13 / 29
「勘違いすんなよ?」
しおりを挟む
目が覚めた。
昨日、真琴としてないから、眠りが浅い。
寝付きも悪かった。
しんどいな。
体を起こすと、クローゼットの前で雪人が着替えていた。
「帰ってきたんだ?」
「ああ」
「何? 葬式?」
「いや。大事な仕事だから、それなりの格好してるだけだ」
何となく、雪人がイライラしてるように感じた。
「昨夜、真琴と何回ヤッたの?」
雪人は答えない。
忙しそうに身支度をしている。
「月1くらいで泊まるよね?」
答えろよ。
イライラしてくる。
「じゃあ。俺も真琴とどっか泊まって来ていい?」
「真琴と結婚してんのは俺だ。勘違いすんなよ?」
「勘違い?」
「テメエは間男でしかねえからな?」
間男だと?
「俺は。真琴の恋人だよ」
「の、つもりだろうが。真琴を自由にできると思うなよ?」
今日の雪人はイライラしてる。
めちゃくちゃトゲがある。
てか、トゲしかない。
俺も眠りが浅かったのもあってイラついてる。
怒鳴りたいのを我慢する。
「泊まり、ダメなの?」
「ああ」
ふざけんな。
クソが。
「何でそんなに怒ってんの?」
「別に」
そう言うと、雪人は寝室を出て行った。
クソッ。
昨日、真琴としてないから、眠りが浅い。
寝付きも悪かった。
しんどいな。
体を起こすと、クローゼットの前で雪人が着替えていた。
「帰ってきたんだ?」
「ああ」
「何? 葬式?」
「いや。大事な仕事だから、それなりの格好してるだけだ」
何となく、雪人がイライラしてるように感じた。
「昨夜、真琴と何回ヤッたの?」
雪人は答えない。
忙しそうに身支度をしている。
「月1くらいで泊まるよね?」
答えろよ。
イライラしてくる。
「じゃあ。俺も真琴とどっか泊まって来ていい?」
「真琴と結婚してんのは俺だ。勘違いすんなよ?」
「勘違い?」
「テメエは間男でしかねえからな?」
間男だと?
「俺は。真琴の恋人だよ」
「の、つもりだろうが。真琴を自由にできると思うなよ?」
今日の雪人はイライラしてる。
めちゃくちゃトゲがある。
てか、トゲしかない。
俺も眠りが浅かったのもあってイラついてる。
怒鳴りたいのを我慢する。
「泊まり、ダメなの?」
「ああ」
ふざけんな。
クソが。
「何でそんなに怒ってんの?」
「別に」
そう言うと、雪人は寝室を出て行った。
クソッ。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【フリー台本】一人向け(ヤンデレもあるよ)
しゃどやま
恋愛
一人で読み上げることを想定した台本集です。五分以下のものが大半になっております。シチュエーションボイス/シチュボとして、声劇や朗読にお使いください。
別名義しゃってんで投稿していた声劇アプリ(ボイコネ!)が終了したので、お気に入りの台本や未発表台本を投稿させていただきます。どこかに「作・しゃどやま」と記載の上、個人・商用、収益化、ご自由にお使いください。朗読、声劇、動画などにご利用して頂いた場合は感想などからURLを教えていただければ嬉しいのでこっそり見に行きます。※転載(本文をコピーして貼ること)はご遠慮ください。
彼氏に別れを告げたらヤンデレ化した
Fio
恋愛
彼女が彼氏に別れを切り出すことでヤンデレ・メンヘラ化する短編ストーリー。様々な組み合わせで書いていく予定です。良ければ感想、お気に入り登録お願いします。
なし崩しの夜
春密まつり
恋愛
朝起きると栞は見知らぬベッドの上にいた。
さらに、隣には嫌いな男、悠介が眠っていた。
彼は昨晩、栞と抱き合ったと告げる。
信じられない、嘘だと責める栞に彼は不敵に微笑み、オフィスにも関わらず身体を求めてくる。
つい流されそうになるが、栞は覚悟を決めて彼を試すことにした。
上司は初恋の幼馴染です~社内での秘め事は控えめに~
けもこ
恋愛
高辻綾香はホテルグループの秘書課で働いている。先輩の退職に伴って、その後の仕事を引き継ぎ、専務秘書となったが、その専務は自分の幼馴染だった。
秘めた思いを抱えながら、オフィスで毎日ドキドキしながら過ごしていると、彼がアメリカ時代に一緒に暮らしていたという女性が現れ、心中は穏やかではない。
グイグイと距離を縮めようとする幼馴染に自分の思いをどうしていいかわからない日々。
初恋こじらせオフィスラブ
ヤンデレ旦那さまに溺愛されてるけど思い出せない
斧名田マニマニ
恋愛
待って待って、どういうこと。
襲い掛かってきた超絶美形が、これから僕たち新婚初夜だよとかいうけれど、全く覚えてない……!
この人本当に旦那さま?
って疑ってたら、なんか病みはじめちゃった……!
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる