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第4話 さてそれでは今いるとこはどうするか?
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という問題が出てきます。
何せ貰った家土地ですが、ワタシは独り身でこの歳だし、兄も要らないといった場所ですから、ワタシがもうこれは何とかして整理せんとあかんのですよ。
そーすると、まあ売るしかないんですが、問題は。
「売れるんか? こんなとこ」
ですよ。
前の話で書いたように、うちの辺りというのはどんどん過疎化していくとこです。
新しく家を建てる人というのは、だいたい2代目3代目という奴ですね。
なのでかつての中心地には昭和のままの家屋がまだ残っているとこが多く、周辺部に新たな家が建つことが多いです。
で、その土地はまあおそらく農地→宅地としたものでしょう。
車があるなら、空は広いし小学校の人数は少ないから忙しなくないし、自然は豊かだし景観はいいし。
まあそういう意味では悪くないですよ。車さえあれば!
ちなみに売っても二束三文だ、ということは知ってました。
何せ土地家屋まとめても固定資産税が年間50000円割ってますから。
だからまあ、色々やった挙げ句にすこ~しでも+なら御の字、という感じでともかく相談をかけてみました。
とはいえ、まずどこにどうやって相談をかければいいのかもさっぱり分かりません。
町内であちこちに不動産の「売地」が出ているとこがあるんですが、どういう関係でそういう不動産に関わるのか? それも謎ですね。
ということで、またライフルホームズの売買関係とか、まあ浜松市内の不動産とか、とりあえずは軽く相談、という奴をしてみた訳です。
そーすると
「不動産会社の仲介で買い手を待つ」方法か、
「不動産業者に買い取ってもらう」か、
そのどちらかになりますね。
ワタシとしては、待ってもそう簡単に売れるとは思えないし、先に土地整備のために整地をするのに資金をかけるというバクチはちょっと打てないと思ったんですよ。
それで4軒問い合わせをしまして、そのうち実際にやってきて調査をしてくれたのが2軒。
片方は大手で、もう片方は新しいとこ。
大手の方がまず先にやってきたんですね。この速さはすばらしい。
まあ結果は、「買い取りは難しい」でした。
で、一旦考え中、にしたもう一方の方に持ちかけてみた訳です。
それでこっちのデータを出して「ここのこれこれはどうですか?」と具体的に挙げてから来てもらいました。
その上で買い取りは可能、ただしこのくらい、ということが出たんですね。
ところで。
固定資産税の計算のところでは「宅地」となっていたところなんですが、実際の登記では「畑」「田」だったりすると、売れません…… というか金になりません。
引き取ってはくれます。
ただ金にならない、ということです。
うちの持っていた土地は半分それだったこともあって、上屋が乗ってる土地だけが宅地扱いでした。
不動産の方曰く、「税務署はそう計算する」そうな。
なので少し肩透かしな感はありましたがね。
で、後は解体費用ですね。
上屋の解体と、うちにやたらと生えている木々! この撤去と整地。
それと内部の片付け。
しょーじきワタシは自分でこの片付けをもうする気力が無くなってるので、必要ではない本をできるだけ早く売りさばき、後は必要なものだけ持って身軽に引っ越そうと思っている次第。
まあこの費用はかかるかかる。
実際、空き家の取り壊しがなかなかされないのはその辺りなんでしょうね。
家屋が住めるレベルのものだったら、リノベとかそーいう手があるんでしょうが、ウチの場合はもうそのレベルじゃない。
これがまだ、昭和36年の「だけ」なら、やたらと丈夫なトタンだの、シロアリが大好きな程、害が全くなかった床板だの、昭和ガラス満載な窓だの、そーいうものを生かしたり何だりできたかもしれませんがね、建て増し分がホントにどーしようもない。
そもそも建て増ししたことで雨漏りがしているという事実がある訳だし。
実際ゲリラ豪雨が来ると、マジでバケツ一杯になったりするんですよ。状況によっては。
それが無理矢理くっつけた辺りから漏れてくる訳ですよ。
とはいえ、建て増し自体が不必要だったかというと、その時の状況的には必要だったとは思うんですよね。
結果として窓がない部屋が元の部分には2部屋もできてしまったんですがね。
まあ何とかそれでもマイナスにはならなくて済みそうなんで、ほっとしましたわ。
メールのRe:がもう10くらいつくくらい、打診繰り返しましたからね!
何せ貰った家土地ですが、ワタシは独り身でこの歳だし、兄も要らないといった場所ですから、ワタシがもうこれは何とかして整理せんとあかんのですよ。
そーすると、まあ売るしかないんですが、問題は。
「売れるんか? こんなとこ」
ですよ。
前の話で書いたように、うちの辺りというのはどんどん過疎化していくとこです。
新しく家を建てる人というのは、だいたい2代目3代目という奴ですね。
なのでかつての中心地には昭和のままの家屋がまだ残っているとこが多く、周辺部に新たな家が建つことが多いです。
で、その土地はまあおそらく農地→宅地としたものでしょう。
車があるなら、空は広いし小学校の人数は少ないから忙しなくないし、自然は豊かだし景観はいいし。
まあそういう意味では悪くないですよ。車さえあれば!
ちなみに売っても二束三文だ、ということは知ってました。
何せ土地家屋まとめても固定資産税が年間50000円割ってますから。
だからまあ、色々やった挙げ句にすこ~しでも+なら御の字、という感じでともかく相談をかけてみました。
とはいえ、まずどこにどうやって相談をかければいいのかもさっぱり分かりません。
町内であちこちに不動産の「売地」が出ているとこがあるんですが、どういう関係でそういう不動産に関わるのか? それも謎ですね。
ということで、またライフルホームズの売買関係とか、まあ浜松市内の不動産とか、とりあえずは軽く相談、という奴をしてみた訳です。
そーすると
「不動産会社の仲介で買い手を待つ」方法か、
「不動産業者に買い取ってもらう」か、
そのどちらかになりますね。
ワタシとしては、待ってもそう簡単に売れるとは思えないし、先に土地整備のために整地をするのに資金をかけるというバクチはちょっと打てないと思ったんですよ。
それで4軒問い合わせをしまして、そのうち実際にやってきて調査をしてくれたのが2軒。
片方は大手で、もう片方は新しいとこ。
大手の方がまず先にやってきたんですね。この速さはすばらしい。
まあ結果は、「買い取りは難しい」でした。
で、一旦考え中、にしたもう一方の方に持ちかけてみた訳です。
それでこっちのデータを出して「ここのこれこれはどうですか?」と具体的に挙げてから来てもらいました。
その上で買い取りは可能、ただしこのくらい、ということが出たんですね。
ところで。
固定資産税の計算のところでは「宅地」となっていたところなんですが、実際の登記では「畑」「田」だったりすると、売れません…… というか金になりません。
引き取ってはくれます。
ただ金にならない、ということです。
うちの持っていた土地は半分それだったこともあって、上屋が乗ってる土地だけが宅地扱いでした。
不動産の方曰く、「税務署はそう計算する」そうな。
なので少し肩透かしな感はありましたがね。
で、後は解体費用ですね。
上屋の解体と、うちにやたらと生えている木々! この撤去と整地。
それと内部の片付け。
しょーじきワタシは自分でこの片付けをもうする気力が無くなってるので、必要ではない本をできるだけ早く売りさばき、後は必要なものだけ持って身軽に引っ越そうと思っている次第。
まあこの費用はかかるかかる。
実際、空き家の取り壊しがなかなかされないのはその辺りなんでしょうね。
家屋が住めるレベルのものだったら、リノベとかそーいう手があるんでしょうが、ウチの場合はもうそのレベルじゃない。
これがまだ、昭和36年の「だけ」なら、やたらと丈夫なトタンだの、シロアリが大好きな程、害が全くなかった床板だの、昭和ガラス満載な窓だの、そーいうものを生かしたり何だりできたかもしれませんがね、建て増し分がホントにどーしようもない。
そもそも建て増ししたことで雨漏りがしているという事実がある訳だし。
実際ゲリラ豪雨が来ると、マジでバケツ一杯になったりするんですよ。状況によっては。
それが無理矢理くっつけた辺りから漏れてくる訳ですよ。
とはいえ、建て増し自体が不必要だったかというと、その時の状況的には必要だったとは思うんですよね。
結果として窓がない部屋が元の部分には2部屋もできてしまったんですがね。
まあ何とかそれでもマイナスにはならなくて済みそうなんで、ほっとしましたわ。
メールのRe:がもう10くらいつくくらい、打診繰り返しましたからね!
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