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後日談
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慌てて足を閉じようとするが、それよりも、史郎の手の方が進入するのが早い。
柔らかい脚の付け根から、内股を大きく擦り上げると、ビクリと聖の肉体が跳ねた。
「相変わらず、ここも弱いな」
「う、るさっ」
「じゃあ、こっちはどうだ?」
クスクス笑いながら、史郎は悪戯を繰り返す。
聖の弱いところばかりを集中的に攻め立てると、怒ったように足が蹴り上がった。
「史郎!」
「――っと、あぶねぇな」
寸での所で躱し、史郎は胸を撫で下ろす。
この脚癖の悪いのは、要注意だ。一瞬の油断もならない。
今まで、何度蹴りを喰らって逃げられた事か。
「そういえば、お前にはよくイジメられたな」
「は?」
「脇腹に蹴りをぶち込まれたり、最悪な時は玉に喰らったり。まったく、御堂聖というヤツは、ヒドイ野郎だ」
「お前――」
――――よくもいけしゃあしゃあと、そんなことが言えるな!
と、文句を言おうとした唇を、史郎の唇が塞いだ。
「んぅっ」
厚い舌を絡ませ、唾液を混じり合わせながら、音を立てて口内を舐る。
そうかと思ったら、唇から首筋へと遠慮も無しにしゃぶりつく。
聖の息が上がってきたのを確かめると、史郎はむくりと上体を起こして、ひょいっとその肉体を抱え上げた。
「史郎?」
「ベッドに行くぞ。ここより向こうが広いからな」
有無を言わさず、そのままズンズンとベッドルームへ歩を進めると、キングサイズのベッドへ恭しくその肉体を下ろした。
自分の道楽の為に設計したプライベート空間は、船内にもかかわらず、かなり広いスペースを確保している。
柔らかい脚の付け根から、内股を大きく擦り上げると、ビクリと聖の肉体が跳ねた。
「相変わらず、ここも弱いな」
「う、るさっ」
「じゃあ、こっちはどうだ?」
クスクス笑いながら、史郎は悪戯を繰り返す。
聖の弱いところばかりを集中的に攻め立てると、怒ったように足が蹴り上がった。
「史郎!」
「――っと、あぶねぇな」
寸での所で躱し、史郎は胸を撫で下ろす。
この脚癖の悪いのは、要注意だ。一瞬の油断もならない。
今まで、何度蹴りを喰らって逃げられた事か。
「そういえば、お前にはよくイジメられたな」
「は?」
「脇腹に蹴りをぶち込まれたり、最悪な時は玉に喰らったり。まったく、御堂聖というヤツは、ヒドイ野郎だ」
「お前――」
――――よくもいけしゃあしゃあと、そんなことが言えるな!
と、文句を言おうとした唇を、史郎の唇が塞いだ。
「んぅっ」
厚い舌を絡ませ、唾液を混じり合わせながら、音を立てて口内を舐る。
そうかと思ったら、唇から首筋へと遠慮も無しにしゃぶりつく。
聖の息が上がってきたのを確かめると、史郎はむくりと上体を起こして、ひょいっとその肉体を抱え上げた。
「史郎?」
「ベッドに行くぞ。ここより向こうが広いからな」
有無を言わさず、そのままズンズンとベッドルームへ歩を進めると、キングサイズのベッドへ恭しくその肉体を下ろした。
自分の道楽の為に設計したプライベート空間は、船内にもかかわらず、かなり広いスペースを確保している。
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