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第3部2章 饗宴あるいは狂宴
124 検問所の防衛戦
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巨大投石機からはひっきりなしに岩が放たれている。
岩は寄せてくる敵を押しつぶしたり、巨大な敵に咆哮をあげさせたりしている。
それでも遠くで不規則な動きをする巨大な羽つきおたまじゃくしはまだ健在だ。
坂道にある検問所を利用して作られた臨時の砦は急増ながら堅固だと思う。
丸太で組んだ壁の上に足場になっていて射撃手が並べるし、登ってくる敵を叩き落とせるようになっている。
壁の前の大部分には逆茂木がしつらえてあり、登ろうとするものを阻み、叩き落されるものを鋭い先端の餌食にする。
「難攻不落の砦だ。攻めてくるのが人間ならばな」
チュウジのキザったらしい物言いは的を射ている。
恐怖と痛みがある者はこちらに攻め寄せるのを躊躇するだろうが、俺たちが今目の前にしているのは恐怖も痛みもない化け物どもだ。
敵は逆茂木にもどんどん突進していく。
刺さって動けなくなった怪物を後続の怪物が捕食する。
それでも食べ残しはある。
黒い獣と羽つきおたまじゃくしの残骸、そして、たまに人であったものが逆茂木の上に堆積して、足場までのスロープが少しずつ完成に近づいていく。
それでも、守備側は頑張って持ちこたえた。
矢を放ち、岩を放ち、煮え湯をかぶせ、よじ登ってくる怪物、飛びこんでくる怪物を壁の上にたどり着く前に叩き落とした。
登ってきてしまったた怪物は叩き潰し、切り倒し、壁の外で餌を待つ怪物どもに投げ与えた。
下で待つ怪物どもはまるで池で観光客がまく餌に集まるコイのようだった。
「援軍は今こちらに向かっている! あと少し持ちこたえるのだ!」
光り輝く甲冑に身をつつんだグラティアの将軍は両手持ちのメイスをふるいながら、前線で味方を鼓舞した。
彼が壁際に出てきた時は味方、とりわけグラティアの兵士たちは熱狂し、いつも以上の強さを発揮した。
我らが指揮官殿は決して前線に出てくることはなく、側近と護衛とともに後方から「見守る」だけであった。
「あの口だけ野郎が!」
何年も前の銀貨10枚と訓練を理由に、そして、従わなかった場合は都市国家に出入りできなくなるという脅迫めいた理不尽な「契約」によって防衛部隊に駆り出された元探索隊の集まる場所では散々陰口が叩かれている。
これを注意しにくる者はいない。
陰口を叩かれている本人やその側近が注意しに来ることがあったら、誰かが彼らを壁の外に放り出してもおかしくない。
それぐらいの状況になっていた。
それでも彼が要請した援軍が到着するのを俺たちは心待ちにしていた。
グラティアの将軍の陣頭指揮はかなりの効果があった。
それでも押し寄せる敵の前では、その効果にも限りがある。無限に湧き続けるのではないかという敵の勢いは俺たちの気力を着実に削いでいった。また決して見慣れることのない化け物どもの醜悪な姿は俺たちの正気を少しずつ削っていった。
攻防が数日続いたある日、1人の兵士が登ってきた黒い獣を槍で突き落とした後、大笑いしだした。
「夢、夢、悪夢。悪夢なんだろ。ここで飛び降りたら夢から覚めるんだろ。こんな怪物がいない寝心地の良いベッドで目が覚めるんだろ!」
彼はそのまま笑いながら壁の下にダイブした。
下で彼を受け止めた怪物たちが彼の悪夢を終わらせようと捕食しはじめる。
けたたましい笑い声と悲鳴が聞こえてくる。
俺は意味もないのに兜の上から耳をふさぐ。
笑い声と悲鳴は俺をとらえてはなさない。
翌々日も1人飛び降りた。
彼は飛び降りる時に勢い余って別の兵士を巻き込んだ。
「ふざけん……ぁぁあぁああああ」
巻き込まれた兵士は悪態をつく途中で喰われた。
巻き込んだ側はその声で正気に戻ったのか、右手で長剣を振り回しながら、もう左手を壁の方に伸ばした。
しかし、はるか下にある彼の左手をつかむことが出来る者はいなかった。
彼がすがるようにあげた左手を掴んだのは黒い怪物がゆらゆらとゆらす触手だった。
彼はそのままの姿勢で怪物たちの群れに飲み込まれていった。
1週間後の飛び降りはもはや飛び降りではなかった。
壁の外は怪物と人であったもので埋め尽くされ、もはや壁として機能しなくなったからである。
怪物や人間の死体であったもので完成したスロープに飛び込んだ兵士はごろごろと転がり怪物の群れの中に消えていった。
肉片や血をすすりながら、肉片や血に足を滑らせながら、不器用に2種類の化け物が登ってくる。
頭を出してきたやつを叩き潰す。
その死骸を噛み砕き、あるいはすすりながら、登ってくる化け物の頭も潰す。
さらにその下から……。
決壊するのは時間の問題だった。
以前は一応「見守る」ことはしていた先遣隊の隊長シメネスは姿を見せなくなって久しい。
自分だけ先に逃げ出したのだろうと俺たちは噂していた。
結果として、俺たちはグラティア軍本隊が鳴らす撤退の合図まで検問所で戦い続けた。
撤退が遅れた結果として少なくない者が怪物の群れに飲み込まれた。
「おい、これから先、どうしたら良いんだ?」
どこからか声が聞こえてくる。
「市街戦だ!」 「市民の避難する時間を稼ぎながら撤退!」「家財にこだわっている市民がいたら、その家財を叩き壊してでも避難させろ!」
そのような指示が飛ぶ。
撤退ってどこに?
避難ってどこに避難させるんだ?
何もわからないが、とりあえずここはもう陥落する。
恵みの平野で不規則な動きを続けながら、敵味方の亡骸を貪り食っていた巨大な羽つきおたまじゃくしがとうとうこちらに向かってくる。
俺たちは検問所だった場所、砦に改造された場所、怪物の饗宴の会場となった場所を捨てて、市街へと逃げ出した。
◆◆◆
異様な気配を察して、お偉方からのお触れが出るより前に逃げ出した人々は幸運だ。
お触れが出てすぐに何もかも放り出して逃げた人々は少しだけ幸運だ。
代わり映えのしない日がまた来ると思っていた人々はとても不幸だ。
上からの避難指示を受けて半信半疑で荷造りをしていた人々の前に醜悪な怪物たちが姿をあらわす。
日常が続くと思っていた人と俺たちの前で地獄の第二幕が開く。
踊り手が増えていく。
踊れなくなった踊り手の打ち捨てられた体も増えていく。
岩は寄せてくる敵を押しつぶしたり、巨大な敵に咆哮をあげさせたりしている。
それでも遠くで不規則な動きをする巨大な羽つきおたまじゃくしはまだ健在だ。
坂道にある検問所を利用して作られた臨時の砦は急増ながら堅固だと思う。
丸太で組んだ壁の上に足場になっていて射撃手が並べるし、登ってくる敵を叩き落とせるようになっている。
壁の前の大部分には逆茂木がしつらえてあり、登ろうとするものを阻み、叩き落されるものを鋭い先端の餌食にする。
「難攻不落の砦だ。攻めてくるのが人間ならばな」
チュウジのキザったらしい物言いは的を射ている。
恐怖と痛みがある者はこちらに攻め寄せるのを躊躇するだろうが、俺たちが今目の前にしているのは恐怖も痛みもない化け物どもだ。
敵は逆茂木にもどんどん突進していく。
刺さって動けなくなった怪物を後続の怪物が捕食する。
それでも食べ残しはある。
黒い獣と羽つきおたまじゃくしの残骸、そして、たまに人であったものが逆茂木の上に堆積して、足場までのスロープが少しずつ完成に近づいていく。
それでも、守備側は頑張って持ちこたえた。
矢を放ち、岩を放ち、煮え湯をかぶせ、よじ登ってくる怪物、飛びこんでくる怪物を壁の上にたどり着く前に叩き落とした。
登ってきてしまったた怪物は叩き潰し、切り倒し、壁の外で餌を待つ怪物どもに投げ与えた。
下で待つ怪物どもはまるで池で観光客がまく餌に集まるコイのようだった。
「援軍は今こちらに向かっている! あと少し持ちこたえるのだ!」
光り輝く甲冑に身をつつんだグラティアの将軍は両手持ちのメイスをふるいながら、前線で味方を鼓舞した。
彼が壁際に出てきた時は味方、とりわけグラティアの兵士たちは熱狂し、いつも以上の強さを発揮した。
我らが指揮官殿は決して前線に出てくることはなく、側近と護衛とともに後方から「見守る」だけであった。
「あの口だけ野郎が!」
何年も前の銀貨10枚と訓練を理由に、そして、従わなかった場合は都市国家に出入りできなくなるという脅迫めいた理不尽な「契約」によって防衛部隊に駆り出された元探索隊の集まる場所では散々陰口が叩かれている。
これを注意しにくる者はいない。
陰口を叩かれている本人やその側近が注意しに来ることがあったら、誰かが彼らを壁の外に放り出してもおかしくない。
それぐらいの状況になっていた。
それでも彼が要請した援軍が到着するのを俺たちは心待ちにしていた。
グラティアの将軍の陣頭指揮はかなりの効果があった。
それでも押し寄せる敵の前では、その効果にも限りがある。無限に湧き続けるのではないかという敵の勢いは俺たちの気力を着実に削いでいった。また決して見慣れることのない化け物どもの醜悪な姿は俺たちの正気を少しずつ削っていった。
攻防が数日続いたある日、1人の兵士が登ってきた黒い獣を槍で突き落とした後、大笑いしだした。
「夢、夢、悪夢。悪夢なんだろ。ここで飛び降りたら夢から覚めるんだろ。こんな怪物がいない寝心地の良いベッドで目が覚めるんだろ!」
彼はそのまま笑いながら壁の下にダイブした。
下で彼を受け止めた怪物たちが彼の悪夢を終わらせようと捕食しはじめる。
けたたましい笑い声と悲鳴が聞こえてくる。
俺は意味もないのに兜の上から耳をふさぐ。
笑い声と悲鳴は俺をとらえてはなさない。
翌々日も1人飛び降りた。
彼は飛び降りる時に勢い余って別の兵士を巻き込んだ。
「ふざけん……ぁぁあぁああああ」
巻き込まれた兵士は悪態をつく途中で喰われた。
巻き込んだ側はその声で正気に戻ったのか、右手で長剣を振り回しながら、もう左手を壁の方に伸ばした。
しかし、はるか下にある彼の左手をつかむことが出来る者はいなかった。
彼がすがるようにあげた左手を掴んだのは黒い怪物がゆらゆらとゆらす触手だった。
彼はそのままの姿勢で怪物たちの群れに飲み込まれていった。
1週間後の飛び降りはもはや飛び降りではなかった。
壁の外は怪物と人であったもので埋め尽くされ、もはや壁として機能しなくなったからである。
怪物や人間の死体であったもので完成したスロープに飛び込んだ兵士はごろごろと転がり怪物の群れの中に消えていった。
肉片や血をすすりながら、肉片や血に足を滑らせながら、不器用に2種類の化け物が登ってくる。
頭を出してきたやつを叩き潰す。
その死骸を噛み砕き、あるいはすすりながら、登ってくる化け物の頭も潰す。
さらにその下から……。
決壊するのは時間の問題だった。
以前は一応「見守る」ことはしていた先遣隊の隊長シメネスは姿を見せなくなって久しい。
自分だけ先に逃げ出したのだろうと俺たちは噂していた。
結果として、俺たちはグラティア軍本隊が鳴らす撤退の合図まで検問所で戦い続けた。
撤退が遅れた結果として少なくない者が怪物の群れに飲み込まれた。
「おい、これから先、どうしたら良いんだ?」
どこからか声が聞こえてくる。
「市街戦だ!」 「市民の避難する時間を稼ぎながら撤退!」「家財にこだわっている市民がいたら、その家財を叩き壊してでも避難させろ!」
そのような指示が飛ぶ。
撤退ってどこに?
避難ってどこに避難させるんだ?
何もわからないが、とりあえずここはもう陥落する。
恵みの平野で不規則な動きを続けながら、敵味方の亡骸を貪り食っていた巨大な羽つきおたまじゃくしがとうとうこちらに向かってくる。
俺たちは検問所だった場所、砦に改造された場所、怪物の饗宴の会場となった場所を捨てて、市街へと逃げ出した。
◆◆◆
異様な気配を察して、お偉方からのお触れが出るより前に逃げ出した人々は幸運だ。
お触れが出てすぐに何もかも放り出して逃げた人々は少しだけ幸運だ。
代わり映えのしない日がまた来ると思っていた人々はとても不幸だ。
上からの避難指示を受けて半信半疑で荷造りをしていた人々の前に醜悪な怪物たちが姿をあらわす。
日常が続くと思っていた人と俺たちの前で地獄の第二幕が開く。
踊り手が増えていく。
踊れなくなった踊り手の打ち捨てられた体も増えていく。
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