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16.再会/再開(※六花視点)
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「ご無沙汰しております、兄上」
今日この日に薫と再会した。実に200年ぶりのことだった。
無地の黒い着物に、観世水文が映える真っ白な五つ紋羽織を合わせている。
長い銀色の髪は横に束ねて流していた。
人間で言えば20歳前後。見た目だけで言えば優太に近い年頃に見える。
ただその目は暗く鋭利に。修羅を知る者の目になってしまっていた。加えて尻尾の数は7本だ。
一体どれだけの努力と苦難を強いられてきたのだろう。私が出奔などしたばかりに。
「ごめんね」
「何か誤解をされているようですね。僕は貴方を恨んでなどおりません。むしろ感謝しているのですよ」
「っ! まさか」
「ええ、次の当主はこの僕です。貴方が消えてくれたお陰でね」
「……それで今回協力を?」
「ええ」
本心なのだろうか? 探ろうにも情報が足らない。兄弟とは名ばかりの関係にあるのだと否応なしに痛感する。
「しかしながら、……よもや人間まで飼っておいでとは」
「えっ……?」
念入りに匂い消しをしたつもりだった。まさかこんなにも早く暴かれてしまうなんて。
「何と!」
「お里に人間が……」
移住予定の2人の妖狐達が目に見えて動揺し出す。
私に似た思想の持主とのことだったが、人間との共存はやはり難しいのだろうか。
「厳密に言えば妖力を持った人の子だよ。里の守護に協力してもらっているんだ」
「半妖……ということでしょうか?」
「いいや。半妖とも違う。新しい種族だよ」
「なっ、なるほど……」
「ごめんね。やっぱり難しいかな――」
「滅相もございません!」
「はい! 戸惑いは確かにありますが、常盤様がお認めになられた方です。信頼に足る者と見てよろしいかと!」
「何? まったくお前達は……お婆様の一件から何も学んでおらぬのだな」
「おっ、恐れながら、大奥様の一件があればこそです!」
「ちょっと待って! お婆様? お婆様がどうかしたの……?」
心臓が早鐘を打つ。薫からはお婆様は病に罹り亡くなられたと聞いていたが。
「まさか……人間に?」
「ええ。退治屋に呪い殺されました。狸の奴らが裏切ったのですよ」
お婆様は戦火に巻き込まれた『化け狸』達を支援していた。彼らとの関係は良好で、お婆様自身もまた復興にやりがいを見出されているようだったが。
「……大奥様ほどの手練れであれば、呪詛返しなど容易かったでしょう。なれど、なさらなかった」
「我らは足らぬ頭でその真意を想像し、思い至ったのです」
「憎しみは憎しみを生むだけだと……大奥様はお示しあそばされたのではないかと」
「それで君達は……」
「はい。勝手に感銘を受けて立候補をさせていただきました」
2人の青年妖狐達は、はにかみながら語った。
視界が歪む。お婆様の意思が、命を賭した訴えがこの2人を変えたんだ。その事実に胸が震える。
「ありがとう……っ、……本当にありがとう」
「とんでもございません!」
「そうです! どうか頭をお上げください!」
2人の妖狐達が慌て出す。私は促されるまま頭を上げて――改めて2人に目を向けた。
片方は細身。薄茶色の髪を一つ結びにしている。吊り上がった目をした妖狐らしい風貌の青年だ。
もう片方はガッチリとした体形で私よりも背が高い。銀色の坊主頭で一見すると僧兵のよう。目は体に反してつぶらで愛嬌がある。
いずれも紺色の作務衣姿で、尻尾の数は1本。
修行段階にある『野狐』であることは明白だった。
そのため妖力はまだまだだ。けれど、伸びしろは十分。何とも頼もしい限りだ。
「私は、今は六花と名乗っている。君達の名前も教えてもらえるかな?」
「はっ! 樹月でございます!」
「けっ、桂でございます!」
細身の方が樹月、屈強な方が桂という名であるらしい。
「ふふっ、ありがとう。どうぞよろしくね」
「「はい!」」
前向きで一所懸命なところは優太にも通じるところがある。きっと仲良くなれるだろう。
「薫、紹介をしてくれてありがとう。2人のことは責任を持って面倒を見させてもらうから――」
「帰れと仰せですか?」
「嫌だろうし、興味もないだろ?」
「また貴方はそうやって決めつけて、口を閉ざすのですね」
「……っ」
強い私怨と悲しみを感じた。私のその決めつけが、薫の心を深く傷つけたというのだろうか。だとしたら、私は――。
「ご教授ください。貴方とお婆様、そしてこの者共が見ている世界を」
「聞いて……くれるの?」
「物見遊山とお思いで?」
「いや……」
薫は父上とは違う。機会を与えてくれるんだ。私に……いや、私達に。
「僕も今の雨司の在り方では、いずれは限界がくると見ています。支配者ではなく指導者へ。誠に不本意ではございますが、その道も模索せざるを得ないでしょう」
「なるほど! 六花様が築き上げられているお里は、まさにその縮図であるとお考えなのですね」
「ああ、そうだ」
薫は私などよりもずっと多くのものが見えているようだ。薫の理解を得ることが出来たのなら、もしかしたら本当に和平の道を辿れるのかもしれない。
だが、私にそんな大役が務まるのだろうか? 口先だけで何も出来ず、200年もの間ずっとぬるま湯に浸かり続けてきたこんな私などに。
『リカさん!』
――こんなどうしようもない私でも……君のように変わることが出来るのかな?
優太の姿を思い浮かべると自然と力が湧いてきた。口角がくっと持ち上がる。
彼の存在に心から感謝しつつ、私は言葉を紡ぐ。
「………………薫」
「はい」
「ありがとう」
「っ!」
私は薫の手を取り、しっかりと握った。骨だった武人らしい手だ。あの頃とは別の頼もしさを感じて胸を熱くする。
「なっ、……何なんですかいきなり――」
「もう逃げない」
「兄上……」
「拙いかもしれない。でも、余すことなく私の思いを伝えるよ」
「…………」
私は深々と頭を下げた。直後、控えめに笑う声が聞こえてきた。薫の声だ。ほっとしたように。それでいて何処か擽ったそうでもあって。
「薫――っ!?」
私が顔を上げたのと同時に小さな突風が吹き荒れた。
「カァ! カカァ!!」
烏型の妖怪・紅丸が、私の肩に乗って顔や黒い羽を擦り付けてくる。
「紅丸! 良かった。無事だったんだね」
「無事とは? 聞き捨てなりませんね。お婆様が亡き今、誰が主人を務めているとお思いで?」
「ごめん! その……つい……」
「カァ! カァ! くぅ~♡♡」
硬い嘴が私の唇を突いた。求められるまま小さな音を立てて口付けてやる。
「カァ~っ♡」
「斯様な者に口吸いなど……」
「減るものではないし、それに何より喜んでくれるから」
「~~っ、貴方がそんなんだから僕にまで……っ」
「えっ?」
「っ! ……いえ。何でもありませ――」
「奪われちゃった?」
「~~っ、兄上!!!」
薫の顔が真っ赤になる。そんな彼の姿を認めた私の頬は、ほろほろと蕩け出して。
「かっ、薫様? うっ、嘘でしょ……? 何でそんな烏相手に。今更で――」
「っ!! ケイ!!」
「っ!? ヤベ――っ! おっ、お許しを!!!!!」
「カッカッカ!!!」
「~~っ、嗤うな!! この下等妖怪が!!!」
腹が痛い。笑い過ぎてのことだ。またこんなふうに薫と笑い合える日が来るなんて夢にも思わなかった。お婆様に改めて感謝をしなければ。
「……さて。では、行こうか。私の体に触れて」
「っ! はっ、! しっ、失礼致します」
「おっ、恐れ入ります」
樹月と桂は遠慮がちに私の肩に触れ、薫はしっかりと私の腕を掴んできた。
「……? 何か?」
「ふふっ、いいや」
私は緩みかけた頬を引き締めて正面を見やる。
「開界」
白い光に包まれていく。
優太。お陰様で私も変われそうだよ。今度こそ、君のように。
今日この日に薫と再会した。実に200年ぶりのことだった。
無地の黒い着物に、観世水文が映える真っ白な五つ紋羽織を合わせている。
長い銀色の髪は横に束ねて流していた。
人間で言えば20歳前後。見た目だけで言えば優太に近い年頃に見える。
ただその目は暗く鋭利に。修羅を知る者の目になってしまっていた。加えて尻尾の数は7本だ。
一体どれだけの努力と苦難を強いられてきたのだろう。私が出奔などしたばかりに。
「ごめんね」
「何か誤解をされているようですね。僕は貴方を恨んでなどおりません。むしろ感謝しているのですよ」
「っ! まさか」
「ええ、次の当主はこの僕です。貴方が消えてくれたお陰でね」
「……それで今回協力を?」
「ええ」
本心なのだろうか? 探ろうにも情報が足らない。兄弟とは名ばかりの関係にあるのだと否応なしに痛感する。
「しかしながら、……よもや人間まで飼っておいでとは」
「えっ……?」
念入りに匂い消しをしたつもりだった。まさかこんなにも早く暴かれてしまうなんて。
「何と!」
「お里に人間が……」
移住予定の2人の妖狐達が目に見えて動揺し出す。
私に似た思想の持主とのことだったが、人間との共存はやはり難しいのだろうか。
「厳密に言えば妖力を持った人の子だよ。里の守護に協力してもらっているんだ」
「半妖……ということでしょうか?」
「いいや。半妖とも違う。新しい種族だよ」
「なっ、なるほど……」
「ごめんね。やっぱり難しいかな――」
「滅相もございません!」
「はい! 戸惑いは確かにありますが、常盤様がお認めになられた方です。信頼に足る者と見てよろしいかと!」
「何? まったくお前達は……お婆様の一件から何も学んでおらぬのだな」
「おっ、恐れながら、大奥様の一件があればこそです!」
「ちょっと待って! お婆様? お婆様がどうかしたの……?」
心臓が早鐘を打つ。薫からはお婆様は病に罹り亡くなられたと聞いていたが。
「まさか……人間に?」
「ええ。退治屋に呪い殺されました。狸の奴らが裏切ったのですよ」
お婆様は戦火に巻き込まれた『化け狸』達を支援していた。彼らとの関係は良好で、お婆様自身もまた復興にやりがいを見出されているようだったが。
「……大奥様ほどの手練れであれば、呪詛返しなど容易かったでしょう。なれど、なさらなかった」
「我らは足らぬ頭でその真意を想像し、思い至ったのです」
「憎しみは憎しみを生むだけだと……大奥様はお示しあそばされたのではないかと」
「それで君達は……」
「はい。勝手に感銘を受けて立候補をさせていただきました」
2人の青年妖狐達は、はにかみながら語った。
視界が歪む。お婆様の意思が、命を賭した訴えがこの2人を変えたんだ。その事実に胸が震える。
「ありがとう……っ、……本当にありがとう」
「とんでもございません!」
「そうです! どうか頭をお上げください!」
2人の妖狐達が慌て出す。私は促されるまま頭を上げて――改めて2人に目を向けた。
片方は細身。薄茶色の髪を一つ結びにしている。吊り上がった目をした妖狐らしい風貌の青年だ。
もう片方はガッチリとした体形で私よりも背が高い。銀色の坊主頭で一見すると僧兵のよう。目は体に反してつぶらで愛嬌がある。
いずれも紺色の作務衣姿で、尻尾の数は1本。
修行段階にある『野狐』であることは明白だった。
そのため妖力はまだまだだ。けれど、伸びしろは十分。何とも頼もしい限りだ。
「私は、今は六花と名乗っている。君達の名前も教えてもらえるかな?」
「はっ! 樹月でございます!」
「けっ、桂でございます!」
細身の方が樹月、屈強な方が桂という名であるらしい。
「ふふっ、ありがとう。どうぞよろしくね」
「「はい!」」
前向きで一所懸命なところは優太にも通じるところがある。きっと仲良くなれるだろう。
「薫、紹介をしてくれてありがとう。2人のことは責任を持って面倒を見させてもらうから――」
「帰れと仰せですか?」
「嫌だろうし、興味もないだろ?」
「また貴方はそうやって決めつけて、口を閉ざすのですね」
「……っ」
強い私怨と悲しみを感じた。私のその決めつけが、薫の心を深く傷つけたというのだろうか。だとしたら、私は――。
「ご教授ください。貴方とお婆様、そしてこの者共が見ている世界を」
「聞いて……くれるの?」
「物見遊山とお思いで?」
「いや……」
薫は父上とは違う。機会を与えてくれるんだ。私に……いや、私達に。
「僕も今の雨司の在り方では、いずれは限界がくると見ています。支配者ではなく指導者へ。誠に不本意ではございますが、その道も模索せざるを得ないでしょう」
「なるほど! 六花様が築き上げられているお里は、まさにその縮図であるとお考えなのですね」
「ああ、そうだ」
薫は私などよりもずっと多くのものが見えているようだ。薫の理解を得ることが出来たのなら、もしかしたら本当に和平の道を辿れるのかもしれない。
だが、私にそんな大役が務まるのだろうか? 口先だけで何も出来ず、200年もの間ずっとぬるま湯に浸かり続けてきたこんな私などに。
『リカさん!』
――こんなどうしようもない私でも……君のように変わることが出来るのかな?
優太の姿を思い浮かべると自然と力が湧いてきた。口角がくっと持ち上がる。
彼の存在に心から感謝しつつ、私は言葉を紡ぐ。
「………………薫」
「はい」
「ありがとう」
「っ!」
私は薫の手を取り、しっかりと握った。骨だった武人らしい手だ。あの頃とは別の頼もしさを感じて胸を熱くする。
「なっ、……何なんですかいきなり――」
「もう逃げない」
「兄上……」
「拙いかもしれない。でも、余すことなく私の思いを伝えるよ」
「…………」
私は深々と頭を下げた。直後、控えめに笑う声が聞こえてきた。薫の声だ。ほっとしたように。それでいて何処か擽ったそうでもあって。
「薫――っ!?」
私が顔を上げたのと同時に小さな突風が吹き荒れた。
「カァ! カカァ!!」
烏型の妖怪・紅丸が、私の肩に乗って顔や黒い羽を擦り付けてくる。
「紅丸! 良かった。無事だったんだね」
「無事とは? 聞き捨てなりませんね。お婆様が亡き今、誰が主人を務めているとお思いで?」
「ごめん! その……つい……」
「カァ! カァ! くぅ~♡♡」
硬い嘴が私の唇を突いた。求められるまま小さな音を立てて口付けてやる。
「カァ~っ♡」
「斯様な者に口吸いなど……」
「減るものではないし、それに何より喜んでくれるから」
「~~っ、貴方がそんなんだから僕にまで……っ」
「えっ?」
「っ! ……いえ。何でもありませ――」
「奪われちゃった?」
「~~っ、兄上!!!」
薫の顔が真っ赤になる。そんな彼の姿を認めた私の頬は、ほろほろと蕩け出して。
「かっ、薫様? うっ、嘘でしょ……? 何でそんな烏相手に。今更で――」
「っ!! ケイ!!」
「っ!? ヤベ――っ! おっ、お許しを!!!!!」
「カッカッカ!!!」
「~~っ、嗤うな!! この下等妖怪が!!!」
腹が痛い。笑い過ぎてのことだ。またこんなふうに薫と笑い合える日が来るなんて夢にも思わなかった。お婆様に改めて感謝をしなければ。
「……さて。では、行こうか。私の体に触れて」
「っ! はっ、! しっ、失礼致します」
「おっ、恐れ入ります」
樹月と桂は遠慮がちに私の肩に触れ、薫はしっかりと私の腕を掴んできた。
「……? 何か?」
「ふふっ、いいや」
私は緩みかけた頬を引き締めて正面を見やる。
「開界」
白い光に包まれていく。
優太。お陰様で私も変われそうだよ。今度こそ、君のように。
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