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4.構成の変更~嬉しい誤算
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そんでまあ、そういう物語がベースにあった上で、今回の話は「妹が探偵役」な謎ものにしてみたわけです。
「何だって浮気の結果でできた子供を引き取ることにしたのか?」ですよ。
これが昭和初期だったら、まあそれはごく当然なことです。
特に中流階級以上だったら。
妻は浮気相手に作らせてしまった子供を引き取って養育する、というのは家のためとしては正しいんですよ。
だからこそ、継子いじめとかが女性向け「通俗小説」にはよく出てきた訳で。
継子が出てくるということは、そもそも継子を引き取っているということですからね。
しかしあいにくここは帝国ですので、話はまた変わってきます。
とりあえず帝都のマルミュットからしたら、それはないでしょ、という話です。
だとしたらお姉様は何考えてるんだ! と聞きたくなり。
既にこの時点で皆から感謝される側になっているお姉様から許可をもらって明け透けに話を聞くという構成になる訳ですよ。
そんで、おおもとの話はカイエ様と義兄と友人とサンドレッドさんに語らせ、背景のヒントを北東の故郷の人々に語らせてみたという次第。
そんで、探偵訳にするとひょいひょいあちこち移動するわけですが。
北東にひょい、と行ってしまうのは令嬢としてどうか、というのは多少あったんですが。
これがお姉様だと二人つけるところが、マルミュットだと単身行ってしまう辺り。
まあ彼女にはおそらく前科もあったし、先輩とかの教えもあったのでしょうな。
なお先輩というのは割と唐突に出てきた、全くの第三者なんですね。
義兄に婚約者が居るって話をマルミュットが言い出したから「あ、そーだ」とその後行動させた訳です。
まあこれは嬉しい誤算でしたな。おかげで話が最後うまくまとまった(笑)。
「何だって浮気の結果でできた子供を引き取ることにしたのか?」ですよ。
これが昭和初期だったら、まあそれはごく当然なことです。
特に中流階級以上だったら。
妻は浮気相手に作らせてしまった子供を引き取って養育する、というのは家のためとしては正しいんですよ。
だからこそ、継子いじめとかが女性向け「通俗小説」にはよく出てきた訳で。
継子が出てくるということは、そもそも継子を引き取っているということですからね。
しかしあいにくここは帝国ですので、話はまた変わってきます。
とりあえず帝都のマルミュットからしたら、それはないでしょ、という話です。
だとしたらお姉様は何考えてるんだ! と聞きたくなり。
既にこの時点で皆から感謝される側になっているお姉様から許可をもらって明け透けに話を聞くという構成になる訳ですよ。
そんで、おおもとの話はカイエ様と義兄と友人とサンドレッドさんに語らせ、背景のヒントを北東の故郷の人々に語らせてみたという次第。
そんで、探偵訳にするとひょいひょいあちこち移動するわけですが。
北東にひょい、と行ってしまうのは令嬢としてどうか、というのは多少あったんですが。
これがお姉様だと二人つけるところが、マルミュットだと単身行ってしまう辺り。
まあ彼女にはおそらく前科もあったし、先輩とかの教えもあったのでしょうな。
なお先輩というのは割と唐突に出てきた、全くの第三者なんですね。
義兄に婚約者が居るって話をマルミュットが言い出したから「あ、そーだ」とその後行動させた訳です。
まあこれは嬉しい誤算でしたな。おかげで話が最後うまくまとまった(笑)。
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