24 / 161
第一章 冒険者活動始めました
第十六話 模擬戦
しおりを挟む
「よし…じゃあ、ライザとユートが戦ってくれ」
ウォルフさんの言葉により俺はライザと模擬戦をすることになった。
そこにライザが「ちょっと待って」と口をはさんだ。
「あの~俺が言っちゃなんですけど魔法師と剣士って魔法師の方が圧倒的に不利だから戦いにすらならないと思うっすけど…」
剣士と魔法師の相性なんて俺は知らない。まあ、不利ならこっちも剣を使えば問題ないと思った。
「まあ、確かに魔法師っていうのは一対一で戦うことはほとんどないからな。ただ、ユートはソロで冒険者やってんだ。それに愉快なこともやったしな。どうとでもなるだろ」
当たり前だろ?て感じで言われると逆に不安になってくる。
「いや、まあ、何とかするしかないですけど…」
「いや、ユート。お前の強さは俺が保証する。それに噂によると絡んできた先輩冒険者三人を殴り飛ばしたっていうじゃないか」
シンさんは俺のことを高く評価してくれた。高く評価されることは悪く思わないが少し気恥しい。
そしてそれを聞いた三人は目を見開いて驚いていた。
「魔法師なのに力があるとか凄えな。てかそれは魔法師じゃなくて魔法戦士だな」
「まあ、それならライザとも戦えそうね。というかライザがぼこぼこにされそうね」
「おいおい、俺の腕を信用しろよ…」
「まあ…ライザ。俺は君を応援しているからね」
三人で仲良く笑いながら話し出した。
(何か会話に入りずらいな…)
そんな雑談はウォルフさんの言葉によって終わった。
「まあ、雑談はそこまでにしてさっさとやるぞ。二人とも木剣を持ってそこに立ってくれ」
俺たちは壁に立てかけてあった木剣を持つと中央へ向かい、互いに向き合った。
「よし。ルールは普通の模擬戦と同じで、武器を手から離したり尻もちをついたりしたら負けとなる。あと、今回は後で試験があるから〈回復〉で治らないような怪我はしないでくれ。では…はじめ!!」
ウォルフさんの合図により俺とライザの模擬戦が始まった。
「はあああああっ」
ライザが開始早々俺に向かって突撃してきた。
「っ…はあああっ」
俺は一瞬ビビったが直ぐに心を落ち着かせるとライザの木剣を同じく木剣で防いだ。
そして、力ずくで押し返した。
「これでどうだっ」
ライザはそのまま二メートルほどふきとんだ。ただ、まだ手に木剣は握られてるし、尻もちもついていなかった。
「お前攻撃のステータスも俺より上なのかよ…」
力なら勝てると思っていたらしく、ライザはかなり驚いていた。
「ただ、俺は〈剣術〉のスキルを持っているからな。これで勝ったとは思うなよっ」
ライザはそう言うとスキルを使い、また突撃してきた。ただ、そのスキルは俺も持っている。
俺も同じく〈剣術〉を使うと今度はライザの木剣を正面からたたき折った。
「勝者、ユート!」
ウォルフさんの言葉により模擬戦は俺の勝利で終了した。
「負けたか…」
ライザは悔しそうに手元にある折れた木剣を眺めていた。
「魔法師、いや、魔法戦士だったか?それで剣士のライザに剣術だけで勝つなんて君は凄いね」
「ライザより細身なのにどこからあんな力が出てくるの…うらやましいわね……」
二人も驚いた様子で俺を見ていた。その眼には嫉妬と称賛の気持ちが現れていた。
「まあ、これでユートの実力は分か…いや、まだ魔法を見せていなかったな。試しに魔法も使ってくれ。ここの壁は特殊で強い魔法じゃなければ傷すらつかない代物だが念のためこの的に向かって打ってくれ」
そう言ってウォルフさんが持ってきたのは直径一メートルほどの白い円形の的だ。ウォルフさんはそれを壁についている金具に括り付けた。
「分かった」
俺はそう言うと、
「〈火矢〉!」
俺の目の前から放たれた炎の矢は十メートルほど離れた場所にあった的に当たった。
的にはぽっかりと穴が開き、後ろにある壁に当たったが、壁には傷はつかなかった。
(よ、よかった…壁に傷がついてなくて)
的に穴が開いたことで後ろの壁に傷がついていないか不安になったが杞憂だったようだ。というか強い魔法でなければ傷すらつかないって言ってたからそんな心配はしなくても大丈夫そうだが…
一方それを見ていた三人は少しの間唖然とした後、
「おいおい凄えな…」
「……というか今のは〈火矢〉よね?魔法発動体もない。詠唱もしていない。それであの威力って…」
「ああ、もう驚きでなんて言ったらいいのか…」
と驚嘆していた。
「ああ、ありがとう。それで…ニナ、魔法発動体ってなんだ?あと詠唱っていうのも」
褒められているというよりはあきれられている感じがしたが一応褒められたことへの感謝をした。それと、ニナの言ってた詠唱や魔法発動体について聞いてみた。
「そ、それを知らなかったの?確かに詠唱は〈火矢〉くらいまでなら詠唱せずに出来る人もそれなりにいるけど魔法発動体はあるとないとでは威力が約二倍も変わるのよ」
ニナはありえないことを聞いたかのような顔をしていた。まあ、実際ありえないことを言ったからなのだが…
「そ、そうなのか。し、知らなかった。それで魔法発動体っていうのはどういうものなんだ?」
もしそれが手に入れば魔法の威力もさらに上がり、強い魔物とも戦えるようになるだろう。俺は目を輝かせながらニナに詰め寄った。
ミリはそんな俺を珍しいものを見るような目で見た後に答えた。
「え~と…今私が持っている杖が魔法発動体ね。まあ、他にも武器の形をしているものもあるわ。こういうのは主に魔石から作られているの。本当はミスリルやオリハルコンがいいんだけどとても私の手に届くようなものではないわ」
話の途中から元気を失い、「はぁ」とため息をついてしまった。
それを俺は不憫そうな目で見ながら、
(ん?ミスリルというと今俺の持っている剣の素材が確かミスリルだったよな?)
店員が高い素材と言っていたこともあってよく覚えている。
「なあ、それってこれでもいいのか?」
そう言って俺は〈アイテムボックス〉からミスリルの剣を取り出した。
ウォルフさんの言葉により俺はライザと模擬戦をすることになった。
そこにライザが「ちょっと待って」と口をはさんだ。
「あの~俺が言っちゃなんですけど魔法師と剣士って魔法師の方が圧倒的に不利だから戦いにすらならないと思うっすけど…」
剣士と魔法師の相性なんて俺は知らない。まあ、不利ならこっちも剣を使えば問題ないと思った。
「まあ、確かに魔法師っていうのは一対一で戦うことはほとんどないからな。ただ、ユートはソロで冒険者やってんだ。それに愉快なこともやったしな。どうとでもなるだろ」
当たり前だろ?て感じで言われると逆に不安になってくる。
「いや、まあ、何とかするしかないですけど…」
「いや、ユート。お前の強さは俺が保証する。それに噂によると絡んできた先輩冒険者三人を殴り飛ばしたっていうじゃないか」
シンさんは俺のことを高く評価してくれた。高く評価されることは悪く思わないが少し気恥しい。
そしてそれを聞いた三人は目を見開いて驚いていた。
「魔法師なのに力があるとか凄えな。てかそれは魔法師じゃなくて魔法戦士だな」
「まあ、それならライザとも戦えそうね。というかライザがぼこぼこにされそうね」
「おいおい、俺の腕を信用しろよ…」
「まあ…ライザ。俺は君を応援しているからね」
三人で仲良く笑いながら話し出した。
(何か会話に入りずらいな…)
そんな雑談はウォルフさんの言葉によって終わった。
「まあ、雑談はそこまでにしてさっさとやるぞ。二人とも木剣を持ってそこに立ってくれ」
俺たちは壁に立てかけてあった木剣を持つと中央へ向かい、互いに向き合った。
「よし。ルールは普通の模擬戦と同じで、武器を手から離したり尻もちをついたりしたら負けとなる。あと、今回は後で試験があるから〈回復〉で治らないような怪我はしないでくれ。では…はじめ!!」
ウォルフさんの合図により俺とライザの模擬戦が始まった。
「はあああああっ」
ライザが開始早々俺に向かって突撃してきた。
「っ…はあああっ」
俺は一瞬ビビったが直ぐに心を落ち着かせるとライザの木剣を同じく木剣で防いだ。
そして、力ずくで押し返した。
「これでどうだっ」
ライザはそのまま二メートルほどふきとんだ。ただ、まだ手に木剣は握られてるし、尻もちもついていなかった。
「お前攻撃のステータスも俺より上なのかよ…」
力なら勝てると思っていたらしく、ライザはかなり驚いていた。
「ただ、俺は〈剣術〉のスキルを持っているからな。これで勝ったとは思うなよっ」
ライザはそう言うとスキルを使い、また突撃してきた。ただ、そのスキルは俺も持っている。
俺も同じく〈剣術〉を使うと今度はライザの木剣を正面からたたき折った。
「勝者、ユート!」
ウォルフさんの言葉により模擬戦は俺の勝利で終了した。
「負けたか…」
ライザは悔しそうに手元にある折れた木剣を眺めていた。
「魔法師、いや、魔法戦士だったか?それで剣士のライザに剣術だけで勝つなんて君は凄いね」
「ライザより細身なのにどこからあんな力が出てくるの…うらやましいわね……」
二人も驚いた様子で俺を見ていた。その眼には嫉妬と称賛の気持ちが現れていた。
「まあ、これでユートの実力は分か…いや、まだ魔法を見せていなかったな。試しに魔法も使ってくれ。ここの壁は特殊で強い魔法じゃなければ傷すらつかない代物だが念のためこの的に向かって打ってくれ」
そう言ってウォルフさんが持ってきたのは直径一メートルほどの白い円形の的だ。ウォルフさんはそれを壁についている金具に括り付けた。
「分かった」
俺はそう言うと、
「〈火矢〉!」
俺の目の前から放たれた炎の矢は十メートルほど離れた場所にあった的に当たった。
的にはぽっかりと穴が開き、後ろにある壁に当たったが、壁には傷はつかなかった。
(よ、よかった…壁に傷がついてなくて)
的に穴が開いたことで後ろの壁に傷がついていないか不安になったが杞憂だったようだ。というか強い魔法でなければ傷すらつかないって言ってたからそんな心配はしなくても大丈夫そうだが…
一方それを見ていた三人は少しの間唖然とした後、
「おいおい凄えな…」
「……というか今のは〈火矢〉よね?魔法発動体もない。詠唱もしていない。それであの威力って…」
「ああ、もう驚きでなんて言ったらいいのか…」
と驚嘆していた。
「ああ、ありがとう。それで…ニナ、魔法発動体ってなんだ?あと詠唱っていうのも」
褒められているというよりはあきれられている感じがしたが一応褒められたことへの感謝をした。それと、ニナの言ってた詠唱や魔法発動体について聞いてみた。
「そ、それを知らなかったの?確かに詠唱は〈火矢〉くらいまでなら詠唱せずに出来る人もそれなりにいるけど魔法発動体はあるとないとでは威力が約二倍も変わるのよ」
ニナはありえないことを聞いたかのような顔をしていた。まあ、実際ありえないことを言ったからなのだが…
「そ、そうなのか。し、知らなかった。それで魔法発動体っていうのはどういうものなんだ?」
もしそれが手に入れば魔法の威力もさらに上がり、強い魔物とも戦えるようになるだろう。俺は目を輝かせながらニナに詰め寄った。
ミリはそんな俺を珍しいものを見るような目で見た後に答えた。
「え~と…今私が持っている杖が魔法発動体ね。まあ、他にも武器の形をしているものもあるわ。こういうのは主に魔石から作られているの。本当はミスリルやオリハルコンがいいんだけどとても私の手に届くようなものではないわ」
話の途中から元気を失い、「はぁ」とため息をついてしまった。
それを俺は不憫そうな目で見ながら、
(ん?ミスリルというと今俺の持っている剣の素材が確かミスリルだったよな?)
店員が高い素材と言っていたこともあってよく覚えている。
「なあ、それってこれでもいいのか?」
そう言って俺は〈アイテムボックス〉からミスリルの剣を取り出した。
8
お気に入りに追加
1,688
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
見習い女神のお手伝いっ!-後払いの報酬だと思っていたチート転生が実は前払いでした-
三石アトラ
ファンタジー
ゲーム制作が趣味のサラリーマン水瀬悠久(みなせ ゆうき)は飛行機事故に巻き込まれて死んでしまい、天界で女神から転生を告げられる。
悠久はチートを要求するが、女神からの返答は
「ねえあなた……私の手伝いをしなさい」
見習い女神と判明したヴェルサロアを一人前の女神にするための手伝いを終え、やっとの思いで狐獣人のユリスとして転生したと思っていた悠久はそこでまだまだ手伝いが終わっていない事を知らされる。
しかも手伝わないと世界が滅びる上に見習いへ逆戻り!?
手伝い継続を了承したユリスはチートを駆使して新たな人生を満喫しながらもヴェルサロアを一人前にするために、そして世界を存続させるために様々な問題に立ち向かって行くのであった。
※『小説家になろう』様、『カクヨム』様でも連載中です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺のチートが凄すぎて、異世界の経済が破綻するかもしれません。
埼玉ポテチ
ファンタジー
不運な事故によって、次元の狭間に落ちた主人公は元の世界に戻る事が出来なくなります。次元の管理人と言う人物(?)から、異世界行きを勧められ、幾つかの能力を貰う事になった。
その能力が思った以上のチート能力で、もしかしたら異世界の経済を破綻させてしまうのでは無いかと戦々恐々としながらも毎日を過ごす主人公であった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。
【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話
yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。
知らない生物、知らない植物、知らない言語。
何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。
臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。
いや、変わらなければならない。
ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。
彼女は後にこう呼ばれることになる。
「ドラゴンの魔女」と。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる