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第7話 命じた側の事情とは。
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「さすがだと思いましたね」
縫製方筆頭に話をつけ、戻ってきたサボンにアリカは言った。
「あれで納得して仕事を引き受けてくれるとは」
「それは、皇后陛下の仰せじゃ仕方ないのでは?」
微妙な嫌味を込めながら、サボンは焙じた茶を用意する。
香ばしい匂いが部屋の中に広がる。
糖蜜で甘く絡めた、細かく砕いた木の実を詰めた焼き菓子を側に置きつつ、まだ床に座り込んで図面を見ているアリカの前にサボンは座った。
アリカは顔を上げる。
「だからあえて下級女官の手の器用なひとを望んだのですよ」
「と言いますと?」
この頃は、できるだけ普段も二人は同じ程度の言葉づかいを心がけていた。砕けすぎてはいけない。……あくまで心がけて、だが。
「上級女官の方々は、まず私の行動に呆れて何処か見下しますからね。あまり仕事に身を入れてくれないかもしれない。将軍の娘だ、ということがあったとしても、それ以上の家の妾腹の娘だったりすれば」
「そうね。確かに私も一応今上級ということになっていても、結構周囲の目は厳しいし」
「辛いですか?」
「以前はそれなりに。でも割と今はどっちでもいいかもしれない…… ところで、あれは本当に何なんです?」
「あれとは?」
「その仕事ですよ。私はそもそも貴女程にも手は動かないし、記号と編み方が関連付けられている、ということすら思い至らなかった訳ですけど」
ああ、とアリカはうなづき、眺めていた図版を横に置いた。本格的にお茶の時間とすることにした模様だった。
香りを大きく吸い込み、味わったのちに確認する様に問いかける。
「このお茶の焙じ方については、皆あまり存知あげなかったでしょう?」
厨房での様子である。
「ええ、タボーさんすら知らなかった様子。何故貴女、そういうことを知っていたの?」
「そうですね。確かに『知って』いるんですよ。私は。ただ分かっている訳ではないんです。だからそれを誰かしらに検証してもらいたくて」
そしてまた別の大きな記号の描かれた紙を脇から取り出した。今度は格子の中に○や-が描かれたものだった。
「カリョンさんが仕事をやり通したら、今度はこちらをお願いしようかと」
そう言って、今度は二本の金属の棒を取り出した。
「箸?」
思わずサボンはそう言ってしまったが、それよりはずいぶんと細く長い。
「あとこういうのもあります」
鉤《かぎ》のついた、細長い棒。
「これも全部お願いしたものなのね」
「ええ。私の頭の中では、もう少し滑りの良い金属だったり、木…… ではないんですが、滑りの良い固い植物で作られた道具があるんですが……」
「どうしてそんなものが必要なのです?」
「どうも私がここの書庫で調べた限りでは、帝国全土において、この様な形で糸を編むという地方とか部族が無いようなんですよ。そういう文化が生まれなかったのか、と不思議に思って」
サボンは軽く顔をしかめて首を傾げた。帝国全土? 範囲が広すぎる。
「まあ貴女もどうぞ」
言われて自分用にサボンも焙じた茶を淹れ、菓子をばくつく。木の実のざっくりとした歯応えが楽しい。
「今現在のその類のことに詳しいらしい、姉妹の方々にも聞いて欲しい、と父上にお願いしたのですが、やっぱりそういう手作業のことは知らないそうで」
「私も知らないわ」
「それは知ってます」
む、とサボンは軽く頬を膨らませた。
「何故か、織機を用いた織物しか無いのですよ。この全土において」
「それの何処がまずいの?」
「まずいんじゃないんですよ。一応間に合ってはいるんですから。ただ一つやり方が増えれば、何かが動くのではないかと思いまして」
試してみようかと、とアリカは言った。
「カリョンさんに渡した図。あれはもし細くて固い糸で作ることができたなら、とても美しいものになると思います。それが白一色だったとしても、形そのものが美しいと」
「そっちの○とか-のものは?」
「こっちは、毛皮をわざわざ持ち込まなくともある程度暖かな服地を二本の棒で作ることができる、というものですよ」
「……まだ分からないわ」
「まあ仕事の結果を見ましょう。その頃にはブリョーエさんが玉の経路をまとめておいてもくれると思うので」
アリカはそこでその話を打ち切った。そして焼き菓子の中身についていちいち材料を当てようということになってしまった。
本気になると、アリカとは付き合っているだけで相当頭を使わせられるのだ、ということをサボンはこちらに来て初めて知った。
「いや私は私でなかなか必死なのですよ」
何処がだ、とサボンは思う。
「単に私は表情が上手くないだけで」
それはよく知っていた。
困惑するという姿自体よく知らなかったが、なるほど、それを表す方法自体をよく知らなかったのか、と長い付き合いの中で初めて知った。
「ですが、これだけの知識が一度に入ってきたなら、上手く現実との整合性を保たないことには、頭が破裂しそうですので」
「言っていることがよく分からないわ」
アリカは苦笑する。
その表情もこちらに来てから身につけたものだった。成る程、こういう時にこの表情をせざるを得ないのか、と。
「陛下もそうだったと聞いているのですが、一度に大量の知識が入ってくると、なかなか上手くそれを処理できないんですよ」
「陛下も?」
「そしてそれが、何処から来たのか分からない、しかも見たこともないものも一気に入ってくるんです。そして必ずしも、私がそれまでに学んできたものと一致するものでもない。陛下はある程度以上無視することで何とかやり過ごしたそうですが、残念ながら私は陛下ではないので」
「……まあ貴女は昔から知りたいことには貪欲でしたからね」
「そして有り難いことに、ここにはその知りたいことの擦り合わせをするだけの書物や人材があるのですよ。陛下は私に好きにすればいいと仰有いましたし。でも好きにするにしても、どう好きにするのか、まず小さな所から試してみないと分からないですからね」
「やり過ごした陛下のお気持ちが何となく分かる気がしますよ」
はあ、とサボンはため息をついた。
「陛下の母君、太后様もやり過ごした方らしいです」
「風夏太后様が?」
先代の皇后、現在は行方知れずとなっている皇太后のことをアリカは持ち出す。
「その方は、まず何よりしたいことがあったので、飛び込んできた膨大な知識の大半は興味も持てなかった、と陛下は仰有ってましたけど」
「その前の太后様は? あまり話に上がったことは無いけれど」
「自ら命を絶ったとのことですが、正直どうやって断てたのか、私には想像がつかなくて」
いや、その答えもどうだろう、とサボンは思った。アリカのその言い方に酷くもやもやとしたものを感じた。
「ところでその菓子ですが」
「とっても美味しいですが」
「街のお菓子とどっちが美味しいですか?」
薄く笑みを浮かべたアリカに、ぐっ、と思わず菓子を飲み込み間違えそうになったサボンであった。
縫製方筆頭に話をつけ、戻ってきたサボンにアリカは言った。
「あれで納得して仕事を引き受けてくれるとは」
「それは、皇后陛下の仰せじゃ仕方ないのでは?」
微妙な嫌味を込めながら、サボンは焙じた茶を用意する。
香ばしい匂いが部屋の中に広がる。
糖蜜で甘く絡めた、細かく砕いた木の実を詰めた焼き菓子を側に置きつつ、まだ床に座り込んで図面を見ているアリカの前にサボンは座った。
アリカは顔を上げる。
「だからあえて下級女官の手の器用なひとを望んだのですよ」
「と言いますと?」
この頃は、できるだけ普段も二人は同じ程度の言葉づかいを心がけていた。砕けすぎてはいけない。……あくまで心がけて、だが。
「上級女官の方々は、まず私の行動に呆れて何処か見下しますからね。あまり仕事に身を入れてくれないかもしれない。将軍の娘だ、ということがあったとしても、それ以上の家の妾腹の娘だったりすれば」
「そうね。確かに私も一応今上級ということになっていても、結構周囲の目は厳しいし」
「辛いですか?」
「以前はそれなりに。でも割と今はどっちでもいいかもしれない…… ところで、あれは本当に何なんです?」
「あれとは?」
「その仕事ですよ。私はそもそも貴女程にも手は動かないし、記号と編み方が関連付けられている、ということすら思い至らなかった訳ですけど」
ああ、とアリカはうなづき、眺めていた図版を横に置いた。本格的にお茶の時間とすることにした模様だった。
香りを大きく吸い込み、味わったのちに確認する様に問いかける。
「このお茶の焙じ方については、皆あまり存知あげなかったでしょう?」
厨房での様子である。
「ええ、タボーさんすら知らなかった様子。何故貴女、そういうことを知っていたの?」
「そうですね。確かに『知って』いるんですよ。私は。ただ分かっている訳ではないんです。だからそれを誰かしらに検証してもらいたくて」
そしてまた別の大きな記号の描かれた紙を脇から取り出した。今度は格子の中に○や-が描かれたものだった。
「カリョンさんが仕事をやり通したら、今度はこちらをお願いしようかと」
そう言って、今度は二本の金属の棒を取り出した。
「箸?」
思わずサボンはそう言ってしまったが、それよりはずいぶんと細く長い。
「あとこういうのもあります」
鉤《かぎ》のついた、細長い棒。
「これも全部お願いしたものなのね」
「ええ。私の頭の中では、もう少し滑りの良い金属だったり、木…… ではないんですが、滑りの良い固い植物で作られた道具があるんですが……」
「どうしてそんなものが必要なのです?」
「どうも私がここの書庫で調べた限りでは、帝国全土において、この様な形で糸を編むという地方とか部族が無いようなんですよ。そういう文化が生まれなかったのか、と不思議に思って」
サボンは軽く顔をしかめて首を傾げた。帝国全土? 範囲が広すぎる。
「まあ貴女もどうぞ」
言われて自分用にサボンも焙じた茶を淹れ、菓子をばくつく。木の実のざっくりとした歯応えが楽しい。
「今現在のその類のことに詳しいらしい、姉妹の方々にも聞いて欲しい、と父上にお願いしたのですが、やっぱりそういう手作業のことは知らないそうで」
「私も知らないわ」
「それは知ってます」
む、とサボンは軽く頬を膨らませた。
「何故か、織機を用いた織物しか無いのですよ。この全土において」
「それの何処がまずいの?」
「まずいんじゃないんですよ。一応間に合ってはいるんですから。ただ一つやり方が増えれば、何かが動くのではないかと思いまして」
試してみようかと、とアリカは言った。
「カリョンさんに渡した図。あれはもし細くて固い糸で作ることができたなら、とても美しいものになると思います。それが白一色だったとしても、形そのものが美しいと」
「そっちの○とか-のものは?」
「こっちは、毛皮をわざわざ持ち込まなくともある程度暖かな服地を二本の棒で作ることができる、というものですよ」
「……まだ分からないわ」
「まあ仕事の結果を見ましょう。その頃にはブリョーエさんが玉の経路をまとめておいてもくれると思うので」
アリカはそこでその話を打ち切った。そして焼き菓子の中身についていちいち材料を当てようということになってしまった。
本気になると、アリカとは付き合っているだけで相当頭を使わせられるのだ、ということをサボンはこちらに来て初めて知った。
「いや私は私でなかなか必死なのですよ」
何処がだ、とサボンは思う。
「単に私は表情が上手くないだけで」
それはよく知っていた。
困惑するという姿自体よく知らなかったが、なるほど、それを表す方法自体をよく知らなかったのか、と長い付き合いの中で初めて知った。
「ですが、これだけの知識が一度に入ってきたなら、上手く現実との整合性を保たないことには、頭が破裂しそうですので」
「言っていることがよく分からないわ」
アリカは苦笑する。
その表情もこちらに来てから身につけたものだった。成る程、こういう時にこの表情をせざるを得ないのか、と。
「陛下もそうだったと聞いているのですが、一度に大量の知識が入ってくると、なかなか上手くそれを処理できないんですよ」
「陛下も?」
「そしてそれが、何処から来たのか分からない、しかも見たこともないものも一気に入ってくるんです。そして必ずしも、私がそれまでに学んできたものと一致するものでもない。陛下はある程度以上無視することで何とかやり過ごしたそうですが、残念ながら私は陛下ではないので」
「……まあ貴女は昔から知りたいことには貪欲でしたからね」
「そして有り難いことに、ここにはその知りたいことの擦り合わせをするだけの書物や人材があるのですよ。陛下は私に好きにすればいいと仰有いましたし。でも好きにするにしても、どう好きにするのか、まず小さな所から試してみないと分からないですからね」
「やり過ごした陛下のお気持ちが何となく分かる気がしますよ」
はあ、とサボンはため息をついた。
「陛下の母君、太后様もやり過ごした方らしいです」
「風夏太后様が?」
先代の皇后、現在は行方知れずとなっている皇太后のことをアリカは持ち出す。
「その方は、まず何よりしたいことがあったので、飛び込んできた膨大な知識の大半は興味も持てなかった、と陛下は仰有ってましたけど」
「その前の太后様は? あまり話に上がったことは無いけれど」
「自ら命を絶ったとのことですが、正直どうやって断てたのか、私には想像がつかなくて」
いや、その答えもどうだろう、とサボンは思った。アリカのその言い方に酷くもやもやとしたものを感じた。
「ところでその菓子ですが」
「とっても美味しいですが」
「街のお菓子とどっちが美味しいですか?」
薄く笑みを浮かべたアリカに、ぐっ、と思わず菓子を飲み込み間違えそうになったサボンであった。
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