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第一章
16 本当の父親 R18
しおりを挟む「うんまぁ~! いい仕事した後のスイーツは最高!」
「……美味しい……(ニコニコ)」
「それはよかった、それにしても痺れましたね……“てめぇのケツはてめぇで拭けってな”」
私と同じスイーツを美味しそうに頬張るかわいいロンの隣には、一人、コーヒーだけで済まそうとするスカした男、ビルがいる。
そんなビルが言った。
「やだ、聞こえてたの?」
「我々魔法使いは耳がいいんですよ、エイミー様」
あんな耳元で言ったのに、聞かれていたとは魔法使いの地獄耳、恐ろしや。
「……エイミー様、信じちゃ駄目、ビルは、わざと盗み聞きしてた……」
「おい、ロン、言うんじゃない、お前だって聞いてたくせに」
「僕は、エイミー様を護るために聞いてた」
私を護るために聞いていたという理屈もよくわからない気はするが、ロンは可愛いから許す。
「エイミー様は、本当に不思議なお方です、青い薔薇だの、いきなり城に乗り込むだの、侍女を誘惑しろだの……」
いや、侍女を誘惑しろとは言ってない気がするが、まぁ、似たようなものか。
「そんなことより、私、シュドティリアにやり残してきたことがあってさー……それがすっごい心残りで……」
「……エイミー様、私の話、聞いてました? ……いいですけどね、もう、慣れましたよ……それで、やり残してきたこととは? 私共でお手伝いできることがあれば、何なりとお申し付けください」
「それがさぁ~……」
その時だった。
カフェのテラス席でスイーツを食べていた私の耳に、突如聞こえた懐かしい声。
「あれー?! エミリーちゃんじゃない?!」
「団長?! 皆さんも!」
なんと、シュドティリアの劇団の皆さんが、なぜかエスティリアに現れたのである。
私はそのまま、カフェで劇団の皆さんとお茶をしながら事情を説明した。
私が、今最も熱いあの“エスティリアの君主”に連れ去られたシュドティリアの第2王子の妻だったことを知った劇団の皆さんは、終始大興奮の様子で、突然姿を消した私の事を咎めないでくれ、私はホッとする。
「皆さんは、どうしてこの国へ?」
「そんなの、この国の王子が結婚するから、稼ぎに来たに決まってるじゃないっ! ……あれ、でも待って……ん?」
そうだった……結婚式……アルドとカトリーヌ嬢の結婚式の準備が進められているんだった……こればっかりは、中止になんてことになったら、アルドは商売人達から袋叩きにあうだろう。
どうにかして、王族の結婚式と同じくらいに商売人達にとって美味しい思いができる代替えイベントを考えないといけないのでは?
……ん? どうして私が心配しているんだ? 私が考える事じゃなくね?
そもそも、すべてカトリーヌ嬢とその腹の子の父親のせいであって……アルドは悪くないんだから、責任はモロー侯爵とカトリーヌ嬢、そして腹の子の父親にとらせればいい。
私がそんなことを考えていると、劇団員の一人が、ある提案をしてきた。
「でもさ、エミリーの……いいえ、エイミーさんの真実の話を聞いて思ったんだけど、そのまま劇にしてみたくならない? エミリー、脚本を書いてみてよ、あなたの脚本は面白いし、あなたの為なら、私達、しばらくこの国に残るわ」
「っえぇ!?」
「なんなら、また一緒に練習して、シュドティリアでは叶わなかったけど、一緒に舞台に立ちましょうよ! そうよ、それがいいわっ! ね、みんな!」
なんだか知らないが、とんでもない方向に話が進んでいってしまっている。
実は私は今、不法入国の身であってですね……とは言えない、そんな奴が呑気にカフェでスイーツ食べてるなんておかしすぎるから。
ひとまず、考えておくという事にして、私はビルとロンと共に、屋敷へ戻った。
そして早速その夜……事態は動いた。
私の脅しがよほど効いたのか、カトリーヌ嬢は大胆にもすぐに子供の父親と接触を図ろうとしたのだ。
……何故そんなタイムリーな事を知っているかって? 答えは、ビルが、カトリーヌ嬢の部屋の花瓶にいくつか花を追加してきており、実はその花が盗聴器になっているから。
さらに、ロンがカトリーヌ嬢の頭の中に、ほんの少しの“不安”の芽を植えてきたから。
もちろん、アルドは屋敷には帰って来ていない。
きっと、カトリーヌ嬢の動きを知り、今まさに密着24時の状態なのだろう。
かくゆう私は今、護衛5人と共に、ビルの仕掛けた盗聴器から聞こえてくる、カトリーヌ嬢と子供の父親の密会を盗み聞ぎしているわけである。
ヤバい、楽しすぎる。
「しっ! マル対、接触したもよう! これより録音魔法を発動します!」
ついに、カトリーヌ嬢の部屋に、子供の父親が来たようだ、アルドは見ていただろうか、知ってしまっただろうか……自分を陥れた本当の人物を……。
それにしても、ビル、ノリノリだな。
そして……聞こえてきた会話と言えば……。
『○○様っ、どうしましょう……』
『カティ、今我々が会うのは危険だと言っただろ、呼び出すなんてことはしないでくれ……』
『ですがっ、あの女が来たのです、私を脅していったのですっ……子供の父親が誰か知っている、と……』
『あの女とは? ……誰の仕業かわからぬが、そんなハッタリを信じて私を呼び出したのか、勘弁してくれ』
すごい、なんかやけにリアルだ……生々しい……それにしても、男、くそ野郎だな……。
『ファリナッチ公爵令嬢です! 本日、ファリナッチ公爵令嬢が私のもとに突然現れたのです、見たこともない護衛の男を二人連れて……』
私の名前が出たとたん、男の様子が変わった。
『なに? 本当か?!』
『本当です、とても怖かったですわ……貴方に伝えろと……その……とても私の口からは言えぬような暴言を吐いて行かれました……』
「「ブフッ!」」
「……ちょっと、笑わないでよ……失礼しちゃうっ」
今のカトリーヌ嬢の言葉に、何のことを言っているのか知っているビルとロンが、吹き出して笑う。
カトリーヌめ、かまととぶりがりやがって……自分だって、やることやってるくせに。
『なんだ、なんと言われた!』
『エドゥアルド王子を巻き込むな、自分の……その、よくわかりませんが、自分のしたことの責任は、自分がとれ、と言った意味合いの事を……』
ほぉ……お上品に訳してくれてありがとう。
『それだけでは、あの令嬢も子供の父親が誰かはハッキリはわかっていないだろう……やはりお前はかつがれたんだ』
『そうでしょうか……』
『ほかに何か言っていなかったか?』
『え……特には……部屋を出る時、エドゥアルド王子の顔を見てから美味しいものを食べて帰る、と……』
『なっ! まさか! っ!!』
その時だった。
バンッ!
『そこまでだっ!』
ド派手にドアが開け放たれる音とともに、アルドの声がした。
『……話は全て聞かせてもらいました、一緒に来てもらいましょう……兄上』
『エドゥアルドッ! 貴様っ、監視していたのか!』
『ええ、私の愛する婚約者から、近くカトリーヌ嬢が子供の本当の父親に接触するだろうと言われましてね……思いのほか、カトリーヌ嬢の行動が早かったので、ラッキーでしたよ……私のエイミーは、とても優秀な交渉人になれそうだっはははっ!』
……アルド? 何を言っているの? 今、そんなこと言っている場合? 早く、尋問しなよ、尋問。
「……レジェンドは、本当にエイミー様の事しか考えておられないのですね……この状況で婚約者の自慢とは……恐れ入りました……」
ビルが言う。
「さて、盗み聞きはこれくらいにして……今夜は解散ねっほらっ解散っ!」
「ですが……」
「えぇ~もうちょっと聞いてましょうよぉ~」
「カトリーヌ嬢はどうなるんだ?」
「そりゃ~……む、どうなるんだろう、一応王族の子には違わないもんね……王太子の子とかもっとヤバいじゃん……」
「王太子って、結婚してるでしょ? ヤバくない?」
「眠い……」
「この戦いの続きは、王太子妃対カトリーヌ嬢になるって事か……」
「ええ?! でも、そしたら、カトリーヌ嬢側室になるって事? モローのパパんが許すの? そんでもって、側室が第一王子を産んじゃうわけぇ? やっば、エスティリア王室始まって以来のとんでもゴシップね」
「だからこそ、王太子は隠したかったのかもな……自分の弟に擦り付けてまで……」
「生まれたらバレるのに?」
「兄弟なら、誤魔化せるとでも考えたんじゃないか?」
「バッカじゃないの、いくら兄弟でも、誤魔化せるわけないじゃん、魔法鑑定なめんな」
「……眠い……」
「とにかくさ、レジェンドはこれで晴れて自由の身よね」
「そうだろうな、良かった良かった」
「……そうだね、良かった良かった! ほらっ! 早くっ解散しろー!」
ついつい彼らのおしゃべりを途中まで聞き入ってしまったが、私は彼らを早々に解散させた。
まったく、どいつもこいつも王室ゴシップが大好物なんだから……あ、眠そうにしているロンは別ね。
そして私はアルドの帰りを待った。
その夜……遅くの事。
もぞもぞもぞ……
「んんっ……ん? ……」
眠っている私の上掛けの中で、もぞもぞと何かが動いていた。
(アルド? ……いつ帰ってきたんだろ……)
「……アルド? ……おかえり……」
「エイミー、起こしてしまったか?」
いや、起きるだろ、そんなもぞもぞしながら人のパジャマ脱がしてたら……。
イケメンだから許されるけど、じゃなかったら、やってる事は本当にキモい変態だからな。
「エイミー、話したいことは沢山あるんだが、今は君を補充させてくれ……」
うん、知ってるよ、色々あったよね……ショックだったよね……まぁ、そんなショックを受けた感じには聞こえなかったけど……。
「うん……どうぞ……私は眠いので寝ますが……好きにしてください……」
「っえ? せっかくなら、起きていてくれてもいいんだぞ?」
「……起きてて欲しいの? ……なら、目が覚めるような、とびっきりのキスでもしてくれなきゃね」
「かしこまりましたお嬢様……」
アルドはそう言うと、嬉しそうに上掛けの中から出てきて、チュッと私に口付ける。
私の唇をチュゥッと吸ってはペロっと舐める、そんな可愛らしいキスを繰り返すアルドに、私は意地悪を言う。
「ん~まだ眠いなぁ~……」
「っ(ニヤリ)……」
私の挑発に乗ったアルドは、一度私の鼻先にかじりつき、そのまま角度を変えて唇を重ね合わせ、無理やり私の歯列をこじ開け深く口内に侵入してきた。
「んんっ……っん」
喉元に届いいてしまうのではないかと思うほどに舌の根元近くまで舌を絡ませようとするので、私の口からは唾液が溢れ、口の端をつたい落ちる。
「ん、んっ……(ピチャ)……んっ(ピチャ)……」
ねっとりとしたアルドの口付けで、目は覚めたが、違う意味でぼーっとしてしまう。
「……目は覚めましたか? お嬢様」
「……ん……」
私は、耳元に聞こえた低く落ち着いたアルドの声に、キュッと子宮が疼くような感覚がし、アルドの身体に腕を回し、ぎゅっと抱きついた。
「エイミー?」
もっと名前を呼んで欲しい。
いつしか自分が本当にエイミーになってしまったのか、はたまたこれは本当のエイミーの感情なのか……どちらかわからないが、とにかく今は、アルドにその名を愛しそうに呼んで貰える事が嬉しかった。
「アルド、もっと呼んで……」
「エイミー? エイミー……エイミー、私の可愛い婚約者エイミー……素晴らしい交渉能力だったねエイミー、今日のドレス姿がたまらなく魅力的だったよエイミー、私も一緒に街に行きたかったよエイミー……」
なんか、違うな。
私はアルドの額に自分の額をつけ、そのブルーグレーの瞳を覗き込む。
アルドも同じだったようで、先に口を開いた。
「エイミーのそのブルーの瞳はブルードラゴンの瞳のようでとても美しい……」
え、あの時見たブルードラゴンの目、黄色か赤っぽかったけど!
私が記憶をたどりそう言うと、アルドはあいつ等は違うよ、と笑った。
「本当のブルードラゴンは全身が青空のように美しいブルー一色なんだ……もちろんその瞳も、サファイアのように美しいんだよ……」
「へぇ……いつか見て見たいなぁ、サファイヤみたいな目をしたドラゴンちゃん……でも、アルドの瞳もミステリアスで好きだよ……よく見ると、瞳の奥で何かが色々反射してキラキラしてる……」
私は、眼球と眼球がくっついてしまいそうなほど、アルドとの距離を詰める。
「ああ、これは君主となってからなんだ、以前より青みが強くなった気もするしな……」
それはつまり……
「アルドは覚醒進化して、神獣の心臓を食べちゃった君主に変化しちゃったの? なんだっけ、叡智を得たんだっけ?」
“エスティリアの君主”について知識の浅い私に、アルドはチュッチュッとキスをしながら優しく説明してくれた。
「君主はな、叡智だけではなくドラゴンを統べるチカラも得たとされている……その眼はファフニールの眼球そっくりに変化したというし……魔力の質や魔法の能力も変化したそうだ……あと……性欲も旺盛だったとか」
アルドは私の顔にキスをしながら、いつの間にか私のパジャマの中に手を忍ばせており、話をしながら私の両胸の先を摘まんだ。
「っ……やんっ……っアルドっ! 話聞いてるのにっ」
「……どこまで話したっけ?」
「……魔力の質とか魔法の能力も変化したってとこっ! ……んっ……ぁっ……」
アルドは私のパジャマのリボンとボタンをすべて外し、バンザイするように私の両腕を上げさせ、ゆっくりと脱がしてしまった……たぷんとあらわれた私の胸をじっと見つめながら、頬を染め、やがて胸を覆い隠すように自身の両手に包み込むと、優しく揉みこみはじめた。
「エイミー悪い子だな……性欲旺盛の部分は? 聞いてなかったのか?」
「……っだって、性欲旺盛なのはどうでもいい……」
アルドは私の胸の先にチュッとキスし、舌を這わせる。
「っあ……っん……」
「本当に? どうでもいいのか? エイミーにとっては大事なことだと思ったんだが……」
吸っても何も出てくるはずもない私の胸の先を、ゆっくり味わうように吸うアルド……舌先で弄ぶように転がされれば、私の身体は意に反しビクンと反応してしまう。
「っ……んん……っ……でも、今の話だとやっぱりアルドのその眼はファフニールの眼球に似てきたってこと? 変化しちゃったの?」
「……エイミー、興味津々だな……それともわざとか?」
獲物を捕らえた肉食獣のような目で私を見つめるアルド。
自身の欲を一切隠さないその瞳に、私は思わず見惚れてしまう……。
(これが君主の能力? 視線で落とす……的な?)
私を食べて……そう口ばしりそうになっていた。
私はそのままベッドに沈み、アルドはその後も私の胸を散々構い倒したあと、ゆっくりと下の方へ手を伸ばした。
触れられずとも自覚してしまうほどに、私のソコはすでに自分の蜜で洪水状態だ。
アルドはどう思うだろうか……リュシアンのように、エロイ身体だといじられるかも……。
そしてアルドは私のソコに触れる。
「っ?!」
びっしょりの私の下着に触れて、驚くアルド。
ああ、恥ずかしい……エイミーの身体、エロすぎ……。
「……エイミー? 漏らしちゃったのか? ……そうか、我慢できなかったんだな……」
……え? アルド? 本気で言ってるの?
「可哀想に……安心しろ、恥ずかしがらなくてもいい、誰も言わないから……私とエイミーの秘密だ……私が今綺麗にしてやるから」
え? アルドさん? 私、いい年して、おもらししたことになってます? 違うんですけど? あの~、ちょっと?
なんだかおかしな思考になっているアルドは、そのまま私の脚の間に頭を移動させ、濡れた下着を取り払い、ためらうことなく私のソコを舐め始めた。
「っぁ……んっ……っあぁっアルドっ……!」
気持ちい……。
本人は、綺麗にしているつもりなのだろうか、その躊躇のなさが余計に刺激が強く、気持ちがいい。
「アルドっ……駄目っ……そんな風にされるとっ……んぁっ……ん!」
「……あれ……エイミー? まだ出てくるな……でも……なんだかすごく……糸を引いて……あっまさか……!」
やっと気付いてくれましたか! そう、それは、お小水ではなく、エッチな蜜ですよアルド!
こんな知識で、よくカトリーヌ嬢と子作りしたと疑われたものだ……笑える。
「エイミー、すまない気が利かず……今気持ちよくしてやるからな」
もう十分気持ちいいので、やめてください……。
エッチな蜜だと気づいたアルドは、嬉しそうに私のソコをいじり始めた。
すでにたっぷりと湿った私の中は、それ以上濡らす必要などなく、すんなりとアルドの指を2本受け入れ、出し入れするいやらしい水音が部屋に響いている……もう、いたたまれない……。
「っん……あぁっ……っやっ、そこ駄目っ!」
「ん? どうして? 何が駄目なんだ? 駄目じゃないだろ?」
この……拗らせ変態めっ! エスなんだか、エムなんだかわかんないハイブリット種め!
彼の長い指は、私の良いところ探り当ててしまった。
「ひゃっ……ぁぁっんっ! ヤダっアルドっヤダヤダっ! 怖いっ!」
「大丈夫……怖くないよエイミー、気持ちよくなるだけだ……」
アルドの指は、執拗に私のソコを攻め続ける。
「アルドっ……ヤダっ……お願い……アルド……やっ……」
「……あぁエイミー、なんて表情で私を見ているんだ……もっとおねだりしてくれないか? そうしたらやめてあげられるかもしれない……」
駄目だこりゃ、喜ばせちゃうだけだ……。
「むぐ……っ(むぅ)……」
私は自分がこれ以上何か懇願するような言葉をくちばしらないよう、自分の口を手で覆い、アルドを睨む。
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「あぁ……エイミー、なんて可愛いんだ! 君は一体私をどうしたいんだっ……!」
アルドの指は、一層激しく私の中をこすり上げ……そして私は……とうとう……。
「ぁ……アルドっヤダヤダっヤダっなんか出ちゃうっヤダよっアルドっ! ……ぁあ! っ……」
「……エイミー可愛い、愛してるよ……(チュッ)」
その夜、私は……処女にして、潮を吹かされてしまったのだった。
「もう! アルドの馬鹿っ! 信じらんないっ! 処女相手に何してくれてんの?! 潮吹かせるなんて! バッカじゃない! もうしらないっ!」
それから丸一日、私はアルドと口をきかなかった。
私はこの日、アルドの性癖を歪ませたエイミーを心底恨んだ。
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