73 / 113
71.「関係無い奴がドラムかHALに触ると怖くなったんですよ」
しおりを挟む
土岐もいつのまにか箸を休めていた。
「正直言って、おかしいんですよ」
コップを持ったまま、それを口に運ぶこともしない。
「例えばB・Bは首都だったら、規模的にはブレイクド・ボーン・クラブだし、アメジストはクラブ・ファニイですよ。西のあそこだったら、リバーサイド」
似たよう規模の会場のことを次々と土岐は口にしていく。
「でも何処だってあるじゃないですか。音響の善し悪し。どんな上手い人だって、会場によっては、全然抜けないことがあるじゃないですか」
そうだな、と布由はあいづちを打つ。
「だけど、あの都市では、全くいつも、どんな条件でもあんたの声は抜けましたよ。無茶苦茶良かった。逆にHALの声は駄目でした。とにかくあの都市と相性が悪かった」
「都市と相性が悪い?」
「としか言いようがなかったですよ。逆にあんたは異様に都市と相性が良かったんですよ」
言われてみれば、そうかもしれない。
「そう言えばお前、HALの声があの都市ではどーのって、どうして知ってるの? 結構当時、同じ日程ってことが多くて俺達行けなかったことが多かったじゃないか」
「藍地さんがよく伝えてくれましたから」
「藍地が」
「あの人もやっぱりベーシストだったし、そういうことあのバンドの中で一番良く気付いたの、あの人なんですよね。一番神経細かいし、リーダーだったし」
そしてようやく土岐は自分のコップに次のビールを注いだ。
「藍地があのバンドを作ったんだったよな」
「ええ。HALさん誘って。かなり惚れ込んだらしいですよね。当時。朱明さんもそうだ。あの人が見つけて引っぱり込んだんでしたよね。……あの位の熱意がうちにもあったら朱明さんも居てくれたかも」
「いや、それは無いだろ」
「そうですか?」
「だって奴は、HALの声に惚れたんだ。自分は泣き声に弱いからって」
へえ、と感心したように土岐は声を立てる。
「それは初耳でしたよ…… でも泣き声ね」
くっくっ、と土岐は笑い声を立てる。
「確かに布由さんは歌で『泣き言』は言っても泣き声ではないですからね」
「ま、それはそれでいいんだよ。それに、朱明は結構俺を……」
「え?」
朱明は…… どうだったろう。いきなりその部分がぼんやり、あいまいになっていることに布由は気付いた。
「どーしたんです?」
「おい土岐、朱明が俺のこと嫌いとか何とか言ったの聞いたことはあるか?」
「直接にはないですが」
「直接に? じゃ間接的にはあるのか?」
「うーん…… こう言っていいのかなあ……」
「言えよっ」
「……じゃあ言いますよ。視線がねえ……」
「視線が」
「何っか、時々怖かったんですよ」
「怖い?」
「どんなこと言ってました? 朱夏は。彼については」
「朱夏はそうでもないが、奴は周囲には恐れられているらしいぞ」
「……はあ、なるほど……」
土岐は何となく納得したようにうなづいた。
「俺はそのへんがいまいち釈然としないんだが……」
「何がですか?」
「奴って恐がられる柄か?」
「場合によりけりですよ。あの人は、大切なもののためなら何でもできるタイプの人です。本当に、何でも、ね。その辺はあんたとよく似てませんかね?」
似てねえよ、と布由は吐き捨てるように言う。
そうですかね、と土岐はにやりと笑った。
「ま、あんたに似てる云々はどっちでもいいですけど…… さっき言ったでしょう? あの人は、誰かが関係無い奴が、ドラムかHALに下手に触ると、ずいぶん怖くなったんですよ」
ドラムとHALを並列するところが妙と言えば妙だが。
「要は、何よりも大切なものってことですよね」
「……朱明は俺をそういう意味で敵視していたってことか?」
「意識してそうしてたかは知りませんがね。あの人は藍地さんほど優しくも弱くもないですから、露骨には出しませんでしたけど」
そういうお前が一番強いんじゃないか、と布由は相棒に向かってちらり、と横目でにらむ。
だが確かに考えられない訳ではない。
「いつだったっけ」
ふと布由はそんな疑問が湧いた。
「おい土岐、あの『都市』が閉じたのはいつだったっけ?」
この記憶力が良さそうな相棒に聞けば間違いない、と彼は思った。そしてそれは間違いではない。
「閉じたのは、十年前の、七月でした。七月二十三日。夏でした。ねえ布由さん、その日、俺達が何処に居たか、覚えてますか?」
「……いや……」
妙だった。そのあたりの記憶が自分の中で本当にあいまいになっていた。
「あの頃、ツアー中だったじゃないですか。うちはアルバムが出たばかりで」
「そうだったか?」
「……で、向こうはアルバム一枚につき、結構長いタームを置いたでしょう。だから向こうはアルバムを出した翌年でも、全国ツアーを組んで」
「ああ……」
そう言えば。
「うちが北回りで、向こうが南回りでした。……で、それがちょうど折り合うのが」
「あの都市」
「そうです」
布由は相棒の顔が真剣になっているのが判る。目の前の料理達は、いつのまにか彼らの興味の対称外になっていた。
周囲のざわめきは大きくなる。時間が時間なのだ。そして初夏は、最も若者が昼夜問わず活動的になる。
「あの日、俺達はオフでした。おまけに、実家のあるあの都市の隣の県まで来てました」
「隣まで」
「一緒に帰ったじゃないですか」
彼らは出身地が同じだから、帰る時は一緒のことが多かった。
「……記憶にない」
「……だろうと思いました」
はあ、と土岐はため息をつく。
「でもあんたのことだから、HALは友達……以上でしたね、……だったし、ライヴ見に行ってもおかしくはないと思ってました。俺がわざわざ誘わなくとも。まあ俺は俺で藍地さんに誘われてはいたんですから何ですが。ただあん時は家族孝行ということで」
「……」
「どうしたんですか?」
様子がおかしい。布由の顔色か、このあまり明るくない店内でもよく判るくらい悪くなっている。額には脂汗が浮いている。
「布由さんっ!」
「……大丈夫。……悪い土岐、ここ、出よう…… 何かひどく気分が……」
「布由さんっ!」
どうして?
土岐が呼ぶ声が聞こえる。
ああそうだ。
記憶の彼と、今の彼がオーバーラップする。
そうだ土岐だ。たしか、あの時、奴は、何か知らないけれど、ひどく嬉しそうな顔して、飛びついてきたんだ。
そのまま布由は、眠りに入る自分が判った。
「正直言って、おかしいんですよ」
コップを持ったまま、それを口に運ぶこともしない。
「例えばB・Bは首都だったら、規模的にはブレイクド・ボーン・クラブだし、アメジストはクラブ・ファニイですよ。西のあそこだったら、リバーサイド」
似たよう規模の会場のことを次々と土岐は口にしていく。
「でも何処だってあるじゃないですか。音響の善し悪し。どんな上手い人だって、会場によっては、全然抜けないことがあるじゃないですか」
そうだな、と布由はあいづちを打つ。
「だけど、あの都市では、全くいつも、どんな条件でもあんたの声は抜けましたよ。無茶苦茶良かった。逆にHALの声は駄目でした。とにかくあの都市と相性が悪かった」
「都市と相性が悪い?」
「としか言いようがなかったですよ。逆にあんたは異様に都市と相性が良かったんですよ」
言われてみれば、そうかもしれない。
「そう言えばお前、HALの声があの都市ではどーのって、どうして知ってるの? 結構当時、同じ日程ってことが多くて俺達行けなかったことが多かったじゃないか」
「藍地さんがよく伝えてくれましたから」
「藍地が」
「あの人もやっぱりベーシストだったし、そういうことあのバンドの中で一番良く気付いたの、あの人なんですよね。一番神経細かいし、リーダーだったし」
そしてようやく土岐は自分のコップに次のビールを注いだ。
「藍地があのバンドを作ったんだったよな」
「ええ。HALさん誘って。かなり惚れ込んだらしいですよね。当時。朱明さんもそうだ。あの人が見つけて引っぱり込んだんでしたよね。……あの位の熱意がうちにもあったら朱明さんも居てくれたかも」
「いや、それは無いだろ」
「そうですか?」
「だって奴は、HALの声に惚れたんだ。自分は泣き声に弱いからって」
へえ、と感心したように土岐は声を立てる。
「それは初耳でしたよ…… でも泣き声ね」
くっくっ、と土岐は笑い声を立てる。
「確かに布由さんは歌で『泣き言』は言っても泣き声ではないですからね」
「ま、それはそれでいいんだよ。それに、朱明は結構俺を……」
「え?」
朱明は…… どうだったろう。いきなりその部分がぼんやり、あいまいになっていることに布由は気付いた。
「どーしたんです?」
「おい土岐、朱明が俺のこと嫌いとか何とか言ったの聞いたことはあるか?」
「直接にはないですが」
「直接に? じゃ間接的にはあるのか?」
「うーん…… こう言っていいのかなあ……」
「言えよっ」
「……じゃあ言いますよ。視線がねえ……」
「視線が」
「何っか、時々怖かったんですよ」
「怖い?」
「どんなこと言ってました? 朱夏は。彼については」
「朱夏はそうでもないが、奴は周囲には恐れられているらしいぞ」
「……はあ、なるほど……」
土岐は何となく納得したようにうなづいた。
「俺はそのへんがいまいち釈然としないんだが……」
「何がですか?」
「奴って恐がられる柄か?」
「場合によりけりですよ。あの人は、大切なもののためなら何でもできるタイプの人です。本当に、何でも、ね。その辺はあんたとよく似てませんかね?」
似てねえよ、と布由は吐き捨てるように言う。
そうですかね、と土岐はにやりと笑った。
「ま、あんたに似てる云々はどっちでもいいですけど…… さっき言ったでしょう? あの人は、誰かが関係無い奴が、ドラムかHALに下手に触ると、ずいぶん怖くなったんですよ」
ドラムとHALを並列するところが妙と言えば妙だが。
「要は、何よりも大切なものってことですよね」
「……朱明は俺をそういう意味で敵視していたってことか?」
「意識してそうしてたかは知りませんがね。あの人は藍地さんほど優しくも弱くもないですから、露骨には出しませんでしたけど」
そういうお前が一番強いんじゃないか、と布由は相棒に向かってちらり、と横目でにらむ。
だが確かに考えられない訳ではない。
「いつだったっけ」
ふと布由はそんな疑問が湧いた。
「おい土岐、あの『都市』が閉じたのはいつだったっけ?」
この記憶力が良さそうな相棒に聞けば間違いない、と彼は思った。そしてそれは間違いではない。
「閉じたのは、十年前の、七月でした。七月二十三日。夏でした。ねえ布由さん、その日、俺達が何処に居たか、覚えてますか?」
「……いや……」
妙だった。そのあたりの記憶が自分の中で本当にあいまいになっていた。
「あの頃、ツアー中だったじゃないですか。うちはアルバムが出たばかりで」
「そうだったか?」
「……で、向こうはアルバム一枚につき、結構長いタームを置いたでしょう。だから向こうはアルバムを出した翌年でも、全国ツアーを組んで」
「ああ……」
そう言えば。
「うちが北回りで、向こうが南回りでした。……で、それがちょうど折り合うのが」
「あの都市」
「そうです」
布由は相棒の顔が真剣になっているのが判る。目の前の料理達は、いつのまにか彼らの興味の対称外になっていた。
周囲のざわめきは大きくなる。時間が時間なのだ。そして初夏は、最も若者が昼夜問わず活動的になる。
「あの日、俺達はオフでした。おまけに、実家のあるあの都市の隣の県まで来てました」
「隣まで」
「一緒に帰ったじゃないですか」
彼らは出身地が同じだから、帰る時は一緒のことが多かった。
「……記憶にない」
「……だろうと思いました」
はあ、と土岐はため息をつく。
「でもあんたのことだから、HALは友達……以上でしたね、……だったし、ライヴ見に行ってもおかしくはないと思ってました。俺がわざわざ誘わなくとも。まあ俺は俺で藍地さんに誘われてはいたんですから何ですが。ただあん時は家族孝行ということで」
「……」
「どうしたんですか?」
様子がおかしい。布由の顔色か、このあまり明るくない店内でもよく判るくらい悪くなっている。額には脂汗が浮いている。
「布由さんっ!」
「……大丈夫。……悪い土岐、ここ、出よう…… 何かひどく気分が……」
「布由さんっ!」
どうして?
土岐が呼ぶ声が聞こえる。
ああそうだ。
記憶の彼と、今の彼がオーバーラップする。
そうだ土岐だ。たしか、あの時、奴は、何か知らないけれど、ひどく嬉しそうな顔して、飛びついてきたんだ。
そのまま布由は、眠りに入る自分が判った。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
あいつが気になる夏
穂祥 舞
BL
県立高校の3年理数科クラスでクラスリーダーを務める平池遥大(ひらいけようた)は、特に親しくしている友人はいないが、常時学年ベスト3の成績とリーダーとしての手際の良さに、皆から一目置かれている。
文化祭が近づき、ホームルームでコンテスト形式の演劇の出演者を決めることになったが、いつも学校行事よりも自分の音楽活動を優先している嶋田奏汰(しまだかなた)が欠席していることに気づいた遥大は、嶋田に「ロミオとジュリエット」のロミオ役を押しつけてしまう。
夏休み、遥大のアルバイト先でライブがおこなわれ、バンドのメンバーに嶋田が入っていた。彼はフィドル(ヴァイオリン)奏者で、その情感あふれる演奏に遥大は驚き、彼への悪感情を少し和らげる。
新学期が始まり、遥大は嶋田が受験先を決められずに悩んでいることを知る。小さなアドバイスをして勉強を少し教えてやると、嶋田はすっかり遥大になついてしまい、その距離感に遥大は戸惑う。
「ロミオとジュリエット」の練習は順調に進んでいたが、ジュリエット役の女子生徒が事故で舞台に上がれなくなってしまう。理数科クラスには女子が少なく、代役がいない。棄権はしたくないというクラスの総意と、何故か嶋田がジュリエット役に遥大を推薦してきたことで、責任感から遥大はジュリエット役を受ける決心をするが、日頃感情を出すことの無い遥大にとって、女性役の芝居の練習は困難を極めて……。
☆完結保証☆ 自由闊達なわんこフィドラー×真面目で優秀なクラスリーダー(密かに美形)、という設定ですがほぼ青春物語で、主人公がにぶちん絶食男子高校生のため、ラブ薄めです。舞台は滋賀県、登場人物は全員こてこての関西弁です! 音楽・写真・演劇のエンタメてんこ盛り。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
解放の砦
さいはて旅行社
ファンタジー
その世界は人知れず、緩慢に滅びの道を進んでいた。
そこは剣と魔法のファンタジー世界。
転生して、リアムがものごころがついて喜んだのも、つかの間。
残念ながら、派手な攻撃魔法を使えるわけではなかった。
その上、待っていたのは貧しい男爵家の三男として生まれ、しかも魔物討伐に、事務作業、家事に、弟の世話と、忙しく地味に辛い日々。
けれど、この世界にはリアムに愛情を注いでくれる母親がいた。
それだけでリアムは幸せだった。
前世では家族にも仕事にも恵まれなかったから。
リアムは冒険者である最愛の母親を支えるために手伝いを頑張っていた。
だが、リアムが八歳のある日、母親が魔物に殺されてしまう。
母が亡くなってからも、クズ親父と二人のクソ兄貴たちとは冷えた家族関係のまま、リアムの冒険者生活は続いていく。
いつか和解をすることになるのか、はたまた。
B級冒険者の母親がやっていた砦の管理者を継いで、書類作成確認等の事務処理作業に精を出す。砦の守護獣である気分屋のクロとツンツンなシロ様にかまわれながら、A級、B級冒険者のスーパーアスリート超の身体能力を持っている脳筋たちに囲まれる。
平穏無事を祈りながらも、砦ではなぜか事件が起こり、騒がしい日々が続く。
前世で死んだ後に、
「キミは世界から排除されて可哀想だったから、次の人生ではオマケをあげよう」
そんな神様の言葉を、ほんの少しは楽しみにしていたのに。。。
オマケって何だったんだーーーっ、と神に問いたくなる境遇がリアムにはさらに待っていた。
Bless for Travel ~病弱ゲーマーはVRMMOで無双する~
NotWay
SF
20xx年、世に数多くのゲームが排出され数多くの名作が見つかる。しかしどれほどの名作が出ても未だに名作VRMMOは発表されていなかった。
「父さんな、ゲーム作ってみたんだ」
完全没入型VRMMOの発表に世界中は訝、それよりも大きく期待を寄せた。専用ハードの少数販売、そして抽選式のβテストの両方が叶った幸運なプレイヤーはゲームに入り……いずれもが夜明けまでプレイをやめることはなかった。
「第二の現実だ」とまで言わしめた世界。
Bless for Travel
そんな世界に降り立った開発者の息子は……病弱だった。
メトロポリス社へようこそ! ~「役立たずだ」とクビにされたおっさんの就職先は大企業の宇宙船を守る護衛官でした~
アンジェロ岩井
SF
「えっ、クビですか?」
中企業アナハイニム社の事務課に勤める大津修也(おおつしゅうや)は会社の都合によってクビを切られてしまう。
ろくなスキルも身に付けていない修也にとって再転職は絶望的だと思われたが、大企業『メトロポリス』からの使者が現れた。
『メトロポリス』からの使者によれば自身の商品を宇宙の植民星に運ぶ際に宇宙生物に襲われるという事態が幾度も発生しており、そのための護衛役として会社の顧問役である人工頭脳『マリア』が護衛役を務める適任者として選び出したのだという。
宇宙生物との戦いに用いるロトワングというパワードスーツには適性があり、その適性が見出されたのが大津修也だ。
大津にとっては他に就職の選択肢がなかったので『メトロポリス』からの選択肢を受けざるを得なかった。
『メトロポリス』の宇宙船に乗り込み、宇宙生物との戦いに明け暮れる中で、彼は護衛アンドロイドであるシュウジとサヤカと共に過ごし、絆を育んでいくうちに地球上にてアンドロイドが使用人としての扱いしか受けていないことを思い出す。
修也は戦いの中でアンドロイドと人間が対等な関係を築き、共存を行うことができればいいと考えたが、『メトロポリス』では修也とは対照的に人類との共存ではなく支配という名目で動き出そうとしていた。
QUEENファンのひとりごと
安明(あんめい)
エッセイ・ノンフィクション
特にテーマを決めずに、QUEENについて書いてみたいと思いました。防備録的なものでもあるので、お読みいただく価値があるか甚だ心許ないところですが、もしかしたら「私ならもっといいものが書ける」という方が出てこられる、呼び水くらいにはなりかもしれません。お暇なときにでも覗いてやってください。
「HOTランキング用ジャンル選択」はどっちかを選ばないといけないので「女性向け」としましたが、もちろん性別問わずお読みいただけると嬉しいです。
My² Gene❇︎マイジーン ~URAZMARY~
泥色の卵
SF
【お知らせ】
他サイトで完結したので、定期的に投稿していきます。
【長期連載】
1話大体3〜5分で読めます。
▼あらすじ
My² Gene 第1部
広大な銀河の中。“My Gene”という何でも願いを叶える万能遺伝子が存在するとの御伽話があった。
ある星に薄金髪で能天気な学生が暮らしていた。彼の名はサンダー・パーマー=ウラズマリー。
電撃系の遺伝子能力を操る彼は、高等部卒業試験に向けて姉のような師匠と幼馴染の力を借りて奮闘していた。
そんな中ウラズマリーは突然何者かにさらわれ、“My Gene”と彼との関係を聞かされる。
そして彼は“My Gene”を探すために銀河へと旅立つことを決意する。
これは、電撃の能力を操る青年『ウラズマリー』が、仲間と共に万能遺伝子『My Gene』を巡って織りなす壮大な物語。
異能力×スペースアドベンチャー!!
第一部「万能遺伝子と宵闇の光」【完結】
現在第二部「血を喰らう獣」も連載中です。
-------------------------------------
少年漫画風な冒険もの小説です。
しっかりと読んでいただけるような物語を目指します。
楽しんでいただけるように頑張りますのでよろしくお願いします。
少数でも誰かにハマって面白いとおもっていただけたら嬉しいです。
第一章時点では純粋な冒険物語として見ていただけたらと思います。
チート、無双、ハーレムはありません。
【おそらく楽しんでいただける方】
・少年漫画とかが好きな方
・異能力バトルが好きな方
・細かめの戦闘描写がいける方
・仲間が増えていく冒険ものが好きな方
・伏線が好きな方
・ちょっとダークなのが好きな方
章が進むと色んな種類の悪い人や死の表現がでます。苦手な方は薄目での閲覧をお願いいたします。
誤字脱字や表現おかしいところは随時更新します。
ヒューマンエラーの多いザ・ヒューマンですのでご勘弁を…
※各話の表紙を随時追加していっています
異能力×スペースアドベンチャー×少年漫画風ストーリー!!
練りに練った物語です。
文章は拙いですが、興味を持っていただいた方に楽しんでいただけただけるよう執筆がんばります。
本編 序盤は毎日21〜24時くらいまでの間
間話 毎日21〜24時くらいまでの間
(努力目標)
一章が終わるごとに調整期間をいただく場合があります。ご了承ください。
古参読者であることが自慢できるほどの作品になれるよう努力していきますのでよろしくお願いいたします。
異星人が見た異世界転生記(我輩はゴアである・改)
雲黒斎草菜
SF
「ある日、我輩は雷に打たれて墜落。立ち入り禁止の星域に近づいた報いなのか、着いたところはなにやら怪しげな世界。そこはかとなく怪奇でありながら甘美であった……」で始まった内容が、二巻あたりから超危険なやり取りに変貌していきます。こうなったら掲載停止処置も覚悟の上です。そんなドタバタ日常SFコメディーでありながら、すごくITでもある物語です。
ちなみに、パソコンや電子回路を専攻している方がお読みになると「プフッ」と笑うかもしれません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる