96 / 104
第三章
第二十七話 トラップ部屋を、大破壊
しおりを挟む
「ほうほう。ここは派手に破壊出来るのだな?」
すると、後方から1人のローブを羽織り、杖を持った魔法師らしき若い女が、そう言いながら姿を現した。
ん? もしかしてあの人は――
「久しいな、マレーネ隊長。このトラップ部屋を、いい感じに破壊してもらえば問題ない。流石に、数が数だからな。普通に解除するのは骨が折れる」
「おけおけ、リオルム総督。いい感じに破壊しちゃるよ」
ああ、やはりマレーネ伯爵だったか。
伯爵家当主兼魔法特別隊隊長(仮)で、本職は破壊神とまで言われた彼女であれば、何とかなる……と思いたい。
何分、相手に圧倒的実力者のノワールが居るせいで、こちらの想定が殆ど意味を為さないから、分からないんだよなあ……
だが、そんな事など知らぬとばかりに、マレーネ隊長はずんずんと前へと向かうと、詠唱を唱えた。
「――万物を破壊せよ! 灰燼へと帰せ! 無の大地!」
5分間以上にも及ぶ、長い詠唱を経て、発動する魔法。
直後。
ドドドドドドオオオオオオン!!!!!!
圧倒的な破壊の嵐が、トラップ部屋に襲い掛かった。
「ちょ、無茶だ――があっ!」
トラップ部屋の管理として残されていた数人の構成員も、予想通り見事に破壊の嵐に巻き込まれ、原型すら残さず死んだ。
「……化け物やなぁ」
これには、俺もスライムを爆破範囲外に緊急避難させながら、謎に関西弁でそんな言葉を零すのだった。
「部屋を壊さず、トラップだけを壊すとは。これなら大丈夫そうだ……と言いたい所であるが、さっきみたいに油断させてから一気にぶち壊す系のトラップがあるかもだから、油断できないな……」
今のでトラップのほぼ全てが機能停止に追いやられただろうが……さっき、窮地に陥った瞬間にとんでもない魔法を発動させようとしていた奴らの事だ。
絶対ここにも、何かある。
「……よし。探知班を前線へ! 他に何か無いか、徹底的に調べろ!」
どうやらそれは、向こうも同じ考えのようで、只今連合軍の指揮を執っているリオルム総督は、大声を上げてそのような指示を飛ばした。
その指示に従い、探知の準備が急ピッチで進められる中、俺も大きなトラップ部屋にスライムを送り込むと、彼らでは調べられなさそうな細かい場所を調べていく。
だが……
「無い、な」
まさかの、マジで何も無かった。
何だか、肩透かしを食らった気分だ。
まあ、あるよりは無い方がマシだから、別にいいけど……
「順調過ぎて、怖いなぁ……」
何の問題も無く、奥へと進軍していく連合軍を見ながら、俺はそんな言葉を零すと、レイン殿下へ連絡を飛ばす。
「レイン殿下、シンです。トラップ部屋は難なく、突破出来たようです」
「そうか。……残るはもう、幹部2人とノワールだけか?」
「それで、間違いないかと……」
レイン殿下の問いに、俺はそう答えた。
残る敵は3人。対するこちらは、総勢3000以上。しかも、有象無象では無く、皆普通に精鋭。
ただ、それでも……
「不安はやはり、拭えないね」
「そうですね」
「ああ。だが、やるしかない。……引き続き、頼んだよ」
「承知しました」
そうして話を終えた俺は、スライムとの”繋がり”を切ると、今度は残る2人の幹部――グーラとネイアに意識を向けるのであった。
◇ ◇ ◇
時は、少しだけ遡る。
「……凄まじい破壊音がしたね。グー君」
「十中八九、魔法特別隊隊長のマレーネだろう。あの破壊神であれば、トラップを何もかも破壊する事も、不可能では無い」
目を見開くネイアの言葉に、グーラは冷静にそう言って頷く。
「……そしてこの様子、恐らくトラップ部屋を突破されたな」
「ええ……もしかして、今の破壊で奥の手まで全部吹っ飛ばしたの? ギル君お手製のトラップ部屋が?」
ギル君……今は無き幹部ギルオが遺したトラップ部屋が何もかも駄目にされたと知り、ネイアは更に驚きの声を上げる。
「それより、準備しろ。もう直ぐ来るぞ。今までの様に、生存を第一に考える必要は無い」
「だねぇ。お、噂をすれば、来たみたいだよ」
「……だな」
やがて、騒がしくなっていく大通路。
ノワールの下へ行くには、避けて通れないその道へ。
連合軍が、姿を見せるのであった。
「……貴様らが、最後の幹部。グーラとネイアか」
予め、この先に2人の幹部が居るという情報を渡されていたせいか、そんな言葉を口にするリオルム総督の背後には王国近衛騎士団団長ゼーロス、副団長イグニスが立っていた。
他にも彼らに匹敵する精鋭は居るが、彼らにはノワールとの戦いで全力を出して貰いたいという事と、純粋に相性の問題から、出されていない。
それでも、帝国最強格と王国最強格が居るのは、中々に絶望的だ。
だが、グーラとネイアの2人に撤退の2文字は存在しない。
「……ああ。俺が筆頭幹部、グーラだ」
「はいはーい! 皆大好き、幹部のネイアだよ~!」
グーラは無骨に言い、ネイアは無邪気に笑いながらそう言った。
そんなネイアに、肩透かしを受けたような顔をする連合軍……だが、精鋭中の精鋭である3人に、油断の表情が現れる事は無かった。
それどころか、無性にイラァとしている。
「……問答は無用。時間が惜しい。さっさとやり合おうぞ」
そう言って、大剣を構えるのはゼーロス団長。
好々爺とした普段の表情から、一転して闘気を漲らせながら、今にも斬りかからんとしている。
そんなゼーロス団長を見て、リオルム総督とイグニス副団長もそれぞれ剣を構えると、2人を見据えた。
「……やろうか」
どの道、時間稼ぎは無意味だと分かっているグーラは、それ以上の時間稼ぎはせずに、予め用意していた大量の漆黒の大剣の中から、20本を自身の周囲に浮かべると、自分自身は本来の得物である白金の大剣を背中から降ろし、構えた。
「いいね。それじゃあ――潰せ潰せ潰せ」
直後、両手で2本の短剣を持ったネイアが、空間を潰し、戦いの火蓋が切られるのであった。
すると、後方から1人のローブを羽織り、杖を持った魔法師らしき若い女が、そう言いながら姿を現した。
ん? もしかしてあの人は――
「久しいな、マレーネ隊長。このトラップ部屋を、いい感じに破壊してもらえば問題ない。流石に、数が数だからな。普通に解除するのは骨が折れる」
「おけおけ、リオルム総督。いい感じに破壊しちゃるよ」
ああ、やはりマレーネ伯爵だったか。
伯爵家当主兼魔法特別隊隊長(仮)で、本職は破壊神とまで言われた彼女であれば、何とかなる……と思いたい。
何分、相手に圧倒的実力者のノワールが居るせいで、こちらの想定が殆ど意味を為さないから、分からないんだよなあ……
だが、そんな事など知らぬとばかりに、マレーネ隊長はずんずんと前へと向かうと、詠唱を唱えた。
「――万物を破壊せよ! 灰燼へと帰せ! 無の大地!」
5分間以上にも及ぶ、長い詠唱を経て、発動する魔法。
直後。
ドドドドドドオオオオオオン!!!!!!
圧倒的な破壊の嵐が、トラップ部屋に襲い掛かった。
「ちょ、無茶だ――があっ!」
トラップ部屋の管理として残されていた数人の構成員も、予想通り見事に破壊の嵐に巻き込まれ、原型すら残さず死んだ。
「……化け物やなぁ」
これには、俺もスライムを爆破範囲外に緊急避難させながら、謎に関西弁でそんな言葉を零すのだった。
「部屋を壊さず、トラップだけを壊すとは。これなら大丈夫そうだ……と言いたい所であるが、さっきみたいに油断させてから一気にぶち壊す系のトラップがあるかもだから、油断できないな……」
今のでトラップのほぼ全てが機能停止に追いやられただろうが……さっき、窮地に陥った瞬間にとんでもない魔法を発動させようとしていた奴らの事だ。
絶対ここにも、何かある。
「……よし。探知班を前線へ! 他に何か無いか、徹底的に調べろ!」
どうやらそれは、向こうも同じ考えのようで、只今連合軍の指揮を執っているリオルム総督は、大声を上げてそのような指示を飛ばした。
その指示に従い、探知の準備が急ピッチで進められる中、俺も大きなトラップ部屋にスライムを送り込むと、彼らでは調べられなさそうな細かい場所を調べていく。
だが……
「無い、な」
まさかの、マジで何も無かった。
何だか、肩透かしを食らった気分だ。
まあ、あるよりは無い方がマシだから、別にいいけど……
「順調過ぎて、怖いなぁ……」
何の問題も無く、奥へと進軍していく連合軍を見ながら、俺はそんな言葉を零すと、レイン殿下へ連絡を飛ばす。
「レイン殿下、シンです。トラップ部屋は難なく、突破出来たようです」
「そうか。……残るはもう、幹部2人とノワールだけか?」
「それで、間違いないかと……」
レイン殿下の問いに、俺はそう答えた。
残る敵は3人。対するこちらは、総勢3000以上。しかも、有象無象では無く、皆普通に精鋭。
ただ、それでも……
「不安はやはり、拭えないね」
「そうですね」
「ああ。だが、やるしかない。……引き続き、頼んだよ」
「承知しました」
そうして話を終えた俺は、スライムとの”繋がり”を切ると、今度は残る2人の幹部――グーラとネイアに意識を向けるのであった。
◇ ◇ ◇
時は、少しだけ遡る。
「……凄まじい破壊音がしたね。グー君」
「十中八九、魔法特別隊隊長のマレーネだろう。あの破壊神であれば、トラップを何もかも破壊する事も、不可能では無い」
目を見開くネイアの言葉に、グーラは冷静にそう言って頷く。
「……そしてこの様子、恐らくトラップ部屋を突破されたな」
「ええ……もしかして、今の破壊で奥の手まで全部吹っ飛ばしたの? ギル君お手製のトラップ部屋が?」
ギル君……今は無き幹部ギルオが遺したトラップ部屋が何もかも駄目にされたと知り、ネイアは更に驚きの声を上げる。
「それより、準備しろ。もう直ぐ来るぞ。今までの様に、生存を第一に考える必要は無い」
「だねぇ。お、噂をすれば、来たみたいだよ」
「……だな」
やがて、騒がしくなっていく大通路。
ノワールの下へ行くには、避けて通れないその道へ。
連合軍が、姿を見せるのであった。
「……貴様らが、最後の幹部。グーラとネイアか」
予め、この先に2人の幹部が居るという情報を渡されていたせいか、そんな言葉を口にするリオルム総督の背後には王国近衛騎士団団長ゼーロス、副団長イグニスが立っていた。
他にも彼らに匹敵する精鋭は居るが、彼らにはノワールとの戦いで全力を出して貰いたいという事と、純粋に相性の問題から、出されていない。
それでも、帝国最強格と王国最強格が居るのは、中々に絶望的だ。
だが、グーラとネイアの2人に撤退の2文字は存在しない。
「……ああ。俺が筆頭幹部、グーラだ」
「はいはーい! 皆大好き、幹部のネイアだよ~!」
グーラは無骨に言い、ネイアは無邪気に笑いながらそう言った。
そんなネイアに、肩透かしを受けたような顔をする連合軍……だが、精鋭中の精鋭である3人に、油断の表情が現れる事は無かった。
それどころか、無性にイラァとしている。
「……問答は無用。時間が惜しい。さっさとやり合おうぞ」
そう言って、大剣を構えるのはゼーロス団長。
好々爺とした普段の表情から、一転して闘気を漲らせながら、今にも斬りかからんとしている。
そんなゼーロス団長を見て、リオルム総督とイグニス副団長もそれぞれ剣を構えると、2人を見据えた。
「……やろうか」
どの道、時間稼ぎは無意味だと分かっているグーラは、それ以上の時間稼ぎはせずに、予め用意していた大量の漆黒の大剣の中から、20本を自身の周囲に浮かべると、自分自身は本来の得物である白金の大剣を背中から降ろし、構えた。
「いいね。それじゃあ――潰せ潰せ潰せ」
直後、両手で2本の短剣を持ったネイアが、空間を潰し、戦いの火蓋が切られるのであった。
321
お気に入りに追加
1,281
あなたにおすすめの小説
作業厨から始まる異世界転生 レベル上げ? それなら三百年程やりました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
第十五回ファンタジー小説大賞で奨励賞に選ばれました!
4月19日、一巻が刊行されました!
俺の名前は中山佑輔(なかやまゆうすけ)。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて呼ばれてたりもする。
そんな俺はある日、ゲーム中に心不全を起こして、そのまま死んでしまったんだ。
だけど、女神さまのお陰で、剣と魔法のファンタジーな世界に転生することが出来た。しかも!若くててかっこいい身体と寿命で死なないおまけつき!
俺はそこで、ひたすらレベル上げを頑張った。やっぱり、異世界に来たのなら、俺TUEEEEEとかやってみたいからな。
まあ、三百年程で、世界最強と言えるだけの強さを手に入れたんだ。だが、俺はその強さには満足出来なかった。
そう、俺はレベル上げやスキル取得だけをやっていた結果、戦闘技術を上げることをしなくなっていたんだ。
レベル差の暴力で勝っても、嬉しくない。そう思った俺は、戦闘技術も磨いたんだ。他にも、モノづくりなどの戦闘以外のものにも手を出し始めた。
そしたらもう……とんでもない年月が経過していた。だが、ここまでくると、俺の知識だけでは、出来ないことも増えてきた。
「久しぶりに、人間に会ってみようかな?」
そう思い始めた頃、我が家に客がやってきた。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした
せんせい
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から「破壊神」と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。