〈完結〉2022年四度目の北海道チャリ旅行は体重増加でママチャリに泣く泣く別れを告げ「ミヤタのフリーダム・タフ」で行くことにしたのだ。

江戸川ばた散歩

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22 7/5 稚内・ゲストハウスモシリパ→天塩・鏡沼海浜公園オートキャンプ場

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 いや良く寝たー!
 上段であれ! 伸び伸び寝られるのは!
 まあこの先は気温また上がるので、寝袋ピシッとしなくてもいいかな。

 朝食の時はまあ頭ぼーっとしてた。
 そしたら昨日のラウンジでのテンションの高い、気の合う人々が… さらに増えていた(笑)。
 どうも女性の旅人達はさまざまな手段を駆使して遠距離移動しているらしい。
 興味深いのは、「東京から出る夜行バスは安い」という情報。
 関西からだと更に遠い場所に行くのは高いので、一旦東京に寄っていくとか。
 あとそ軽自動車で2ヶ月のところ回ってると言う方。
 こちらもまあすごい。
 すでにロマンスグレーの方なんだが、実に馬力がある。キャンプもしているとのこと。車中泊も勿論。
 とりあえず前日のバンガローを紹介しておいた。
 とは言え、結局自転車の人は全然見つからなかった。
 バイクのひとは居たけど。

 で、そんな珍しいチャリダーとしては、今日のオロロンライン稚内天塩間は厳しいものがある。
 70キロ弱、なおかつ途中に店が無いというのは荷物に余裕が無い今回は厳しい。
 今までは600ペット4本「持って」出掛けてたのだわ。
 けど今回は2本を入れ替え入れ替えしている状態。
 捨てて入れる。
 だがこの地域は本当にゴミ捨てに厳しい。
 で、間違えたのだ。

 とは言え前回前々回よりはよほどマシな感じ天気だった。
 そんな中出発。
 稚内は二年出来なかった祭り、と言うことであちこち賑わっていた。
 途中で、神輿を運んでいるのを見たんだが、オロロンに行くための道でトラックに乗せられているのに何度か遭遇。
 
 そして今までずっと回避していたルートを今回通ったんだが。
 これが意外と楽だった。
 オロロンに入る最後の坂の印象が強くてどうも誤解していたらしい。
 稚内側から行く場合にはとても楽だった。

 さて。
 そこからは大体三箇所のトイレが区切りだった。
 序盤はしばら宗谷丘陵独特の地形が結構あって、写真やら動画にするのが楽しかった。
 あのモコモコの地形というのはそうそう見られるもので、浮かれて撮りまくったのだ。

 だが中盤。
 こうほねの家はよかったんだが、そこで次も自動販売機があると思ってしまったのが誤算だった。
 ここで次もある、と思い込んだのがまずかった。
 買い足しが1本。
 正直2本もしくは3本買っておけばよかったとしみじみ思う。
 というのもこのオロロンの海岸線の長い道の中では、自動販売機があるのはここだけだった。
 次の稚咲内は、トイレにウォシュレットがある事は良い。だが自販機はない。
 そして最後は、なんと水自体が飲めない。循環水てわ、飲める水では無いらしい。
 結果、最後の10キロは水なしだった。

 さて、中盤以降の景色なんだが。
 島が全く見えなかったのがちと辛かった。
 風もあまりなく走ること自体は3年前に比べれば相当楽だった。
 実際最終的に着いたのが当時より2時間位早いのだから。
 まあ当時は小雨が降ったりやんだりだったし、遅いし、風が前から来たし、散々だった。
 それに比べると、向かい風でも風自体は弱かった。
 そして気温が到着した天塩では20度を超えていたが、それまでのところでは10℃台をキープ。
 なんだかんだで動いてないと冷えるくらいだった。
 ただ、楽だと単調という意味を痛感した。

 さて天塩市街地に近づいたときに自販機を見つけ、マジ嬉しかった。
 逆に言えば、天塩から行く人はそこで最後なんだからあらかじめ水はちゃんと用意しておくべしと思った。
 まあ、キャンピング仕様の人はおそらく通常の水ボトルを持ってる人は大丈夫なんだろう。
 
 16時ぐらいになんだかんだでセコマに到着。
 買い込みまくってそのままキャンプ場へ。
 もう疲れまくっていたので、それまでソイジョイを適当にしか食べてなかった反動でホットシェフのおにぎりを二個くらう。うまー。

 その後湯温泉へ移動。
 露天風呂がやってなかったのは残念。  
 温泉はすごく濃いものだった。
 ただ休憩室の印象が変わっていた。
 それとも記憶違いか、晴れてなかったということか?
 西日がカーっと入ってきていたので無理だった(笑)。
 
 そんで日が暮れてテントの中が暑くなり過ぎないあたりで戻って書いてるんだが。
 巻き上げ系の風が時々やってくるのがやや不安。
 さて明日は初山別の予定。
 洗濯も必要なんだが、できれば次通る羽幌で一気にやりたいんだよなあ…
 さてどうするか。



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