10 / 27
10.私の可愛いお嫁さん(☆)(※六花視点)
しおりを挟む
私にとって優太は他の住民達同様、仲間であり、守るべき存在だった。
危ういほどに素直で、一生懸命で……いじらしい子。
彼が笑って暮らせるように。その能力によって自身を否定することのないように配慮していたつもりだった、のだけれど――。
『大丈夫だよ。今度は私が君の力になる』
『……っ』
そう告げた時、彼のその眼差しに熱が乗っていることに気が付いた。色白の頬は赤く、黒い瞳は潤んで蕩けて。
純愛か、依存か。
利害と同情、打算と思いやりから始まった関係であるせいか、どうにも判断がつかない。もしかしたら、純愛でもあり依存でもあるのかもしれない。
ん~~~……難解だな……。
色恋事は苦手だ。
望める立場にないと言い訳をしてろくに学んでこなかったから。今更になってツケが回って来てしまった。
やれ困った――などと言って肩を竦める一方で、私の心は大きく弾んでもいて。
「励ませてもらうよ。優太が後悔することのないように」
悩んだ末に、私は手ずから優太の気持ちを掴みにいった。
諭して別の可能性に目を向けさせる道も考えたが、それはあまりにも無責任で無情な選択。私の目的に反するものであると考えたからだ。
彼は新種の生命体。人間でもなければ妖怪でもなく、半妖ですらない。
前例がないが故に分からないことだらけだ。例えばその体質は? 将来的に人間に寄っていくのか、妖怪に寄っていくのか、或いは今のままなのか。
この点だけ取ってみても、伴侶として選ぶのにはあまりにも心もとない。
この里の妖怪達は人間に対して好意的な感情を抱いているけれど、それでも選び取る者はいないのではないかと思う。
だから、踏み出すことにした。優太を幸せにする。これもまた私の目的、私の責任であるから。
――などと御託を並べ立ててはいるが、実のところ私自身もかなり浮かれている。
「ねえ、優太。飴……もう1つ食べない?」
などと稚拙な誘いをかける程度には。
育んでいけると予感しているからだ。
転んでも立ち上がることを選んだ君となら、「本気」の一言で私の疑念を一蹴させてしまうような君となら、見上げるほどに高い……大樹のような愛を育むことが出来るのではないかと。
「はっ……んっ、ぁ……」
口実に使った飴はすっかり溶けてなくなってしまった。それでも変わらず甘いと感じる。これは優太の味。控えめな甘さが癖になる。
「りか、さん……っ」
愛おし気に私の名前を呼んで、目尻から澄んだ涙を零す。月並みだけど綺麗だと思った。
「優太……」
同時に衝動が湧き上がってくる。
――汚したい。
無垢で純粋な君を。
私の欲で染め上げてしまいたい……と。こんなの初めてだ。
「抱きたい」
「っ!」
優太の耳元で囁いた。彼の背が大きく跳ねる。逸り過ぎたかな。内心で苦笑していると――ぎゅっと抱き返してきた。私の心臓が大きな音を立てる。まるで太鼓のようだ。
「愛と春は似ているね。麗らかでありながら不安定で、猛烈で……」
「……詩人ですね」
「ふふっ、恋は妖を詩人にするようだね」
反射的にはぐらかしていた。それもかなり拙く。
私にも雄としての意地のようなものがあるようだ。どちらかと言えば淡泊な方だと思っていただけに、どうにも気恥ずかしい。
「んっ、ぁ……はぁ……っ、り、か……っ、さ……」
誤魔化すように口付ける。情けないな。
「ここ……じゃ……」
腕の中の優太が気まずそうに目を伏せる。周囲に目を向けられる分、優太の方が数段上手だな。
「山小屋に行こうか。あそこでなら存分に……声を抑える必要もないよ」
「っ! そういうこと……っ」
優太の顔が真っ赤に染まる。してやったり。
開き直って優太を揶揄い出した。今の私では優太には敵わない。だから、甘えることにしたんだろう。我ながら子供じみている。でも、例えようもなく楽しくもあって。
「ああっ! もう……っ、これじゃ歩けないじゃないですか……」
優太が気まずそうに股を寄せる。見れば象牙色の裾がこんもりと盛り上がっていた。若いな。頬が緩む。ああ、私は本当に子供じみている。
「大丈夫。あの日のように私に身を任せて」
「…………っ」
優太は顔を伏せたまま小さく頷いた。抱き上げると着物の襟の辺りをぎゅっと握ってくる。
『おおおおっ!! おろさないで!!!!』
初めて会った時、そう言って取り乱していた彼のことを思い出す。あれからまだ2日も経っていないというのに。これでは節操なしと後ろ指を指されても文句は言えないな。
いや、妖である私の2日と人間である優太の2日では重みが違うか。
優太は他の人間同様儚い存在だ。一息つく間に老いて手の届かない存在になってしまう。分かり切っていたはずの事実が重く圧し掛かる。
手がないわけではない。ただ、優太がそれを望むかどうか。この現状も100年であるのならと条件付きで受け入れている可能性もある。
だからこそ、慎重に。決して強要してしまうことのないようにしないと。
「行こうか」
「……はい」
大きく跳躍して山頂を目指す。途中で縁側でくつろぐ猫魈(三毛猫)・梅と目が合った。訳知り顔で笑っている。
敵わないな。でも、後できちんと話さないと。苦手なんだけどな。そういうのも。
「優太、私は良い旦那さんになれるかな……」
「えっ?」
「ん?」
「俺が……嫁?」
沈黙が流れる。あれ? もしかして。
「ごめん。その気はなかったのかな?」
「あっ! いや……えと……っ」
どうやら先走ってしまったようだ。優太は満更でもなさそうだけど、大いに戸惑ってもいて。
私の不慣れ・不勉強が露呈してしまったな。居た堪れない。
「椿ちゃんとか皐月ちゃんみたいな恰好もしないと……ですか? 可愛い柄の着物を着て、前掛け付けて……」
そこ? 思わず笑ってしまった。けれど、優太にとっては深刻な問題であるようだ。未だ表情は晴れないまま。悪戯心が擽られる。
「似合いそうだね。ぜひお願いしたいな」
「~~っ、勘弁してくれませんか? それ以外はその……頑張るんで」
「へえ~? どんなふうに?」
「どっ……~~っ」
優太の顔が一層赤くなる。それこそ火が出てしまいそうなぐらいに。
「優太ってさ、意外と助平だよね」
「っ!!! 鎌を掛けたのはリカさんじゃないですか!」
「そんなつもりはなかったんだけどな~……」
「~~っ、もういいですよ……っ」
いじけてしまった。私の胸の中で。しっかりしているようでいて、まだまだ子供だな。可愛い。愛おしい。
「良い旦那さんになれるよう頑張るね」
「俺も……頑張ります」
「ありがとう。私の可愛いお嫁さん」
優太の目尻に口付けた。すると途端に黒い瞳がじんわりと蕩けて、愛を湛え出す。
「うっ、うっす……」
「ふふふっ」
愛と春は似ている。麗らかでありながら不安定で、猛烈で。君と出会わなければ知る由もなかった。
今はただこの出会いに感謝を。先のことはまた後でしっかりと考えるとしよう。
危ういほどに素直で、一生懸命で……いじらしい子。
彼が笑って暮らせるように。その能力によって自身を否定することのないように配慮していたつもりだった、のだけれど――。
『大丈夫だよ。今度は私が君の力になる』
『……っ』
そう告げた時、彼のその眼差しに熱が乗っていることに気が付いた。色白の頬は赤く、黒い瞳は潤んで蕩けて。
純愛か、依存か。
利害と同情、打算と思いやりから始まった関係であるせいか、どうにも判断がつかない。もしかしたら、純愛でもあり依存でもあるのかもしれない。
ん~~~……難解だな……。
色恋事は苦手だ。
望める立場にないと言い訳をしてろくに学んでこなかったから。今更になってツケが回って来てしまった。
やれ困った――などと言って肩を竦める一方で、私の心は大きく弾んでもいて。
「励ませてもらうよ。優太が後悔することのないように」
悩んだ末に、私は手ずから優太の気持ちを掴みにいった。
諭して別の可能性に目を向けさせる道も考えたが、それはあまりにも無責任で無情な選択。私の目的に反するものであると考えたからだ。
彼は新種の生命体。人間でもなければ妖怪でもなく、半妖ですらない。
前例がないが故に分からないことだらけだ。例えばその体質は? 将来的に人間に寄っていくのか、妖怪に寄っていくのか、或いは今のままなのか。
この点だけ取ってみても、伴侶として選ぶのにはあまりにも心もとない。
この里の妖怪達は人間に対して好意的な感情を抱いているけれど、それでも選び取る者はいないのではないかと思う。
だから、踏み出すことにした。優太を幸せにする。これもまた私の目的、私の責任であるから。
――などと御託を並べ立ててはいるが、実のところ私自身もかなり浮かれている。
「ねえ、優太。飴……もう1つ食べない?」
などと稚拙な誘いをかける程度には。
育んでいけると予感しているからだ。
転んでも立ち上がることを選んだ君となら、「本気」の一言で私の疑念を一蹴させてしまうような君となら、見上げるほどに高い……大樹のような愛を育むことが出来るのではないかと。
「はっ……んっ、ぁ……」
口実に使った飴はすっかり溶けてなくなってしまった。それでも変わらず甘いと感じる。これは優太の味。控えめな甘さが癖になる。
「りか、さん……っ」
愛おし気に私の名前を呼んで、目尻から澄んだ涙を零す。月並みだけど綺麗だと思った。
「優太……」
同時に衝動が湧き上がってくる。
――汚したい。
無垢で純粋な君を。
私の欲で染め上げてしまいたい……と。こんなの初めてだ。
「抱きたい」
「っ!」
優太の耳元で囁いた。彼の背が大きく跳ねる。逸り過ぎたかな。内心で苦笑していると――ぎゅっと抱き返してきた。私の心臓が大きな音を立てる。まるで太鼓のようだ。
「愛と春は似ているね。麗らかでありながら不安定で、猛烈で……」
「……詩人ですね」
「ふふっ、恋は妖を詩人にするようだね」
反射的にはぐらかしていた。それもかなり拙く。
私にも雄としての意地のようなものがあるようだ。どちらかと言えば淡泊な方だと思っていただけに、どうにも気恥ずかしい。
「んっ、ぁ……はぁ……っ、り、か……っ、さ……」
誤魔化すように口付ける。情けないな。
「ここ……じゃ……」
腕の中の優太が気まずそうに目を伏せる。周囲に目を向けられる分、優太の方が数段上手だな。
「山小屋に行こうか。あそこでなら存分に……声を抑える必要もないよ」
「っ! そういうこと……っ」
優太の顔が真っ赤に染まる。してやったり。
開き直って優太を揶揄い出した。今の私では優太には敵わない。だから、甘えることにしたんだろう。我ながら子供じみている。でも、例えようもなく楽しくもあって。
「ああっ! もう……っ、これじゃ歩けないじゃないですか……」
優太が気まずそうに股を寄せる。見れば象牙色の裾がこんもりと盛り上がっていた。若いな。頬が緩む。ああ、私は本当に子供じみている。
「大丈夫。あの日のように私に身を任せて」
「…………っ」
優太は顔を伏せたまま小さく頷いた。抱き上げると着物の襟の辺りをぎゅっと握ってくる。
『おおおおっ!! おろさないで!!!!』
初めて会った時、そう言って取り乱していた彼のことを思い出す。あれからまだ2日も経っていないというのに。これでは節操なしと後ろ指を指されても文句は言えないな。
いや、妖である私の2日と人間である優太の2日では重みが違うか。
優太は他の人間同様儚い存在だ。一息つく間に老いて手の届かない存在になってしまう。分かり切っていたはずの事実が重く圧し掛かる。
手がないわけではない。ただ、優太がそれを望むかどうか。この現状も100年であるのならと条件付きで受け入れている可能性もある。
だからこそ、慎重に。決して強要してしまうことのないようにしないと。
「行こうか」
「……はい」
大きく跳躍して山頂を目指す。途中で縁側でくつろぐ猫魈(三毛猫)・梅と目が合った。訳知り顔で笑っている。
敵わないな。でも、後できちんと話さないと。苦手なんだけどな。そういうのも。
「優太、私は良い旦那さんになれるかな……」
「えっ?」
「ん?」
「俺が……嫁?」
沈黙が流れる。あれ? もしかして。
「ごめん。その気はなかったのかな?」
「あっ! いや……えと……っ」
どうやら先走ってしまったようだ。優太は満更でもなさそうだけど、大いに戸惑ってもいて。
私の不慣れ・不勉強が露呈してしまったな。居た堪れない。
「椿ちゃんとか皐月ちゃんみたいな恰好もしないと……ですか? 可愛い柄の着物を着て、前掛け付けて……」
そこ? 思わず笑ってしまった。けれど、優太にとっては深刻な問題であるようだ。未だ表情は晴れないまま。悪戯心が擽られる。
「似合いそうだね。ぜひお願いしたいな」
「~~っ、勘弁してくれませんか? それ以外はその……頑張るんで」
「へえ~? どんなふうに?」
「どっ……~~っ」
優太の顔が一層赤くなる。それこそ火が出てしまいそうなぐらいに。
「優太ってさ、意外と助平だよね」
「っ!!! 鎌を掛けたのはリカさんじゃないですか!」
「そんなつもりはなかったんだけどな~……」
「~~っ、もういいですよ……っ」
いじけてしまった。私の胸の中で。しっかりしているようでいて、まだまだ子供だな。可愛い。愛おしい。
「良い旦那さんになれるよう頑張るね」
「俺も……頑張ります」
「ありがとう。私の可愛いお嫁さん」
優太の目尻に口付けた。すると途端に黒い瞳がじんわりと蕩けて、愛を湛え出す。
「うっ、うっす……」
「ふふふっ」
愛と春は似ている。麗らかでありながら不安定で、猛烈で。君と出会わなければ知る由もなかった。
今はただこの出会いに感謝を。先のことはまた後でしっかりと考えるとしよう。
23
お気に入りに追加
65
あなたにおすすめの小説
【完結】オオカミ様へ仕える巫子はΩの獣人
亜沙美多郎
BL
倭の国には三つの世界が存在している。
一番下に地上界。その上には天界。そして、一番上には神界。
僕達Ωの獣人は、天界で巫子になる為の勉強に励んでいる。そして、その中から【八乙女】の称号を貰った者だけが神界へと行くことが出来るのだ。
神界には、この世で最も位の高い【銀狼七柱大神α】と呼ばれる七人の狼神様がいて、八乙女はこの狼神様に仕えることが出来る。
そうして一年の任期を終える時、それぞれの狼神様に身を捧げるのだ。
もしも"運命の番”だった場合、巫子から神子へと進化し、そのまま神界で狼神様に添い遂げる。
そうではなかった場合は地上界へ降りて、βの神様に仕えるというわけだ。
今まで一人たりとも狼神様の運命の番になった者はいない。
リス獣人の如月(きさら)は今年【八乙女】に選ばれた内の一人だ。憧れである光の神、輝惺(きせい)様にお仕えできる事となったハズなのに……。
神界へ着き、輝惺様に顔を見られるや否や「闇の神に仕えよ」と命じられる。理由は分からない。
しかも闇の神、亜玖留(あくる)様がそれを了承してしまった。
そのまま亜玖瑠様に仕えることとなってしまったが、どうも亜玖瑠様の様子がおかしい。噂に聞いていた性格と違う気がする。違和感を抱えたまま日々を過ごしていた。
すると様子がおかしいのは亜玖瑠様だけではなかったと知る。なんと、光の神様である輝惺様も噂で聞いていた人柄と全く違うと判明したのだ。
亜玖瑠様に問い正したところ、実は輝惺様と亜玖瑠様の中身が入れ替わってしまったと言うではないか。
元に戻るには地上界へ行って、それぞれの勾玉の石を取ってこなくてはいけない。
みんなで力を合わせ、どうにか勾玉を見つけ出し無事二人は一命を取り留めた。
そして元通りになった輝惺様に仕えた如月だったが、他の八乙女は狼神様との信頼関係が既に結ばれていることに気付いてしまった。
自分は輝惺様から信頼されていないような気がしてならない。
そんな時、水神・天袮(あまね)様から輝惺様が実は忘れられない巫子がいたことを聞いてしまう。周りから見ても“運命の番”にしか見えなかったその巫子は、輝惺様の運命の番ではなかった。
そしてその巫子は任期を終え、地上界へと旅立ってしまったと……。
フッとした時に物思いに耽っている輝惺様は、もしかするとまだその巫子を想っているのかも知れない。
胸が締め付けられる如月。輝惺様の心は掴めるのか、そして“運命の番”になれるのか……。
⭐︎全て作者のオリジナルの設定です。史実に基づいた設定ではありません。
⭐︎ご都合主義の世界です。こういう世界観だと認識して頂けると幸いです。
⭐︎オメガバースの設定も独自のものになります。
⭐︎BL小説大賞応募作品です。応援よろしくお願いします。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 設定ゆるめ、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
【完結】黒兎は、狼くんから逃げられない。
N2O
BL
狼の獣人(異世界転移者)×兎の獣人(童顔の魔法士団団長)
お互いのことが出会ってすぐ大好きになっちゃう話。
待てが出来ない狼くんです。
※独自設定、ご都合主義です
※予告なくいちゃいちゃシーン入ります
主人公イラストを『しき』様(https://twitter.com/a20wa2fu12ji)に描いていただき、表紙にさせていただきました。
美しい・・・!

つまりそれは運命
える
BL
別サイトで公開した作品です。
以下登場人物
レオル
狼獣人 α
体長(獣型) 210cm
〃 (人型) 197cm
鼻の効く警察官。番は匿ってドロドロに溺愛するタイプ。めっちゃ酒豪
セラ
人間 Ω
身長176cm
カフェ店員。気が強く喧嘩っ早い。番限定で鼻が良くなり、番の匂いが着いているものを身につけるのが趣味。(帽子やシャツ等)

ぼくは男なのにイケメンの獣人から愛されてヤバい!!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。

猫になった俺、王子様の飼い猫になる
あまみ
BL
車に轢かれそうになった猫を助けて死んでしまった少年、天音(あまね)は転生したら猫になっていた!?
猫の自分を受け入れるしかないと腹を括ったはいいが、人間とキスをすると人間に戻ってしまう特異体質になってしまった。
転生した先は平和なファンタジーの世界。人間の姿に戻るため方法を模索していくと決めたはいいがこの国の王子に捕まってしまい猫として可愛がられる日々。しかも王子は人間嫌いで──!?
*性描写は※ついています。
*いつも読んでくださりありがとうございます。お気に入り、しおり登録大変励みになっております。
これからも応援していただけると幸いです。
11/6完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる