6 / 45
4.惑星ノーヴィエ・ミェスタとは
しおりを挟む
ヴェラは学内新聞の編集長の名を出す。彼女の妹の専攻の先輩にあたるこの人物は、確かに顔が広いのだ。
「今回の演目、人数というか、内容に合う役者がいまいち今回見つからない、と部長が嘆いていただろう?」
「そうだったわね。インパクトの強い、だけど何処か道化めいた……」
「確かにその読みは間違いないと私も思うのだが」
殆ど愛想というものを何処かに置いてきたような口調でゾーヤは説明する。ヴェラもそれにはうなづくしかない。確かに編集長イリヤは顔が広いのだ。この日の彼女を何やら悩ませている情報を持ち込んだのも、彼だった。
「じゃあ紹介がてら、今日はイリヤも来るかしら」
「たぶん来るのではないか?部長と違って、実習も実験も多くはあるまい。確か奴はもう卒論の執筆にかかれる筈だ。来ない理由もあるまいし」
そうよね、とヴェラはうなづく。その様子を見て、ゾーヤはぽん、と彼女の肩を無言で叩く。
「私は茶を呑むが、君は呑むか?」
「いただくわ。湯沸かしにお湯はあるから。早く湧かし過ぎてしまって、どうしようと思っていたところなの」
「それはありがたい。だがいい加減簡易ポットの一つも余ってないものか? 確かに予算に余りはないが」
そう言うとゾーヤは、台所の隅に居心地悪そうに置かれている小さな冷蔵庫の中から、紺色の茶葉の缶を取り出した。
細々としたものは、部員がそれぞれ少しづつ持ち寄ったものだった。冷蔵庫も、卒業して抜けていく部員が寄付したものだった。
「ほらヴェラ。熱いから気を付けてくれ」
「ありがとう」
ヴェラは大きなカップを受け取りながら、ほっとする自分が判る。
表情はさほど変わらないが、ゾーヤのこういう所はヴェラにとってはひどくありがたかった。
言葉にしろ、態度にしろ、彼女にはひどく乾いた感触がある。一つ違いの妹との生活が、日々交わす言葉にせよ、態度にせよ、妙に湿り気が多いように感じるせいか、この表情の少ない相手との接触は彼女には心地よかった。
「それにしても、あの人物はなかなか興味深いな」
「あなたがそう思うの?」
「そうそうお目にかかれる類ではないな」
確かに、とヴェラも思う。
*
「よ、お帰り」
ベッドに寝そべって本を読んでいた連絡員は、扉の開く音に身体を起こした。
真っ赤な髪に、悪趣味な程に補色な緑のクロッシェ帽をかぶった中佐が戻ってきたのだ。
帽子だけではない。身につけているジャケットやら中に着ているTシャツ、靴に靴下に至るまで、どうしてこんなにとんでもない配色になるんだ、というくらい強烈な配色だった。
彼はその姿を見るたびに、何やら笑いが止められない自分に気付く。とんでもないくせに、まあ似合っていること似合っていること。
まあだが、その笑いはちょっとばかり横に置いて。編んだ長い髪を後ろに回して、彼は本を閉じた。図書館で借りてきた、ジナイーダから聞いた「参考図書」だった。
中佐は帽子と上着を取ると自分のベッドに放り投げる。そして自分自身をも放り出すと、煙草に火を付け、天井の染みを眺めた。
彼らが居たのは、学生向きの共同下宿だった。
キムは備え付けの棚からトマトジュースのパックを一つ取ると、軽く投げた。中佐は片手でたやすく受け取ると、ふうん、とストローを差込みながらパッケージを観察する。
「おいキム、こいつはスーパーで買ったのか?」
「んにゃ。学生用共同組合があってさ。そこのほうが安いって、可愛い女の子に教えてもらった。ほら、マークがついてるだろ?」
「ああ本当だ。ほー……」
「あんたこそ、結構遅かったじゃん」
煙草をひとまず灰皿に置き、ちゅ、とトマトジュースを一口すすった中佐は、つまらなさそうに答える。
「あー? いきなり歓迎会よ。学生ってのは、くだらん事が好きだ全く」
「あ、いーなあ。早速呑み会?」
「呑み会って言ったってなー。貧乏学生の集まりだから、まあ滅茶苦茶だ」
くす、と笑いながら、ふとその口調があまり好意的ではないことにキムは気付いた。
中佐がそういう集まり自体が嫌いではないことは、キムもこの惑星に来る前の宿舎でのそれで知っているのだが。
