【完結】ざまあをください。

 天才スイマー・厳巳豪(いずみ ごう)は物心ついた頃からずっと夢見ていた。ライバル、親友、恋人…そういった類の『特別な存在』を得ることを。

 厳巳は競泳の舞台で"その人"を見つけようとした。しかしながら、厳巳に並ぶ才能を持つ選手はなく、泳げば泳ぐほど孤独に苛まれていく。

 ある時、心を病んだ厳巳は授与されたメダルを公園のゴミ箱に放り込もうとした。するとそこに一人の青年が現れる。

 彼の名は永良悟行 (ながら さとゆき)。永良は3m近くまで跳ね上がり、見事メダルを回収。愚行に走った厳巳を叱りつつも、どうしてこんなことをしたのか? と寄り添う姿勢を見せてくる。

 ――この人かもしれない。

 永良に一縷の希望を見出した厳巳は、恥を忍んで懇願する。自分(=厳巳)を完膚なきまでに打ち負かしてほしい。特大の『ざまあ』をお見舞いして欲しいと。

 拗らせ男子×(後に)拗らせる男子のじれじれラブストーリー。

※他サイトでも公開中。内容は同じです。
※ド健全です!(=エロいシーンなし)申し訳ございませんがご了承くださいm(__)m
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