店があるのだろうか?行ったら確認してみよう。
朝食を食べ、水を一杯飲んだ俺は今日中にマリノへ行くべく〈身体強化〉を使って走り出した。
「お、見えてきたな」
前方に街の出入り口である門が見えてきた。俺は冒険者カードを提示してマリノに入った。
「思ったより早く着いたな…」
昼食を食べてから一時間弱で到着した。これは多分朝出発するのが早かったことと、道中魔物と戦わなかったことが原因だろう。
「取りあえず肉以外の飯を調達しないとな…」
この世界で食べてきた料理は大体が肉料理だ。肉は好きなのだが、やはり毎日食べ続けていると流石に飽きてしまう。そこで俺は肉以外のお持ち帰り出来る料理を探す為に街の中を散策した。
十五分ほど歩いたところでパン屋さんを見つけた。パン屋には前の世界ほど種類は多くないが、それでも基本的なものはそろっていた。
その中で俺が買ったのはロールパンに塩、バター、肉の脂で味付けされた塩パンと、トーストに溶けたチーズ、ソーセージ、トマトが乗っているピザパンだ。
このパン屋さんにあるパンの中で、ピザパンは異質な感じがしたので店員さんに聞いてみたら、「二代目勇者様が考案したパンですよ」を言われた。それを聞いた時、「何で丸いピザではなく、トーストを使ったピザパンなんだ?」と思った。もしかしてピザ生地の作り方が分からなかったのだろうか?真相は謎のままである。
あと、俺としてはカレーパンも作ってほしいところだ。しかし、俺は料理が苦手だし、そもそもカレーは色々なスパイスを混ぜて作ると聞いたことがあるから多分料理人でもない限り作るのは無理だと思う。まあ、人生長いし料理人が来てくれたら頼んでみるとしよう。
因みに値段は塩パンが一個百セルで、ピザパンが一個五百セルだ。俺はそれぞれ二十個ずつ買って、〈アイテムボックス〉に入れた。買った後の店員さんが満面の笑みだったのが言うまでもない。
俺は早速ピザパンを食べてみた。
「凄ぇ…まじでピザパンじゃん」
カリカリに焼かれたパンに溶けたチーズ。しかもチーズは焼き立ての為、ちゃんと伸びる。その上に乗るトマトとソーセージもめちゃ美味い。
俺はそれを五分ほどで食べ終わると、取りあえず冒険者ギルドに行ってみることにした。冒険者ギルドはここに来る途中で通ったので場所は分かっている。その為道に迷うことはなかった。
「依頼は…まあ、予想通りだな」
昼過ぎということもあり、よさそうな依頼は既に取られた後だった。
常設の方で、俺の知らない魔物の討伐依頼があった。
「え~と…森猿の討伐、一匹四千五百セル、討伐証明部位しっぽ、Dランク冒険者以上、マリノの森全域…これをやってみるか」
やる依頼を決めた俺は早速冒険者ギルドを出て、マリノの外へ向かった。
マリノは西側が草原、東側は街から百メートルほど離れた場所から森が広がっている。その為、グランのように街と森が隣接しているというわけではない。
森はそこしかないが、念の為、「マリノの森はこの街の東側に広がっている森ですか?」と街の門の門番をしている衛兵に聞いてみたら、「ん?そうだよ~」と気怠げだが答えてくれた。
まあ、門の前でずっといるって見た目に似合わずかなり大変そうなことなので衛兵の気持ちはよく分かる。俺もずっとその場に立ってろと言われても多分一時間くらいしか持たないだろう。
そんなことを思いながら俺はマリノの森へ向かった。
7
お気に入りに追加
1,671
あなたにおすすめの小説
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
F級テイマーは数の暴力で世界を裏から支配する
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ある日、信号待ちをしていた俺は車にひかれて死んでしまった。
そして、気が付けば異世界で、貴族家の長男に転生していたのだ!
夢にまで見た異世界に胸が躍る――が、5歳の時に受けた”テイム”の祝福が、最低位のF級!?
一縷の望みで測った魔力容量と魔力回路強度も平凡だって!?
勘当されたら、その先どうやって生きてけばいいんだー!
と、思っていたのだが……
「あれ? 俺の”テイム”何かおかしくね?」
ちょくちょくチートな部分があったことで、俺は”強く”なっていくのであった
暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
転生王子の異世界無双
海凪
ファンタジー
幼い頃から病弱だった俺、柊 悠馬は、ある日神様のミスで死んでしまう。
特別に転生させてもらえることになったんだけど、神様に全部お任せしたら……
魔族とエルフのハーフっていう超ハイスペック王子、エミルとして生まれていた!
それに神様の祝福が凄すぎて俺、強すぎじゃない?どうやら世界に危機が訪れるらしいけど、チートを駆使して俺が救ってみせる!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる