76 / 104
第三章
第七話 ニーズヘッグvsスライム軍団
しおりを挟む
「蝟ー繝ゥ繧ヲ蜈ィ繝?Υ蝟ー繝ゥ繧ヲ蜈ィ繝?Υ蝟ー繝ゥ繧ヲ蜈ィ繝?Υ蝟ー繝ゥ繧ヲ蜈ィ繝?Υ蝟ー繝ゥ繧ヲ蜈ィ繝?Υ――!!!」
足元に突然出現した大量のスライムに、ニーズヘッグは思わず手を止めると、そこへ視線を向けた。
「よし。やれ!」
その僅かな隙を利用して、俺はスライムを他のスライムの所へ”召喚”する能力を悪用した高速移動術で、一気にスライムたちをニーズヘッグに纏わりつかせる。
「驍ェ鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲――!」
すると、ニーズヘッグはまるで苛立ったように咆哮を上げた。
直後、ニーズヘッグの身体が紫色のオーラに覆われる。
「来たか。魔力吸喰」
周囲にいる、あらゆる魔力を喰らう――奴の代名詞とも呼べる能力。
シンプルながら、その能力は桁違い。
あいつの前に立てば最後、一瞬で魔力を枯渇させられ、それにより命を落とすのだから。
だがな。
「それ、スライムには効かない――いや、意味ないよ?」
俺は、にやりと笑ってそう言った。
そして、その言葉通りスライムたちは――
「「「「「きゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅ――っ!」」」」」
何のこれしきとばかりに、ニーズヘッグへ襲い掛かっていた。
「驍ェ鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲疲ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝――!」
すると、より一層苛立ったようにニーズヘッグは爪を襲い掛かってくるスライムたちへ振るった。だが、それはあえなく空を斬る。
だって、俺が”召喚”で、すかさず避難させたから。
ああ、そうそう。それで、何故スライムに魔力吸喰が意味をなさないのかって話だが……
「……生きた生物の保有魔力をゼロにするのは不可能なんだ。どうやっても、どれだけ完璧にやっても、僅かながら残る。ジレンマってやつだね」
何故こうなるのか、理論的に説明しろと言われても分からない。
ただ、何となく頷ける話だよね。
「で、スライムが活動する為に必要な魔力量は――馬鹿みたいに少ない。それこそ、ニーズヘッグが喰らって余る魔力量よりも」
そう。これが無効化のカラクリ。
スライムという、魔石すら持たない程魔力量の少ない魔物だからこそ、実現できる動きだ。
「さあ、ここからは我慢比べだ。俺が疲労でぶっ倒れるのが先か、お前が溶かされるのが先か。――もっとも。俺はここ最近ハードワークだったお陰で、随分と徹夜には慣れてるぞ? しかも、今は装備も万全だ」
そう言って、俺はいくつもの魔法石を手に取った。
そして纏めて砕く。
直後、ニーズヘッグの翼の付け根を溶かしにかかっていたスライムから、雷の槍がいくつも放たれ、ほんの僅かながらもニーズヘッグに傷をつけた。
「手持ちの中で、一番貫通力のあるやつでもこれか……だが、いい。あそこを起点に溶かしてやる」
現状一番面倒なのは、飛ばれてしまう事。
勿論1匹でもニーズヘッグに引っ付いていれば、残り全てもそこへ”召喚”出来るから、飛ばれても攻撃できなくなるって訳では無いのだが……攻撃速度は格段に落ちてしまう。
だったら、それを先にぶっ潰してしまおうって訳。
「驍ェ鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲疲ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝――!」
「「「「「きゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅ――っ!」」」」」
ニーズヘッグ側も、スライムたちの事を”どうでもいい雑魚”から”面倒な奴ら”と認識を変えたのか、ニーズヘッグからの攻撃がより苛烈になった。
だが、苛烈になった所で俺の”召喚”を前には無力。
結果、ニーズヘッグはスライムを1匹も殺す事が出来ないまま、少しずつ少しずつ、その身を溶かされていった。
「ただ、これ……マジでどんぐらい掛かるんだろうなぁ……」
圧倒的な手数でゴリ押してる感はあるが、実際の所、そこまで目立ったダメージは与えられていない。
そりゃそうだ。なんてったって、相手は厄災ニーズヘッグ。”六英雄”――そして当時のノワールの力を持ってしても、倒しきれなかった相手だ。
相性が良いからって、楽に倒せる程、こいつは甘くない。
「だが、いいぜ。折角手札を晒したんだ。他の奴らが恐れ慄く程の戦果を上げてやるよ!」
それでも、俺は吠えると長い長い戦いに、挑み続けるのであった。
◇ ◇ ◇
レイン・フォン・フェリシール・グラシア視点
「くっ……おい! ジェノスと至急連絡を!」
シンとの連絡が切られた瞬間、私は文官へ指示を飛ばしていた。
「は、はっ 至急確認いたします」
文官たちはそう言って、慌てるようにジェノスへ魔導通信を送り、連絡をする。
すると直後、1人の文官が口を開いた。
「ジェノス領主館から暗号信号を受信いたしました! 解析したところ、巨大なドラゴンが襲い掛かって来て、街が一瞬で半壊したとの事です。また、領主館も危険で、これ以上の連絡は不可能との事」
「そうか。……くっ」
文官からの報告に、私は思わず悪態を吐く――が、次の瞬間。
コンコン
「レイン殿下。イグニスです」
先ほど緊急で撤退させたイグニスたちが、戻って来たのだ。
「入ってください」
それに対し、私は即座に入室を許可する。
すると、イグニス含めた5人が、部屋に入って来た。
「ご報告がございます。戦いの末、敵幹部1名を撃破。しかし、それによりフォーゲルトが左腕を失い、緊急治療を受けております」
「そうか……分かった。すまないが一刻も早く、イグニスとノイの2人でジェノスの様子を見て来て欲しい。そして、直ぐに戻って来て報告を。ノックはいらん。ただし、遠目からだ。絶対に、近づかないで欲しい」
イグニスからの報告に、私は頷くと直ぐに次の命令を飛ばした。
労いたいが、今は時間が無いんだ。すまない。
「はっ では、即座に向かわせていただきます。……ノイ」
「はっ かの空間へ送れ」
直後、私の目の前からイグニスとノイの2人が消えた。
頼む。どうか生きて、情報を拾ってきて欲しい。
私がそう、願い続ける事10分後――
「レイン殿下。只今戻りました」
「只今、戻りました」
王城内へ直接転移する事が不可能な関係上、王城の外に転移する事で戻っていた2人が、私の前に姿を現した。
そして、即座に報告を始める。
「レイン殿下……そこには、悍ましい巨大なドラゴンが居て、街を破壊しておりました」
「そうか……」
イグニスからの報告に、私は思わず顔を歪めてしまった。
だが、続けて発せられた言葉に、私は唖然とさせられる事となる。
「ですが、何十万匹とも思える大量のスライムが、群れをなしてそのドラゴンに襲い掛かっておりました。しかも、戦況はほぼ互角でした」
真面目な顔で、そんな事を言うイグニス。だが、その内心が驚愕で彩られている事は、顔と声音を見れば明白だった。
「スライム……まさか――」
私はここで、はっとなった。
そのような状況を作れるのは、状況からして彼しか居ない。
まさか――本当に彼が戦っているというのか?
「す、すみません。もしかしたら、幻術を見せられているかもしれませんが……」
「いや、それこそまさかだ。それに、私には1つ心当たりがある。だから、現実だ」
何が起こっているのか分からない。
だが、今はそれに縋るしかない。
連絡が付き次第、シンから詳しい話を聞かないといけないね。
「……よし。こちらはやるべき事をやろう。一刻も早く、ノワールを止める為に」
そう言って、私は再び動き始めるのであった。
足元に突然出現した大量のスライムに、ニーズヘッグは思わず手を止めると、そこへ視線を向けた。
「よし。やれ!」
その僅かな隙を利用して、俺はスライムを他のスライムの所へ”召喚”する能力を悪用した高速移動術で、一気にスライムたちをニーズヘッグに纏わりつかせる。
「驍ェ鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲――!」
すると、ニーズヘッグはまるで苛立ったように咆哮を上げた。
直後、ニーズヘッグの身体が紫色のオーラに覆われる。
「来たか。魔力吸喰」
周囲にいる、あらゆる魔力を喰らう――奴の代名詞とも呼べる能力。
シンプルながら、その能力は桁違い。
あいつの前に立てば最後、一瞬で魔力を枯渇させられ、それにより命を落とすのだから。
だがな。
「それ、スライムには効かない――いや、意味ないよ?」
俺は、にやりと笑ってそう言った。
そして、その言葉通りスライムたちは――
「「「「「きゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅ――っ!」」」」」
何のこれしきとばかりに、ニーズヘッグへ襲い掛かっていた。
「驍ェ鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲疲ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝――!」
すると、より一層苛立ったようにニーズヘッグは爪を襲い掛かってくるスライムたちへ振るった。だが、それはあえなく空を斬る。
だって、俺が”召喚”で、すかさず避難させたから。
ああ、そうそう。それで、何故スライムに魔力吸喰が意味をなさないのかって話だが……
「……生きた生物の保有魔力をゼロにするのは不可能なんだ。どうやっても、どれだけ完璧にやっても、僅かながら残る。ジレンマってやつだね」
何故こうなるのか、理論的に説明しろと言われても分からない。
ただ、何となく頷ける話だよね。
「で、スライムが活動する為に必要な魔力量は――馬鹿みたいに少ない。それこそ、ニーズヘッグが喰らって余る魔力量よりも」
そう。これが無効化のカラクリ。
スライムという、魔石すら持たない程魔力量の少ない魔物だからこそ、実現できる動きだ。
「さあ、ここからは我慢比べだ。俺が疲労でぶっ倒れるのが先か、お前が溶かされるのが先か。――もっとも。俺はここ最近ハードワークだったお陰で、随分と徹夜には慣れてるぞ? しかも、今は装備も万全だ」
そう言って、俺はいくつもの魔法石を手に取った。
そして纏めて砕く。
直後、ニーズヘッグの翼の付け根を溶かしにかかっていたスライムから、雷の槍がいくつも放たれ、ほんの僅かながらもニーズヘッグに傷をつけた。
「手持ちの中で、一番貫通力のあるやつでもこれか……だが、いい。あそこを起点に溶かしてやる」
現状一番面倒なのは、飛ばれてしまう事。
勿論1匹でもニーズヘッグに引っ付いていれば、残り全てもそこへ”召喚”出来るから、飛ばれても攻撃できなくなるって訳では無いのだが……攻撃速度は格段に落ちてしまう。
だったら、それを先にぶっ潰してしまおうって訳。
「驍ェ鬲秘が鬲秘が鬲秘が鬲疲ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝肴ュサ繝――!」
「「「「「きゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅ――っ!」」」」」
ニーズヘッグ側も、スライムたちの事を”どうでもいい雑魚”から”面倒な奴ら”と認識を変えたのか、ニーズヘッグからの攻撃がより苛烈になった。
だが、苛烈になった所で俺の”召喚”を前には無力。
結果、ニーズヘッグはスライムを1匹も殺す事が出来ないまま、少しずつ少しずつ、その身を溶かされていった。
「ただ、これ……マジでどんぐらい掛かるんだろうなぁ……」
圧倒的な手数でゴリ押してる感はあるが、実際の所、そこまで目立ったダメージは与えられていない。
そりゃそうだ。なんてったって、相手は厄災ニーズヘッグ。”六英雄”――そして当時のノワールの力を持ってしても、倒しきれなかった相手だ。
相性が良いからって、楽に倒せる程、こいつは甘くない。
「だが、いいぜ。折角手札を晒したんだ。他の奴らが恐れ慄く程の戦果を上げてやるよ!」
それでも、俺は吠えると長い長い戦いに、挑み続けるのであった。
◇ ◇ ◇
レイン・フォン・フェリシール・グラシア視点
「くっ……おい! ジェノスと至急連絡を!」
シンとの連絡が切られた瞬間、私は文官へ指示を飛ばしていた。
「は、はっ 至急確認いたします」
文官たちはそう言って、慌てるようにジェノスへ魔導通信を送り、連絡をする。
すると直後、1人の文官が口を開いた。
「ジェノス領主館から暗号信号を受信いたしました! 解析したところ、巨大なドラゴンが襲い掛かって来て、街が一瞬で半壊したとの事です。また、領主館も危険で、これ以上の連絡は不可能との事」
「そうか。……くっ」
文官からの報告に、私は思わず悪態を吐く――が、次の瞬間。
コンコン
「レイン殿下。イグニスです」
先ほど緊急で撤退させたイグニスたちが、戻って来たのだ。
「入ってください」
それに対し、私は即座に入室を許可する。
すると、イグニス含めた5人が、部屋に入って来た。
「ご報告がございます。戦いの末、敵幹部1名を撃破。しかし、それによりフォーゲルトが左腕を失い、緊急治療を受けております」
「そうか……分かった。すまないが一刻も早く、イグニスとノイの2人でジェノスの様子を見て来て欲しい。そして、直ぐに戻って来て報告を。ノックはいらん。ただし、遠目からだ。絶対に、近づかないで欲しい」
イグニスからの報告に、私は頷くと直ぐに次の命令を飛ばした。
労いたいが、今は時間が無いんだ。すまない。
「はっ では、即座に向かわせていただきます。……ノイ」
「はっ かの空間へ送れ」
直後、私の目の前からイグニスとノイの2人が消えた。
頼む。どうか生きて、情報を拾ってきて欲しい。
私がそう、願い続ける事10分後――
「レイン殿下。只今戻りました」
「只今、戻りました」
王城内へ直接転移する事が不可能な関係上、王城の外に転移する事で戻っていた2人が、私の前に姿を現した。
そして、即座に報告を始める。
「レイン殿下……そこには、悍ましい巨大なドラゴンが居て、街を破壊しておりました」
「そうか……」
イグニスからの報告に、私は思わず顔を歪めてしまった。
だが、続けて発せられた言葉に、私は唖然とさせられる事となる。
「ですが、何十万匹とも思える大量のスライムが、群れをなしてそのドラゴンに襲い掛かっておりました。しかも、戦況はほぼ互角でした」
真面目な顔で、そんな事を言うイグニス。だが、その内心が驚愕で彩られている事は、顔と声音を見れば明白だった。
「スライム……まさか――」
私はここで、はっとなった。
そのような状況を作れるのは、状況からして彼しか居ない。
まさか――本当に彼が戦っているというのか?
「す、すみません。もしかしたら、幻術を見せられているかもしれませんが……」
「いや、それこそまさかだ。それに、私には1つ心当たりがある。だから、現実だ」
何が起こっているのか分からない。
だが、今はそれに縋るしかない。
連絡が付き次第、シンから詳しい話を聞かないといけないね。
「……よし。こちらはやるべき事をやろう。一刻も早く、ノワールを止める為に」
そう言って、私は再び動き始めるのであった。
430
お気に入りに追加
1,282
あなたにおすすめの小説
作業厨から始まる異世界転生 レベル上げ? それなら三百年程やりました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
第十五回ファンタジー小説大賞で奨励賞に選ばれました!
4月19日、一巻が刊行されました!
俺の名前は中山佑輔(なかやまゆうすけ)。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて呼ばれてたりもする。
そんな俺はある日、ゲーム中に心不全を起こして、そのまま死んでしまったんだ。
だけど、女神さまのお陰で、剣と魔法のファンタジーな世界に転生することが出来た。しかも!若くててかっこいい身体と寿命で死なないおまけつき!
俺はそこで、ひたすらレベル上げを頑張った。やっぱり、異世界に来たのなら、俺TUEEEEEとかやってみたいからな。
まあ、三百年程で、世界最強と言えるだけの強さを手に入れたんだ。だが、俺はその強さには満足出来なかった。
そう、俺はレベル上げやスキル取得だけをやっていた結果、戦闘技術を上げることをしなくなっていたんだ。
レベル差の暴力で勝っても、嬉しくない。そう思った俺は、戦闘技術も磨いたんだ。他にも、モノづくりなどの戦闘以外のものにも手を出し始めた。
そしたらもう……とんでもない年月が経過していた。だが、ここまでくると、俺の知識だけでは、出来ないことも増えてきた。
「久しぶりに、人間に会ってみようかな?」
そう思い始めた頃、我が家に客がやってきた。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした
せんせい
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
捨てられ従魔とゆる暮らし
KUZUME
ファンタジー
旧題:捨てられ従魔の保護施設!
冒険者として、運送業者として、日々の生活に職業として溶け込む従魔術師。
けれど、世間では様々な理由で飼育しきれなくなった従魔を身勝手に放置していく問題に悩まされていた。
そんな時、従魔術師達の間である噂が流れる。
クリノリン王国、南の田舎地方──の、ルルビ村の東の外れ。
一風変わった造りの家には、とある変わった従魔術師が酔狂にも捨てられた従魔を引き取って暮らしているという。
─魔物を飼うなら最後まで責任持て!
─正しい知識と計画性!
─うちは、便利屋じゃなぁぁぁい!
今日もルルビ村の東の外れの家では、とある従魔術師の叫びと多種多様な魔物達の鳴き声がぎゃあぎゃあと元気良く響き渡る。
貧乏男爵家の四男に転生したが、奴隷として売られてしまった
竹桜
ファンタジー
林業に従事していた主人公は倒木に押し潰されて死んでしまった。
死んだ筈の主人公は異世界に転生したのだ。
貧乏男爵四男に。
転生したのは良いが、奴隷商に売れてしまう。
そんな主人公は何気ない斧を持ち、異世界を生き抜く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。