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しおりを挟む煌々と明かりの照らされたライトの下、聖は悲鳴を上げていた。
「もう、入らないっ――!や、めぇ……! 」
だが、構わず史郎は己を突き入れる。
聖の身体が仰け反り、汗が跳ねる。
「――徹底的に家探ししたが、相変わらず写真一枚、何も出てきやがらねぇな」
「う、う……! 」
「だが、どうして使ってもいない部屋が、あんなにきれいに用意されているんだ? 誰かのために空けているとしか思えねぇぜ」
「だ、から、それは――ジュピターの新人用の合宿場所にしようって……あぁっ!! 」
抱え上げ、下から突き上げると、聖の身体が堪らず逃げようとする。
だが、史郎は決して逃さない。
それどころか逆に、聖の上体を床へ落として、今度は真上から攻める。
「ヒィ――! 」
逃げられぬ責め苦に、細い悲鳴が漏れる。
一切の慈悲も与えず、徹底的に捏ね回すと、繋がった場所から泡立つように体液がこぼれた。もう、何度も注ぎ込んだ史郎のモノだ。
「や、め――」
「言えよ! お前は何を隠しているっ!? 」
「も、いっぱい、だから……! 」
「この一ヵ月、オレの呼び出しを無視したんだ。これくらいで済むと思ったら大間違いだぜ」
「オレはっもう、あんたとは関係ない! 」
悲鳴交じりにそう断言し、聖は泣きぬれた眼でキッと史郎を見上げる。
「オレ達はとっくに終わってるはずだろう! オレはもうあんたの物じゃないんだ! なのにどうして、オレに、こんな――――!! 」
「この前とは、随分と態度が違うじゃねぇか? 」
フンっと鼻を鳴らし、史郎はまた残酷に腰を動かす。
「ああっ! 」
「このあいだのも好かったが、やっぱりお前はそうやって悲鳴を上げているのが似合っているな」
「い、い加減、に――し、ろっ」
「こんな病み付きになるようないい身体をしている、お前が悪い」
一方的に、そう理不尽なことを言われ、聖は絶叫する。
「ふざけるなっ! オレは、こんなのはもう御免なんだ! 」
この可愛くないセリフに、史郎は制裁を加える。
手を伸ばし、引き裂いたシャツから覗いていた胸の先端を、無慈悲に抓り上げた。
「あぁ――!」
すでに緋色に染まっていたそこは、痛々しく、紅く腫れる。
史郎と聖の下腹の間で擦られ続けているモノが、切なげに震える。
それは絹紐で縛られていて、可哀想なくらいに涙を流していた。
「これ、ほ、どけ……も、取って……」
「嫌だね」
せせら笑い、後ろ手に縛り上げている身体を、残酷に振り回す。
「――」
痛みと……それ以上の悦楽に、聖の意識は朦朧として、声にならない言葉を口にする。
「あ、あ、あ、あ……! 」
放出をともなわない刺激に、全身が感電したように跳ねた。
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