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第二章 街の闇と繋がる者
第十六話 脱出成功!
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「え~と……そこだな」
屋敷内にある調理室に入った俺は、床にある隠し扉を開けて、その下に続く階段を下りた。そして、俺の後に続いて、ケインとノアも下りてくる。
「すげぇ……こんなところよく知ってるな」
ケインは隠し扉を閉めながら、感心したように言った。
十メートル程階段を降りたところで、俺たちは一本道に出た。
「この先だな」
この通路は万が一の為に作られた脱出用の通路だ。この通路は、古代の森と、平原の間の地面まで続いている。
俺は、〈創造〉で作った緑光石の明かりを頼りに、その先へと進んだ。
「なあ、何でお前が俺たち配下も知らないような隠し通路のことを知っているんだ?」
ずっと腕を組んで、唸っていたケインが、そう問いかけてきた。
「俺の以前の名前はカイン・フォン・ハルドン。それが答えだ。あ、絶対に誰にも言うなよ。言ったら殺す」
答えるかどうか悩んだが、ケインなら誰かに言うこともないと思った俺は、くぎを刺してから答えた。
「はああああ!? お前って前に行方不明になった貴族かよ!」
ケインは大声を上げると、目を見開きながら、そう言った。
「まあな。あと、一つ訂正しておこう。俺は行方不明になったんじゃない。古代大洞窟に落とされたんだ。ハズレスキルという理由でな」
「いや、最強格のスキルである〈空間操作〉を持っているマリア様に余裕で勝てるスキルのどこがハズレなんだよ……」
ケインは何故俺が追放されたのか分からないようで、混乱していた。
「あのな。俺のスキルは〈創造〉と〈操作〉なんだ」
すると、ケインは突然固まった。石になったかのように固まった。
「……スキルが二つ? どゆこと?」
「ああ。俺はスキルを二つ持っている珍しい人間なんだ。ただ、どっちもハズレだったせいで、殺されそうになったけどね」
俺は自嘲気味に、そう言った。
「ああ……まあ、そうだけど……あの……どうやってマリア様を倒したんだ?」
ケインは驚きすぎたせいで、一気に老けたかのように、やつれていた。
「いや、普通に〈創造〉で作った短剣を〈操作〉で飛ばしまくって、魔力切れになるのを待っただけだ」
「ああ、なるほど……納得は出来るけど、納得は出来ないって感じだな」
ケインは頭を掻きながら、そう言った。
「それでさ、お前はこれからどうするんだ? こんなことをしたのだから、もうこの街にはいられないだろ?」
「そうだな。俺のやることは一つだけだ。俺を古代大洞窟に落とす計画を立て、実行した奴ら全員を殺す。それだけだ」
俺は目つきを鋭くさせ、威圧感を出しながら、そう答えた。
「お、おう。そうか……それでさ。その、お前を古代大洞窟に落とす計画を立てたり、実行したりした奴は、あと誰が残っているんだ?」
ケインはビクッと体を震わせてから、そう答えた。
「んーとな……元父、元母、元兄二人。ガルド公爵の子供二人。そして、次期皇帝だ」
俺がそう言うと、ケインはまた大声を上げた。
「いや、大物中の大物じゃねーか!! 確かに悪い噂を聞くような奴らだけどさ……ああ、もういいや。いちいち驚いてたらキリがねーよ」
ケインはとうとう俺の話を聞くのが嫌になったのか、耳を塞ぎながら歩くようになった。この時、ケインの顔が十歳ぐらい老けたように見えたのだが……うん。気のせいだろう。
そんなことを考えていたら、前方に階段が見えてきた。
「よし、出口だ」
俺は階段を駆け上がると、上がった先にあった天井の扉を開いて、外に出た。俺の後に続いて、ケインとノアも出てくる。
「はぁ~外だ~」
俺は無事、古代の森のすぐ横に来ることが出来た。
「なあ、ここからどこに行くんだ? 少なくともマリア様を担いで他の街には行けないだろ?」
「そうだな。俺はこれから古代大洞窟に行くつもりだ。あそこは人が来ないからな。暫くはあそこでのんびりして、その後にメグジスに行くつもりだ」
その瞬間、ケインは本日何度目かの驚愕の表情になった。
「え……いや、お前にも何か考えがあるってことなんだろうな。うん。もう考えない。もう暫くの間何も考えないことにするよ」
ケインは頭を掻きながら、ヤケクソになると、古代の森の方を向いた。
「あ、ちょっと待ってくれ。ここ塞いどかないと」
俺は隠し通路の出口の扉を閉めると、その上に土を敷き詰めた。だが、それでは不自然だったので、その上に葉っぱをばらまいた。これで、使ったことがバレることはないだろう。
「よし、じゃあ行くか」
俺は緑光石を破壊すると、マリアをケインに渡した。
「マリア様軽いな。マジで軽いな。ちゃんと食ってるのか? 栄養失調を疑うレベルで軽いぞ?」
マリアを右肩に担いだケインは、マリアの体重が軽すぎることに、驚いていた。
「こいつは一応貴族令嬢だからな。体型とかには誰よりも気を遣わないといけない身分なんだよ。まあ、こいつは明らかに異常だな。こういう努力を、民の為に使えばいいのにな」
俺は他人事のように言うと、古代大洞窟に向けて、歩き出した。
屋敷内にある調理室に入った俺は、床にある隠し扉を開けて、その下に続く階段を下りた。そして、俺の後に続いて、ケインとノアも下りてくる。
「すげぇ……こんなところよく知ってるな」
ケインは隠し扉を閉めながら、感心したように言った。
十メートル程階段を降りたところで、俺たちは一本道に出た。
「この先だな」
この通路は万が一の為に作られた脱出用の通路だ。この通路は、古代の森と、平原の間の地面まで続いている。
俺は、〈創造〉で作った緑光石の明かりを頼りに、その先へと進んだ。
「なあ、何でお前が俺たち配下も知らないような隠し通路のことを知っているんだ?」
ずっと腕を組んで、唸っていたケインが、そう問いかけてきた。
「俺の以前の名前はカイン・フォン・ハルドン。それが答えだ。あ、絶対に誰にも言うなよ。言ったら殺す」
答えるかどうか悩んだが、ケインなら誰かに言うこともないと思った俺は、くぎを刺してから答えた。
「はああああ!? お前って前に行方不明になった貴族かよ!」
ケインは大声を上げると、目を見開きながら、そう言った。
「まあな。あと、一つ訂正しておこう。俺は行方不明になったんじゃない。古代大洞窟に落とされたんだ。ハズレスキルという理由でな」
「いや、最強格のスキルである〈空間操作〉を持っているマリア様に余裕で勝てるスキルのどこがハズレなんだよ……」
ケインは何故俺が追放されたのか分からないようで、混乱していた。
「あのな。俺のスキルは〈創造〉と〈操作〉なんだ」
すると、ケインは突然固まった。石になったかのように固まった。
「……スキルが二つ? どゆこと?」
「ああ。俺はスキルを二つ持っている珍しい人間なんだ。ただ、どっちもハズレだったせいで、殺されそうになったけどね」
俺は自嘲気味に、そう言った。
「ああ……まあ、そうだけど……あの……どうやってマリア様を倒したんだ?」
ケインは驚きすぎたせいで、一気に老けたかのように、やつれていた。
「いや、普通に〈創造〉で作った短剣を〈操作〉で飛ばしまくって、魔力切れになるのを待っただけだ」
「ああ、なるほど……納得は出来るけど、納得は出来ないって感じだな」
ケインは頭を掻きながら、そう言った。
「それでさ、お前はこれからどうするんだ? こんなことをしたのだから、もうこの街にはいられないだろ?」
「そうだな。俺のやることは一つだけだ。俺を古代大洞窟に落とす計画を立て、実行した奴ら全員を殺す。それだけだ」
俺は目つきを鋭くさせ、威圧感を出しながら、そう答えた。
「お、おう。そうか……それでさ。その、お前を古代大洞窟に落とす計画を立てたり、実行したりした奴は、あと誰が残っているんだ?」
ケインはビクッと体を震わせてから、そう答えた。
「んーとな……元父、元母、元兄二人。ガルド公爵の子供二人。そして、次期皇帝だ」
俺がそう言うと、ケインはまた大声を上げた。
「いや、大物中の大物じゃねーか!! 確かに悪い噂を聞くような奴らだけどさ……ああ、もういいや。いちいち驚いてたらキリがねーよ」
ケインはとうとう俺の話を聞くのが嫌になったのか、耳を塞ぎながら歩くようになった。この時、ケインの顔が十歳ぐらい老けたように見えたのだが……うん。気のせいだろう。
そんなことを考えていたら、前方に階段が見えてきた。
「よし、出口だ」
俺は階段を駆け上がると、上がった先にあった天井の扉を開いて、外に出た。俺の後に続いて、ケインとノアも出てくる。
「はぁ~外だ~」
俺は無事、古代の森のすぐ横に来ることが出来た。
「なあ、ここからどこに行くんだ? 少なくともマリア様を担いで他の街には行けないだろ?」
「そうだな。俺はこれから古代大洞窟に行くつもりだ。あそこは人が来ないからな。暫くはあそこでのんびりして、その後にメグジスに行くつもりだ」
その瞬間、ケインは本日何度目かの驚愕の表情になった。
「え……いや、お前にも何か考えがあるってことなんだろうな。うん。もう考えない。もう暫くの間何も考えないことにするよ」
ケインは頭を掻きながら、ヤケクソになると、古代の森の方を向いた。
「あ、ちょっと待ってくれ。ここ塞いどかないと」
俺は隠し通路の出口の扉を閉めると、その上に土を敷き詰めた。だが、それでは不自然だったので、その上に葉っぱをばらまいた。これで、使ったことがバレることはないだろう。
「よし、じゃあ行くか」
俺は緑光石を破壊すると、マリアをケインに渡した。
「マリア様軽いな。マジで軽いな。ちゃんと食ってるのか? 栄養失調を疑うレベルで軽いぞ?」
マリアを右肩に担いだケインは、マリアの体重が軽すぎることに、驚いていた。
「こいつは一応貴族令嬢だからな。体型とかには誰よりも気を遣わないといけない身分なんだよ。まあ、こいつは明らかに異常だな。こういう努力を、民の為に使えばいいのにな」
俺は他人事のように言うと、古代大洞窟に向けて、歩き出した。
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