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Ⅰ章.カンザリア要塞島 ─トゥーリ・アクス─
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その地区は、城下の喧騒からやや離れた、王都の中でもとても静かな場所だった。
ファランドルフ副団長閣下に連れられて訪れたのは、その一角に建つ、見るからに貴族のそれとわかる…しかし、そこまで豪奢な趣きは無く、落ち付いて品のある佇まいを感じさせる屋敷。
「――おや、どなたかと思えば……」
正面まで乗り付けた馬車を降りると、執事らしき装いの老人がにこにこと外まで迎えに出てきた。
「アレク坊っちゃまではございませんか。お久しぶりでございますね」
「ジーク……おまえにかかれば、私はいつまでも『坊っちゃま』だな」
返す副団長の言葉に苦笑が交じる。だが、その表情には、決して不快には思っていないだろうことが簡単にうかがえた。
ジークと呼ばれた執事が即座に「これは失礼をいたしました、ファランドルフ様」と訂正する仕草をみても、これが二人の間のお約束のやりとりのようにさえも聞こえる。
「約束もなく、突然訪ねてすまない」
「いいえ、アレク様ならいつでも歓迎いたしますよ」
そう言いながら、そのジークさんが扉を開いて「どうぞ中へ」と招き入れてくれた。
「――ところで、あいつは?」
俺が中に入るのを待って、先を行く副団長が、藪から棒にそれを訊く。
扉を閉めてから、相変わらずにこにことした表情で、ジークさんが振り返った。
「旦那様なら、今は……」
表情とは裏腹に、どことなく困ったようにも聞こえるその声音を、副団長は皆まで聞こうとせず、むしろ遮るかのようにいきなり踵を返した。
玄関ホールを入ると、目の前には大階段。その階段を上りながら副団長が、おもむろに声を張り上げる。
「レイン! 居るのはわかってるんだ、さっさと出て来い! 聞こえてるだろう、レイン!」
その声が静かすぎる空気を震わせ、ホールの高い天井から軽くわーんと反響しながら返ってくる。この大声なら屋敷の奥まで届いたに違いない。
案の定、その反響が静まるのも待たずして、どこかで小さく扉が開いたらしき音が聞こえた。
「まったく……そう毎回毎回、玄関先で騒ぎ立てるな」
ボヤくように言いながら、やがて階段の上に現れたのは、俺もよく知る人の姿。
「また小言でも言いに来たのか、アレク?」
――レイノルド・サイラーク閣下、その人だった。
『会いたいか? サイラークに』
それを言った副団長は、こともなげに『会いたいのなら、会わせてやれるかもしれんぞ』と、それを続けた。
あまりにも何事でもないように言われたので、思わず俺は絶句する。
そして一呼吸の後、それを問うた。
『副団長は……サイラーク閣下の次の赴任先を、ご存じなのですか……?』
『いや、そこまでは知らない』
『だったら、どうやって……』
『赴任先がどこだろうと、どうせヤツは一旦ここへ帰ってくる』
『え……?』
『当然だろう。――自分の屋敷が王都にあるのだから』
そして三日後、こうして副団長に連れられて、サイラーク子爵邸を訪れているワケだった。
「私は留守だと言われただろう? 毎回そうやってジークを困らせるな」
「おまえこそ、毎回ジークに居留守ばかり使わせるな。気の毒に」
「その思い遣りがあるなら、黙って帰ってやればいいものを」
「それが、久しぶりに会う友人への挨拶か」
まるで軽口を交わすような喧嘩腰で言い合いながら互いに歩み寄り、階段の中腹の踊り場で、サイラーク閣下とファランドルフ閣下、その二人が顔を合わせた。
「せっかく訪ねてきた友人を、玄関先で追い返すんじゃない」
「別に、頼んで来てもらったわけじゃない」
「おまえがそんなだから、こっちから来るしかないんだろうが」
「余計なお世話だ、おまえは来るたび小言ばかりだからな、もうウンザリだ」
「小言を言われるようなことを自分がしているという自覚の無いおまえが悪い!」
それを言いながら、おもむろに副団長が総督の鼻を摘まみ上げる。
「痛いっ……もうヤダ、アレクそればっか……!」
「おまえの小賢しい憎まれ口は、こうでもしないと止まらないからな」
「わかった、わかったから! もう放せっ……!」
「放してほしかったら、お世辞でも『会えて嬉しいよ』くらいのことは言ってみろ」
「言うか、馬鹿っ!」
そうやって階段の上で仲良さそうにジャレ合う二人の姿をぼんやりと見上げながら、そこでフと俺は思い当たった。
――そういえば……あれ、俺もよく総督からやられるな……。
あの鼻を摘まむ仕草。ひょっとして、もともと総督が副団長からやられていたことなのかもしれない。
癖がうつってしまうほどに影響し合う仲であれば、一体どれほど長く深い付き合いなのかと。
互いを『レイン』『アレク』と愛称で呼び合っていることからしても、それが簡単にうかがえるようだ。
しかも副団長は、このサイラーク家の執事の嘘までをも見抜けるのだから、その年季も知れようというもの。
ここまでだと、妬ける気持ちなど失せてくる。
ただ、ひたすらに羨ましいだけだ。――俺の知らない総督のことを、この人は全て知っているんだろうな、と。
「さあさあ、坊ちゃまがた」
もはや慣れっこなのか、そこでジークさんが、上手いこと二人のやりとりの隙間を縫うように、階段の上へと声を投げる。
「仲のおよろしいのは結構ですが、もう立ち話はそれくらいになさって、そろそろお部屋へお入りください。すぐにお茶をお持ちしますから」
そして振り返ると俺に向かい、まるで先導するように階段へ手を差し伸べる。
「お連れ様も、どうぞこちらへ」
「――連れ……?」
ほぼ同時に、訝しげに呟く総督の声が聞こえてきた。
もしかすると副団長は、この屋敷を訪れる時は常に一人なのかもしれない。どうやら俺が居たことにさえ、全く気が付いていなかったようだった。
階段の下を探した総督の視線と、見上げる俺の視線が、そこで合わさる。
「トゥーリ……!」
その瞳が、驚きで丸く見開かれた。
すぐにでも駆け寄りたいのを必死で堪え、その場から俺は、何も言わずに会釈を返す。
互いにしばらく見つめ合ったまま、その場を動けずにいた。
そんな中、先に動いたのは総督だった。
「何だか……おまえとは、もうずいぶん会っていなかったような気がするな」
どことなく諦めたようにも見える笑顔を見せて、それを言う。
「とりあえず部屋へ入ろう。言いたいことがあるなら、お茶でも飲みながら話せばいい」
そして通された部屋には、先客がいた。
やはり庶民の俺には座りの悪い、綺麗で小洒落た応接室――というよりは談話室らしき雰囲気のその部屋で、中央に置かれた小ぶりの円卓につき、椅子の上で足をぷらぷらさせて座っていた十歳ほどの子供。
「あれ、その子……」
俺にも見憶えがあった。確かカンザリアで下働きとして働いていた子供ではないだろうか。名前は『コルト』とか云ったか。そこまで馴染みはなかったが、中央砦付近で何度か見かけたことがある。
もともとカンザリアに駐屯していた兵士が島の外で儲けた子供だということだが、母親を亡くして他に身寄りもなかったため、父親が引き取り、厨房の料理長のもとに預けられたのだとか。しかしその父親も、間もなく病気で他界したそうだ。それ以来、行くあてもなく、カンザリアで下働きの仕事を手伝いながら暮らしているのだと聞いた。
どことなく自分の境遇にも似ていたためか他人事だとも思えず、なんとなくその話は忘れられずに憶えていた。
「ああ、私がカンザリアから連れてきたんだ」
「やっぱり、その子でしたか」
「今やカンザリアも戦場になったしな。それに、そもそも軍なんて場所、子供を置いていい環境ではないだろう。どうせ働くならウチに来て貰えば、こちらも助かる」
言われて、そういえば…と思い当たった。
この屋敷には、驚くほど人が少ない。
副団長の屋敷を見た後だから余計にそう思うのかもしれないが、それにしても、さっきから使用人の影はジークさんしか見受けられない。
「…やっぱり、この屋敷を引き払うつもりか」
子供の隣の椅子に腰かけながら、副団長がそれを言った。
「そうするつもりだ」
反対側の隣には、そう応える総督が座る。
「今度は何処へ?」
「バーディッツ」
「また辺鄙なところだな」
その会話を聞きながら、俺も頭の中の地図を紐解く。
バーディッツ――俺の記憶が確かならば、それは王都よりずっと東にある地方の名だ。王都からも国境からも遠く離れており、とりたてて何事が起きることもないだろう平和な場所。つまりド田舎。
「いかにもそこで終生を過ごせと言わんばかりだろう。あの陛下の考えそうなことだ。だが、それでもユリサナ襲来の一報を送った功績は認めざるを得なかったとみえて、伯爵の地位は下さったが」
「これまでの子爵領はどうなる」
「現状のままだ。召し上げも無し」
「それはまた高い“飴”をくれたものだ」
「私を遠ざけることが“鞭”であるつもりなら、確かに高すぎるな」
「それで……今度はジークも共に連れて、わざわざ自分で行くつもりだと?」
「ああ。カンザリアと違って、今度は領主としての任だからな。であれば、やはりジークが居てくれた方がいい」
「ならば、遙任でも事足りるとは思うが?」
「さすがに伯爵領ともなれば赴かないわけにもいくまい。どうやらこれまでとはだいぶ規模も違うようだし、人任せにしたところで面倒が増えるだけだ。それに、カンザリア赴任となった時点で使用人のほとんどに暇を出しているから、今も残っている者など両手で足りるくらいのものでしかない。ならば、いっそ引き払ってしまった方がいいだろう。この屋敷の管理にまで人手を割かなくて済むしな」
「それはそうだろうが……もう何を言っても、ここに留まる気など無さそうだな」
「何を今さら。ここに私の居場所なぞ無いではないか、それならどこに居ても同じだ。ならば、陛下の意向に従っておくに越したことはないだろう」
「それもそうだな」
「この屋敷が惜しいならおまえにやるぞ、アレク。どこの誰とも知らん人間に渡すくらいなら、そのほうがずっといい」
「考えておこう」
「そうしてくれ」
そこで、ふと言葉を止めた総督が、近くで立ち控えていた俺の方を振り返る。
「何をそんなところでボサッと突っ立ってるんだ、トゥーリ」
「はい……?」
「早く座れ、ほら」
空いている残り一つの椅子をぽんぽん叩かれながらそれを言われても……ここはカンザリアじゃないし、総督と二人きりでもないし。
お貴族サマがたと同じテーブルを囲んでもいいご身分なぞ、そもそも俺は持っていないのだ。
「俺は、ここで結構ですので……」
「いいから来い、遠慮するな」
「ですが……」
「おまえはいちいち文句が多いな。こんな小さな子供でさえ出来ていることなのに、それをおまえは出来ないというのか?」
総督に頭を撫でられてニコニコ笑っていられる“子供”という身分が、なんだかすごく羨ましい。
「わかりました……それでは、お言葉に甘えさせていただきます……」
早々に諦めると俺は、総督と副団長の間に挟まれた残りの椅子を引いた。
ちょうどタイミングよく、淹れたての良い香りを漂わせながら、ジークさんがお茶を運んでくる。
「ジークの淹れるお茶は絶品だぞ。アレクがわざわざここへ来るのも、目的はこれなんだ」
「あながち間違いではないな」
「はあ、それは楽しみです」
勧められるがままに茶碗を口へと運ぶが……当然、こんなガッチガチに緊張している状況で、味などわかろうはずがない。そもそも庶民が、味の良し悪しが分かるほどお茶に親しんでいるワケも無い。
そんな俺たちを眺めやりながら黙ってお茶を飲んでいた副団長が、そこで唐突に、その言葉を差し挟んだ。
「それで、おまえたちデキてるのか?」
「ああ」
――ぶぼっ……!! と、思わず俺は飲みかけのお茶を噴き出していた。
あまりにもサラッと唐突に『デキてるのか?』と訊かれたことに対してもだが、それ以上に、よりにもよって即答でそれをすんなり肯定した総督の返答で、まさしくド肝を抜かれたのだ。
「何をしてるんだ、トゥーリ。まったく落ち付きのない……」
「だだだだだ、だって今っ……!」
「事実を言っただけだろうが。それに、アレクに隠しておく意味もない」
「そういう問題じゃなくっ……!」
驚いたやら恥ずかしいやらで、一体ここで何を言ったらいいのかがわからない。
思わず目を逸らすと、そこでこちらを見つめていたコルトと、視線がばちっと合わさった。
「てゆーか、こんな小さな子供の前で、いきなり何てこと言い出すんですかあなたがたはっ……!」
咄嗟にそこに逃げてしまったが、なのに平然と総督が、「何を今さら」と、呆れたように俺を見やる。
「この子だって、とっくに知っていたぞ」
「え……?」
「知らなかったのか? コルトは、カンザリアで私の部屋付きだったんだ。当然、おまえが朝まで部屋に居たところも見られているし、寝室を整えてくれる時とかも……」
「うわああああいいです言わなくていいですからその先とかはっっ!!」
そこは全力の絶叫で力の限り遮っておく。――つか、俺もうどこにも逃げ場がないんだけどどうしよう。
「そんなに慌てなくとも、おまえたちの関係を根掘り葉掘りほじくり返すつもりも問い詰める気もないから、安心しろ」
自分で話を振っておきながら、「単に事実の確認をしておきたかっただけだ」と、どこまでも冷静すぎる副団長が、いっそ恨めしい。
「だが確かに、アクスの言う通り、子供の前でする話でも無かったな」
「違いない」
「では、コルトはわたくしがお預かりいたしましょう」
そこでジークさんが、「さあ、いらっしゃい」と、コルトの手を優しく引いて、椅子から立ち上がらせた。
「ジークの言うことをよく聞くんだぞ」
総督の言葉にこくこくと頷きながら、そして手を引かれてコルトが部屋を後にする。
後には、俺たち三人だけが残された。
「――あの子は、口がきけないのか?」
扉が閉まるや尋ねた副団長の問いに、「ああ」と短く総督が応える。
そういえば一言も言葉を話してなかったな、と、遅まきながら俺もそれに気が付いた。
「見たところ傷らしきものも無かったが、原因は何だ?」
「さあ……詳しくは知らないが、母親を亡くしてから喋れなくなったということだから、おそらく心の病だろう」
「そうか……気の毒に」
「また嘆かわしいことだがカンザリアには、あの子が声を出せないのをいいことに、よからぬ悪戯をする不届き者も多くてな。なるべく兵士には近付かせないようにと、私付きとさせられたようだ。何があっても、何をされても、ただ黙って受け止めているあの子の稚さが、とても不憫でならなくて……」
そう語られた言葉の響きには、決して他人事とは思えぬ苦痛の色が感じられた。
考えてみれば総督も、そういった『不届き者』どもによる『よからぬ悪戯』の被害を、数多く受けてきただろう身だ。ならば到底、あの子の災難も他人事と片付けることは出来なかったのだろう。
「それで、島を離れるこの機会に引き取ることにしたんだ。あの子の心の傷は、あの島に居ては決して癒えない」
「ゆくゆくは養子にでも迎えるつもりか?」
「それは考えていなかったな。大した家名でもなし、誰かに跡を継がせてまで家を残そうという気はさらさら無いが、コルトが望むならくれてやってもいいかもな。――まあ、あれが一人前の大人になるまで、まだまだ時間はある。ゆっくり考えてみるとしよう」
「可愛がってやれ、利発そうな子だ。――どことなくハルトにも似ているしな……」
「…………」
総督は、その言葉には応えることなく、ただ黙してお茶を口に運んだ。
副団長も、それが無いことが何も不思議ではないように、そのまま沈黙を守っていた。
『ハルト』って誰ですか? ――それを訊きたい気持ちはあったが、二人の間に漂う空気の前に、何も言えず、俺も黙っていることしかできなかった。
そこには、俺の知らない…俺なんかが立ち入ることなど許されない、そんな二人の間だけに共有する何かを感じたから。
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