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人間界編

14 パーティー

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 結局、二人はチャロアイトの王女の誕生日当日の朝まで、身体を重ね続け、アンネリーゼはすっかり色々ダダ漏れ状態のまま、パーティーを迎えた。
 
 
 
 
 
「アンネ、そのエロい顔どうにかしないと、俺から離れた瞬間、どっかに連れ込まれちまうぞ」
 
「……え?」
 
 アンネリーゼはアスモの言っている意味がわからなかった。自分はエロい顔をしているつもりもなければ、アスモから離れるつもりもないからだ。
 
 
「アスモ様だけですわ、エロい顔だと思っていらっしゃるのは」
 
 しかし、アスモの言っている事はあながち間違いでも考えすぎでもなかった。
 
 ベンチュリンの王太子と王太子妃に続き、アンネリーゼとアスモが会場入りした際には、会場にいたほとんどの招待客達から注目を集め、男性達はアンネリーゼの全身を上から下まで舐め回すように見てはどこの誰だと騒ぎ立て、女性達はアスモを食い入るように見ては、頬を染めていた。
 
 アスモは失敗した、と一人後悔している。
 
 彼はアンネリーゼに“どエロいドレス”を選んでしまったのだ。
 おまけに朝までイチャイチャと睦み合っていたがために、アンネリーゼはドレスだけでなく、顔まで“どエロ”いままなのである。
 



 
「アンネリーゼ、今からお色直しするか?」
 
「しませんわ、主役でもあるまいし、変に思われますもの」
 
 
 アンネリーゼをエスコートしているアスモも、自分に集まる女性達の熱い視線に気付いてはいたが、所詮、彼にとって人間の女などどうでもいい存在であり、気にもしていない。
 
 しかし、今夜のパーティーの目的は“とにかく目立つ事”である。二人きりでコソコソしているわけにはいかない。
 
 
「アスモ様、一度離れましょう……あの囲まれている赤毛の女性がエレオノーラ王女ですわ。アスモ様の魅力で篭絡・・してみせてくださいませ。折を見て私も“婚約者”としてお隣りへ参りますわ」
 
 
 アスモは思った。
 
 ──さっき、俺から離れるな、と言ったばかりなのだが……この子は、どうしたものか……。
 
「わかった、アンネはどこに?」
 
「私は、私でコネクションづくりに行ってまいります」
 
「……そうか、がんばれよ」
「アスモ様も」
  
 アスモは一抹の不安を感じたが、アンネリーゼに守護の魔法をかけ、見守ることにした。
 
 
 
 
 
 
 アンネリーゼがアスモと別れ一人になると、待ってましたとばかりに見知らぬ令息達がわらわらとアンネリーゼを取り囲んだ。しかし、その中にはアンネリーゼの求める人物はいない。
 
「失礼、どちらのご令嬢かお聞きしても?」
 
 一人の令息がアンネリーゼに尋ね、アンネリーゼがその名を名乗る時がやって来る。
 
 ──来たわね。
 
「私は、リビアングラド王国アンネリーゼ・リビアングラドと申しますわ」
 
 にっこりと微笑めば、群がっていた男性達は頬を染める。
 しかし、一人の令息が口にした。
 
「り、リビアングラドはすでに侵略され、アンネリーゼ王女もお亡くなりになったと聞いておりましたが……」
 
 求めていたままのセリフが飛び出し、アンネリーゼはしめしめ……と、扇子で顔を隠す。
 
「……皆様やはり、信じてらっしゃったのですね……私はこうして生きております。私との政略結婚もリビアングラドへの侵略も、すべてモルダバインとローコモンのリビアングラドを狙った策略だったのですわ……私も殺されかけていたところを、あるお方に命を救われましたの……」
 
 視線を伏せ、悲劇のヒロインのごとく悲しみの表情を見せるアンネリーゼに、周囲はモルダバインとローコモンを非難し始めた。
 
 それこそ、アンネリーゼの狙いである。
 ……噂好きな貴族から始まり、少しずつ世論を操作するのだ。
 
「なんとひどい……アンネリーゼ王女がご無事で何よりです、あちらでゆっくりお話しを聞かせて頂けませんか?」
「いいえ、ぜひ私と!」
「いいや、私だ!」
 
 と、アンネリーゼとのツーショットの取り合いが始まってしまったところで、アンネリーゼはホッと息をつき、周囲をチラリと見まわした。
 お近づきになりたいと考えていた目的の人物を探せば、バルコニーにそれらしい人を見つけた。
 
 ──いたわ……よし、女は度胸よ。
 
 アンネリーゼはゆっくりと優雅に近づく。





 
「エリアス王太子殿下……この度は、妹王女様のお誕生日、お祝い申し上げます」
 
 アンネリーゼが話しかけたのは、エレオノーラの兄であり、チャロアイト王国の王太子であるエリアスだ。


「……有難う、君は……?」
 
「リビアングラド王国、アンネリーゼ・リビアングラドにございます。生前は兄のフォルカーが大変お世話になりました」
 
「っ! そなた、妹君のアンネ・・・王女か!? ……っ! 此度の事は……なんと申していいか……っ誠に遺憾だ……っ!」
 
 エリアスは、拳を握り怒りに震えていた。
 
 エリアスとアンネリーゼの兄フォルカーは、フォルカーがチャロアイトに留学していた際の友人で、国へ戻った後も親交を続けていたことをアンネリーゼは知っていた。
 
 フォルカーがアンネリーゼのことをアンネ、と呼んで聞かせていたのであろう。エリアスもアンネと呼んでいることに、アンネリーゼは兄を思い出し胸が締め付けられる。
 
 
「っエリアス殿下の事は兄からよく伺っておりました、親友だと……兄は……兄は……っ……」
 
 堂々と演技をするつもりが、本気で心配し腹を立ててるエリアスに、アンネリーゼは思わず兄の最後を思い出し、本物の涙がこぼれる。
 
「っ……お目汚しを申し訳ございませんっ……話の途中ではございますが、失礼することをお許しくださいっ」
 
 アンネリーゼは俯きお辞儀をしてその場を離れようとするが、エリアスに手を掴まれる。
 
「待つんだっ!」
 
 エリアスは、カーテンとバルコニーの扉を閉め、そのまま外でアンネリーゼをそっと抱き寄せた。
 
「辛かっただろ、私でよければ兄と思い、この胸で思い切り泣くといい……立場などは気にするな、そなたはたった一人の親友の大事にしていた妹君だ」
 
「っ……あ、有難うございます……っ」
 
 
 少しの間、アンネリーゼは他人の兄の胸を借り、自分の兄を想い涙を流した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 一方その頃。
 

 
「ちょっと、あちらの黒髪の男性はどちらの家の方かしら、あんなにセクシーで素敵な方、これまでいらっしゃった?!」
 
 この日の主役であり、美男子に目が無いエレオノーラは早速、一人になったアスモを見つけると、取り巻きの令嬢に耳打ちする。

「そう言われてみれば、見かけない方ですね……どちらのご子息でしょうか? あ、王女様、こちらに来ますよ」
 
 エレオノーラの視線に気付いたアスモは、仕方ない、と内心悪態をつきながらも主役に挨拶をすることにした。







「エレオノーラ王女殿下、この度はお誕生日、誠におめでとうございます、リビアングラド王国、カーネリアン侯爵家長男、アスモルト・カーネリアンにございます」
 
 アスモの言葉に、会場はざわつき、エレオノーラの目は輝いた。
 
「まぁ! あの・・カーネリアン侯爵家の? お会いできてうれしいわ! ご病気と聞いておりましたが、お元気そうで何よりです」
 
 エレオノーラは頬を染め、アスモに手の甲を差し出した。内心面倒に思うアスモだったが、形式的にその手を取り、チュッと口付けるふりをする。
 
「ありがとうございます」
 
 アスモがひとたび笑顔を向ければ、エレオノーラを含め、取り巻きの令嬢達はうっとりしながら彼に魅入りった。
 
 そんな色男に対して、エレオノーラをエスコートしていた彼女の婚約者であるこの国の侯爵家の子息が、アスモに尋ねる。
 
「リビアングラドは今大変な状況かと思いますが、カーネリアン卿は、本日はお一人で?」
 
 その問いに、女性たちは一斉にアスモの回答に注目し、アスモは微笑む。

「いいえ、婚約者と共に参りました」
 
 女性陣の舌打ちが聞こえるかのような雰囲気だったが、逆に男性陣はホッとしていた。
 
「卿のような素敵な方のハートを射止めた婚約者とは、いったいどのような女性なのですか?」
 
 我慢できずにエレオノーラの取り巻きの一人が身を乗り出して尋ねてくる頃、アスモは自身の背後に、沢山の男を引き連れたアンネリーゼの気配を感じ取っていた。
 
「……ちょうどこちらに参りましたね……ご紹介いたしましょう──アンネ」
 
 アスモはわざと親しげに愛称でアンネリーゼを呼ぶ。

「アスモ様、こちらにいらっしゃったのですね」
 
 アンネリーゼはアスモの腕に密着するように腕を回し、彼を見上げ、熱い視線を送った。
 彼女の豊満な胸がアスモの腕に押し付けられ盛り上がる事で、その溢れんばかりの肉感は、一層その存在に対し周囲の目を引いた。

 そんな彼女とアスモを見て、アンネリーゼについてきた令息達は一人、また一人と自信を無くし去っていく。
 
「ご紹介します。私の婚約者である、リビアングラド王国アンネリーゼ王女にございます。アンネ、エレオノーラ王女へのご挨拶はまだだろ?」
 
 アスモはアンネリーゼの腰を抱き寄せ、彼女に顔を近づけ親密気に言葉を交わした。
 その様子に、令嬢達は頬を染める。

 
「エレオノーラ王女、お久しぶりですね、この度はお誕生日おめでとうございます。今宵は光栄にもベンチュリン王家よりお誘い頂き、婚約者と共に参りました」
 
 アンネリーゼはその場の誰をも魅了するほどの美しい礼をとった。
 
「あ、あ、アンネリーゼ王女、生きていたの?! あなた、モルダバインでお葬式まであげられていたのではなくって?! それにリビアングラド王国はもう……」
 
 驚きながらすべてを言葉にしてくれるエレオノーラに、アンネリーゼとアスモは視線を合わせ微笑む。
 
「私は幽霊ではございませんわ、こうして足もありますし、生きておりましてよ? モルダバインのユリウス王子とローコモンのヘレーネ公女は、私を亡き者にしたつもりなのでしょうけど……ここまで言えば、何が真実か、おのずとおわかりですわよね?」 
 
 含みを持たせたアンネリーゼの言葉に、エレオノーラは驚き、咳払いをした上で扇子で表情を隠した。
 
 
 
「(小声)リビアングラドの王女は生きていたのか?! おまけにカーネリアン侯爵家の長男と婚約とは……とんでもないビックカップルだぞ」

「(小声)でも、ご存命なのにモルダバインで亡くなったとされているのは一体どういうことなの?」

「(小声)そういえばさっき、アンネリーゼ王女がおっしゃっていたんだが……」
 
 アンネリーゼの思惑通り、噂好きな貴族たちは、たちまち自分の知りうる情報を拡散し始めている。
 
 

 丁度その時、音楽が切り替わり、ダンスの時間となった。
 

 アスモはアンネリーゼの手を取り、ダンスを踊ろうとしたのだが、ここで、背後から現れたとある人物から声がかかった。

「アンネリーゼ王女、よろしければ私と踊ってはくれないか?」

「お兄様?! ど、どうなさったの? ダンスだなんて!」

 エレオノーラが驚くのも無理はなかった。
 チャロアイトの王太子であるエリアスは、婚約者の一人も持たず、女性嫌いで有名だからだ。

 そんなエリアスが、アンネリーゼの婚約者を差し置いて最初のダンスを申し込んだ。

 その事実と含められた意味は、またたく間に噂になることだろう。

 

 アンネリーゼは伺うように、隣のアスモをチラリと見上げる。

「せっかくのお誘いだ、行っておいで……ッチュ」

 アスモはアンネリーゼのこめかみにキスを落とし、繋いでいた彼女の手を、エリアスに渡した。

 アンネリーゼはアスモの後押しに感謝しつつ、エリアスの手を取る。

「ええ、光栄ですわエリアス殿下」


 アンネリーゼがエリアスと踊るとわかると、エレオノーラは自分の婚約者を差し置いて、アスモに自分を誘って、と、アピールし始める。

 しかし、もちろんアスモは誰とも踊る気などない。

 アンネリーゼとだったら踊ってもいいかな、程度の頭だっただけなのだ。

 
 こうして、パーティーは順調に過ぎていった。
 
 
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