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ミスキャスト 4
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このバイトを始めて以来ダントツの居心地の悪さだ…。
店長は今も怪訝な顔をしてあの客を見ている。
あぁ店長、私の同級生が変な注文してごめんなさい…。
本人に自覚が無いから私が代わりに謝ります…。
客が2人とも席を立った。
やっと帰る気になったらしい。
レジに来たのは西野の方だ。
「お会計、960円です。」
西野は無言で千円札を出す。
「40円のお返しです。ありがとうございましたー」
もう、定型文しか出てこない。
西野は咲妃の顔を見るのを避けるように、連れの男性客とともにドアの外に出て行った。
西野がいたテーブルを片付ける。
ハァ…。どっと疲れた…。
できればもう、私が入っている日には来ないで頂きたい…。
店長は今も怪訝な顔をしてあの客を見ている。
あぁ店長、私の同級生が変な注文してごめんなさい…。
本人に自覚が無いから私が代わりに謝ります…。
客が2人とも席を立った。
やっと帰る気になったらしい。
レジに来たのは西野の方だ。
「お会計、960円です。」
西野は無言で千円札を出す。
「40円のお返しです。ありがとうございましたー」
もう、定型文しか出てこない。
西野は咲妃の顔を見るのを避けるように、連れの男性客とともにドアの外に出て行った。
西野がいたテーブルを片付ける。
ハァ…。どっと疲れた…。
できればもう、私が入っている日には来ないで頂きたい…。
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