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4 6/17 豊橋・ロワジールホテル豊橋→安城・ABホテル安城

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 まず朝。
 空調よし!
 洗濯ものが乾いたぜ…
 いやまあ、脱水した奴なら分かるけど! 手絞り→バスタオルでくるんで更に絞り!
 …がこうも乾くとは。
 まあ大概のビジホの時はランドリー使ってるんだけど、今回は着てたもの洗ってどうか実験だったからなあ。
 ツインの部屋だからバスタオルが二枚あったのもでかい。
 朝飯前に駐車場(地下・バイクのお客もそこに止めてた)に薬とか入ったポーチ取りに。そう、これが必需品なんだってば。
 目薬・毎日の薬・マウスピースはやっぱり必要。
 だが今日はちゃんと荷物解いてから泊まるぞ!
 目的地は安城。直前割というものがあるんですよ…ABホテルは去年思いっきり使ったんだわな。安城には近い地域に三軒くらいあるんだわ。
 その中で「新安城」ではないとこが一番安かったんだよなー。
 てな訳でご安全に。



 さて。
 まず例の如く、豊橋を出るのに苦労しました。
 何が困るってやはり人が住んでいるあたりは道がごちゃごちゃしてるんですよね。
 そして人が出てくる(笑)。
 いや、歩道なんだから出てきて当然なんだけど、一番怖いのはやっぱり人間なんだよ。
 草がとんでもなく生い茂っていてもある程度何とかなるかどうか、は予想つくんだけど、人はなー。
 で、特に今回怖いよな、と思うのはやっぱり「すぐに降りられない」「パッと乗れない」。
 一番の原因は後ろに積んだ寝袋。
 これがちょうど乗るときに足に引っかかるんですわ。
 そもそもの足の長さ()
 むむむ。
 それじゃあどうすればいいのか。
 今日は走りながら延々考えてましたわ。
 普段は足を後にガッと振り上げれば何とかなるんですよ。
 ところが今回、その足を上げると今回は寝袋に当たる。ハードルのように足を曲げてと言うと今度はうまく上がりきらない。
 後に振り上げるのはできるけど、太ももの方を上げるのが厳しい。
 ではどうするか。
 改善案1。
 テントとマットの上に平べったくして一緒に丸めて乗せてしまう。
 寝袋自体を、昔カバンを覆っていた布団のようにしてしまえば良いのではないか?
 その2。
 フレームの下側の空間に細長く丸めて縛りつける。
 ただこれはどうも長さが厳しい。
 そして、ペダルに引っかかるのではないかと思うと怖い。
 その3。
 フロントバック位の厚みに丸めてしまってハンドルにくくりつける。
 ただしこれをやってしまうと、今度はフロントバックをどこにおけばいいのかと言う話になる。
 消去ほうだけど、まあ1でなんとかしなくてはいけないのではないか?
 と思って、あらかじめ持ってきた布(笑/以前はそれで服を作ったり、化繊寝袋をテント幅に丸めて入れる袋を作ったりしてる)を使って袋を作るのが1番ベストではないかと考えるわけだ。

 まぁ考えつつも、蒲郡までは割と気楽に進めたわけだが。
 豊橋でも人口密集しているところを出てしまえば、それなりに走りやすい。何度か走ってるので見覚えもある。
 とは言え、明らかにどんどん狭くなる道とか、草が生い茂りすぎてる歩道とか、その辺はとても気を使いまくった。
 蒲郡は相変わらず、あの懐かしの懐かしげなシャッター商店街。
 あれは再開発はしないんですかね。
 住居としては扱っているようなんだけど、商店部分はほぼ完全にシャッターになってしまっている。
 何かこのレトロ感は好きだけど、中心部から離れてしまってるからね。
 豊橋にはまだ使っているようなところがあるのだけれど、蒲郡はほぼ全滅なんだろうなと。

 蒲郡を出るとここからが道に迷う段階ですわ(笑)。
 走るのは走りやすいんですが、ともかく道がわからない。ナビ頼り。
 その間に昼過ぎたのですき家に行ってきたわけですが(笑)。
 すき家にほとんど行ったことがない!ので、システムがよくわかってなく。
 なおかつ御時世以来お弁当注文券売機があったりしてだな。
 で、お弁当のところでシーザーサラダ牛丼を選んでしまって、はたと気づいた結果、そのお弁当を店内で食べる許可をもらったと。
 とりあえずおいしかったけど。店員さんごめん。

 そこからは少し迷いまくった部分もあって(笑)何度か引き返したりなんだりしつつ、なんとかたどり着いた所存。
 やっぱり下校時間と被ってたのがなー。
 小中学生もなんだが、高校生の男子のチャリは怖いし、女子は群れてるだけで怖いわ。

 ABホテル蒲郡は非常に対応が良かったですよ!
 ちなみに、なんでしょっちゅう使っているかと言うと、お値段がリーズナブル(今回は4200円)な上に朝ご飯無料。 
 あとこのホテルのありがたいのが、ユニットバスと並行して大浴場があること。
 あ、それと、ガウンが着られるサイズ! 昨日のは()
 やっぱりのんびりできるわー。
 で、まだ新しいところっぽくって、エレベーターに入ったらまだ作りたてのような匂いがしたわ。

 さてこれから、お裁縫の時間だ。

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