彼らがこの惑星ノーヴィエ・ミェスタにやってきたのは、ほんの二週間ほど前だった。
この惑星には、大陸が三つあるが、最も大きい第一大陸は、居住するにはやや平均気温が低すぎた。住んで住めないことはないが、最初の移民はそこまで手を伸ばさなくてはならない程の数ではなかった。
従って、そこは主に資源の産出と、農業工場に使用されている。つまりは、人々の倉庫であり、食料庫な大陸なのだ。
働く人間の帰るべき家は、居住区である第二大陸に持っていることがほとんどである。そしてその両方に住処を持つことが可能な程度には、この惑星の住民は、富んでいた。
実際、この惑星に住む人々は、植民以来、そんな外的環境に苦しんだことはさほどに無いとも言える。
第二大陸は、その位置からか、海流や山脈の関係からか、気候が安定していて、極端な天災が起こることはない。
第一大陸のほうがそれは大きいが、それは当初から懸念されていたことなので、それ相応の施設が、企業の力で作られていた。その程度は、企業の義務として果たしていたらしい。
つまりは、ある程度の理想的な発展をしていたということだった。
もう一つの、第三大陸は、第一大陸に対し、赤道を挟んだ反対側とも言える場所にある。
そこは未だ手をつけられていない状態、とも言える。とりあえずそこまで手を出す必要はないのだ。
そして彼らは、その第三大陸に近い側の島に上陸し、そこからエラ州近くのシャオリン島へ移り、更にそこから州内へと潜入した。
「そういや、ソングスペイを学内で見たか? お前」
「んにゃ。奴は確かあんたの方が見やすいんじゃないですかね。社会学群の方へ入り込んだんでしょ?」
「ああ」
そう言って中佐は再びちゅ、とトマトジュースを吸う。
「今回の演目、人数というか、内容に合う役者がいまいち今回見つからない、と部長が嘆いていただろう?」
「そうだったわね。インパクトの強い、だけど何処か道化めいた……」
「確かにその読みは間違いないと私も思うのだが」
殆ど愛想というものを何処かに置いてきたような口調でゾーヤは説明する。ヴェラもそれにはうなづくしかない。確かに編集長イリヤは顔が広いのだ。この日の彼女を何やら悩ませている情報を持ち込んだのも、彼だった。
「じゃあ紹介がてら、今日はイリヤも来るかしら」
「たぶん来るのではないか?部長と違って、実習も実験も多くはあるまい。確か奴はもう卒論の執筆にかかれる筈だ。来ない理由もあるまいし」
そうよね、とヴェラはうなづく。その様子を見て、ゾーヤはぽん、と彼女の肩を無言で叩く。
「私は茶を呑むが、君は呑むか?」
「いただくわ。湯沸かしにお湯はあるから。早く湧かし過ぎてしまって、どうしようと思っていたところなの」
「それはありがたい。だがいい加減簡易ポットの一つも余ってないものか? 確かに予算に余りはないが」
そう言うとゾーヤは、台所の隅に居心地悪そうに置かれている小さな冷蔵庫の中から、紺色の茶葉の缶を取り出した。
細々としたものは、部員がそれぞれ少しづつ持ち寄ったものだった。冷蔵庫も、卒業して抜けていく部員が寄付したものだった。
「ほらヴェラ。熱いから気を付けてくれ」
「ありがとう」
ヴェラは大きなカップを受け取りながら、ほっとする自分が判る。
表情はさほど変わらないが、ゾーヤのこういう所はヴェラにとってはひどくありがたかった。
言葉にしろ、態度にしろ、彼女にはひどく乾いた感触がある。一つ違いの妹との生活が、日々交わす言葉にせよ、態度にせよ、妙に湿り気が多いように感じるせいか、この表情の少ない相手との接触は彼女には心地よかった。
「それにしても、あの人物はなかなか興味深いな」
「あなたがそう思うの?」
「そうそうお目にかかれる類ではないな」
確かに、とヴェラも思う。
*
「よ、お帰り」
ベッドに寝そべって本を読んでいた連絡員は、扉の開く音に身体を起こした。
真っ赤な髪に、悪趣味な程に補色な緑のクロッシェ帽をかぶった中佐が戻ってきたのだ。
帽子だけではない。身につけているジャケットやら中に着ているTシャツ、靴に靴下に至るまで、どうしてこんなにとんでもない配色になるんだ、というくらい強烈な配色だった。
彼はその姿を見るたびに、何やら笑いが止められない自分に気付く。とんでもないくせに、まあ似合っていること似合っていること。
まあだが、その笑いはちょっとばかり横に置いて。編んだ長い髪を後ろに回して、彼は本を閉じた。図書館で借りてきた、ジナイーダから聞いた「参考図書」だった。
中佐は帽子と上着を取ると自分のベッドに放り投げる。そして自分自身をも放り出すと、煙草に火を付け、天井の染みを眺めた。
彼らが居たのは、学生向きの共同下宿だった。
キムは備え付けの棚からトマトジュースのパックを一つ取ると、軽く投げた。中佐は片手でたやすく受け取ると、ふうん、とストローを差込みながらパッケージを観察する。
「おいキム、こいつはスーパーで買ったのか?」
「んにゃ。学生用共同組合があってさ。そこのほうが安いって、可愛い女の子に教えてもらった。ほら、マークがついてるだろ?」
「ああ本当だ。ほー……」
「あんたこそ、結構遅かったじゃん」
煙草をひとまず灰皿に置き、ちゅ、とトマトジュースを一口すすった中佐は、つまらなさそうに答える。
「あー? いきなり歓迎会よ。学生ってのは、くだらん事が好きだ全く」
「あ、いーなあ。早速呑み会?」
「呑み会って言ったってなー。貧乏学生の集まりだから、まあ滅茶苦茶だ」
くす、と笑いながら、ふとその口調があまり好意的ではないことにキムは気付いた。
中佐がそういう集まり自体が嫌いではないことは、キムもこの惑星に来る前の宿舎でのそれで知っているのだが。
彼らがこの惑星ノーヴィエ・ミェスタにやってきたのは、ほんの二週間ほど前だった。
この惑星には、大陸が三つあるが、最も大きい第一大陸は、居住するにはやや平均気温が低すぎた。住んで住めないことはないが、最初の移民はそこまで手を伸ばさなくてはならない程の数ではなかった。
従って、そこは主に資源の産出と、農業工場に使用されている。つまりは、人々の倉庫であり、食料庫な大陸なのだ。
働く人間の帰るべき家は、居住区である第二大陸に持っていることがほとんどである。そしてその両方に住処を持つことが可能な程度には、この惑星の住民は、富んでいた。
実際、この惑星に住む人々は、植民以来、そんな外的環境に苦しんだことはさほどに無いとも言える。
第二大陸は、その位置からか、海流や山脈の関係からか、気候が安定していて、極端な天災が起こることはない。
第一大陸のほうがそれは大きいが、それは当初から懸念されていたことなので、それ相応の施設が、企業の力で作られていた。その程度は、企業の義務として果たしていたらしい。
つまりは、ある程度の理想的な発展をしていたということだった。
もう一つの、第三大陸は、第一大陸に対し、赤道を挟んだ反対側とも言える場所にある。
そこは未だ手をつけられていない状態、とも言える。とりあえずそこまで手を出す必要はないのだ。
そして彼らは、その第三大陸に近い側の島に上陸し、そこからエラ州近くのシャオリン島へ移り、更にそこから州内へと潜入した。
「そういや、ソングスペイを学内で見たか? お前」
「んにゃ。奴は確かあんたの方が見やすいんじゃないですかね。社会学群の方へ入り込んだんでしょ?」
「ああ」
そう言って中佐は再びちゅ、とトマトジュースを吸う。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
未来世界に戦争する為に召喚されました
あさぼらけex
SF
西暦9980年、人類は地球を飛び出し宇宙に勢力圏を広めていた。
人類は三つの陣営に別れて、何かにつけて争っていた。
死人が出ない戦争が可能となったためである。
しかし、そのシステムを使う事が出来るのは、魂の波長が合った者だけだった。
その者はこの時代には存在しなかったため、過去の時代から召喚する事になった。
…なんでこんなシステム作ったんだろ?
な疑問はさておいて、この時代に召喚されて、こなす任務の数々。
そして騒動に巻き込まれていく。
何故主人公はこの時代に召喚されたのか?
その謎は最後に明らかになるかも?
第一章 宇宙召喚編
未来世界に魂を召喚された主人公が、宇宙空間を戦闘機で飛び回るお話です。
掲げられた目標に対して、提示される課題をクリアして、
最終的には答え合わせのように目標をクリアします。
ストレスの無い予定調和は、暇潰しに最適デス!
(´・ω・)
第二章 惑星ファンタジー迷走編 40話から
とある惑星での任務。
行方不明の仲間を探して、ファンタジーなジャンルに迷走してまいます。
千年の時を超えたミステリーに、全俺が涙する!
(´・ω・)
第三章 異次元からの侵略者 80話から
また舞台を宇宙に戻して、未知なる侵略者と戦うお話し。
そのつもりが、停戦状態の戦線の調査だけで、終わりました。
前章のファンタジー路線を、若干引きずりました。
(´・ω・)
第四章 地球へ 167話くらいから
さて、この時代の地球は、どうなっているのでしょう?
この物語の中心になる基地は、月と同じ大きさの宇宙ステーションです。
その先10億光年は何もない、そんな場所に位置してます。
つまり、銀河団を遠く離れてます。
なぜ、その様な場所に基地を構えたのか?
地球には何があるのか?
ついにその謎が解き明かされる!
はるかな時空を超えた感動を、見逃すな!
(´・ω・)
主人公が作者の思い通りに動いてくれないので、三章の途中から、好き勝手させてみました。
作者本人も、書いてみなければ分からない、そんな作品に仕上がりました。
ヽ(´▽`)/
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
超常戦記II 第二章~世界を滅ぼす程の愛を~
赤羽こうじ
ファンタジー
第一章完結時より遡る事三年。
N.G397年。
世界連合に対する不満や怒りがピークに達したラフィン共和国は遂に戦争へと舵を切った。
ラフィン共和国のザクス・グルーバー大佐は自らが開発した新型バトルスーツを装備し、戦争へと身を投じていく。
そんな中、敵であるセントラルボーデン軍の美しい兵士クリスティーナ・ローレルと出会ってしまう。
徐々に惹かれ合う二人を待ち受ける運命は?
現代に戻りN.G400年、セントラルボーデン軍のウィザード、セシル・ローリエは中立国ルカニード王国のフェリクス・シーガーと出会い……
交差する運命に翻弄される者達。その結末は?
そして新たな戦いが起こった時それぞれが選ぶ道とは?
第22回SFサバイバルゲーム
野川太郎
SF
22回目を迎えるSFサバイバルゲーム。主人公は氷川と同じクラスになり、いつものメンバーと楽しい学校生活を送っていた。そんな時、同じ学年で『サクセスストーリー』を持つ新見晃たちが同学年の注目の的になる。上田たちが失脚してから、彼らが学校の主導権を握っている。新見晃は「英雄伝説」と呼ばれており、数多くの伝説を残したと自称しているために、話を疑うものが多かった。また、その話が『完璧』すぎるために男子から嫉妬され、けんかになったことがある。もちろん、軽く撃退し、英雄伝説を増やしてしまった。とあることがきっかけで主人公・哀川正一は新見と対立し、サバイバルゲームで決着をつけることになる。
Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
結界の中は銃社会
ど~はん
ファンタジー
西部開拓時代の名銃で伝説を作った少年と世界最強のアサルトカービンを手にした少女。
二人は仲間たちとの出会いを経て、成長していく―。
これは少年の伝説に新たな革命を起こすために、トリガーに指を掛ける者たちの物語です。
特殊装甲隊 ダグフェロン『廃帝と永遠の世紀末』② 海と革命家、時々娘
橋本 直
SF
進歩から取り残された『アナログ』異星人のお馬鹿ライフは続く
遼州人に『法術』と言う能力があることが明らかになった。
だが、そのような大事とは無関係に『特殊な部隊』の面々は、クラゲの出る夏の海に遊びに出かける。
そこに待っているのは……
新登場キャラ
嵯峨茜(さがあかね)26歳 『駄目人間』の父の生活を管理し、とりあえず社会復帰されている苦労人の金髪美女 愛銃:S&W PC M627リボルバー
コアネタギャグ連発のサイキック『回収・補給』ロボットギャグアクションストーリー。
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる