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プロローグ
012 パーティーでパーティーを
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パーティー会場は普段走らされている運動場だった。
中央に設えられた焚き火で焼かれているのはブタの丸焼き的なものだった。
表面に油をかけられながら焼かれて、パリパリの皮をさらしているのは動物の顔は、鼻こそブタみたいな上向きだが、ブタというよりもコウモリに近い。
あとで聞いたところ、こいつの名前はブタというのだが、俺たちの知っているブタとはなにかが違う。
このあたりでは比較的ポピュラーな家畜らしい。
名前だけは座学で聞いていたし、おそらく毎日の食事に出ていた肉もこれなんだろうが、実際に肉片になっていない姿を見るのは初めてだ。
「なんかキモい」
どこかで声がしたが、散々毎日食べておいて今更キモいもないじゃん。
俺は率先して貰いに行った。
油をかけらるたびにパチパチと音がして、良い匂いが漂ってくる。
真っ先に駆けていった俺を前にすると、料理番のおばちゃんは油をかける手をとめ、大きなナイフでパリパリの皮とその下の肉をまとめて削いで皿に載せてくれた。
おばちゃんは横においてある白いパンを俺に渡すと、アゴで横のツボを示した。
アゴの先には黒いどろっとしたソースが入っている。
「肉をパンに挟んでソースを上からかけて食べるんだよ」
ソースは甘辛くてやや酸味があるものだった。
ソースを書けたコウモリブタ丸焼きサンドはなかなかの絶品だった。
油をかけた皮はぱりっとあがっていて、皮の下には甘い脂肪の層と柔らかい肉がついている。
皮の部分だけぱりっと食べる。
肉とパンを一緒に噛みしめる。
口に押し込むようにして頬張る。
あっという間になくなってしまった。
もの欲しそうな顔をしておばちゃんの方を見ると、すぐさまもう1つ丸焼きサンドをこちらにくれた。
今日はおかわりありなんですか?
普段とは違う大盤振る舞いに俺は感動してしまう。
飲み物も普段とはちがって大樽が運ばれてきた。
中ですこしシュワシュワいっているのは多分、お酒。
この世界では俺も未成年扱いじゃないんだな。
「ビールですね。冷えてないし、切れ味が鋭いとかもないですけど、これはビールです。嬉しいなぁ。久しぶりです」
いつの間にか横にきていたサゴさんが感慨深げにジョッキを傾ける。
「あのシカタくん、仲間見つけました?」
「もちろん……俺がそんな甘い夢見るわけないじゃないですかっ」
「そうだよね、だから、私とパーティー組もう」
そうだよねという言葉が多少引っかかるけれど、ありがたい申し出だ。
「ありがとうございますっ。でも二人だとパーティーっていうよりコンビですよね」
俺はお礼を返しながら余計なことを言った。余計なことであるわけはサゴさんの返答が予想できたからだ。
「チュウジくん、誘いましょう」
「あのおかっぱ中二病をですか……」
他に声をかけられそうな人なんていないのはわかっているけれど、それでもささやかな抗議の意思を示そうとする俺。
サゴさんはにこやかに答える。
「大丈夫ですよ。言葉遣いとか、チュウジくんもシカタくんも似ているし。さっきの甘い夢とか大仰な言葉遣いが似てますよね」
天然で人の心えぐるサゴさんの一言に俺は泣きそうになる。
とても心外だったが、精一杯のひきつった笑顔で「チュウニくんに声かけてください」とお願いした。
チュウニもといチュウジは必死に声をかけようとしているが、うまく言っていない。
人工衛星のようにぐるぐると集団のまわりを回って声もかけているが、タイミングと声の大きさが徹底的にだめだ。とてつもなく間が悪い。
まるで小学校の頃の同級生(男子)とその友だち(女子)と同じ場所に居合わせてしまった俺を見ているかのようだ……。サゴさんが「言葉遣い」というところでとめてくれたのは彼なりの優しさなのかもしれない。
