41 / 148
第1部2章 捜索任務
038 穴を掘れ
しおりを挟む
今の俺たちではヤマバシリ1羽でも奇襲されると総崩れになる。
つがいで来られたら、真正面からぶつかってもあっという間に肉を食いちぎられ、放り出されて終わりだろう。
せめて数を減らさないといけない。
でも、どうやって数を減らせば良いのだろう。
1羽とだけ戦えば良い状況はどうやって作り出せるのだろう。
サチさんにナナちゃんの世話を任せて、みんなに相談することにした。
「なぁ、チュウジ、お前、罠を試すとかいって針金買ったよな。罠で仕留めるとかできないの?」
「罠自体の設置をしているときに襲われたら確実に死ぬうえに、あの大きさの獣では少しの間足止めするの精一杯だろう。通常の罠猟的にはありえないということになる」
〈だよなぁ……〉
「ちなみに通常の罠猟ってやつはどういう感じで進むんだ?」
「我が考えているのはくくり罠という種類のものだ……」
チュウジの説明によると、くくり罠というのはきゅっと締まるように仕掛けをした輪っかで相手の脚や首をとらえるものらしい。
輪っかが締まるには衝撃が必要で、弛めておいた木の枝が獲物が触れた衝撃で跳ね上がって締まるようにするか、落とし穴に獲物がはまった時に獲物の自重で締まるようにする等を考えていたらしい。
「他にも方法があるはずだが、現代の工具を使った洗練された罠のようなものについて、我は何も知らないのだ」
〈こいつの知識の源は考古学者のパパだし無理もない〉
「もう1つ問題があるのだ。そもそも罠猟というのは数で勝負するものらしい。いくつもの罠をかけても、獲物がかからないことも普通にありうる」
「で、チュウジが罠で捉えようとしていたのは小動物や鳥の類なんだよな? あのバカでかいクソ鳥をつかまえるためには……」
「つまり、今の手持ちの資材では罠の数をそろえるのは不可能ということですね……うーん」
サゴさんが胃のあたりを押さえながら俺の言葉を引き取る。
サゴさんが胃を押さえるのに合わせて、俺は腹をさする。これはよろしくない……。
「罠の発動方法や設置時間について目をつぶったとしても、あの大きさを捉える罠など、せいぜい1つ作れるかどうか……」
チュウジがつぶやく。
「1つの罠で確実に仕留めようとしたら、罠のあるところまでおびきださないといけないよね」
ミカが確認する。
「そのとおりなのだ。しかし、どこにおびき寄せるのか、どこなら安全に罠の準備をできるのか、罠にかけた後、どうやってトドメをさせば良いのか、どうやって……」
チュウジの話を俺は腹をさすりながら聞く。
〈……トイレ行きたい……〉
ものすごいシリアスな場面だろうと生理現象だ。どうしようもない。遅かれ早かれ皆出さねばならないんだ。でも……なぜ、今、俺が先陣を切らねばならないのか。
神よ、神はいないのか? 神の存在は疑わないといけないし、紙はそもそもない。ポッケに一応、葉っぱを何枚か入れてある。この葉っぱの選定が結構大変で下手なもので拭くと、尻が……ただれる。
〈奴等がまた近づいて来たみたいだな〉
〈っぐわ!……くそ!……また暴れだしやがった……俺の腹……〉
〈っは……し、静まれ……俺の腹よ……怒りを静めろ!!〉
俺は必死に堪える。世界と俺の尊厳のために足をぷるぷる震わせながら、押し寄せる容赦のない軍勢に抵抗する。
「それならば、この入口に罠を仕掛けるというのはどうでしょう?」
「頭を突っ込んでくるんだから、その頭を罠で押さえられたらなんとかなりそうって、あたし思うんだけど……」
「脚ならば落とし穴式が使えるだろうが、頭だと跳ね上げ式でないと駄目だろう。しかし、この高さでは跳ね上げる場所はない」
「うーん、そうかぁ。ねぇ、シカタくん、どう思う?」
〈……もう、何も考えられないよ……〉
俺は立ち上がる。人間の尊厳を破壊するものが世界に溢れ出さないようにと、力のコントロールをしながら立ち上がる姿は、はたから見れば、おそらくゾンビか糸のきれかけたあやつり人形のようだろう。
「…………トイレ、行きたいです……」
チュウジが吹き出す。
「うむ、シカタよ、外で糞をたれてるところを襲われることを許可する」
他の2人もつられて笑う。
「……生理現象だからな。お前ら……」
必死にサチさんにどうしてたのか尋ねる。
「うら若き女性に排便方法をたずねる男。世が世なら変質者だな」
あとで覚えてろよ、このおかっぱ中二病。
〈…………〉
やり方は奥で穴を掘るということだった。
「ここ、地面が意外に柔らかいんです。終わったあとは土をかけておいてください。枝が刺してあるところは使用済みなんで……」
説明するサチさんも恥ずかしそうだったが、こちらも十分恥ずかしかった。
奥まったところの陰で穴を掘る。
たしかに手で掘れるくらいに柔らかいわ。
……とりあえず、良かったよ。
晴れ晴れとした顔で戻るとミカに謝られた。
「ごめんね。チュウジくんの言葉とシカタくんの立ち姿で緊張の糸が切れちゃったの」
「気にしないで」
俺が手を拡げて謝罪を受け入れようとするとミカは後ずさる。
「あ、う○ちふいた手で触らないで!」
〈ひどい……それに手でふいてはいないよ〉
「ごめんごめん。今のは冗談だよ」
「だったら、仲直りの握手だ、ミカさん!」
「いや、やっぱりそれは……」
「ひどい……」
今度は口に出して言った。もちろん、本気ではない。
俺は快便で緊張がほぐれ、俺の排便でみんなの緊張がほぐれるなら、それで良し(?)だ。
「なぁ、少し思いついたことがあるんだけど、みんなに聞いてもらって良いかな?」
トイレの最中に思いついたことを披露しようと思って呼びかける。
「……わかったが……少し待ってもらいたい。連鎖反応というか一種の共感反応というか、な……」
チュウジが青ざめた顔で答える。こいつ、うん○だな。
「どうしたのかなぁ、チュウジくん。罠についてはチュウジくんがいてくれないと、俺、困っちゃうよぉー」
これまで散々あおられてきた恨みをここぞとばかりに晴らすことにする。
「すまぬが、後にしてほしい。少々奥に行ってくる……」
「ええぇ……何があったのぉー?」
「後にしてくれ」
チュウジはそそくさと奥へ向かう。
「繊細なチュウジくんのために、俺が音○を召喚してあげようじゃあないかっ! スキル! 召喚魔法! 発動! 出よ、○姫!」
俺は大声をあげてやる。
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
「……ぼえてろよ。この……」
チュウジがわめく。
「ブ……」
お食事中の方には聞かせたら殴られるであろう擬音を続けて叫ぼうとしたところで後ろから頭を叩かれた。
振り返ると背伸びしたミカがにらんでた。
「こらっ、チュウジくんをいじめないのっ!」
「ごめんなさい……」
「あと、ここ男子校じゃないんだから、汚い話ばっかしないのっ!」
「すみません……」
「小学生の男の子みたいだよ!」
「面目ない……」
「反省した?」
「海より深く反省しました」
「わかればいいの。よしよし」
うなだれる俺の頭をミカは再び背伸びをして、ぽんぽんとたたいたのだった。
つがいで来られたら、真正面からぶつかってもあっという間に肉を食いちぎられ、放り出されて終わりだろう。
せめて数を減らさないといけない。
でも、どうやって数を減らせば良いのだろう。
1羽とだけ戦えば良い状況はどうやって作り出せるのだろう。
サチさんにナナちゃんの世話を任せて、みんなに相談することにした。
「なぁ、チュウジ、お前、罠を試すとかいって針金買ったよな。罠で仕留めるとかできないの?」
「罠自体の設置をしているときに襲われたら確実に死ぬうえに、あの大きさの獣では少しの間足止めするの精一杯だろう。通常の罠猟的にはありえないということになる」
〈だよなぁ……〉
「ちなみに通常の罠猟ってやつはどういう感じで進むんだ?」
「我が考えているのはくくり罠という種類のものだ……」
チュウジの説明によると、くくり罠というのはきゅっと締まるように仕掛けをした輪っかで相手の脚や首をとらえるものらしい。
輪っかが締まるには衝撃が必要で、弛めておいた木の枝が獲物が触れた衝撃で跳ね上がって締まるようにするか、落とし穴に獲物がはまった時に獲物の自重で締まるようにする等を考えていたらしい。
「他にも方法があるはずだが、現代の工具を使った洗練された罠のようなものについて、我は何も知らないのだ」
〈こいつの知識の源は考古学者のパパだし無理もない〉
「もう1つ問題があるのだ。そもそも罠猟というのは数で勝負するものらしい。いくつもの罠をかけても、獲物がかからないことも普通にありうる」
「で、チュウジが罠で捉えようとしていたのは小動物や鳥の類なんだよな? あのバカでかいクソ鳥をつかまえるためには……」
「つまり、今の手持ちの資材では罠の数をそろえるのは不可能ということですね……うーん」
サゴさんが胃のあたりを押さえながら俺の言葉を引き取る。
サゴさんが胃を押さえるのに合わせて、俺は腹をさする。これはよろしくない……。
「罠の発動方法や設置時間について目をつぶったとしても、あの大きさを捉える罠など、せいぜい1つ作れるかどうか……」
チュウジがつぶやく。
「1つの罠で確実に仕留めようとしたら、罠のあるところまでおびきださないといけないよね」
ミカが確認する。
「そのとおりなのだ。しかし、どこにおびき寄せるのか、どこなら安全に罠の準備をできるのか、罠にかけた後、どうやってトドメをさせば良いのか、どうやって……」
チュウジの話を俺は腹をさすりながら聞く。
〈……トイレ行きたい……〉
ものすごいシリアスな場面だろうと生理現象だ。どうしようもない。遅かれ早かれ皆出さねばならないんだ。でも……なぜ、今、俺が先陣を切らねばならないのか。
神よ、神はいないのか? 神の存在は疑わないといけないし、紙はそもそもない。ポッケに一応、葉っぱを何枚か入れてある。この葉っぱの選定が結構大変で下手なもので拭くと、尻が……ただれる。
〈奴等がまた近づいて来たみたいだな〉
〈っぐわ!……くそ!……また暴れだしやがった……俺の腹……〉
〈っは……し、静まれ……俺の腹よ……怒りを静めろ!!〉
俺は必死に堪える。世界と俺の尊厳のために足をぷるぷる震わせながら、押し寄せる容赦のない軍勢に抵抗する。
「それならば、この入口に罠を仕掛けるというのはどうでしょう?」
「頭を突っ込んでくるんだから、その頭を罠で押さえられたらなんとかなりそうって、あたし思うんだけど……」
「脚ならば落とし穴式が使えるだろうが、頭だと跳ね上げ式でないと駄目だろう。しかし、この高さでは跳ね上げる場所はない」
「うーん、そうかぁ。ねぇ、シカタくん、どう思う?」
〈……もう、何も考えられないよ……〉
俺は立ち上がる。人間の尊厳を破壊するものが世界に溢れ出さないようにと、力のコントロールをしながら立ち上がる姿は、はたから見れば、おそらくゾンビか糸のきれかけたあやつり人形のようだろう。
「…………トイレ、行きたいです……」
チュウジが吹き出す。
「うむ、シカタよ、外で糞をたれてるところを襲われることを許可する」
他の2人もつられて笑う。
「……生理現象だからな。お前ら……」
必死にサチさんにどうしてたのか尋ねる。
「うら若き女性に排便方法をたずねる男。世が世なら変質者だな」
あとで覚えてろよ、このおかっぱ中二病。
〈…………〉
やり方は奥で穴を掘るということだった。
「ここ、地面が意外に柔らかいんです。終わったあとは土をかけておいてください。枝が刺してあるところは使用済みなんで……」
説明するサチさんも恥ずかしそうだったが、こちらも十分恥ずかしかった。
奥まったところの陰で穴を掘る。
たしかに手で掘れるくらいに柔らかいわ。
……とりあえず、良かったよ。
晴れ晴れとした顔で戻るとミカに謝られた。
「ごめんね。チュウジくんの言葉とシカタくんの立ち姿で緊張の糸が切れちゃったの」
「気にしないで」
俺が手を拡げて謝罪を受け入れようとするとミカは後ずさる。
「あ、う○ちふいた手で触らないで!」
〈ひどい……それに手でふいてはいないよ〉
「ごめんごめん。今のは冗談だよ」
「だったら、仲直りの握手だ、ミカさん!」
「いや、やっぱりそれは……」
「ひどい……」
今度は口に出して言った。もちろん、本気ではない。
俺は快便で緊張がほぐれ、俺の排便でみんなの緊張がほぐれるなら、それで良し(?)だ。
「なぁ、少し思いついたことがあるんだけど、みんなに聞いてもらって良いかな?」
トイレの最中に思いついたことを披露しようと思って呼びかける。
「……わかったが……少し待ってもらいたい。連鎖反応というか一種の共感反応というか、な……」
チュウジが青ざめた顔で答える。こいつ、うん○だな。
「どうしたのかなぁ、チュウジくん。罠についてはチュウジくんがいてくれないと、俺、困っちゃうよぉー」
これまで散々あおられてきた恨みをここぞとばかりに晴らすことにする。
「すまぬが、後にしてほしい。少々奥に行ってくる……」
「ええぇ……何があったのぉー?」
「後にしてくれ」
チュウジはそそくさと奥へ向かう。
「繊細なチュウジくんのために、俺が音○を召喚してあげようじゃあないかっ! スキル! 召喚魔法! 発動! 出よ、○姫!」
俺は大声をあげてやる。
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
「……ぼえてろよ。この……」
チュウジがわめく。
「ブ……」
お食事中の方には聞かせたら殴られるであろう擬音を続けて叫ぼうとしたところで後ろから頭を叩かれた。
振り返ると背伸びしたミカがにらんでた。
「こらっ、チュウジくんをいじめないのっ!」
「ごめんなさい……」
「あと、ここ男子校じゃないんだから、汚い話ばっかしないのっ!」
「すみません……」
「小学生の男の子みたいだよ!」
「面目ない……」
「反省した?」
「海より深く反省しました」
「わかればいいの。よしよし」
うなだれる俺の頭をミカは再び背伸びをして、ぽんぽんとたたいたのだった。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる