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ワガママで意地悪で、どうしようもなく純愛。
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達実よりずっと使い込んでいるそれは、赤銅色で隆々とした形をしている。だが、現在只今余裕が無い事は、経験の浅い達実の眼からしても明らかだった。
硬く勃起して筋が浮かび上がっており、しかもずっと先端からは汁が流れ出ている。
それを見て、達実は場違いな事を口にした。
「ええと、これは医学でいうトコロの、性的興奮時に弱アルカリ性の粘液を分泌するっていう……つまりカウパー……でいいんだよな? 」
「お前、案外余裕だな」
「だ、だって! 気になるじゃないか」
性に疎い達実には、何もかもが初体験だ。
アレンとの情事は未遂だったし、そもそもアルコールの所為で意識が朦朧としていたし。
でも、悪友たちが言っていた情報はしっかりと記憶している。
(そうだ。これは通称、我慢汁だって言ってた! じゃあ采は、こんな憎らしいくらいに余裕ぶってるけど……いま、物凄く我慢してるってことだよね)
すると達実は、今度は自分の攻撃の番だと言わんばかりに舌なめずりをした。
そして、早速行動に移す。
「お、おいっ! 」
「ふふん」
采の慌てた声に、達実はしてやったりというように鼻で笑う。
何と達実は、今にも暴発しそうな采の雄芯を、自分の太腿で器用に挟んだのだ。
「涼しい顔しちゃってさ。こんなに大きくしといて、どこまで我慢できるかな? 」
意趣返しに、達実は自身の太腿へ力を入れてキュッと閉じる。
すると、ダイレクトにペニスへ刺激を受けて、「うっ」と、采はたまらず呻いてしまった。
「お、まえ……オレにこんな意地悪をして、ただで済むと思うなよ? 」
低い声で恫喝すると、達実は目尻を快感で紅く染めながらニヤリと笑った。
「あ、そんな事いうんだ? じゃあ……これはどうかな? 」
言うと同時に、雄芯を挟んだままの太腿を、前後へと蠢かす。
するとさすがに耐え切れずに、采は呻き声を上げながら達した。
「あ……」
内腿を滴る熱い白濁に、達実もまた触発されて雄芯をヒクリと緩く勃ち上がらせる。
その様子を目聡く見つけ、采は再び笑う。
「おいおい、またお前の方が、先にイキそうじゃないか」
「な、なんだよ。たった今、僕に負けたくせに。偉そうに……」
「負けた? 何の事だ? 」
そのセリフに異変を感じ取り、目線を落とすと、達実はヒクリと喉を鳴らした。
「あ――嘘だろう? 」
采の雄芯は、たったいま暴発したのが嘘のように、再び隆々と屹立していたのだ。
ニヤリと笑いながら、采は口を開く。
「本気で欲情したアルファが、一回や二回くらいで果てるワケがないだろう? 一晩中、番と定めたオメガが孕むまでセックスする事が可能な人種なんだ。本来、オレたちアルファは、並大抵の性欲じゃないハズだぞ」
「ぼ、僕はそんなことしないもん」
可愛らしい反論に、采は相好を崩す。
「生憎と、オレは可能なんだ」
「えぇっ」
「だから、何度も言うように、経験値の違いってヤツを教えてやるよ」
采はそう言うと、今度は自分の番だとばかりに、達実の雄芯を口に含んだ。
そうして、今回は容赦なく舌技を駆使して、強烈なブロージョブを開始する。
「……ぅ」
達実はもう、その刺激に声も出ない。
目の前で、快楽という名の星がチカチカと踊るようだ。
「や、め――あ、あやまる、から……」
形のいい眉を弓型に歪め、足先を九の字に折り曲げながら、たまらず哀願の言葉を口にする。
全身を炙るような熱と、初体験の強烈な刺激と快楽。
それらに翻弄されて、達実は唇から唾液を垂らしながらパクパクと口を開ける。
「あぁ、さ、さいぃ……んぅっ! 」
しかも、次に我が身を襲った更なる衝撃に、達実の身体は海老のように跳ね上がった。
采は達実の雄芯を喉奥まで吸い込みながら、同時に、ヒクヒクと震える可憐な蕾へと指を侵入させたのだ。
硬く勃起して筋が浮かび上がっており、しかもずっと先端からは汁が流れ出ている。
それを見て、達実は場違いな事を口にした。
「ええと、これは医学でいうトコロの、性的興奮時に弱アルカリ性の粘液を分泌するっていう……つまりカウパー……でいいんだよな? 」
「お前、案外余裕だな」
「だ、だって! 気になるじゃないか」
性に疎い達実には、何もかもが初体験だ。
アレンとの情事は未遂だったし、そもそもアルコールの所為で意識が朦朧としていたし。
でも、悪友たちが言っていた情報はしっかりと記憶している。
(そうだ。これは通称、我慢汁だって言ってた! じゃあ采は、こんな憎らしいくらいに余裕ぶってるけど……いま、物凄く我慢してるってことだよね)
すると達実は、今度は自分の攻撃の番だと言わんばかりに舌なめずりをした。
そして、早速行動に移す。
「お、おいっ! 」
「ふふん」
采の慌てた声に、達実はしてやったりというように鼻で笑う。
何と達実は、今にも暴発しそうな采の雄芯を、自分の太腿で器用に挟んだのだ。
「涼しい顔しちゃってさ。こんなに大きくしといて、どこまで我慢できるかな? 」
意趣返しに、達実は自身の太腿へ力を入れてキュッと閉じる。
すると、ダイレクトにペニスへ刺激を受けて、「うっ」と、采はたまらず呻いてしまった。
「お、まえ……オレにこんな意地悪をして、ただで済むと思うなよ? 」
低い声で恫喝すると、達実は目尻を快感で紅く染めながらニヤリと笑った。
「あ、そんな事いうんだ? じゃあ……これはどうかな? 」
言うと同時に、雄芯を挟んだままの太腿を、前後へと蠢かす。
するとさすがに耐え切れずに、采は呻き声を上げながら達した。
「あ……」
内腿を滴る熱い白濁に、達実もまた触発されて雄芯をヒクリと緩く勃ち上がらせる。
その様子を目聡く見つけ、采は再び笑う。
「おいおい、またお前の方が、先にイキそうじゃないか」
「な、なんだよ。たった今、僕に負けたくせに。偉そうに……」
「負けた? 何の事だ? 」
そのセリフに異変を感じ取り、目線を落とすと、達実はヒクリと喉を鳴らした。
「あ――嘘だろう? 」
采の雄芯は、たったいま暴発したのが嘘のように、再び隆々と屹立していたのだ。
ニヤリと笑いながら、采は口を開く。
「本気で欲情したアルファが、一回や二回くらいで果てるワケがないだろう? 一晩中、番と定めたオメガが孕むまでセックスする事が可能な人種なんだ。本来、オレたちアルファは、並大抵の性欲じゃないハズだぞ」
「ぼ、僕はそんなことしないもん」
可愛らしい反論に、采は相好を崩す。
「生憎と、オレは可能なんだ」
「えぇっ」
「だから、何度も言うように、経験値の違いってヤツを教えてやるよ」
采はそう言うと、今度は自分の番だとばかりに、達実の雄芯を口に含んだ。
そうして、今回は容赦なく舌技を駆使して、強烈なブロージョブを開始する。
「……ぅ」
達実はもう、その刺激に声も出ない。
目の前で、快楽という名の星がチカチカと踊るようだ。
「や、め――あ、あやまる、から……」
形のいい眉を弓型に歪め、足先を九の字に折り曲げながら、たまらず哀願の言葉を口にする。
全身を炙るような熱と、初体験の強烈な刺激と快楽。
それらに翻弄されて、達実は唇から唾液を垂らしながらパクパクと口を開ける。
「あぁ、さ、さいぃ……んぅっ! 」
しかも、次に我が身を襲った更なる衝撃に、達実の身体は海老のように跳ね上がった。
采は達実の雄芯を喉奥まで吸い込みながら、同時に、ヒクヒクと震える可憐な蕾へと指を侵入させたのだ。
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