「声掛けなくてもそろそろ戻ってきますよ」
こちらに向かってくるチュウジに声をかける。
「おかえりマイフレンド」
「……ただいま帰還した……」
「さ、みんなで料理とりに行きましょう」
ブタのパリパリ皮と肉の丸焼きサンドイッチはもう売り切れのようだ。
「キモイ」だなんだと言ったって、肉が出てくれば皆群がる。
残っているのは豆の煮物だった。
お汁粉をちょっと赤みがからせたような煮物はセルフサービスのようだったので、お皿にざぶっと盛り付けて、その横にご飯を乗せる。
お汁粉ライクな見た目に反して口にすると塩味が聞いていて、ご飯によく合う。
「レッドキドニービーンズだ」
チュウジがつぶやく。
「れっどきどにーびーんず?」
「チリコンカンとかに入っているやつだ。日本では金時豆と呼び甘く煮ることが多いが、この味付けは中南米風に近い」
「闇のなんたらとかにしか興味なさそうなおまえがなんでそんなうんちく語れるんだよ?」
俺の問いかけにチュウジは答える。
「パ、我が父がよく調理してくれたのだ」
「お前のパパはコックさんかネ○マールか」
「コックさんはともかく○イマールは職業ではなく個人名であろう。貴様は愚鈍な知性の持ち主だな。我が父は学者である。考古学者」
「イン○ィ・ジョーンズ?マ○ターキートン?」
「そのように戦闘力高い者のわけがなかろう。ただの中年だ。発掘に出かけたら、その地域の食料理のレシピも持って帰ってきて作るのが趣味というだけのこと」
「いいパパだな」
「パパではなく父である。長期休暇の折には調査に出かけるゆえに、幼き日は孤独を感じることもあったとは言えるだろう。しかし、その孤独こそが我が闇の力の形成に大いに影響したことも事実」
「ふんふん、パパがいない寂しさで中二病が発症したと」
俺が茶々を入れると、チュウジはムキになって反論する。
「黙れっ!パパではないし、我は中二病ではない。ぱんく?闇の生き様?」
「パンクは闇とか関係ないですよ。チュウジくんはむしろ苦手だと思います」
サゴさんが入ってきて、その後、自分たちでもよくわからないことについて、飯を頬張りながら激論を交わしている間にパーティーは終わってしまった。
あ、俺たちこの3人でパーティーなの?
もしかして詰んだとまではいかなくても大変そうなんじゃない。
中央に設えられた焚き火で焼かれているのはブタの丸焼き的なものだった。
表面に油をかけられながら焼かれて、パリパリの皮をさらしているのは動物の顔は、鼻こそブタみたいな上向きだが、ブタというよりもコウモリに近い。
あとで聞いたところ、こいつの名前はブタというのだが、俺たちの知っているブタとはなにかが違う。
このあたりでは比較的ポピュラーな家畜らしい。
名前だけは座学で聞いていたし、おそらく毎日の食事に出ていた肉もこれなんだろうが、実際に肉片になっていない姿を見るのは初めてだ。
「なんかキモい」
どこかで声がしたが、散々毎日食べておいて今更キモいもないじゃん。
俺は率先して貰いに行った。
油をかけらるたびにパチパチと音がして、良い匂いが漂ってくる。
真っ先に駆けていった俺を前にすると、料理番のおばちゃんは油をかける手をとめ、大きなナイフでパリパリの皮とその下の肉をまとめて削いで皿に載せてくれた。
おばちゃんは横においてある白いパンを俺に渡すと、アゴで横のツボを示した。
アゴの先には黒いどろっとしたソースが入っている。
「肉をパンに挟んでソースを上からかけて食べるんだよ」
ソースは甘辛くてやや酸味があるものだった。
ソースを書けたコウモリブタ丸焼きサンドはなかなかの絶品だった。
油をかけた皮はぱりっとあがっていて、皮の下には甘い脂肪の層と柔らかい肉がついている。
皮の部分だけぱりっと食べる。
肉とパンを一緒に噛みしめる。
口に押し込むようにして頬張る。
あっという間になくなってしまった。
もの欲しそうな顔をしておばちゃんの方を見ると、すぐさまもう1つ丸焼きサンドをこちらにくれた。
今日はおかわりありなんですか?
普段とは違う大盤振る舞いに俺は感動してしまう。
飲み物も普段とはちがって大樽が運ばれてきた。
中ですこしシュワシュワいっているのは多分、お酒。
この世界では俺も未成年扱いじゃないんだな。
「ビールですね。冷えてないし、切れ味が鋭いとかもないですけど、これはビールです。嬉しいなぁ。久しぶりです」
いつの間にか横にきていたサゴさんが感慨深げにジョッキを傾ける。
「あのシカタくん、仲間見つけました?」
「もちろん……俺がそんな甘い夢見るわけないじゃないですかっ」
「そうだよね、だから、私とパーティー組もう」
そうだよねという言葉が多少引っかかるけれど、ありがたい申し出だ。
「ありがとうございますっ。でも二人だとパーティーっていうよりコンビですよね」
俺はお礼を返しながら余計なことを言った。余計なことであるわけはサゴさんの返答が予想できたからだ。
「チュウジくん、誘いましょう」
「あのおかっぱ中二病をですか……」
他に声をかけられそうな人なんていないのはわかっているけれど、それでもささやかな抗議の意思を示そうとする俺。
サゴさんはにこやかに答える。
「大丈夫ですよ。言葉遣いとか、チュウジくんもシカタくんも似ているし。さっきの甘い夢とか大仰な言葉遣いが似てますよね」
天然で人の心えぐるサゴさんの一言に俺は泣きそうになる。
とても心外だったが、精一杯のひきつった笑顔で「チュウニくんに声かけてください」とお願いした。
チュウニもといチュウジは必死に声をかけようとしているが、うまく言っていない。
人工衛星のようにぐるぐると集団のまわりを回って声もかけているが、タイミングと声の大きさが徹底的にだめだ。とてつもなく間が悪い。
まるで小学校の頃の同級生(男子)とその友だち(女子)と同じ場所に居合わせてしまった俺を見ているかのようだ……。サゴさんが「言葉遣い」というところでとめてくれたのは彼なりの優しさなのかもしれない。
「声掛けなくてもそろそろ戻ってきますよ」
こちらに向かってくるチュウジに声をかける。
「おかえりマイフレンド」
「……ただいま帰還した……」
「さ、みんなで料理とりに行きましょう」
ブタのパリパリ皮と肉の丸焼きサンドイッチはもう売り切れのようだ。
「キモイ」だなんだと言ったって、肉が出てくれば皆群がる。
残っているのは豆の煮物だった。
お汁粉をちょっと赤みがからせたような煮物はセルフサービスのようだったので、お皿にざぶっと盛り付けて、その横にご飯を乗せる。
お汁粉ライクな見た目に反して口にすると塩味が聞いていて、ご飯によく合う。
「レッドキドニービーンズだ」
チュウジがつぶやく。
「れっどきどにーびーんず?」
「チリコンカンとかに入っているやつだ。日本では金時豆と呼び甘く煮ることが多いが、この味付けは中南米風に近い」
「闇のなんたらとかにしか興味なさそうなおまえがなんでそんなうんちく語れるんだよ?」
俺の問いかけにチュウジは答える。
「パ、我が父がよく調理してくれたのだ」
「お前のパパはコックさんかネ○マールか」
「コックさんはともかく○イマールは職業ではなく個人名であろう。貴様は愚鈍な知性の持ち主だな。我が父は学者である。考古学者」
「イン○ィ・ジョーンズ?マ○ターキートン?」
「そのように戦闘力高い者のわけがなかろう。ただの中年だ。発掘に出かけたら、その地域の食料理のレシピも持って帰ってきて作るのが趣味というだけのこと」
「いいパパだな」
「パパではなく父である。長期休暇の折には調査に出かけるゆえに、幼き日は孤独を感じることもあったとは言えるだろう。しかし、その孤独こそが我が闇の力の形成に大いに影響したことも事実」
「ふんふん、パパがいない寂しさで中二病が発症したと」
俺が茶々を入れると、チュウジはムキになって反論する。
「黙れっ!パパではないし、我は中二病ではない。ぱんく?闇の生き様?」
「パンクは闇とか関係ないですよ。チュウジくんはむしろ苦手だと思います」
サゴさんが入ってきて、その後、自分たちでもよくわからないことについて、飯を頬張りながら激論を交わしている間にパーティーは終わってしまった。
あ、俺たちこの3人でパーティーなの?
もしかして詰んだとまではいかなくても大変そうなんじゃない。
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