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アシメントリー 4
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「えええ!どういう状態?」
咲妃は斉藤さんには興味は無かったが、こんな現場を見てしまっては別問題だ。
「あ、手ぇ繋いでる…」
美樹の角度からも見えたらしい。
「土田とでき婚して。で、違う男と手を繋いで…か。やり手だったのね…」
咲妃は感嘆してしまっていた。
恵美は何故かぶすっとしている。
「ん?恵美どうした?」
美樹が恵美の表情に気付いた。
「なんでさー…斉藤さん、大して可愛い訳でもないのに土田と結婚して浮気までできるんだろうね…」
恵美はつい先週彼氏に振られたばかりだ。
「…私は土田と結婚するのは大して羨ましくないけど…」
咲妃のフォローも虚しく、恵美の愚痴が始まる。
そもそも今日集まったのは恵美が彼氏に振られて話を聞いて欲しいということだった。
恵美とは長い付き合いだから一応話は聞くのだが、同じ話を延々とするので咲妃は正直うんざりしていた。
咲妃は斉藤さんには興味は無かったが、こんな現場を見てしまっては別問題だ。
「あ、手ぇ繋いでる…」
美樹の角度からも見えたらしい。
「土田とでき婚して。で、違う男と手を繋いで…か。やり手だったのね…」
咲妃は感嘆してしまっていた。
恵美は何故かぶすっとしている。
「ん?恵美どうした?」
美樹が恵美の表情に気付いた。
「なんでさー…斉藤さん、大して可愛い訳でもないのに土田と結婚して浮気までできるんだろうね…」
恵美はつい先週彼氏に振られたばかりだ。
「…私は土田と結婚するのは大して羨ましくないけど…」
咲妃のフォローも虚しく、恵美の愚痴が始まる。
そもそも今日集まったのは恵美が彼氏に振られて話を聞いて欲しいということだった。
恵美とは長い付き合いだから一応話は聞くのだが、同じ話を延々とするので咲妃は正直うんざりしていた。
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