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スノードロップ 6
しおりを挟む共通テスト2日目。
雪は止んでいた。
バスは問題無く動いていた。
昨日と同じ席で試験を受ける。
人生が決まる試験当日に友達と思われる人と絡んで大きな声で話している他校生を見て美和は不思議に思った。
休み時間はチョコをひとかけら口に入れて参考書をパラパラ見ていた。
夕方、試験は無事に終わった。
バスも通常運転で、予定通り地下鉄で地元の駅に辿り着いた。
駅の近くのコンビニにふらっと寄る。
しばらく読んでいなかったファッション雑誌。
手を伸ばしかけて、やめた。
美和が受験するのは国立大だ。
2次試験が終わるまで、まだ受験は終わらない。
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