五十代独身パート生活田舎のボロ家一人暮らしの女が日常と、小説を考えながら作るべく考える日記（タイトル改）

2022/05

5/31 TSUBRAYA IMAGINATIONは便利／吉屋信子作品リストに日の光が！

　TSUBRAYA IMAGINATIONってのは、まあ円谷プロの公式コンテンツなんですが、月額500円で過去ウルトラシリーズ、特に昭和ものが見放題ってのが超でかいんですよー。
　月額～と言ってもですね、ほら何つーか、「あ、セブンのこの回見たい」とか「確かあの回だったよなあ」とか「レオでMACが全滅するのどの回だっけ」ととーとつに思いついた時に見るのにいいんですよ……
　いやまあ、そういうこととーとつに思い出す奴も奴ですが、そういう奴には向いてると思うんですね。

　あとまあ、その後どういう作品が出たっけ、とかですね。
　……近年のはあまりにも変身グッズありきの話になってるのと、ガワ側の話が多くなってるのがちと辛いかなー。
　ティガの路線はそれはそれで面白いよな。最初のは。
　
　とはいえ、内山まもる氏のザ・ウルトラマンの光の国設定サーガはそれはそれで面白く読めたし、真船氏のウルトラマンストーリーズ0も持ってる身としては、じゃあ何処が違うんだと言えば何なんですが。
　つか昭和のシリーズについこだわってしまうのは、大人の話でもある点なんですよねー。
　特にマン、セブンの最初期二作は子供が本当に出てこない、というかどっちでもいい。新マンになって子役がぐーっと出てきてしまって、それでリアルタイムで見ている身（この辺りから記憶がある）にはしんどくなったりとかしたかなー。
　後になって、それはそれで、となったけど。　

＊

　吉屋信子関係のエッセイがワタシの作品リストの下の方にあるのはご存じな方はご存じでしょーが（笑）。
　ワタシのTwitterの固定にExcelで作った作品リストのスプレッドシートへのリンクがあるんですよね。
　　　https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nJIVEXc63de9Y5o1YrLYCTOmICXQ0Omk/edit#gid=1632183087

　2012－13年の二年間、「通える距離で文学部がある大学院」で必死こいてまとめたもんですね。
　震災が2011年にあったじゃないですか。
　あれで「思い立った時が吉」とばかりに、たまたま母親が亡くなった時にワタシ名義にしてあった、「代理返済後に給料から親に払っていた奨学金」の預金通帳が出てきまして。
　大学の奨学金の完済ですから結構な額ですがな。
　で、ちょうどこの作家の作品について「もの申したい」大学教授が堂々と岩波で本出して居た訳ですよ。
　こりゃ発言権無いと何も文句言えないな、というのと、やっぱり「院で勉強してみたいよなあ」っての当時くすぶっていたんですよねー。
　なので、資料取り寄せて「二年ならこの分で何とかなるかな」と思って「何も格別勉強せずに」受験。
　この条件で「受かったら行こう」と思った訳ですね。外国語が受験科目に入らない社会人受験って奴ですよ。
　あれはよーするに、「やりたいことが明確にあって」「長文を手早く書ける能力」があれば、ワタシの行った場所程度なら受かります。
　ともかくモノを書くことだけは延々やってきたのと、やりたいことは超明確だったのでね。
　そこでこれでもかとばかりにその場所を利用して資料集めて、本も蒐集して作ったのが上記リスト。
　――ですが、やっぱりというか何と言うか「納得すると褪める」体質なんで、論文も三本書いて、一本は査読つきだったしいいかー、ということでワタシのアカデミックライフは終わりー。

　そんで今はまた小説書きに戻ってる訳ですね（笑）。
　ただアルファで書き出すと、またこの作者の気持ちが何となく分かってくるというか。
　「男女恋愛が実感として分からない作者が大ヒットメロドラマを書く凄さ」が改めて感じられるというものですよ。
　まあだからこそ、彼女のメロドラマに出てくる男は皆クズだったのではないかと思うのですがね……

　つまりまあ、このリスト使わせてくださいなと言ってきてくれた海外の先生が居たので浮かれているのですよ自分（笑）。
　「まとめる」だけの作業って本当に国内のアカデミズムで報われませんから！